SF映画と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか？SFはジャンルが細分化されており、宇宙を舞台にしたものから超常現象を扱ったものまで幅広くあります。そんなSF映画に出演歴があるタレントを、ランキングでまとめました。
SF映画は幅広いジャンル！
SF映画とはどのようなジャンルか、どこが魅力なのかを解説します。実写だけでなく、アニメ映画で描かれるSFについても紹介しましょう。
SF映画の魅力とは？
SFとはサイエンスフィクションの略です。直訳すれば「科学的な作り話」という意味になります。作り話でありながらも、科学的な要素があることでリアリティを含んだ世界観を表現しています。
空想の世界を堪能できるSFは、非日常感をもたらしてくれる人気のジャンルです。わくわく感がほしい人、美麗なCG技術を見たい人は特にSFを魅力的に感じることでしょう。
SFと一口で言っても、宇宙規模の壮大なストーリーからコメディ重視でエンタメ性が強めのものまで、幅広いラインナップがある点も魅力です。
宇宙空間や近未来を描く
SGで描かれることが多い舞台は、宇宙です。代表的な例としては、ジョージ・ルーカス監督の映画『スター・ウォーズ』シリーズが挙げられるでしょう。銀河系の惑星を舞台に、帝国軍と反乱軍の戦いを描いた不朽の名作です。SFイコールスターウォーズ、というイメージの人もいるかもしれません。
しかしSFというジャンルは幅広く、たとえばロバート・A・ハインラインによるSF小説『夏への扉』は、タイムトラベルを扱ったSF作品で、タイムリープ系の源流として知られています。2021年には山崎賢人主演で、舞台を日本にアレンジして映画が製作されました。
ドラマには新撰組副長の土方歳三と、偉人坂本龍馬がSNSを駆使してスマホで戦う『正月の陣（2022年）』といったユニークなSF作品もあり、SFの可能性の広さが覗えます。
邦画SF映画はアニメも強い
SFといえばスターウォーズのように海外の作品が強いイメージがありますが、邦画にも多くのSF作品があります。
特にSFアニメが国内では人気が高く、大友克洋の原作コミックをアニメ映画にした『AKIRA（1988年）』は、近未来の東京を舞台に、超能力者の戦いを描いた人気作品です。
日本のSFアニメでは、人気俳優が声優を務めることもあります。名作『時をかける少女』では仲里依紗がヒロインの声を演じたり、新海誠監督の『君の名は。』では神木隆之介や上白石萌音が声で出演したりしたことも有名です。
SF映画に出演した芸能人ランキングの算出方法
SF映画に出演した芸能人のランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
SF映画に出演した芸能人のランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度（顔と名前を知っている）と誘引率（見たい・聴きたい・知りたい）を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年2月度に行われた調査をもとに作成しています。
SF映画に出演した俳優ランキング
| 順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
| 1位 | 大泉洋 | 41.6 | 2022年2月 |
| 2位 | 佐藤健 | 40.2 | 2022年2月 |
| 3位 | 相葉雅紀（嵐） | 39.7 | 2022年2月 |
| 4位 | 松本潤（嵐） | 38.0 | 2022年2月 |
| 5位 | 児嶋一哉（アンジャッシュ） | 36.8 | 2022年2月 |
| 6位 | 綾野剛 | 35.0 | 2022年2月 |
| 7位 | 吉沢亮 | 34.4 | 2022年2月 |
SF映画に出演歴がある男性タレントは、人気俳優からアイドル経験のあるタレントまで、幅広くランクインしています。どういった作品に出ていたのかチェックしましょう。
1994年生まれの俳優で、「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH！マン～あなたの周りのイケてる子募集～」にてRight-on賞を受賞しています。
映画『リバース・エッジ（2018年）』や連続テレビ小説『なつぞら（2019年）』といった作品への出演で人気が上がりました。
SF映画へも出演しており、ヤンキーがタイムリープして過去を変えていく作品『東京リベンジャーズ（2021年）』では、最強格のヤンキー・佐野万次郎を演じています。
