今回で第4回目となる『THE RAMPAGE陣のミリオンカラー』。この連載は、THE RAMPAGEのパフォーマー兼グループのリーダーでもある陣が、様々な分野で活躍する方との対談で、自身も成長しよう、そして互いの雑学を交換しようという企画だ。
今回のゲストは、10代前半から芝居、モデルとマルチに活動し、近年は女優としても活躍目覚ましい山本舞香(やまもと・まいか)さん。この秋はドラマ『ソロモンの偽証』への出演や、6年ぶりとなるカレンダーの発売にも強い思い入れがあるという理由を語ってもらった。
12歳のとき偶然載ったフリーペーパーをキッカケに芸能界入り
陣さん(以下、陣):今回は第4回目にして、初の女性ゲストなので気合いが入ります!山本さんは、武尊(たける)さん(第2回ゲスト https://tpranking.com/zin-millioncolor-02 )と同じ鳥取県米子市出身なんですね。
山本舞香さん(以下、舞):ええ、同じ中学校の先輩です!
陣: 2010年に地元でスカウトされて芸能界入りしたそうですね。
舞:はい、12歳の時、鳥取のフリーペーパー(『鳥取美少女図鑑』)に出たんですよ。米子市の百貨店で迷子になっちゃって椅子に座っていたら、そこがたまたま撮影の休憩所で。その編集長が父の知り合いということもあり、撮影してもらったんです。そして、それを見た事務所の社長が米子まで来てくれたんです。
陣:えっー、それは凄い偶然ですね!そこから、仕事を始めていつ上京したんですか?
舞:中学校の時は、飛行機で通って、高校から東京の寮に入りました。
陣:思春期の真っただ中から仕事をして、友達と遊べなくて辛くなかったですか?
舞:確かに当時はイヤでした(笑)。人と壁を作ってしまい、トゲトゲしさもありました。私は、男兄弟で育ってきたので、あの頃は、“女子ってめんどくさいなぁ”って思っちゃってました(笑)。
陣:そうだったんですね。その後、自分がなりたいのは、モデルなのか女優なのかすぐ決まりました?
舞:いえ、自分でも「すぐ辞めるんだろうな」と思っていました(笑)。10代の頃は、事務所も守ってくれる反面、様々な制約があって辛かったので。でも、20歳になって自己責任となった時に、束縛があったからこそ反発していたことにようやく気づきましたね。
陣:変なわだかまりや力みが無くなったんですね。地元のYouTuberさん(サークル倶楽部)に、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんとサプライズで応援されているのも素敵です。
舞:有難うございます!YouTubeで有名になりたいという夢を持っている友達は応援したい(知名度を生かして)と思っています。
将来は動物の保護施設を作りたい
舞:実は将来、動物の保護施設を作りたいという夢があるんですね。芸能界にいるからこそ、協力してくれる人を紹介してもらいやすいなら、それも自分の役目だと思っています。
陣:影響力がある立場ですからね。それは、何かキッカケがあったんですか?
舞:私、犬を飼っていて、顔も性格も全く違うんです。なのに、お店では犬や猫がモノのように並べられている気がするんです。
ペットショップを批判している訳ではありませんが、命を大切にしてほしい。例えば、「今日は半額セールですよ」などと見ると心が痛みます。自分一人が頑張っても小さい力かもしれませんが、どうにかしていきたいですね。
陣:いやぁ、感動しました!!僕も家で猫を飼っているのですが、それは両親が河川敷で5匹拾ってきたうちの1匹なんですよ。だから、小さな命でも大切にする気持ちはとても共感しています!
ドラマ『ソロモンの偽証』は、ここ数年でイチオシの自信作
陣:では、お芝居の話に移りますが、この10月にWOWOWさんでドラマ『ソロモンの偽証』が始まりますが、この超名作(原作:宮部みゆきさん)のオファーが来た時、どう思いましたか?
