高身長の俳優・男性が魅力的な理由は?
高身長の俳優や男性に、好感を抱く人は少なくありません。高身長・高収入・高学歴が、男性に求める三大要素として騒がれた時期もありました。
身長が高いと、なぜ魅力的に見えるのでしょうか?まずは、高身長の人が魅力的に見える理由を紹介します。
存在感がある
高身長の俳優はちょうどよい存在感で、さまざまな役に合いやすいところが魅力です。一般的に役をもらいやすいのは180cm前後だとされ、人気俳優の中には180cmを超える身長の人も珍しくありません。
俳優は、必ずしも背が高くなければならないわけではなく、さまざまな背丈の人がいますが、モデルの場合は高身長が求められます。
高身長のモデルは『立ち姿が絵になる』『衣装をかっこよく着こなせる』などのメリットがあり、背が高い俳優にも同様のことがいえるのです。
頼れそうに感じる
一般的に、高身長の男性は『男らしい』『頼れそう』と感じさせます。背が高く体格のよい男性は体力があり、力も強いのが特徴です。高身長の男性は、重い荷物を運べたり体力面で優れていたりと、頼りがいのある要素が多いといえます。
また、第三者から見たときの印象も、頼れそうな雰囲気と無関係ではありません。背が低い人と背が高い人が話すとき、自然と前者が後者を見上げる姿勢になります。
ドラマ・映画で活躍している俳優は、人気女優の相手役を務めることが多く、彼女たちとの身長差もある程度意識してキャスティングされていると考えられます。女性から頼られる役を演じる際に、高身長であることは大きな武器になるのです。
声にも秘密が
一般的に、高身長になるほど声が低くなる傾向があります。低い声は、男らしさを感じさせる要素の一つです。
声や話し方からも人柄が感じ取れるので、俳優は声色・声の出し方などを工夫してさまざまな人物を演じています。高身長の俳優の中には、声のよさが評判になる人も少なくありません。
威圧的なキャラクターや男気のあるキャラクターを演じる際に、低い声は大きな武器になります。声質によって、より強く役柄を印象付ける効果が期待できるのです。
高身長の俳優人気ランキングの算出方法
高身長の俳優人気ランキングは、株式会社アーキテクトが独自調査で集計した結果で構成しています。詳しい算出方法を解説します。
当社独自の集計方式で算出
高身長の俳優人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出しました。こちらのデータから、ランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、身長180cm以上と公式HPに記載されている芸能人の中から、ドラマ・映画に出演経験がある俳優を対象に、2023年11月度に行われた調査をもとに作成しています。
高身長の俳優人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 阿部寛 | 43.4 | 2023年11月 |
2位 | 小栗旬 | 34.7 | 2023年11月 |
3位 | 鈴木亮平 | 33.1 | 2023年11月 |
4位 | 玉木宏 | 30.9 | 2023年11月 |
5位 | 岡田将生 | 30.5 | 2023年11月 |
6位 | 福士蒼汰 | 29.7 | 2023年11月 |
6位 | 向井理 | 29.7 | 2023年11月 |
8位 | 竹内涼真 | 28.9 | 2023年11月 |
9位 | 斎藤工 | 28.7 | 2023年11月 |
9位 | 沢村一樹 | 28.7 | 2023年11月 |
11位 | 反町隆史 | 28.6 | 2023年11月 |
12位 | 佐々木蔵之介 | 28.1 | 2023年11月 |
13位 | 藤木直人 | 27.6 | 2023年11月 |
14位 | 松山ケンイチ | 27.5 | 2023年11月 |
調査結果を見ると、若手だけでなく中堅やベテランの俳優の中にも高身長が多いことが分かります。今回、ランクインした俳優たちの身長や経歴などをチェックしましょう。
1985年3月5日生まれ、青森県出身の俳優です。身長は180cmあり、元々はモデルとしてデビューした経歴を持ちます。
スーツから着物まで何でもかっこよく着こなし、子どもを持つサラリーマンや歴史上の人物など、さまざまな役柄を演じてきました。
