沖縄出身の女優は多い?特徴もチェック
沖縄出身女優の中には、国民的女優として有名な人が多くいます。沖縄出身者の特徴や、人気女優が多い理由などを見ていきましょう。
明るい人が多いとされる
南国の気候風土は人の性格を明るくさせるといわれ、沖縄で育った人は明るく楽天的な人が多いのが特徴です。
沖縄には『てーげー』という言葉があり、『ほどほどでよい』の意味で日常的に使われていることからも、良い意味でのんびりした文化があると考えられます。
また、郷土愛が強く、頑張り屋な女性が少なくありません。昔から家計を支えるために女性が働くことも多く、比較的しっかり者な傾向があるとされます。
ほどほどに肩の力が抜けていて、明るくしっかりしている沖縄の女性は、厳しい女優の世界でも輝ける素質を持った人が多いのでしょう。
有名なスクールもある
沖縄出身のスターを数多く輩出してきた有名なタレント養成所がある点も、沖縄出身の女優が活躍している理由の一つだと考えられます。
タレント養成所とは、俳優・歌手・タレントなどの活動を夢見る人に、演技・歌唱などの指導をする場所です。
1990年代に、安室奈美恵やSPEEDといった沖縄出身の歌手たちが、ミュージックシーンを席巻したことを記憶している人もいるでしょう。彼女たちは、沖縄アクターズスクールで歌・ダンスのスキルを磨いてきました。
彼女たちが成功して全国的に有名になったことで、タレント養成所への入学希望者が増加し、沖縄で女優を育てる環境が整っていったのだと考えられます。
美人が多いという面も無視できない
沖縄出身の女優は、目鼻立ちがはっきりとした濃い顔をしている傾向があります。沖縄出身の女優にくっきりとした顔立ちの美人が多い理由は、旧石器時代や縄文時代にまでさかのぼります。
沖縄は離島であるため、平坦な顔立ちの弥生人の影響をほとんど受けず、彫りの深い縄文人の顔立ちの特徴を持つ人々が多いそうです。
さらに、米軍基地が存在し外国人と交流する機会もあったことから、ハーフやクォーターの人が生まれ、異国的で濃い顔立ちの人がいっそう増えたとされています。
沖縄出身女優の人気ランキング算出方法
沖縄出身女優の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが独自調査で集計した結果で構成しています。詳しい算出方法を解説します。
当社独自の集計方式で算出
今回の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出しました。こちらのデータから、ランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは幼少期を沖縄で過ごした後、東京の事務所に所属しドラマ・映画へ出演した経験がある女性芸能人を対象として、2023年11月度に行われた調査をもとに作成しました。
沖縄出身女優の人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 新垣結衣 | 42.0 | 2023年11月 |
2位 | 仲間由紀恵 | 32.6 | 2023年11月 |
3位 | 二階堂ふみ | 30.4 | 2023年11月 |
4位 | 満島ひかり | 28.0 | 2023年11月 |
5位 | 比嘉愛未 | 22.0 | 2023年11月 |
6位 | 黒島結菜 | 17.2 | 2023年11月 |
7位 | 玉城ティナ | 15.5 | 2023年11月 |
8位 | 當真あみ | 9.7 | >2023年11月 |
若手からベテランまで、幅広い世代の女優がランクインしています。今回ランクインした女優たちについて、詳しく見ていきましょう。
2006年11月2日生まれ、沖縄県出身の女優です。地元の沖縄でスカウトされ、2021年にデビューしました。
15歳のときにアサヒ飲料『カルピスウォーター』のCMキャラクターに抜擢され、爽やかさや透明感から人気に火がつき、いまや多くのドラマ・映画に引っ張りだこの存在です。アニメ映画『かがみの孤城(2022年)』では、主人公・こころの声優にも挑戦しました。
その他の主な出演作と役は、ドラマ『妻、小学生になる。(2022年)』の出雲凛音役や、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~(2024年)』の谷崎天音役などです。
1997年10月8日生まれ、沖縄県出身の女優です。14歳のときに、最年少でファッション雑誌『ViVi』の専属モデルに選ばれました。
