映画「東京リベンジャーズ」の魅力は?
何かと話題の映画『東京リベンジャーズ』ですが、その魅力は一体どんなところにあるのでしょうか?まずは、映画『東京リベンジャーズ』の概要から整理していきましょう。
和久井健原作漫画の待望の実写映画
映画『東京リベンジャーズ』は、講談社の漫画誌『週刊少年マガジン』に2017年3月から2022年11月まで連載された、和久井健原作の人気漫画を実写映画化した作品です。
パッとしない毎日を送るフリーターの花垣武道(北村匠海)は、ある日学生時代の彼女・橘日向(今田美桜)と、その弟・橘直人(杉野遥亮)が、関東最凶の犯罪集団『東京卍會(トーマン)』の抗争に巻き込まれて死亡したことをニュースで知ります。
翌日、何者かに命を狙われた武道は、死を覚悟したその瞬間に10年前へタイムスリップすることになったのです。
こうして始まった、息もつかせぬエキサイティングなストーリーが人気を博し、2023年8月現在、映画『東京リベンジャーズ(2021年)』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-(2023年:前後編2部作)』が公開されています。
原作に忠実なキャスト陣
映画『東京リベンジャーズ』の魅力として忘れてはならないのが、原作に忠実なキャラクターづくりです。
メインの登場人物の大半がヤンキーの『東京リベンジャーズ』では、奇抜な風貌をした人物が多数登場します。しかし、映画に参加したキャストたちは、そんなキャラクターを原作のまま、かつ自然に演じています。
これは、キャストの多くがもともと原作のファンであり、外見・内面ともにその魅力を体現しているからにほかなりません。キャストの思いが込められているからこそ、原作そのままのキャラクターや世界観を実現できているのです。
複数要素のかけ合わせが物語を厚くする
ストーリーの主軸となる要素が複数存在し、先が見えない面白さを生み出しているのも、映画『東京リベンジャーズ』の持つ大きな魅力の一つです。
『東京リベンジャーズ』は、『ヤンキーもの』と『タイムリープもの』という、本来であればまったく別のジャンルがかけ合わさることで、ほかにはない物語の厚みを生んでいます。
加えて、ヤンキーものならではの躍動感あふれるバトルや、かつての仲間や恋人の闇墜ち・死の謎など、さまざまな要素が絡み合い、唯一無二の魅力を放っているのが『東京リベンジャーズ』なのです。
映画「東京リベンジャーズ」キャストの人気ランキング算出方法
映画『東京リベンジャーズ』キャストの人気ランキングは、株式会社アーキテクトが行う独自調査をもとに構成しています。以下、詳しい構成方法を解説します。
当社独自の集計方式で算出
映画『東京リベンジャーズ』キャストの人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』から算出したパワースコアをもとに作成しています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、各タレントの認知度(顔や名前を知っている)・誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)をかけ合わせて算出した値です。
今回のランキングは、2023年2〜5月度に行われた調査をもとに作成しています。
映画「東京リベンジャーズ」キャストの人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 今田美桜 | 31.3 | 2023年05月 |
2位 | 吉沢亮 | 30.0 | 2023年05月 |
3位 | 山田裕貴 | 27.7 | 2023年05月 |
4位 | 北村匠海 (DISH//) |
26.4 | 2023年05月 |
5位 | 間宮祥太朗 | 22.9 | 2023年05月 |
6位 | 磯村勇斗 | 18.3 | 2023年05月 |
7位 | 高杉真宙 | 17.8 | 2023年05月 |
8位 | 杉野遥亮 | 17.4 | 2023年05月 |
8位 | 眞栄田郷敦 | 17.4 | 2023年05月 |
10位 | 鈴木伸之 | 17.3 | 2023年05月 |
11位 | 高良健吾 | 14.2 | 2023年02月 |
12位 | 村上虹郎 | 13.2 | 2023年05月 |
映画『東京リベンジャーズ』キャストの人気ランキングは、今をときめく主役級の俳優がズラリと名を連ねる結果となりました。以下、それぞれの経歴や、映画『東京リベンジャーズ』内で演じるキャラクターについて紹介します。
1997年3月17日生まれ、俳優の村上淳を父に、歌手のUAを母に持つ東京都出身の俳優です。
2014年、映画『2つ目の窓』の主演で俳優デビューすると、同作で第29回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞しました。以降、映画『武曲 MUKOKU(2017年)』で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、実力派俳優としての地位を築いています。
映画『東京リベンジャーズ』では、東京卍會の創設メンバーの1人であり、『血のハロウィン編』のキーパーソンでもある羽宮一虎役を演じました。
1987年11月12日生まれのO型、熊本県出身です。2005年、ドラマ『ごくせん』で俳優デビューすると、映画『ハリヨの夏(2006年)』『蛇にピアス(2008年)』など、次々と話題作に出演し知名度を高めました。
映画『軽蔑(2011年)』で受賞した第35回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとする数々の受賞歴を持ち、今後が期待される若手俳優の1人です。
映画『東京リベンジャーズ』では、物語の中心人物の1人、佐野万次郎(マイキー)の兄・真一郎役を演じました。
1992年10月14日生まれのAB型、神奈川県出身の俳優です。2010年に劇団EXILEオーディションに合格し、同劇団メンバーとして芸能活動をスタートさせました。
以降、ドラマ『GTO(2012年)』や、映画『桐島、部活やめるってよ(2012年)』や『HiGH&LOW』シリーズなど、多数の人気作に出演し存在感を示しています。
映画『東京リベンジャーズ』では、主人公・武道の人生を狂わせた天敵・清水将貴(キヨマサ)役を演じました。
俳優の千葉真一を父に、新田真剣佑を兄に持つことで知られる俳優・モデルです。
