女性タレント

「レバテック」「アイン薬局」のCMで注目集める鳴海唯が9月14日配信開始の『すべて忘れてしまうから』に出演

「レバテック」や「アイン薬局」など多くのCMで爽やかな存在感を見せ、『THE突破ファイル』(日テレ系)の再現ドラマでは巡査役を演じている注目の若手女優・鳴海唯が、9月14日に配信が開始されるドラマ『すべて忘れてしまうから』に出演する。今回は彼女にインタビューして、ドラマのみどころを聞くととともに、これまでの軌跡やプライベートの夢など、さまざまな話を聞いた。

◇鳴海唯(なるみ・ゆい)

誕生日 1998年5月16日
出身地 兵庫県
身長 156cm
所属事務所 Mkroom
公式サイト http://www.mkroom.info/artist/narumiyui/
公式インスタグラム https://www.instagram.com/narumi_05/

『すべて忘れてしまうから』は、ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+ ST★R(ディズニープラス スター)」で配信される、全10話による日本発オリジナルドラマ。Netflixで映像化された『ボクたちはみんな大人になれなかった』などで知られる小説家・燃え殻の同名エッセーが原作で、消えた恋人を追う主人公のミステリー作家を阿部寛が演じる。

鳴海唯が演じるのは、主人公の行きつけの店、「Bar灯台」のアルバイト店員役。Bar灯台のオーナーはChara、料理人役は宮藤官九郎が演じている。

「感情をあまり表に出さなくて、誰にでもニュートラルに接する女の子の役です。物語の核心をつくひとことを言うことがよくあります。心のなかではいろんなことを考えていて、ほかの人のことを気遣っている女の子だなと感じたので、人への思いやりをつねに気持ちのなかに秘めながら演じようと思いました」

脚本・監督は、岨手由貴子(映画『グッド・ストライプス』『あのこは貴族』など)、沖田修一(映画『南極料理人』『横道世之介』など)、大江崇允(映画『ドライブ・マイ・カー』の共同脚本を濱口竜介とともに担当)という話題のクリエイター3人。

「今までインタビューでも、いつかお仕事でご一緒したい映画監督として沖田さんの名前を挙げていたので、それが実現して、幸せだなと思いました。岨手さんも大江さんも尊敬している監督さんなので、こんなにすてきなプロフェッショナルな方が集まっている現場はなかなかないと思います」

きっかけは、エキストラとして参加した映画『ちはやふる』

鳴海唯は小学生の時に映画『のだめカンタービレ』を見て、女優に関心を持つようになった。実際に女優を目指して動き出したのは大学生のときで、広瀬すずが主演した映画『ちはやふる-結び-』(2018年公開)にエキストラとして参加した。

「そこで自分と同世代の人たちがプロとしてお仕事をしているのを見て、“自分は何をしているんだろう”と。俳優さんたちが自分の魂を使って、誰かになりきっている姿を目の当たりにして感銘を受けて、自分に響きました。小学生の時から持っていた女優への思いが爆発しました。そこからはまっすぐに前に進んで、今の所属事務所の養成所に入って、半年間勉強させてもらって、4年前に活動をスタートしました」

初仕事は、4人組ロックバンド、ラックライフの『走って』のミュージックビデオ(2018年)。

「曲のタイトル通りに、ひたすら走りました。カメラやドローンなどの機材を初めてそばで見て、それが自分に向けられている!って最初は戸惑いしかなかったですが、楽しさがどんどん出てきて、改めて自分がやりたかったことはこれなんだなと実感しました」

朝ドラ『なつぞら』で注目を集める

初出演ドラマは、2019年に放送されたNHK朝ドラ『なつぞら』。広瀬すずが演じたヒロインが引き取られた柴田家の次女・明美役にオーディションで選ばれ、19週目から出演してフレッシュな好演が注目を集めた。

「すでに出来上がっている家族の中に、おとなになった状態で自分が入っていく形だったので、緊張しました。先輩の方々の演技はもちろん、現場での気遣いを見ていて、大事なのは演技がうまくなることだけではなく、撮影現場での立ち回りや雰囲気作りも重要なんだなということを学ばせていただいた現場でした。初めての現場が朝ドラでよかったなと、思っています」

