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TikTok総フォロワー数660万人超えのリアル兄妹ユニット「おおしま兄妹」

YouTubeで人気を集めるクリエイターには、兄弟・兄妹で活動する人気ユニットが少なくない。その中でも注目を集めているのが、24歳の「しゅん」と20歳で現役大学生の「さくら」のリアル兄妹による「おおしま兄妹」だ。

TikTokの総フォロワー数は約660万人、ツイッターの総フォロワー約20.7万人、YouTubeの登録者約42.9万人(いずれも兄妹アカウント、個人アカウントを合わせた数字。2022年1月現在)。

世代によって反応は異なり、10代からは「憧れの美男美女兄妹」として人気を集め、親世代は「子どもが将来なってほしい理想の兄妹像」として2人の仲の良さに熱い眼差しを送る。その人気はいまや国内にとどまらず、中国版TikTokの「抖音(ドウイン)」にもいち早く参入して、中国でも多くのファンを獲得している。

2016年にYouTube「おおしまちゃんねる。」を開設

彼らが最初に注目を集めたのは、ライブ配信・動画共有アプリ「ミクチャ(旧MIXCHANNEL)」に投稿した、洋服の色や柄を揃えて双子のように見せる双子コーデのファッションによる「双子ダンス」動画だった。ミクチャで開催された「双子ダンスコンテスト」では最優秀賞に輝いた。

その後、TikTokで始めた変顔からイケメン/美女に変身する「変身動画」が人気を集める。2016年にYouTube公式チャンネル「おおしまちゃんねる。」をスタートさせ、1か月に約10本の動画をアップ。2016年春から、鈴木奈々、SKE48の須田亜香里、元AKB48の西野未姫、元乃木坂46の能條愛未らを擁するツインプラネットに所属している。

2020年10月には話題の兄弟YouTuber3組の1組として『マツコ会議』(日テレ系)に初登場して、昨年5月にもその後を追う企画で再び出演。初出演したときには、YouTubeを始めたきっかけについて兄のしゅんが「まわりから仲がよすぎると言われるので、変な兄妹感をYouTubeに上げてみたら反響が大きくなった」と語った。

総動画再生数は6500万超え

YouTubeには、兄妹でありながらカップルのように仲がいいプライベート動画を上げて人気を集めている。高評価を得た「サプライズで号泣!?(兄)が現役JK(妹)の誕生日にあげたプレゼントとは・・・!?」は再生回数100万回を突破した(2022年1月27日現在・115万4232回)。最近では、「冬のユニバで1万円使い切るまで帰れまテンで地獄見たWWWW」(2022年1月10日)というチャレンジ企画動画なども注目を集めた。

2021年に歌手デビュー

人気曲をカバーした動画も脚光を浴び、2021年1月に東宝ミュージック内に設立された音楽レーベル「Lantana Records」から初めて兄妹が作詞を手がけた『気紛れなキミの射止めかた』で歌手デビュー。自身のTikTokと連動させて、再生回数100万回超となった。

そのほか、2017年には日本コカ・コーラの公式スマートフォンアプリ「Coke ON」で展開された「新学期に新しい友達と学得コーク!」の動画に起用され、自作のオリジナルダンスを披露。2018年にも、コカ・コーラとコラボしたTikTok「コカ・コーラ/リボンボトルチャレンジ」編に出演した。

また、2021年春に人気アパレルブランドWEGOとコラボしたプロデュースブランド「RETRO TOKYO」から、兄がイラスト、妹がデザインを担当したアイテムを発売。2021年11月にはヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズが発売され、描き下ろしのイラストをデザインしたTシャツなどのアパレルとファン投票によって選ばれた2人のイラストで作成されたアクリルキーホルダーなどが人気を集めた。

4月には、おおしましゅんのフォトエッセイがワニブックスから発売予定。そのほかの最新情報は、おおしま兄妹のSNSを要チェック。Z世代での知名度は抜群に高いだけに、10代・20代をターゲットにしたCM・広告を含めて、幅広い分野での活躍が期待される。

 

おおしま兄妹


しゅん(兄)1994年4月18日生まれ
さくら(妹)2001年3月1日生まれ
ツインプラネット所属
公式サイト https://www.tp-e.jp/oshimakyoudai/
公式ツイッター https://twitter.com/http_oshima_jp
公式インスタグラム
(兄) https://www.instagram.com/oshima_bro/
(妹)https://www.instagram.com/oshima_sis/
公式YouTube  https://www.youtube.com/channel/UCuAfP7BqBQa5lCGOXa1V88A

文/高倉文紀