auのCMには、これまでに多くの女優が起用されてきました。近年人気の三太郎シリーズにも、有名な女優が次々と登場しています。今までどのような女優がauのCMに出演してきたのか、またどういった特徴があるのかを、ランキングとともに解説します。
auのCMにはどんな特徴がある?
auのCMは、シリーズとして展開されているものが多く、その中から人気が出たキャラクターもいます。キャラクター面やストーリー面の特徴を見ていきましょう。
個性的なキャラが大人気
auのCMには、ユニークなキャラクターが多く登場します。例えば、桃太郎を実写化し、主役の桃太郎を松田翔太が演じているCMが印象的です。
ほかにも、意識が妙に高い高校生・意識高すぎ!高杉くんなども個性が強く、CMを見た人の印象に残りやすいでしょう。
CMを見た視聴者からも「面白い!」という声が多く、演じる俳優の人気との相乗効果でたくさんの支持を得ています。
宣伝よりも「好感度」を重視
一般的にCMとは、商品をアピールしたり企業を覚えてもらったりするためのものです。
しかしauのCM、とりわけシリーズものになっているCMは『好感度』を重視しています。
通常の目標設定とは異なるためリスクもありますが、一度好感を持ってもらえたら、競合他社との比較になったときに選んでもらいやすいメリットもあるのです。
また、『意識高すぎ!高杉くん』のシリーズでは、学園ものという身近な設定を活用し、見た人に親近感を抱かせることにも成功しています。
シリーズになったCM
auのCMでシリーズものといえば、代表的なのが『三太郎シリーズ』です。
松田翔太演じる桃太郎・桐谷健太演じる浦島太郎・濱田岳演じる金太郎と、3人の太郎が過ごすユニークな日常をCMにしています。
かぐや姫・乙姫・織姫など、ほかの昔話からもキャラクターが登場し、賑やかな雰囲気が楽しいシリーズです。
ほかには『意識高すぎ!高杉くん』というシリーズもあり、神木隆之介演じる高杉くんが、auのことになると意識が急に高くなるという面白い設定のCMになっています。
共演者の松本穂香は、高杉くんと微妙な距離感の関係という役どころで、2人の今後にも注目です。
auのCM・歴代女優のランキング算出方法
auのCM・歴代女優のランキングは『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。
ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
auのCM・歴代女優のランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年に行われた調査をもとに作成しています。
auのCMに出演した歴代女優人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 有村架純 | 42.9 | 2022年5月 |
2位 | 広瀬アリス | 39.5 | 2022年5月 |
3位 | 仲間由紀恵 | 35.6 | 2022年5月 |
4位 | 菜々緒 | 33.4 | 2022年5月 |
5位 | 菅野美穂 | 32.2 | 2022年2月 |
6位 | 杉咲花 | 30.8 | 2022年5月 |
7位 | 川栄李奈 | 29.3 | 2022年5月 |
8位 | 井川遥 | 27.4 | 2022年5月 |
auのCMに出演した歴代女優の人気ランキングには、ほかのCMでもよく顔を見る好感度の高いタレントが多く入っています。それぞれどんなauのCMに出たのか見ていきましょう。
1976年生まれ、ドラマ・映画で活躍している人気女優で、サントリースピリッツ『角ハイボール』や『KOSE』のCMなどにも出ています。
これまでに出演した映像作品は、映画『大停電の夜に(2005年)』や『暗いところで待ち合わせ(2006年)』、NHK大河ドラマ『花燃ゆ(2015年)』などです。
auのCM『4G LTEスマホ』に出演した際には剛力彩芽と共演し、高速というイメージに焦点を当て、光のような速さで動くというユニークなCMでした。
1995年生まれ、アイドルグループ『AKB48』の元メンバーです。グループ脱退後は女優としての才能を開花させ、演技の世界で活躍しています。
主な出演作は、ドラマ『崖っぷちホテル(2018年)』、映画『センセイ君主(2018年)』『九月の恋と出会うまで(2019年)』などです。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ(2022年)』ひなた編では主演を務めました。