2018年に『takagi presents TGC KITAKYUSHU 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION』でモデルデビューすると、翌2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優活動をスタートさせました。
主な出演作には、ドラマ『プロミス・シンデレラ(2021年)』やNHK大河ドラマ『どうする家康(2023年)』、映画『カラダ探し(2022年)』などがあります。
映画『東京リベンジャーズ』では、東京卍會の弐番隊隊長・三ツ谷隆(ミツヤ)役を演じました。
1995年9月18日生まれのO型、千葉県出身の俳優・モデルです。2015年、男性ファッション誌『FINEBOYS』の専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、芸能生活をスタートさせました。
2017年公開の映画『キセキ あの日のソビト』で俳優デビューして以降、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子(2016年)』『兄に愛されすぎて困ってます(2017年)』など、さまざまな話題作で好演しています。
映画『東京リベンジャーズ』では、主人公・武道のタイムリープの鍵となる橘直人(ナオト)役を演じました。
1996年7月4日生まれの俳優です。スカウトをきっかけに芸能界入りし、2009年の舞台『エブリ リトル シング ’09』でデビューしています。
その後、映画『カルテット!(2012年)』にて初主演を務めると、特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム(2013年)』やドラマ『35歳の高校生(2013年)』など、数多くの作品に出演しました。
近年もNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!(2022年)』をはじめ、多くの出演作がある俳優です。
映画『東京リベンジャーズ』では、東京卍會の壱番隊副隊長・松野千冬役を演じました。
1992年9月11日生まれ、静岡県出身の俳優です。中学時代から俳優に興味を持ち、高校生のときに地元劇団の舞台で俳優としての活動を始めました。
上京後に活動を本格化させると、2014年のドラマ『事件救命医2~IMATの奇跡~』でデビューします。
以降、特撮ドラマ『仮面ライダーゴースト(2015年)』などに出演する中で、NHK連続テレビ小説『ひよっこ(2017年)』への出演で注目を集め、一躍人気俳優の仲間入りを果たしています。
映画『東京リベンジャーズ』では、主人公・武道の親友・千堂敦(アッくん)役を演じました。
1993年6月11日生まれのO型、神奈川県出身です。2008年、ドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生〜』で俳優デビューして以降、『ふたつのスピカ(2009年)』や映画『ライチ☆光クラブ(2016年)』などに出演し話題を集めました。
NHK連続テレビ小説『半分、青い。(2018年)』やNHK大河ドラマ『麒麟がくる(2020年)』へ出演するなど、高い実力と知名度を持つ人気の俳優です。
映画『東京リベンジャーズ』では、東京卍會のトップ・佐野万次郎に異常な執着を見せる稀咲鉄太(キサキ)役を演じました。
1997年11月3日生まれ、ダンスロックバンド『DISH//』のボーカル・ギターとしても知られる俳優・ミュージシャンです。
2008年に映画『ダイブ!!』で映画デビューして以降、『君の膵臓をたべたい(2017年)』やドラマ『星降る夜に(2023年)』など、主要キャストとして話題作への出演が相次いでいます。
『君の膵臓をたべたい』では、共演の浜辺美波とともに第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
映画『東京リベンジャーズ』では、大切な人たちのために何度もタイムリープを繰り返す主人公・花垣武道(タケミチ)役を演じました。
1990年9月18日生まれ、愛知県出身の俳優です。2010年、若手俳優集団『D-BOYS』へ所属し、芸能活動をスタートさせました。
2012年に特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』でデビューして以降、ドラマ『ここは今から倫理です。(2021年)』『ペンディングトレイン -8時23分、明日 君と(2023年)』や、NHK大河ドラマ『どうする家康(2023年)』など多くの話題作に出演を重ねています。
映画『東京リベンジャーズ』では、東京卍會の副総長・龍宮寺堅(ドラケン)役を演じました。
1994年2月1日生まれのB型、東京都出身の俳優です。2009年、『アミューズ全国オーディション 2009 THE PUSH!マン ~あなたの周りのイケてる子募集~』で審査員特別賞を受賞したのをきっかけに、芸能界入りしています。
2016年、『サマーソング』で映画初主演を飾ると、『リバーズ・エッジ(2018年)』や『キングダム』シリーズなどで主要キャストを務めました。
NHK大河ドラマ『青天を衝け(2021年)』では、主人公・渋沢栄一の大役を見事に演じ切り、最終的には役づくりのために体重が8kgほど増えたというエピソードもあります。
映画『東京リベンジャーズ』では、東京卍會の総長・佐野万次郎(マイキー)を演じました。
1997年3月5日生まれの女優・モデルです。高校時代、地元の福岡でモデル事務所のスカウトを受けたのをきっかけに、芸能界入りしました。
2015年に『罪の余白』で映画デビューして以降、これまでにドラマ『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜(2022年)』や、映画『君は月夜に光り輝く(2019年)』『わたしの幸せな結婚(2023年)』などに出演しています。
映画『東京リベンジャーズ』では、主人公・武道の人生唯一の彼女で、タイムリープのきっかけとなる橘日向(ヒナ)役を演じました。
漫画から抜け出たような熱演を楽しんで
映画『東京リベンジャーズ』は、人気コミックを原作に、先の見えないストーリー展開と魅力的なキャラクターづくりで話題のシリーズ作品です。
若手ながら実力派のキャストによる漫画から抜け出たような熱演は、映画そのものへの満足感はもちろんのこと、俳優に対する興味や好感も引き出してくれるでしょう。
次に見る映画の候補として、ぜひ『東京リベンジャーズ』を検討してみてはいかがでしょうか。