舞:様々な理由で心に闇を抱えている役なので、絶対に演じてみたいとすぐ思いました。
陣:演じてみていかがでした?ソロモンの偽証は
舞:まず、ひどいニキビが治らないというのが、とても辛いことなんだと実感しました。特殊メイクで終日過ごしていると、お肌のトラブルでイジメられてしまうこと、そしてそれに負けないよう闘っていくことを考えるようになって。
この作品は、できるだけ多くの方に観てもらいたいですね。全8話のドラマの分、映画よりも細かいディテールが描かれているんですよ。
陣:僕も第1話を観させてもらったのですが、こうした問題は、学校に限らず、会社や組織などでも起こっているだろうから、他人事には思えませんでした。自分が何気なく発した言葉が、相手にとっては物凄くショックになることもありますよね、良いことも悪いことも。
舞:だから、その腹いせがどれだけ怖いものになるか、考えてしまいました。今回の(権野元)監督は、セリフや演技に関する私の提案を聞いて下さる方で、最終話のラストシーンを相談した際、「俺もそんな気がした」って納得してくれて、コミュニケーションしながらの演技がとても楽しかったです。
カレンダーと発売イベントでファンの方に「ありがとう」を伝えたい
陣:お話からも、作品への思い入れの強さが伝わってきますね。そして、10月13日には、2022年カレンダー発売、おめでとうございます!6年前に続いて2度目ということで、今回のコンセプトはありますか。
舞: 前回は言われた通りに撮影したのですが、今回は自分から提案しました。ただ、当初は、写真集を出したかったのですが、コロナ禍で移動制限もあって海外とかにも行けないのでカレンダーになって。
でも、妥協せず形にするため、自分の着たい服を選び抜いて、さらにファンの方と顔を見合わせて感謝を伝えられる交流の場が欲しかったので、感染対策を万全にして頂き、発売イベントもお願いしました。
陣:イベントは、店頭もオンラインもあるんですね。
舞:首都圏の方にも地方の方にも逢えることを想定しました。
陣:僕達THE RAMPAGE(from EXILE TRIBE)の場合は、毎回CDのリリース・イベントがあるんですよ。元々は、直接お会いしていたんですが、ここ最近はオンラインで、ファンの方お一人ずつとメンバー16人が話すんですよ。
舞:1人対16人ですか!!うわ~緊張する~!
陣:だから、質問を忘れないようメモを読み上げる方も多いです!(笑)山本さんは、その楽しいノリでOKですよ!といいつつ、僕もまだ慣れていないので、こちらが話を聞いてあげるようにしています。
そういえば、カレンダー撮影にあたって、体づくりはどうなさったのですか?
舞:撮影前日に、酵素浴だけ行きましたが、特には鍛えていません。
陣:小さい頃の空手で体が出来ているんですね。10周年のカレンダーということですが、10年間を振り返ってどうでした?
舞:あっという間でした。辛い時期もあったからこそ今の自分があると思います。だから、みんなに感謝ですね。
陣:それは20歳過ぎてからですか。
舞:そう、20歳まで仕事や恋愛を経験してふと考えてみたら、視野が広がっていたんですよね。友達と支え合っていることや、家族が大事なことがパッと見えたんです、特に今年は。どんなことも等しく大切だということが分かりました。
イメージワードの“活発で個性的”は嬉しいが、今後は男性ファンも狙います(笑)
――ここで、タレントパワーランキングのデータを見てみます。一般の方からの山本舞香さんのイメージワードを尋ねたところ、全体では、1位が「ビジュアルが良い」36.7ポイント、そしてほぼ同点の2位が「活発な」で36.3ポイント、これらに「個性的な」が32.8ポイント、「クールな感じ」が32ポイント、そして「力強い」が31.1ポイントと続きます。特に女性では「活発な」が40ポイントを超えてダントツですね!
舞:えー、私って“活発”なんですね、意外!でも、ポジティブなイメージは嬉しいです。女性ファンが多いのは心強いのですが、男性ファンも増やしたくて、今回のカレンダーは、男性が好きそうなポーズや衣装も狙っています(笑)。
陣:わかりやすい(笑)男性は、ビジュアルを重視しますからね!あと、現代人って、周りの反応から自分が合格かどうか考えがちなのに、山本さんは自分の考えを明確にできるから、“山本舞香は個性的”なんだと思います。
僕なんか、周りの目を気にする心配性で、今日もこのノートの筆圧がめっちゃ高いほどです。だから、山本さんが羨ましいですよ。
舞:今日の進行も上手ですよね~!ただ、私は、性格が父親譲りで完全に男勝りなんですよね。周りのスタッフさんからも、“女じゃなくなってない?”って注意されるほど(苦笑)。
陣:山本さんは、どんな男性がタイプなんですか?