1982年生まれの俳優で、『新宿スワン（2015年）』や『ピースオブケイク（2015年）』、『ヤクザと家族 The Family（2021年）』といった映画に出演していました。
命を繰り返す存在という特殊な設定が魅力のSFマンガ『亜人』が2017年に実写映画化された際は、不死身のテロリスト・佐藤役で出演し、怪演を見せています。
亜人は人ならざるものが登場するため実写化は難しいと思われました。しかし、高度なCG技術によって原作の雰囲気が再現され、SF作品として優秀な出来映えになりました。
1972年生まれのお笑い芸人で、相方の渡部建と共にアンジャッシュとして活動しています。個人でもYouTubeチャンネルを開設したり、麻雀プロのライセンスを持っていたりと、多方面で活躍中です。
俳優業にも力を入れており、『謎解きはディナーのあとで（2013年）』や『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜（2019年）』といった話題の映画にも出演しています。
突如現れた侵略者によって日常がなくなっていくSF映画『散歩する侵略者（2017年）』にも出演し、刑事である車田の役で作品の雰囲気を盛り上げました。
1983年生まれで、ジャニーズ事務所のユニット・嵐として活動していました。ソロでも俳優として活躍しています。
『花より男子ファイナル（2008年）』や『陽だまりの彼女（2013年）』、『ナラタージュ（2017年）』などの映画にこれまで出演してきました。
1997年に放送された人気SFドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』の特別版『ぼくらの勇気 未満都市2017（2017年）』では、20年後にレストランの経営者となったモリ役を演じています。
1982年生まれで、ジャニーズ事務所のユニット、嵐の一員として活動していました。ソロではバラエティ番組やドラマで主に活躍中です。
映画にも多く出演しており、『黄色い涙（2007年）』や『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法（2014年）』への出演で知られています。
松本潤と同じく、SF作品『ぼくらの勇気 未満都市2017（2017年）』に出演しており、成長して建築士になったアキラを演じました。
1989年生まれの俳優で、多くのドラマ・映画で活躍する人気役者です。
『8年越しの花嫁 奇跡の実話（2017年）』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞も獲得しており、実力・人気共に高いことで知られています。
運動神経も抜群で、『るろうに剣心』シリーズでは見事な殺陣を披露しました。SFアクション作品『亜人（2017年）』では、死なない体となった主人公の永井圭役を演じ、敵である佐藤役の綾野剛と、派手な立ち回りを見せ話題となりました。
1973年生まれのタレントで、バラエティや司会業もこなしつつ、舞台やドラマ・映画にも多く登場する俳優としても知られています。
『探偵はBARにいる（2011年）』や『青天の霹靂（2014年）』、『そらのレストラン（2019年）』といった作品に出演し、日本アカデミー賞優秀主演男優賞も獲得している実力ある俳優です。
人気マンガが原作のSF映画『東京喰種 トーキョーグール（2017年）』では、人を食して生きる喰種を追いかける捜査官・真戸呉緒の役を演じ、話題を呼びました。
SF映画に出演した女優ランキング
| 順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
| 1位 | 長澤まさみ | 43.9 | 2022年2月 |
| 2位 | 浜辺美波 | 38.6 | 2022年2月 |
| 3位 | いとうあさこ | 36.3 | 2022年2月 |
| 4位 | 今田美桜 | 33.2 | 2022年2月 |
| 5位 | 佐々木希 | 32.2 | 2022年2月 |
| 6位 | 芳根京子 | 26.4 | 2022年2月 |
| 7位 | 蒼井優 | 26.1 | 2021年11月 |
SF映画に出演した女優ランキングでは、これから注目の若手女優が多くランクインしています。出演作の情報と併せてチェックしましょう。
1985年生まれの女優で、1999年に1万人の中からミュージカル「アニー」のポリー役に選ばれデビューしました。
