著名な芸能人に兄弟がいて、実はその兄弟も芸能活動をしているというパターンはよくあります。現在芸能界にいる芸能人の中から、兄弟で活躍している人をランキング形式で紹介します。兄弟でよい関係を築いていく秘訣も、一緒に見ていきましょう。
仲良し兄弟の秘訣は?
兄弟にもいろいろな形がありますが、仲のよい兄弟にはどういった特徴があるのでしょうか?仲良しでいる秘訣を解説していきます。
一番の相談相手になる
仲のよい兄弟になる例の一つとして、親から平等さを説かれて育ったケースが見られます。
そのようにして育った兄弟は、小さなことで争ってケンカに発展したり、兄だから・弟だからという意識を持つことがよい意味で少なかったりするようです。
困ったときには、助け合ったり相談したりすることも自然にでき、仲が深まっていきます。つらいときに近くにいて、一番頼れる存在であるというのが仲良し兄弟の秘訣といえるでしょう。
適度な距離感も必要
仲のよさを保つためには、距離感が近すぎてもよくないときがあります。あまりに距離感が近すぎると、礼節を欠いた言動を取ってしまうことがあるからです。
四六時中連絡を取り合うよりも、いざというときには連絡が取れるという程度にしておき、お互いの時間を尊重することでずっと仲良しでいられることもあるでしょう。
家族であるがゆえに、ついつい近すぎる距離感で接してしまう人は少なくないのではないでしょうか?そのバランス感覚が取れている兄弟が、本当の意味での仲良し兄弟といえるのかもしれません。
きちんと話し合うことが重要
兄弟それぞれが大人になる過程で、親が高齢になっていき、世話や介護をすることになるケースもあるでしょう。
親の世話以外にも、家族の間には重要な物事を決めなければいけない場面が多々あります。そんなときにしっかり話し合いができるかどうかも、仲のよさを判断する一つの基準となります。
普段から話し合いを気軽にできる関係性であれば、いざというときに困ることもありません。そういった関係を築けているのが、仲良し兄弟のポイントです。
兄弟で活躍している芸能人のランキング算出方法
兄弟(異性のきょうだい含む)で活躍している芸能人のランキングは『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
兄弟で活躍している芸能人のランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年に行われた調査をもとに作成しています。
兄弟で活躍中の人気芸能人ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 菅田将暉 (菅生健人・菅生新樹) |
39.1 | 2022年5月 |
2位 | 小栗旬 (小栗了) |
37.8 | 2022年5月 |
3位 | 生田斗真 (生田竜聖) |
33.6 | 2022年5月 |
4位 | 満島ひかり (満島真之介・満島みなみ) |
32.9 | 2022年5月 |
5位 | 高橋一生 (安部勇磨) |
32.4 | 2022年5月 |
6位 | 山田孝之 (椿かおり・SAYUKI) |
30.6 | 2022年5月 |
7位 | DAIGO (影木栄貴) |
30.1 | 2022年2月 |
8位 | ディーン・フジオカ(藤岡麻美) | 29.4 | 2022年5月 |
9位 | 椎名林檎 (椎名純平) |
28.5 | 2022年2月 |
10位 | 竹内涼真 (竹内唯人) |
28.3 | 2022年5月 |
11位 | 千原ジュニア (千原せいじ) |
27.6 | 2022年5月 |
12位 | 鈴木福 (鈴木夢・鈴木楽・鈴木誉) |
27.2 | 2022年5月 |
13位 | 松田翔太 (松田龍平・松田ゆう姫) |
26.1 | 2022年5月 |
14位 | 森泉 (森勉・森星) |
25.4 | 2022年2月 |
※()内は兄弟を表しています。パワースコアが高い方の兄弟がランキングに選ばれています。
兄弟で活躍中の人気芸能人ランキングには、俳優やお笑い芸人、アーティストと幅広いジャンルの人がランクインしました。詳しく見ていきましょう。
1982年生まれ、モデル・タレントとして活動中のタレントです。モデルとして東京ガールズコレクション、神戸COLLECTIONなどへの出演経験があります。
バラエティ番組にも数多く出ており、『幸せ!ボンビーガール』や『ぐるぐるナインティナイン』などで活躍していました。
兄の森勉はファッションデザイナー・アーティストとして活動しており、妹の森星はモデルとして活動中です。森星は資生堂『アネッサ』のCMへも出演しています。
1985年生まれの俳優です。松田家の芸能一家に生まれた松田翔太は、早くから才能を発揮させます。
2005年の『花より男子』で脚光を浴びると、ドラマ『LIAR GAME(2007年)』やNHK大河ドラマ『篤姫(2008年)』に出演し、確かな演技力と圧倒的な存在感で注目を集めました。
兄の松田龍平も同じく俳優で、ブルーリボン賞や日本アカデミー賞をはじめとする数々の賞を受賞し、実力派俳優として注目されています。
妹の松田ゆう姫は、モデルやアーティストとして活動しており、現在はTOKYOMX『5時に夢中』の水曜担当としてレギュラー出演中です。
2004年生まれ、俳優として活躍しています。子役として早くから芸能界デビューし、数多くのドラマ・映画・舞台・音楽などで出演している、売れっ子の俳優です。
芦田愛菜とのデュエット『マル・マル・モリ・モリ!』で一躍有名人になった彼は、その後もドラマ『妖怪人間ベム』や、映画『コドモ警察(2013年)』など話題作に出演しました。
妹の夢も兄と同じく芸能界入りし、子役を経て女優への道を歩んでいます。誉も兄や姉と同じく、子役をスタートさせました。
弟の楽は、1歳の頃NHK大河ドラマ「花燃ゆ(2015年)」で俳優デビューし、その後もドラマ出演や子役業に邁進しています。
1974年生まれ、お笑いコンビ『千原兄弟』として活動しているお笑い芸人です。吉本興業所属で、NSC8期生でした。
コンビとして第15回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞を獲得しており、ピンでは俳優としても活動中です。2000年には第10回日本映画プロフェッショナル大賞で主演男優賞も受賞しています。