2021年に放送されたドラマ『ムショぼけ』(ABC)では北村有起哉が演じた元暴力団構成員の主人公の娘・ナツキを演じた。

「『ムショぼけ』の主演の北村有起哉さんは、共演する前から大好きな俳優さんだったんです。“この役は、絶対に演じたい”と思ってオーディションに臨んだ役だったので、思い入れがあります。娘として生きることができて、貴重な時間でした。お芝居について多くのことを勉強できた現場で、自分も北村有起哉さんのような演技ができる人になりたいと思いました」

普段の自分に近いCMは?

CM出演も多く、CMでの彼女の印象が強い人も多いと思う。IT専門職の求人サイト「レバテック」のCMは、8月から新CMがスタート。2020年から出演しているアイン薬局「アイングループ 元気を届ける薬剤師」篇のCMでは、自転車に乗って街の中を走りながら街の人たちと笑顔であいさつをかわし、勤務先の薬局に着くと白衣に着替えて、りりしい表情を見せる。最近ではJCBカード「5億円山分けキャンペーン」のWeb CMにも出演したほか、クラレ「きっと明日も、ハレ、クラレ。」のCMに高橋文哉と出演中。

「レバテックとアイン薬局のCMは、“見てるよ“とよく言われます。お仕事を始めたころはまさか自分がテレビCMに出演するなんて思ってもみなかったので、そうして多くの人に見ていただいているというのは、うれしいです。普段の自分に近いのは、アイン薬局のCMだと思います。共演する前にレバテックのCMで私のことを知ってくださっていた方に、CMのイメージから”もっとおしとやかな子かと思ってた“と言われたことがあります(笑)。素は元気なので、おしとやかではないんです(笑)。でも、レバテックのCMって、元気ハツラツ系の雰囲気かなと思っていたので、あのCMでおしとやかに見えているんだなというのが、ちょっと意外でした」

そのほか、2021年公開の映画『偽りのないhappy end』で主演。また、『仮面ライダーゼロワン』のスピンオフとして制作されて東映Vシネマ・Vシネクストからリリースされた『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』にソルド20役で出演。今年8月にはThis is LASTの「もういいの?」のミュージックビデオに出演するなど、幅広いジャンルで活躍を見せている。

素の自分は「元気で、明るい」

「普段の自分は、明るいね、とよく言われます。負けず嫌いで、気にしいですね。清楚、とはあまり言われないです(笑)」

彼女は笑ってそう言うが、元気な役だけでなく、清楚で凛とした役も似合いそうな女優だ。プライベートでは、何をしている時間が好きかを聞いてみた。

「お仕事の帰り道に、スーパーやお菓子屋さんに寄り道するのが大好きです。友達と休日に遊ぶのも好きですが、お仕事が終わった後にひとり行動するというのが、一番のリフレッシュになっているかもしれません。極楽タイムです(笑)。大好きな親子丼やカツ丼のお店があるので、ひとりで行ったり、映画をひとりで見に行ったりもします」

現在は、自動車運転免許の取得に向けて、「絶賛、がんばっている最中です」と語る。

「ロサンゼルスのまっすぐな一本道を自分が運転する車で爽快に走るというのが私の夢なんですけど、あっ、そういえば私、免許を持ってないと気がついて(笑)。いつか、海外にひとり旅をしたいです」

鳴海唯は小学生の頃からの夢を実現して、そして今、大きく飛躍しようとしている。ドラマ『すべて忘れてしまうから』は、彼女がさらに注目の存在に浮上するきっかけとなるに違いない。

「小学生の頃からやりたいと思っていたお仕事を、今こうしてやらせていただいていることに、日々、感謝しています。1つのお仕事をいただくたびにいつも、“ありがたい。一生懸命やろう”という気持ちを第一に大切にして、がむしゃらにやっています。今までは明るい役をいただくことが多かったのですが、これからは自分のイメージとは違うシリアスな役にも挑戦してみたいです」

文/高倉文紀

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