これまでに長澤まさみ・黒島結菜・永野芽郁らが出演して主演級女優への登竜門として知られるアサヒ飲料「カルピスウォーター」のCMに、4月1日から14代目キャラクターとして起用されたのが、沖縄出身の新高校1年生、當真あみ。
沖縄らしい名字だが、読み方は「とうま」。雑誌『POPEYE』(マガジンハウス)2022年1月号“ガールフレンド”特集の表紙を飾って注目を集めたほか、3月に発売された『週刊少年サンデー』の表紙・巻頭グラビアにも登場した。今回は、この2022年注目のニューフェイスの素顔を知るためにインタビューを行い、彼女自身の言葉をまじえながら、その魅力に迫りたい。
◇當真あみ(とうま・あみ)
誕生日 2006年11月2日
出身地 沖縄県
身長 160cm
所属事務所 ディネアンドインディー
公式サイト https://www.dine.co.jp/talent/ami
公式インスタグラム https://www.instagram.com/ami_touma_/
カルピスウォーターの新CM「甘ずっぱい日常」編は、下校中の仲良し5人組の中で、少し元気がない當真が友だちの言葉に励まされて、カルピスウォーターを勢いよく飲んで笑顔になる。
「同世代の女の子たちと一緒だったので、おしゃべりしながらできて、とても楽しい撮影現場でした。監督さんからは、カルピスウォーターを飲んで悩みが吹き飛んですっきりする姿を表現してほしいと言われました。家族が“CM、よかったよ”と言ってくれたり、CMの放送が始まると友だちからもたくさんメッセージが届きました」
2020年にスカウトされる
子供時代の當真あみは、女優ではなく、別の夢を持っていたという。
「子供の頃は、将来は理学療養士になりたいと思ってました。誰かのサポートや手伝いができるお仕事がしたいなと思っていたので。中学生の頃は、硬式テニス部に入って、習い事もしていました」
2020年10月に、地元・沖縄でスカウトされ、芸能界入り。
「当時はまだ女優になりたいと考えていなかったので最初は少し悩みましたが、お仕事の現場を見学させていただいたりして、なかなかないチャンスだから、やってみようと思いました」
リクルート14年ぶりの企業CMでデビュー
2021年7月にリクルートの企業CM「迷ったら、ドキドキする方へ。」でデビュー。マイクロドローンを使用してワンカットで撮影されたCMで、當真あみが演じる主人公が日常の中でさまざまなドキドキを感じている姿を描いた。デビュー作で初のCMということで、彼女自身もドキドキしていたに違いない。同社が企業CMを制作するのは14年ぶりという点でも話題を集めた。
「CMの撮影現場にはたくさんのスタッフの方がいらっしゃって、時間をかけてCMが作られていることがわかって、びっくりしました。まわりのみんなが盛り上がっている中で自分だけが考え込んでいて、だけどふとした瞬間に背中を押された気がする、そういう感じを表現してほしいと監督さんに言われました」
2022年2月に配信されたブルボン「濃厚チョコブラウニーピスタチオ」“はじめまして”編・“また会いましたね”編、「ピスタチオラッシュ」“しあわせラッシュ”編のウェブCMにも出演。人気声優の下野紘と梶裕貴がナレーションを担当した。
「ひとりで、いろんなシーンで食べる撮影だったので、ちょっと緊張しました」
ドラマ『妻、小学生になる。』で中学生の小説家役
今年1~3月に放送されたドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)で連ドラ初出演。『週刊漫画TIMES』(芳文社)連載中の村田椰融の同名漫画を原作とするこのドラマには堤真一・毎田暖乃・蒔田彩珠・神木隆之介らが出演。當真は中学生にしてヒット作を生み出した天才小説家・出雲凛音を演じた。
「男の人が憑依しているという不思議な役だったので、しゃべるときの口調も普段の自分とは違って、難しかったです。座るときにも男の人っぽくして、と監督さんから指示がありました。自分とは全然違う役柄を演じることができて、楽しいなと感じました」
初主演した短編映画『いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君』が配信中
2022年2月から映画オンラインコミュニティ「神宮前映画倶楽部」で先行配信され、3月からU-NEXTでも配信されている短編『いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君』では一度も話したことがない同じクラスの男子生徒・日高君と2人きりになって、声をかけようかと悩むサキを演じて主演。橋本環奈が主演した映画『セーラー服と機関銃-卒業-』などで知られる前田弘二が監督を手がけた。
「サキは頭でいろいろ考えて最終的に声をかけに行きますが、私だったら同じ状況になったら声をかけることはできないと思います。そこが自分とは違うなと」
素顔の當真あみは、どんな女の子なのだろうか。
「まわりから、落ち着いているとよく言われます。普段から大騒ぎするタイプではなくて、静かにしているほうだと思います。子供の頃から、その性格は変わっていないです。お仕事をしているときも、家に帰ってからも、あまり変わらないです」
彼女は楽器演奏も得意で、バイオリンは3歳半、ピアノは幼稚園の頃から始めた。趣味はアニメを見ることと音楽鑑賞。
「何も考えずに、ただただアニメを見るのが、気分転換になります。好きなアニメは『東京喰種』や『呪術廻戦』です。少女漫画が原作のものよりは、少年漫画寄りのアクション系のアニメをよく見ます」
今春、沖縄から上京
沖縄で生まれ育った彼女は、この春に上京。東京の印象について、「たくさんお店があって、人も多いので、沖縄とは全然違うなと思います」と話す。
「上京したばかりなので最近は休日に外に出かけて、必要な家具を探して、いろんなお店を見て回っています。沖縄にいた頃は、夏休みの休日に、友だちと海に行ったりしていました。海が近いのが、沖縄の魅力かなって。東京で知り合った友だちに沖縄を案内するとしたら、海にも行ってほしいですし、北谷町にあるアメリカンビレッジもおすすめしたいです。アメリカの雰囲気がある場所で、楽しいですよ」
當真あみは、抜群の透明感と静かなたたずまいから感じさせる個性的な存在感が印象的。2022年注目の次世代女優として、これからもいろんな作品で彼女の可憐な演技を見ることができそうだ。
「いろんな役柄を演じてきて、できあがった映像で見てみると自分が思っていたのとは違っていたりして、もっとこういうふうにしたかったという課題が見つかっていくので、作品に出演するごとに改善して、新しい自分に進化していくことができる女優さんになっていきたいです」
文/高倉文紀
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