さらに舞台で落語を披露したり、YouTubeで配信を行ったり、漫画を描いたりと幅広く活動中です。
兄の千原せいじも俳優として、映画『at Home(2015年)』や『護られなかった者たちへ(2021年)』に出演しました。
1993年生まれ、ドラマ・舞台で活躍している人気俳優です。2018年にはエランドール賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞しています。
2022年もドラマ『君と世界が終わる日に 特別編』や『六本木クラス』では主演を、映画『鹿の王 ユナと約束の旅』では声優として出演しています。
弟の竹内唯人はアーティスト活動を行っているタレントで、『オオカミちゃんには騙されない』への出演経験もあります。
1978年生まれ、1998年にシングル『幸福論』でデビューしたアーティストです。バンド『東京事変』のメンバーとしても活動中です。
多くのアーティストとコラボをしたり、紅白歌合戦にも出場したりと精力的な活動を行っており、2009年には芸術選奨文部科学大臣新人賞も獲得しました。
兄の椎名純平もアーティストとして活動しており、椎名林檎をゲストに迎えた楽曲も出しています。
2004年から香港で活動していた俳優で、2011年から日本でも俳優活動をしているタレントです。
2022年には映画『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカー』や『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』へ出演しています。
妹の藤岡麻美は、かつてアイドルグループ『チェキッ娘』の一員として活動していたことがあり、その後は女優としてドラマ・映画・舞台で活躍しています。現在は、台湾で活動中です。
アーティスト・俳優・ラジオパーソナリティーとして、幅広く活動しているタレントです。俳優としては、ドラマ『ラブシャッフル(2009年)』『インビジブル(2022年)』などが主な出演作になっています。
情報番組やバラエティ番組でも活躍しており、『ZIP!』『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』にレギュラー出演しています。
姉は、影木栄貴という名義で漫画家として活動中です。主に少女漫画・BL漫画・百合漫画を描いています。
1983年生まれ、ドラマ・映画・CM・舞台で活躍している俳優です。Netflixの作品『リラックマとカオルさん(2019年)』では声の出演もしています。
近年の出演作はドラマ『光秀のスマホ(2020年)』、映画『新解釈・三國志(2020年)』『ステップ(2020年)』などです。
姉の椿かおりとSAYUKIも、ともに芸能活動をしています。椿かおりは女優業、SAYUKIはモデル活動の後歌手として活動しています。
1980年生まれ、ドラマ・映画に数多く出ている俳優です。CM出演も多く、キリン『氷結』『損保ジャパン』『アマゾンプライムビデオ』といったCMにも登場しました。
ドラマ『カルテット(2017年)』『凪のお暇(2019年)』、映画『シン・ゴジラ(2016年)』『スパイの妻(2020年)』などが近年の代表作です。
弟の安部勇磨は音楽活動をしており、バンド『never young beach』のギターヴォーカルとして活躍しています。
1985年生まれ、女優・タレントとして活躍中です。デビュー時はアーティストとして活動していましたが、演技力の高さが評価されて女優業を本格化させました。
映画『愛のむきだし(2009年)』で話題を集め、その後も『悪人(2010年)』『最高の人生の見つけ方(2019年)』、ドラマ『カルテット(2017年)』といった話題作に出演しています。
弟の満島真之介と妹の満島みなみも芸能活動をしており、満島真之介は俳優として『全裸監督(2019年)』『白い巨塔(2019年)』などに出演していました。
1984年生まれ、ジャニーズ事務所所属のタレントです。主にドラマ・舞台で俳優として活動しています。
ドラマ『元彼の遺言状(2022年)』や舞台『てなもんや三文オペラ(2022年)』へ出演したほか、主演の映画『渇水』も2022年に公開予定です。
弟の生田竜聖はフジテレビのアナウンサーとして働いており、『めざましテレビ』や『めざましどようび』が担当番組です。
1982年生まれ、俳優としてエランドール賞新人賞や、映画批評家大賞主演男優賞などの受賞歴があります。
近年の出演作は映画『人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年)』『マイ・ダディ(2021年)』、ドラマ『日本沈没-希望のひと-(2021年)』やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』などです。
兄の小栗了は演出家・舞台監督として活動中で、2006年までは俳優としても活躍していました。2022年には舞台『群盗』の製作・プロデュース・演出を手掛けています。
1993年生まれ、数々の賞を獲得してきた人気俳優です。また、歌手としても広く認知されています。
2021年には映画『CUBE 一度入ったら、最後』で主演、2022年にはドラマ『ミステリと言う勿れ』でも主演を務めました。また、2021年には第34回小学館DIMEトレンド大賞にて話題の人物賞を受賞しています。
弟の菅生健人はマルチアーティストとしてYouTube活動を、三男の菅生新樹は2022年から俳優業をスタートし、今後の活躍が期待されている人物です。
兄弟それぞれの活躍を見逃さないで!
自身のみならず、兄や弟も芸能活動をしているタレントは多くいます。兄弟で一緒に活動している人もいれば、意外と知られていないつながりまで関係性はさまざまです。
お笑い芸人・俳優・モデル・アーティストと活躍の場もそれぞれ異なりますが、第一線で輝いている人ばかりといえます。
兄弟タレントそれぞれの活躍に注目し、気になるタレントを新しく見つけてみるのも面白いのではないでしょうか。