2006年の映画「フラガール」では日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞と新人俳優賞をはじめ、多くの賞を受賞しています。
また、お笑い芸人の山里亮太（南海キャンディーズ）と結婚したことが話題になり、2022年2月には第一子を妊娠したことが報告され、公私共に充実している様子が伺えます。
SF映画『東京喰種 トーキョーグール（2017年）』では、主人公が思いを寄せるリゼを演じ、実は人の姿をしながらも人を喰らう“喰種（グール）”であった衝撃的な喰種姿が話題になりました。
1997年生まれの女優で、ドラマ『ラスト♡シンデレラ（2013年）』にてデビューしました。
以降は連続テレビ小説『ぺっぴんさん（2016年）』でヒロインを演じたり、映画『累-かさね-（2018年）』『散り椿（2018年）』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したりと、目覚ましい活躍を見せています。
SF映画『Arc アーク（2021年）』では、永遠の命を手に入れた主人公・リナ役を務め、10代から100歳を超えるまでのキャラクターを演じ分けるという難しい役どころに挑戦しました。
1988年生まれのモデル・女優で、ファッション誌でモデルを務めたり、テレビに出演したりしています。
女優としてはドラマ『デイジー・ラック（2018年）』や映画『伊藤くん A to E（2018年）』に出演していました。
人気マンガが原作のSF映画『東京喰種 トーキョーグール（2017年）』にも出演しており、舞台の一つである喫茶店・あんていくの店員である入見カヤを演じました。原作通りの美しい雰囲気が見事に再現されたと評判です。
1997年生まれの女優で、近年多くのドラマ・映画に出演している注目の若手女優です。
ドラマでは『僕たちがやりました（2017年）』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-（2019年）』、連続テレビ小説『おかえりモネ（2021年）』に出演しています。
映画では『君は月夜に光り輝く（2019年）』や『ヲタクに恋は難しい（2020年）』に出ていたほか、ヤンキーがタイムリープするSF映画『東京リベンジャーズ（2021年）』にも出演し、ヒロインの日向役を好演しました。
1970年生まれで、『エンタの神様』『爆笑レッドカーペット』といったネタ見せ番組で人気を博したお笑い芸人です。
ネタ番組以外にも情報番組『ヒルナンデス！』やバラエティ『世界の果てまでイッテQ！』にも出演し、幅広い層のファンを獲得しています。
女優業も行っています。現人神である国家元首・カミサマの下、45歳以上の未婚者が市民権を失うという特殊な設定の作品『鈴木さん（2020年）』では主演・よしこを演じて、45歳を控えた介護施設職員を演じました。
2000年生まれの女優で、2011年に第7回東宝シンデレラオーディションでニュージェネレーション賞を受賞しています。
これまで『咲-saki-（2017年）』や『君の膵臓をたべたい（2017年）』『映画 賭けケグルイ（2019年）』といった話題作で主演を務めており、今注目の若手女優です。
命を繰り返す新人類が登場するSF映画『亜人（2017年）』にも出演し、主人公・永井圭の妹である永井慧理子役を好演しました。
1987年生まれで、『クロスファイア（2000年）』にて女優デビューを果たし、多くの作品に出演している人気女優です。
『モテキ（2011年）』『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『キングダム』シリーズなどのヒット作に出演するなど、第一線で輝き続けています。
侵略者と呼ばれる存在が日常を破壊していくSF映画『散歩する侵略者（2017年）』では、突然別人のような性格になり、侵略者宣言をする人物・加瀬真治の妻、加瀬鳴海を演じました。
幅広いSF映画の魅力を知ろう！
SF映画は描かれる題材が幅広く、普段ならありえない設定やシーンも、高度なCG技術で実現可能であるところが魅力のジャンルです。
『亜人』『東京喰種 トーキョーグール』『東京リベンジャーズ』など人気マンガが原作のSF映画も多く、出演者は原作ファンのハードルを乗り越えて見事な演技を披露しています。
今後どういったSF映画が出てくるのか、またどんな役者が出演するのかに注目してみると、より映画を楽しめるかもしれません。