主な出演作と役は、NHK大河ドラマ『平清盛(2012年)』の平清盛役や、映画『聖の青春(2016年)』の村山聖役などです。
『聖の青春(2016年)』では、役作りのために約20kgの増量をしました。役を演じ切るための、ストイックな役作りを行う人物としても知られています。
1972年7月19日生まれ、千葉県出身の俳優・歌手です。身長は180cm、体重は65kgと公表されています。
早稲田大学理工学部情報学科に在学中、映画『花より男子(1995年)』で花沢類役を演じ、少女漫画の世界から抜け出してきたかのような優れたルックスが評判になりました。
以降、多くの話題作に出演し、活動の場を舞台にも広げています。近年の主な出演作と役は、『グッド・ドクター(2018年)』の高山誠司役や、『恋なんて、本気でやってどうするの?(2022年)』の岩橋要役などです。
また、俳優業と並行して音楽活動も行っており、『世界の果て~the end of the world~(1999年)』で歌手デビューしました。多くのヒットドラマに出演しながら、ミュージシャンとしても活躍しています。
1968年2月4日生まれ、京都府出身の俳優です。身長182cm、体重74kgと、大柄な俳優として知られています。実家が京都の老舗酒造『佐々木酒造』であることから、蔵之介という芸名が付けられました。
近年の主な出演作と役は、NHK大河ドラマ『麒麟がくる(2020年)』の羽柴秀吉(豊臣秀吉)役や、ドラマ『マイホームヒーロー(2023年)』の鳥栖哲雄役などです。
2024年2月現在放映中のNHK大河ドラマ『光る君へ(2024年)』では、吉高由里子が演じる主人公まひろの夫・藤原宣孝役を演じ、平安時代の装束姿を披露しています。
1973年12月19日生まれ、埼玉県出身の俳優です。俳優になる前に181cmの高身長を生かし、モデルとして活動していた時期があります。
モデル事務所から現在の事務所に移籍後、ドラマ『ビーチボーイズ(1997年)』や『GTO』シリーズなど多くのヒットドラマに出演し、若い頃からイケメン俳優として人気を集めてきました。
近年の主な出演作と役は、ドラマ『相棒』シリーズの冠城亘役や、2024年2月現在放映中のドラマ『グレイトギフト(2024年)』の藤巻達臣役などです。
1967年7月10日生まれ、鹿児島県出身の俳優・タレントです。身長184cmという、スマートな体形がトレードマークです。
男性向けファッション雑誌『MEN’S CLUB』の専属モデルをしながら、俳優を目指していた時代があります。
近年の出演作と役は、ドラマ『この素晴らしき世界(2023年)』の水田夏雄役や、『トクメイ!警視庁特別会計係(2023年)』の湯川哲郎役などです。
軽妙なトークを得意とし、バラエティ番組にも多数出演して人気を集めています。過去にトークで下ネタを語ったことから、『エロ男爵』のあだ名でも知られるようになりました。
1981年8月22日生まれ、身長184cmの俳優です。ドラマ・映画で活躍しながら、ミュージカル『テニスの王子様(2005年)』に出演し、若い女性層からの人気を獲得しました。
ルックスだけでなく低音ボイスも魅力の一つとなっており、実力派の俳優として認知度を高めています。演技力や存在感を生かし、やや癖のある役に挑戦することが少なくありません。
近年の主な出演作と役は、映画『シン・ウルトラマン(2022年)』の神永新二役や、ドラマ『ペンション・恋は桃色』シリーズのヨシオ役などです。
1993年4月26日生まれ、身長185cmの俳優です。抜群のルックスと高身長で、女性ファンを中心に人気が爆発しました。話題作を中心に、さまざまな作品に出演しています。
2018年に『エランドール賞新人賞』と『第41回日本アカデミー賞新人俳優賞』を受賞するなど、演技力も高く評価されてきました。
近年の主な出演作と役は、ドラマ『テセウスの船(2020年)』の主人公・田村心役や、日本テレビとHuluの共同制作ドラマ『君と世界が終わる日に』シリーズの間宮響役などです。
1982年2月7日生まれ、神奈川県出身の俳優です。バーテンダーとして働いているときにスカウトされ、俳優の道へと進みました。
182cmの高身長と爽やかな雰囲気が魅力で、どんな役でも魅力的に演じる演技力の高さが評価されています。
ドラマ『パリピ孔明(2023年)』では、ボリュームのある衣装を着て諸葛孔明役を演じ、共演者の上白石萌歌との身長差が話題になりました。また、知的で清潔感のある印象から、多くのCMキャラクターに抜擢されています。