auのCMでは『三太郎シリーズ』に織姫役として出演しており、中には濱田岳演じる金太郎に逆プロポーズをする内容のものもありました。
1997年生まれ、橋田賞新人賞を受賞したこともある女優です。これまでに、映画『桜蘭高校ホスト部(2012年)』や、『湯を沸かすほどの熱い愛(2016年)』などの話題作へ出演してきました。
また、NHK連続テレビ小説『おちょやん(2020年)』にも出演したほか、2022年には劇場アニメ『ぼくらのよあけ』で声優にも挑んでいます。
auのCMには、『キャリアアグリゲーション対応スマホ』のCMで登場しました。福士蒼汰と共演し、夏祭りでドキドキするようなワンシーンも印象深くなっています。
1977年生まれ、ドラマ・映画で活躍中の女優です。『資生堂』『キリンビール』『ロッテ』といった大手企業のCMへの出演実績もあります。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ(2017年)』やドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!(2021年)』に出演したほか、2023年には映画『仕掛人・藤枝梅安』へも出演予定です。
auのCMには、2000年に『フォトパレット』という商品のCMに出演し、遠距離恋愛の相手に写真を送る、かわいらしい姿を見せました。
1988年生まれ、2009年から芸能活動に本腰を入れ始めた、男性・女性ともに好感度が高いタレントです。主にモデル・女優として活動しています。
これまでに、ドラマ『4分間のマリーゴールド(2019年)』やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎(2017年)』、映画『ヲタクに恋は難しい(2020年)』といった作品に出演してきました。
auのCMでは『三太郎シリーズ』に乙姫役として出演しており、きれいで優しいけれど怒ると怖いというキャラクターを演じ、たびたび話題を呼んでいます。
1979年生まれ、主に女優として活動しているタレントです。1996年には歌手としてもデビューしているほか、現在ではナレーションの仕事もよく行っています。
女優としての主な出演作は映画『私は貝になりたい(2008年)』『天空の蜂(2015年)』などです。
また、『ごくせん』シリーズや『トリック』シリーズに出ており、どちらも人気が高くさまざまな作品が作られています。
auのCMには、『顧客満足度ナンバーワン』のCMに出ていたほか、『着うたフル』のCMにも出演しており、そのときのCMソング『恋のダウンロード』も歌っていました。
1994年生まれ、主に女優として活動しているタレントです。2023年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演が決まっています。
ほかにも、Amazonプライム・ビデオの配信ドラマ『失恋めし(2022年)』で主演を務めたり、2022年のアニメ『バブル』に声優として出演したりと精力的に活動中です。
『povo』の宣伝としてauのCMに出演しており、鈴鹿央士と共演してノリのよいキャラクターを披露しました。
1993年生まれ、ドラマ・映画で活躍中の女優です。『ニンゲン観察バラエティ・モニタリング』や『櫻井・有吉THE夜会』といった、バラエティ番組に出演したこともあります。
近年では、映画『るろうに剣心』シリーズや『フォルトゥナの瞳(2019年)』『花束みたいな恋をした(2021年)』といった作品へ出演しました。
auのCMでは『三太郎シリーズ』に登場しており、かぐや姫の役どころを演じています。アイドルとしてステージに立っている回もあり、かわいさが存分に引き出されている内容でした。
最新から思い出のCMまで見返してみよう
auのCMには、現在に至るまでに数多くの人気女優が起用されてきました。サービスのPRよりも好感度自体を重視するというコンセプトの通り、ストーリー仕立てのものやキャラクターが前面に押し出されたものなど、内容もユニークです。
今回ランクインした女優が登場したCMを見返してみると、懐かしさだけでなく新たな発見もあるかもしれません。今後、どのような女優がauのCMに起用されるのか、注目してみましょう。