芸能人の家族構成に注目したことがある人は、あまり多くないのではないでしょうか?芸能界には、きょうだいが多いタレントもいれば、一人っ子のタレントもいます。一人っ子あるあると併せて、一人っ子の芸能人を男女別にランキング形式で紹介していきます。
一人っ子の特徴・あるあるとは?
一人っ子によく見られる特徴とは、一体何でしょうか?性格面や生活スタイル、得意分野などの観点から見ていきましょう。
大らかでマイペース
一人っ子には、大らかな性格の人が多いといわれています。きょうだいがいない環境で育つので、何かを競い合ったり喧嘩したりというケースが少ないためです。
そういった環境で成長すると、競争心の高さよりも、穏やかさ・大らかさが育まれやすくなると考えられます。
また、上や下のきょうだいに合わせて過ごす必要がないため、マイペースな性格になりやすい傾向もあるようです。
実は努力家で集中力が高い
一人っ子はきょうだいがいない分、親からの愛情を一身に受けて育てられるケースが多くなります。
受けた愛情の分だけ頑張りを見せ、親の期待に応えようとするところも、一人っ子の特徴の一つです。努力を惜しまず、その姿を見せようとする傾向にあります。
また、集中力が高いのも、一人っ子によく見られる性質です。
親が共働きの場合、どうしても一人で過ごす時間が多くなるものですが、その際に一人遊びの方法を習得し、一人でも楽しもうと集中するためといわれています。
一人の時間が大切
一人っ子は、きょうだいと一緒に過ごす経験をしてきていないため、ほかの人とずっと同じ空間にいることを好まない人が多いとされています。
一人で過ごす時間は、人間関係の息抜きとして大切なものですが、一人っ子の場合はその傾向がより顕著といえるでしょう。
他人に合わせることがあまり得意でない一人っ子もおり、もともと集団行動を好まない性質があるのかもしれません。
一人っ子の芸能人ランキング算出方法
一人っ子の芸能人ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
一人っ子の芸能人ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年に行われた調査をもとに作成しています。
【男性】一人っ子芸能人の人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | マツコ・デラックス | 45.2 | 2022年5月 |
2位 | 星野源 | 34.6 | 2022年5月 |
3位 | 松岡昌宏(TOKIO) | 32.4 | 2022年5月 |
4位 | 田中圭 | 31.7 | 2022年5月 |
5位 | 松重豊 | 31.2 | 2022年5月 |
6位 | 劇団ひとり | 30.4 | 2022年2月 |
7位 | オダギリジョー | 30.3 | 2022年2月 |
8位 | 中島健人(Sexy Zone) | 29.0 | 2022年5月 |
男性の一人っ子芸能人の人気ランキングには、アイドルから俳優、お笑い芸人まで幅広いタレントがランクインしました。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
1994年生まれ、ジャニーズ事務所所属のタレントです。アイドルグループ『Sexy Zone』のメンバーとして活動しています。
グループでライブやイベント、テレビ出演を行う一方で、ソロでは俳優としても活動しています。映画『黒崎くんの言いなりになんてならない(2016年)』や、ドラマ『彼女はキレイだった(2021年)』などで主演を務めました。
2022年には、Netflix配信の映画『桜のような僕の恋人』に、主人公・朝倉晴人役で出演しています。
1976年生まれ、俳優として多くのドラマ・映画に出演しているタレントです。2004年には、映画『あずみ』で日本アカデミー賞新人俳優賞、エランドール賞新人賞を受賞しています。
主な代表作は『血と骨(2004年)』『ゆれる(2006年)』『転々(2007年)』『舟を編む(2013年)』『深夜食堂(2015年)』などで、いずれの作品でも高い評価を得ました。
近年ではNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ(2021年)』や、映画『大怪獣のあとしまつ(2022年)』に出演したり、マクドナルドのCMに登場したりしています。
1977年生まれ、太田プロダクション所属のお笑い芸人です。1993年にお笑いデビューし、2000年にピンでの活動を始めました。
『ゴッドタン』『人生最高レストラン』『中居正広のキャスターな会』といった番組にレギュラー出演し、番組を盛り上げています。
また、小説家や俳優、監督・脚本家としての顔も持っており、特に自身が執筆した著書『陰日向に咲く』は100万部を超えるベストセラーになりました。2021年には、Netflix配信の映画『浅草キッド』で監督・脚本も務めました。
