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【2021年版】タレントパワーランキングが選んだネクストブレイク・女性タレントBEST10

1位は人気コミック原作ドラマで主演した22歳女優

2020年にブレイクした上白石萌音・森七菜に続くのは、誰なのか──。

アーキテクトが実施しているタレントパワーランキングが、データ結果と評論家のセレクトによって2021年に大ブレイクしそうな女性タレントのベストテンを発表する。

あえてジャンル別にはせずに、女優・アイドル・ミュージシャン・お笑いなどを混合して選んでいる点がタレントパワーランキング独自となっている。

選考にあたっては、タレントパワーランキングの調査結果などをもとに、セレクションを『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで女優・女性アイドルを中心に取材や分析記事を手がける評論家の高倉文紀が担当、タレントパワーランキング編集部が順位を付けた。

なお、男女コンビは注目度の高いメンバーの性別に分類した。

選考基準としては、タレントパワーランキングの最新調査で10~60代男女における認知度(知名度)が50%以下で、今年その人気が大きく伸びると思われるタレントを選んだ。

したがって、芸能界に詳しい人にとっては「既にブレイク済みではないか」と感じるタレントも含まれているかもしれないが、普段テレビをあまり見ない層を含めて老若男女まで幅広い人たちに知られるような存在に飛躍する人が対象であることをご了承いただきたい。

なお、順位は認知度やタレントパワーの大きな飛躍が期待される度合いであり、タレントパワーや人気の優劣ではない。

女性タレント1~10位を公開。10位は吉本興業所属のお笑いタレント、ぼる塾。

4人組だがメンバーのひとりの酒寄希望が育児休暇中で現在は、きりやはるか、あんり、田辺智加の3人で活動中。

見る人を癒やす自然体な芸風で人気を集め、2020年はテレビ出演が急増。

認知度上昇率ランキングでお笑いタレント部門1位(タレントパワーランキング2020年11月度、以下同)。

現在の男女全体の認知度は39.8%だが、好感度の高さからさらに人気が伸びそう。

9位は作曲を手がけるAyaseとボーカルのIkuraが小説を音楽にするユニットYOASOBI。

代表曲『夜に駆ける』のストリーミング累計再生数が史上最速で3億回を突破。

2020年末のNHK『紅白歌合戦』に出場したほか、最近では1月14日発売の雑誌『週刊少年チャンピオン』の表紙・巻頭グラビアも飾り、知名度が急上昇している。

8位はお笑い男女コンビ、蛙亭。

『ネタパレ』『千鳥のクセがすごいネタGP』(ともにフジ系)などで活躍。

狂気性をひめた斬新なネタで注目を集めているが、それでいて親しみやすさもある点が魅力。

ネタ作りを担当する岩倉美里は大喜利番組などソロでのテレビ出演も増えており、今後も認知度が伸びると思われる。

7位はセントフォース所属のフリーアナウンサー、新井恵理那。

ビートたけしと安住紳一郎アナがMCをととめる『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)にお天気担当として出演してきたが、2020年から『グッドモーニング』(テレ朝系)の総合司会に昇格して注目度が急上昇。

2020年11月度女性キャスター部門上昇率で1位となったが、認知度は33.5%でまだまだアップする余地がある。

乃木坂46の山下美月が6位。

白石麻衣が卒業してから初のシングルとなる『僕は僕を好きになる』で初の単独センターに抜擢され、11月度女性歌手・ミュージシャン部門パワースコア上昇率6位(女性アイドル個人では1位)。

男女全体の認知度は20.4%だが、10代後半の認知度は高く、男性40%、女性においては54%に達している。まだまだ数値が伸びるはずで、人気グループの新エースとして期待される。

5位は「10代女子のカリスマ」として注目を集め、「Yahoo!検索大賞」モデル部門にも選ばれた山之内すず。

昨年後半はテレビ番組出演が急増したが、男女全体の認知度は34.7%で、一般的な知名度では同じようにバラエティ出演が多いみちょぱ(75.0%)、生見愛瑠(40.5%)を追いかける形になっている。

1月クールの連ドラ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)では昨年ブレイクした上白石萌音の妹役を演じており、今年は女優としての活躍も増えそうだ。

次世代女優としての注目という意味も含めてベストテンに選出した。

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4位は昨年のNHK朝ドラ『エール』で窪田正孝・二階堂ふみの娘役を演じた古川琴音。

ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)ではコンビニエンスストアで働く中国人役を演じ、配信限定のスピンオフドラマで主演して演技力が高く評価された。

今年春公開の映画『街の上で』でヒロインを演じる。

TOP3に2000年代生まれ女優が3人ランクイン

2~3位は、いずれも2000年代に生まれた女優が占めた。

3位はスズキ「スイフト」のCMでもおなじみの山田杏奈。

10代の頃から映画と連ドラの両方で主演に起用された実力派女優で、現在20歳。

1月期連ドラ『書けないッ!?~脚本家・吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレ朝系)にレギュラー出演しているほか、2月公開の映画『樹海村』で主演。

知的な魅力もひめるスケールの大きな若手女優として映画・ドラマ業界での評価が抜群に高く、今年は大きな躍進が期待される。

2位は今春スタート予定のNHK次期朝ドラ『おかえりモネ』でヒロインを演じる清原果耶。

10代後半女性の認知度は58.0%と高いが全体の認知度は35.3%で、朝ドラの放映が始まれば、さらに上昇するだろう。

連ドラや映画にも主演して既にポジションを確立していることから2位となったが、2021年の女優シーンを牽引する若手であることは間違いない。

1位に選ばれたのは、女優の福原遥。

昨年、ドラマ『ゆるキャン△』(テレ東系)で主演。

今春にスタートする続編でも主演する。

最近では1月に放送された木村拓哉主演の『教場Ⅱ』(フジ系)でも存在感を見せた。

ゴールデンプライムタイムの連ドラの主演・ヒロインに最も近い距離にいる女優のひとり。

最新データでは20代前半女性の認知度は74.0%だが、全体では45.5%。

数字から見て「本格ブレイクが近い」と言えるのが認知度50%付近に上がってきたタレントで、1年前の2019年11月度調査で同じような位置にいた上白石萌音=当時の認知度48.3%、浜辺美波=45.5%、朝日奈央=44.6%は2020年、大きな成長を見せ、上白石萌音の認知度は現在では64.7%まで上昇した。

福原も彼女たちと同様に今年1年での躍進が期待される。