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【2021年版】タレントパワーランキングが選んだネクストブレイク・男性タレントBEST10

1位は連ドラと映画の主演で脚光を浴びた26歳俳優

アーキテクトが実施しているタレントパワーランキングが、データ結果と評論家のセレクトによって2021年に大ブレイクしそうな男性タレントのベストテンを発表する。

俳優・歌手・ミュージシャン・お笑いタレントなどのジャンル混合で選出。選考にあたっては、タレントパワーランキングの調査結果などをもとに、セレクションを『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで分析記事を執筆する評論家の高倉文紀が担当、タレントパワーランキング編集部が順位を付けた。

対象としたのはタレントパワーランキング最新調査において10~60代男女における認知度(知名度)が50%以下で、今年その人気が大きく伸びると思われるタレント。

既に活躍しているタレントも含まれているが、あくまでも1年間で誰もが知っているような人気タレントに大きく躍進する可能性をひめる人を選ぶことを目標とした。

なお、順位は認知度やタレントパワーの大幅上昇が期待される度合いで、タレントパワーや人気の優劣ではない。

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男性1~10位。10位は俳優の岡山天音。

2017年に映画『ポエトリーエンジェル』で主演して注目を集めた個性派俳優。

タレントパワーランキング2020年11月度調査(以下同)では、40代前半(男性)における認知度が10%から22%に急上昇。

この年代での認知度上昇率ランキングの男優部門5位に入った。

今年1月15日に公開となったau「三太郎シリーズ」CMに新キャラクター“一休ちゃん”として登場。

松田翔太・桐谷健太・濱田岳・有村架純らが出演する人気CMだけに、今後は幅広い年齢層に支持が広がりそうだ。

9位はシンガーソングライターの藤井風。

2020年に1stアルバムをリリースして、10月には初の日本武道館公演を開催。

多くのミュージシャンからも絶賛されて、「宇多田ヒカル以来の逸材」と呼ばれている。

10~30代を中心とした配信世代のリスナーの支持が高く、音楽代表のネクストブレイクとしては外せない。

8位はTikTokなどにアップした「高校生あるある動画」が中高生を中心に若い層の人気を集め、テレビ番組出演も増えている土佐兄弟。

土佐卓也と有輝の実の兄弟によるコンビで、ロッチ・ハライチ・あばれる君・ハナコ・四千頭身などを擁するワタナベエンターテインメントに所属。昨年10月から冠番組『あるある土佐カンパニー』(テレ朝系)もスタートした。

7位もお笑い界からティモンディ。

四国・済美高校野球部出身の高岸宏行と前田裕太のコンビで、『アメトーーーク』(テレ朝系)などで注目され、タレントパワーランキング2020年11月度タレントパワー上昇率でお笑いタレント部門1位。

男女全体での認知度は47.2%だが、性別・年代別に見ると最も高い認知度をマークしたのは40代後半女性で72.0%。

幅広い年齢層に支持されるタレントして今後さらに注目を集めるだろう。

6位は俳優の眞栄田郷敦。

父は国際派アクション俳優の千葉真一、兄は俳優・新田真剣佑。2020年7~9月放送の連ドラ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)に出演して、配信限定のスピンオフドラマで主演。

30代後半男女における8月度の認知度上昇率では男性俳優部門5位だった。

今年1月に2夜連続で放送されたドラマ『星になりたかった君と』(日テレ系)で主演するなど、次世代の主演男優として注目されている。

「チェリまほ」で注目を集めた2人が揃ってTOP5入り

2020年にメジャーデビューしたSixTONESのメンバーで俳優としても活躍する松村北斗が5位。2月公開の映画『ライアー×ライアー』で主演する。

現在の認知度は25.1%だが、20代前半女性においては70%、20代後半女性で78%に達している。

4位は劇団EXILEの町田啓太。

同性の恋愛を描いた人気コミックをドラマ化した“チェリまほ”こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレ東系・2020年10~12月放送)で活躍して注目を集め、30代女性において11月度タレントパワー上昇率男優部門1位。

インスタグラムのフォロワー数も約102万人(2021年1月現在)まで増加して、勢いがある30代男優としてクローズアップされている。

3位はジャニーズ事務所所属のKing&Princeのメンバー、永瀬廉。

女性ファッション雑誌『ViVi』によって「全角度国宝級イケメン」と命名された人気アイドル。

20代前半女性における認知度は92%(20代後半も90%)と非常に高い。

春スタートのNHK朝ドラ『おかえりモネ』にヒロイン(清原果耶)の同級生の漁師役で出演することから、40代以上にも知名度が拡大しそう。

2位は20歳の新鋭俳優の板垣瑞生。

2020年秋のドラマ『社内マリッジハニー』(MBS・TBS系)で主演したのに続いて、今年1月クールの『FAKE MOTION‐たったひとつの願い‐』(日テレ系)でも主演して、急上昇を見せている。

まだ知名度は高くないが若い女性層の間では注目されている存在で、2020年8月度には20代前半女性において認知度上昇率7位にランクインした。

窪田正孝(朝ドラ『エール』)・山崎賢人(『今際の国のアリス』)・中川大志(朝ドラ『なつぞら』)・横浜流星(『私たちはどうかしている』)など主演級男優を毎年のように世に送り込んできたスターダストプロモーション所属の次の期待株。

1位は、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で主演して注目された赤楚衛二。

昨年は映画『思い、思われ、ふり、ふられ』でも浜辺美波・北村匠海・福本莉子とともに主演した。小栗旬・田中圭・綾野剛・間宮祥太朗・坂口健太郎らを育ててきたトライストーン・エンタテイメントに所属する俳優だという点も、ネクストブレイクの予感の要素の1つ。

認知度は年代別で最も高い20代後半女性でもまだ20%だが昨年2月と比べて14%アップした。

今年も多くの作品に出演して人気が上昇するはずで、伸びしろはかなり大きい。