1963年生まれ、大学を卒業すると蜷川幸雄主宰の『GEKISYA NINAGAWA STUDIO』に入団し、演技の世界に身を投じます。
1986年からさまざまな舞台でキャリアを積み、90年代からはドラマ・映画にも出演し始めました。
映画『アウトレイジ ビヨンド(2012年)』『コーヒーが冷めないうちに(2018年)』などが主な出演作です。
また、ドラマでは『アンナチュラル(2018年)』や『孤独のグルメ』シリーズが有名で、特に『孤独のグルメ』シリーズはコアなファンが多い人気作品となっています。
1984年生まれ、ドラマ・映画・CMで活躍している俳優です。CMへの出演は『花王』『味の素』『Wolt Japan』などが挙げられます。
これまでの出演作には、NHK連続テレビ小説『おひさま(2011年)』やNHK大河ドラマ『軍師官兵衛(2014年)』、ドラマ『東京タラレバ娘(2017年)』などで、いずれも好演を見せました。
また、自身が主演を務めたドラマ『おっさんずラブ』シリーズは大ヒットを記録し、後に劇場版も公開されました。
近年では、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン グルメチキンレース・ゴチになります!』にレギュラー出演しており、俳優以外にも活躍の幅を広げています。
1977年生まれ、ジャニーズ事務所所属のグループ『TOKIO』のメンバーとして活動していました。当時の担当はドラムです。
現在は、株式会社TOKIOの一員として、城島茂・国分太一とともに多方面でクリエイティブな活動をしています。
ソロでは俳優業もしており、『サイコメトラーEIJI(1997年)』『夜王〜yaoh〜(2006年)』といったドラマで主演を務めました。
シンガーソングライター・俳優として活躍しているタレントです。かつてはバンド『SAKEROCK』のリーダーを務めていました。
ソロデビューしてからは『くだらないの中に』『SUN』『恋』など多くのヒット曲を生み出し、2022年7月には最新曲『異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)』を配信でリリースしています。
俳優としては、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(2016年)』『MIU404(2020年)』などに、メインの役どころで出演しました。
特に『逃げるは恥だが役に立つ』は一大ブームを起こし、共演した新垣結衣とは2021年に婚約を発表しています。
数々のバラエティ番組で活躍しているタレントで、コラム・エッセイの執筆も行っています。2010年には、ドラマ『ナサケの女〜国税局査察官〜』で俳優デビューも果たしました。
『週刊さんまとマツコ』『月曜から夜ふかし』『マツコの知らない世界』『マツコ&有吉 かりそめ天国』『マツコ会議』など非常に多くの番組に出演しており、司会もこなせる器用な人物です。
自身の著書は『世迷いごと』『あまから人生相談』『デラックスじゃない』のほか、中村うさぎや池田清彦と共著でも出しています。
【女性】一人っ子芸能人の人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 芦田愛菜 | 38.7 | 2022年5月 |
2位 | 宇多田ヒカル | 38.3 | 2022年5月 |
3位 | 柴咲コウ | 36.1 | 2022年5月 |
4位 | 滝沢カレン | 35.8 | 2022年5月 |
5位 | 高畑充希 | 35.6 | 2022年5月 |
6位 | 渡辺直美 | 34.8 | 2022年5月 |
7位 | 二階堂ふみ | 32.1 | 2022年5月 |
8位 | 榮倉奈々 | 31.8 | 2022年5月 |
女性の一人っ子芸能人の人気ランキングには、特定のジャンルだけでなく、マルチに活躍する女性が多くランクインしました。どのような人たちなのか、見ていきましょう。
1988年生まれ、主にドラマ・映画で活躍している女優です。好感度も高く『花王』『アサヒグループ食品』といった大手企業のCMにも出ています。
これまでに、ドラマ『黒の女教師(2012年)』や映画『のぼうの城(2012年)』『娚の一生(2015年)』といった作品へ出演してきました。
近年では、2022年にドラマ『オールドルーキー』へ出演し、さらに10月にはAmazonプライム・ビデオ配信のオリジナルドラマ『モダンラブ・東京』への出演が決まっています。
1994年生まれ、ドラマ・映画・舞台・CMなど幅広く活躍している女優です。2011年には、映画『ヒミズ』で第68回ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を獲得しています。
ほかには、映画『地獄でなぜ悪い(2013年)』『渇き。(2014年)』『オオカミ少女と黒王子(2016年)』『リバーズ・エッジ(2018年)』などが主な出演作です。