女優としてのデビュー作は、ドラマ『ダークシステム 恋の王座決定戦(2014年)』のヒロイン・白石ユリ役です。
着々とキャリアを積み重ね、映画『Diner ダイナー(2019年)』『惡の華(2019年)』などで演技力が評価され、2019年に第44回報知映画賞新人賞を受賞しました。
1997年3月15日生まれ、沖縄県出身の女優です。2011年に沖縄のコンテストに参加したことがきっかけで芸能活動を開始して以降、映画・ドラマ・CMなどで存在感を示してきました。
主な出演作は、NHK大河ドラマ『花燃ゆ(2015年)』や、ドラマ『夏目漱石の妻(2016年)』などです。
また、映画『カツベン!(2019年)』での好演が評価され、第43回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞しています。
1986年6月14日生まれ、沖縄県出身の女優です。高校在学中からモデルとして活動を開始し、映画『ニライカナイからの手紙(2005年)』で女優デビューしました。
主な出演作と役は、NHK連続テレビ小説『どんど晴れ(2007年)』のヒロイン・浅倉夏美役や、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズの冴島はるか役などです。
年齢を重ねるとともに演技力を高め、優しさと強さを兼ね備えた女性を演じることに定評があります。
1997年に、沖縄アクターズスクール発のダンス&ボーカルユニット『Folder』の一員として、デビューしました。女優としてのデビューは、映画『モスラ2 海底の大決戦(1997年)』です。
女優として着実にキャリアを歩み、映画『愛のむきだし(2009年)』でヒロイン・ヨーコ役を演じ、2010年に第31回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しました。
2018年にフリーランスになり、長年の親友とともに会社を設立するなど新しいスタイルを切り開いています。今後の活躍がますます楽しみな女優の一人です。
1994年9月21日生まれ、沖縄県出身の女優です。デビューのきっかけは、フリーペーパー『沖縄美少女図鑑』に掲載されたことでした。
初めて出演した映画は、俳優・役所広司の初監督作品『ガマの油(2009年)』です。以降、恋愛・サスペンス・ミステリーなど、さまざまなジャンルの作品に出演を重ねています。
どの映画でも独特の存在感を放ち、映画『ヒミズ(2012年)』では第68回ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞 (新人俳優賞)を受賞し、国際的にも評価される女優となりました。
1979年10月30日生まれ、沖縄県浦添市出身の女優・歌手です。琉球舞踊を特技とし、2021年には沖縄の世界自然遺産大使に任命されるなど、郷土愛が強いことでも知られています。
デビュー曲は『MOONLIGHT to DAYBREAK(1996年)』です。歌手業と並行して、多くのドラマ・映画に主演し、話題を集めました。
主な出演作にはドラマ『トリック』シリーズや、『ごくせん』シリーズなどがあります。国民的女優として長年活躍している、沖縄を代表する女優の一人です。
ローティーン向けのファッション雑誌『nicola』のモデルを経て、女優としてデビューしました。高校入学をきっかけに上京し、数多くの作品に出演するようになります。
映画『恋空(2007年)』のヒロイン・田原美嘉役が評価されたことで、2008年に第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
また、卓球の男女混合ダブルスを題材にした映画『ミックス。(2017年)』では、第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞と、第60回ブルーリボン賞主演女優賞を獲得しています。
その他の主な出演作は、ドラマ『ドラゴン桜』シリーズや『リーガル・ハイ』シリーズなどです。
独特の魅力を持つ沖縄出身女優に注目
沖縄出身の女優は、目鼻立ちがくっきりしていて、南国らしさのある独特の雰囲気が魅力です。
明るく爽やかなムードを持っているのが特徴で、モデル活動やCMへの出演をきっかけに見いだされる人が少なくありません。
早い時期に親元を離れて芸能活動に注力する傾向があり、努力家が多いといえます。今後も、沖縄出身女優の活躍に注目しましょう。