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2月3日に『井上祐貴1st写真集 いま』を発売!上昇気流に乗る井上祐貴のタレントパワーを徹底分析

23年は、1月6日放送の単発ドラマ『やっぱそれ、よくないと思う。』(テレ朝系)に出演。主人公(吉川愛)とともに動画再生回数を伸ばそうと躍起になるストリーマーの池照海をコミカルに演じた。同じく1月6日から放送されたのは、連続ドラマ『花嫁未満エスケープ 完結編』(テレ東系)。岡崎紗絵演じる主人公が運命的な出会いを果たす、ウェディングドレスデザイナー兼クチュリエのシングルファーザー・作良亮介役で登場し、「作良さんがかっこよすぎ」「これまでの役との演技の幅がすごい」などのコメントでSNSが賑わった。

さらに1月10日には、NHKドラマ10『大奥』の「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」に登場。大奥の中でも聡明で眉目秀麗な柏木役に起用され、透明感と艶っぽさで視聴者を引きつけた。

「スカウトキャラバン」&『ウルトラマン』出身の期待の星

写真集『井上祐貴 1 st 写真集 いま』

井上は1996年生まれ。大学3年生だった2017年に友人の推薦で応募した「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞。18年にミュージカル『ピーターパン』でデビューした。翌19年には『ウルトラマンタイガ』の主演に抜てきされ、民間警備組織E.G.I.S.のメンバーで正義感の強い青年・工藤ヒロユキにふんして脚光を浴びた。

20年は、東村アキコ原作のテレビ宮崎開局50周年ドラマ『ひまわりっ〜宮崎レジェンド〜』に出演。漫画家を目指す主人公(平祐奈)から「健一2号」と呼ばれる彼氏候補・興梠健⼀を演じた。また同年、オトナの土ドラ『13』(東海テレビ・フジ系)に主人公(桜庭ななみ)の元恋人・日置渉役で出演。『だから私はメイクする』(テレ東系)や『赤ひげ3』(NHK BSプレミアム)などにもゲスト出演している。

ホリプロ60周年記念映画やNHK夜ドラに主演

写真集『井上祐貴 1 st 写真集 いま』

21年は主演映画2本が公開され、注目度を一段上げた年だ。3月公開の『NO CALL NO LIFE』は、ホリプロ60周年記念映画。新進気鋭の井樫彩監督のもと、親の愛情を知らずに育った不良少年・春川真洋を演じて優希美青とW主演した。6月公開の『Bittersand』は、『ウルトラマンタイガ』撮影直後に挑んだという作品。7年前のつらい過去の記憶を塗り替えるべく、ある計画を実行する主人公・吉原暁人を演じた。

同年、ドラマは『ホリミヤ』(MBS・TBS系)、『痴情の接吻』(朝日放送)、『群青領域』(NHK)、「めぐる。」(フジ系)などに出演。松本花奈監督の映画『明け方の若者たち』では北村匠海演じる主人公の親友・古賀尚人役を好演して存在感を見せた。

そして22年4月、『卒業タイムリミット』の主演に抜てきされ、プライム帯の連続ドラマに初主演。卒業式直前に挑戦状を受け取り、誘拐事件の謎に挑む高校生・黒川良樹にふんし、桜田ひより、西山潤、紺野彩夏らと共演した。また放送中の5〜6月にかけては、舞台『奇跡の人』に出演。ヘレン・ケラーの兄ジェイムズ・ケラーを演じて、平祐奈、池田成志、村川絵梨らと共演した。

7月からは2本の連ドラに出演。『イケメン共よ メシを喰え』(テレビ大阪・BSテレ東)では主人公(筧美和子)の後輩のイケメン新人編集者・細見賢人役、『フューチャー!フューチャー!』(中国放送)では未来からやってきた青年・シンイチ役を担った。そして10月から放送されたのが、『silent』だ。主人公の青羽紬(川口春奈)の同級生で、佐倉想(目黒蓮)や戸川湊斗(鈴鹿央士)と同じサッカー部に所属していた野本拓実を好演した。

タレントパワーの認知度は右肩上がり、イメージは男女差も

井上祐貴_時系列

タレントパワーランキングでは、年4回、計4400人のモニターにアンケート調査を行っている。22年の井上の認知度と誘引率(「見たい、知りたい」の指標)の調査結果を見ると、5月に10.6%だった認知度は、8月に10.8%に上昇。さらに11月には11.2%に上がり、右肩上がりだ。誘引率は、8月に83.2%の最高値を記録。認知度と誘引率を掛け合わせた「パワースコア」は、5月に5.5、8月に5.8、11月に5.6となっている。『silent』や今年の出演ラッシュ効果で、次の23年2月調査では上昇が予想される。

井上祐貴_イメージワード_全体

タレントパワーランキングでは、年に1度、イメージワード調査も行っている。井上の22年のイメージワード調査の結果を見ると、「落ち着いた」が34.5%で1位。2位は「優しい」で33.6%。3位には「知的な」「クールな感じ」「さっぱりとした」が24.4%で並んでいる。落ち着いた雰囲気の、優しく知的な青年といったイメージが強いようだ。

 

イメージワードを男女別に比較すると、男性では「落ち着いた」と「優しい」が突出しているが、女性では「知的な」「さわやかな」が高いことが分かる。また男性では低い「活発な」「存在感のある」「包容力がある」が女性では高くなっている。男女で異なるイメージを持たれているところがあるようだ。

写真集『井上祐貴 1 st 写真集 いま』

2月3日に『井上祐貴1st写真集 いま』(KADOKAWA)を発売。出身地の広島でキャンプやサイクリングなどを楽しむ姿や 、鍛え上げた肉体美なども披露している。また、2月4日には東京・渋谷で、5日には大阪・心斎橋で「お渡し会」のイベントも(いずれもHMV&BOOKSにて)。

この先も複数の作品が決定しているという井上。端正な顔立ちと透明感のある佇まいで、役柄によって大きく印象を変える彼が、どんなキャラクターで魅了してくれるのか、期待したい。

 

井上 祐貴(いのうえ・ゆうき)

誕生日 1996年6月6日
出身地 広島県
所属事務所 ホリプロ
ホリプロ公式サイト https://sp.horipro.jp/talents/detail/293?m=pc_293prof
公式インスタグラム https://www.instagram.com/inoue_yuki_/

写真集『井上祐貴 1 st 写真集 いま』


発売日:2023年2月3日(金)
価格:3,300円(税込)
発売・発行:株式会社KADOKAWA

文/泊 貴洋

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