また、『突然ですが占ってもいいですか?』『紙とさまぁ〜ず』といったバラエティ番組にも出るなど、演技以外でもメディアへの露出をしています。
1987年生まれ、吉本興業所属のお笑い芸人で、NSC東京校の12期生です。
ビヨンセのものまねで一世を風靡し、その後は女優としてドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城(2011年)』『殺しの女王蜂(2013年)』『カンナさーん(2017年)』などに出演し、演技も披露しています。
また、グローバルな活動も行っており、『GAP』のプロモーションムービーに出演したり、『VOGUE US版』にてメイク動画を公開したり、香港のドラマに出たりと、マルチに活躍しているタレントです。
1991年生まれ、数々の賞を受賞している人気女優です。2016年に読売演劇大賞優秀女優賞・杉村春子賞を受賞すると、以降もエランドール賞新人賞や日本アカデミー賞新人俳優賞、日本映画批評家大賞新人女優賞などを獲得してきました。
主な出演作は、映画『アオハライド(2014年)』『DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年)』『ヲタクに恋は難しい(2020年)』などです。
歌が上手なことでも知られており、ミュージカルにもたびたび出演しています。2022年には『ミス・サイゴン』が上演予定です。
1992年生まれ、モデルとして活動しながらバラエティ番組でも活躍しているタレントです。2008年には『ミスセブンティーン』でグランプリを獲得しました。
独特の言い回しが特徴的で、『沸騰ワード10』『行列のできる相談所』『全力!脱力タイムズ』といった人気バラエティ番組でレギュラーを務めています。
もちろんモデルとしても活躍中で、『Oggi』『ELLE japon』『25ans』といった雑誌で美しい姿を披露しています。
女優としてのキャリアもあり、近年ではドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!(2020年)』や、映画『土竜の唄 FINAL(2021年)』へ出演しました。
女優・アーティストとして活動しているタレントです。2016年には『レトロワグラース』という会社を設立し、代表を務めています。2018年には環境特別広報大使にも任命されています。
アーティストとしては『月のしずく』『かたち あるもの』『最愛』などのヒット曲をリリースし、音楽番組にもたびたび出演しました。
2022年にはアーティスト活動20周年を迎え、『KO SHIBASAKI Birthday Party 2022 HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』を開催予定です。
女優業の方では『ガリレオ』シリーズへの出演が有名で、2022年にはガリレオシリーズの映画第3弾となる『沈黙のパレード』が公開予定となっています。
1983年生まれの歌手で、1998年にデビューすると1stシングル『Automatic/time will tell』がダブルミリオンセールスを記録し、世に存在を知らしめました。
1stアルバム『First Love』は、CDセールスの日本記録達成という快挙を成し遂げています。さらに2007年にはシングル『Flavor Of Life』がダウンロード世界記録を樹立するなど、多くの記録を残したビッグアーティストです。
近年も、2021年にセルフカバー『Beautiful World(Da Capo Version)』と『One Last Kiss』でストリーミング総再生数1億回を達成するなど、たびたび話題を提供しています。
2004年生まれ、子役として芸能界入りを果たし、現在も女優として活躍しているタレントです。
ドラマ『マルモのおきて(2011年)』で主演を務めるとたちまち話題となり、このとき歌った主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』も大ヒットしました。
以降『さよならぼくたちのようちえん(2011年)』『ビューティフルレイン(2012年)』『明日、ママがいない(2014年)』などに主演として登場しています。
日本アカデミー賞新人俳優賞や小学館DIMEトレンド大賞話題の人物賞、日本有線大賞新人賞・特別賞など、あらゆるジャンルの受賞実績を持っており、才能の豊かさを感じさせるタレントです。
言葉の端から一人っ子の特徴を見つけよう
一人っ子の芸能人は、男女問わず芸能界でたくさん活躍しています。一人っ子は努力家な傾向があるとされており、まさに現在第一線で輝いている人たちも、努力の末に今の立ち位置を手に入れたのでしょう。
集中力が高いのも一人っ子の特徴なため、演技や歌といったジャンルで類いまれなる集中力を発揮して、圧巻のパフォーマンスを披露することもあります。
テレビや映画館で気になるタレントを見つけたら、家族構成を調べてみて一人っ子かどうかを確認してみましょう。今までと違った目線で作品を楽しめるかもしれません。