1993年5月30日生まれ、東京都出身の俳優です。身長は183cmと、若手俳優の中でも高身長の部類に入ります。
俳優デビュー作は、ドラマ『美咲ナンバーワン!!(2011年)』です。『仮面ライダーフォーゼ(2011年)』でドラマ初主演を務め、人気俳優としての道を歩み始めました。
ドラマ『弁護士ソドム(2023年)』では、主人公の悪徳弁護士・小田切渉役を演じ、学生服を着て主人公の高校生時代も演じています。
同ドラマでは企画の段階から参加し、ストーリーに関するアイデアも出すなど、演じること以外にも力を入れながら、初の弁護士役を演じ切りました。
1989年8月15日生まれ、東京都出身の俳優です。公表している身長は182cmで、33歳のときに身長が1cm伸びたことをインタビューで打ち明けています。
駄目男やサイコパスの青年など、闇を抱えた難しい役柄を演じることが少なくありません。嫌われ者役を多く演じながらも人気を獲得してきたのは、俳優としての力が大きいからだといわれています。
代表作は、映画『天然コケッコー(2007年)』や、ドラマ『ゆとりですがなにか』シリーズなどです。映画『1秒先の彼(2023年)』では、何をするにもワンテンポ早い男・ハジメ役を演じました。
1980年1月14日生まれ、愛知県名古屋市出身の俳優です。身長は180cmで、細身でありながらしっかりと筋肉が付いた体形をしています。
映画『ウォーターボーイズ(2001年)』に出演して注目されるようになり、着々とキャリアを積み重ねていきました。体を鍛えることに余念がなく、ストイックな俳優として有名です。
俳優業だけでなくナレーターを務めることもあるほか、2023年にはWOWOWが企画した『アクターズ・ショート・フィルム3』で監督にも挑戦しました。
近年の主な出演作と役は、映画『ゴールデンカムイ(2024年)』の鶴見篤四郎役や、ドラマ『ジャンヌの裁き(2024年)』の越前剛太郎役などです。
1983年3月29日生まれ、兵庫県出身の俳優です。身長は186cmで、英会話やテーブルマジックを得意としています。
ドラマ・映画の中だけでなく、映画祭や舞台あいさつなどで見せるスーツ姿が、見事に着こなせていると話題になることも少なくありません。
2006年にデビューして以来、さまざまな話題作に出演してきました。近年の主な出演作と役は、NHK大河ドラマ『西郷どん(2018年)』の西郷隆盛役や、ドラマ『下剋上球児(2023年)』の南雲脩司役などです。
1982年12月26日生まれ、東京都出身の俳優です。10代から俳優として活躍し、多くの話題作に出演し続けています。
公表している身長は184cmです。過去にインタビューを受けた際、自身の成功について「身長によるところが大きい」と語ったことがありました。役者の飲み仲間が多く、交友関係が広いことでも知られています。
近年の主な出演作と役は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』の北条義時役や、映画『キングダム 運命の炎(2023年)』の李牧役などです。
1964年6月22日生まれ、神奈川県横浜市出身の俳優です。身長189cm、体重75kgと、日本の俳優の中でも圧倒的な体格を誇ります。
バラエティ番組に出演した際、身長185cmの俳優・草刈正雄に憧れて高身長になりたいと願っていた過去を告白しましたが、本人もここまで背が伸びるとは思っていなかったそうです。
大学在学中にモデルとしてデビューし、男性向けファッション雑誌『MEN’S NON-NO』で3年半もの間、表紙を飾った経験があります。
俳優としての主な出演作と役は、映画『異動辞令は音楽隊!(2022年)』の成瀬司役や、ドラマ『VIVANT(2023年)』の野崎守役などです。
高身長も俳優の魅力であることを再確認!
身長は、俳優が持つ魅力の一つです。第一線で活躍している俳優の中には、高身長を生かしている人が少なくありません。
もちろん身長だけで役がもらえるわけではなく、自身が持つ魅力を引き出そうと絶え間なく努力を続けているからこそ、活躍できているのです。
さまざまな役柄を演じるに当たって、ちょうどよいとされる身長は180cm前後といわれています。このことを考慮すると、高身長の俳優は今後も増えていくと考えられるでしょう。俳優の身長にも注目してみると面白いかもしれません。