舞:堂々としている人ですね、だって人を好きになるって当たり前だし、逆に隠したりするような人は好きじゃないかも。
陣:そういう所も男らしさに通じますよね。だから、年齢を重ねていけば、日本刀のように磨きがかかっていく気がします。ところで、ふだんはどんな音楽を聴いているんですか?
舞:いろいろですよ~。K-POPも聴くし、平井大さんも、家入レオちゃんも、ONE OK ROCKさんも、移動車で流しています。ワンオクのTakaさんはお兄ちゃんみたいな存在で仲良しですが、直接会うよりも、やっぱり彼らの音楽を聴いている時が最高ですね。
陣:交友関係がホントに広いんですね!さすがコミュニケーション能力が高そうです。これからは是非THE RAMPAGEも聴いて下さい!(笑)
最後に、山本さん取っておきの雑学があれば教えて下さい。
舞:え~じゃあ、生き物ネタで…マンボウって、すぐ死んじゃうって知ってます?
陣:はい、実は知ってます。(笑)物理的にも精神的にも衝撃があると死んじゃうんですよね。
舞:知ってましたか~!くそ~(笑)
陣:じゃあ、僕の方から山本さんは鳥取県ご出身なので、梨について一つ披露します。
コンビニの袋って、実は梨狩りがキッカケでできたんですよ。梨狩りはもともと竹のカゴを使っていたんですが、そのカゴのささくれが女性のストッキングに引っかかってしまうのを防ぐために、あの袋が出来たんです。
舞:おーーーっ、じんじん来たーーー(笑)。いやぁ、参りました。
陣:いえいえ、こちらこそお話が勉強になりました!最後にファンの方にメッセージをお願いします。
舞:ドラマは、回を重ねる度に、出演者全員の演技がヒートアップしていきます。ミステリーなので、それが怖いかもしれませんが、最後に感動が待っているのでじっくり観てください。
そして、カレンダーの方は、愛犬と写っている表情が自然なので、こちらもチェックして下さい。そしてイベントでお会いしましょう!
【対談を終えて】
陣:山本さんは、イメージ通り真っ直ぐ生きている方で、究極、生まれ変われるならなりたいと思えるほど、僕にはないものを沢山持っていらっしゃいますね。そして、犬や猫の命も大切にしたり、何事にも全力で取り組んだりしている様子は、人としても素晴らしいと思いました。
僕の方も、20代は失敗しても何事も経験ということで挑戦していこうと思っていて、この秋にメンバーの吉野北人(さん)が出演するドラマ『トーキョー製麺所』に初めて出させてもらいました。是非、チェックして下さい!
(取材:人と音楽をつなげたい音楽マーケッター 臼井孝)
山本舞香さん・陣さん(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
サイン色紙 & チェキ プレゼント
締切:2021年11月6日(土)
フォーム送信後、公式Twitter(@TP_Ranking)をフォロー
プレゼントツイートを引用リツイートで応募完了!
※ご応募はお一人様1回限りでお願いいたします。
山本舞香 プロフィール
生年月日 1997年10月13日、鳥取県米子市出身、特技は、空手(黒帯)。2011年、大手企業広告のイメージモデルに選ばれ、ローティーン雑誌『ニコラ』の専属モデルとして活動開始(~2014年)。さらに同年、ドラマ『それでも、生きていく』で女優デビューも果たした。2017年~2011年、『王様のブランチ』のレギュラー出演し、女性から多くの支持を獲得。2020年には、「世界で最も美しい顔100人」の日本人最高位に選ばれる。2021年10月からドラマ『ソロモンの偽証』に高校生・三宅樹理役で出演。
公式Instagram https://www.instagram.com/yamamotomaika_official/
公式Twitter https://twitter.com/maika_style衣装協力/SEMICOUTURE
スタイリスト/津野真吾(impiger)
陣 (THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) プロフィール
1994年4月28日生まれ、大阪府出身。2017年1月25日にシングル「Lightning」でメジャーデビューしたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマー兼リーダー。現在、1100個以上の雑学を身につけていることから、2020年末には「まいにち、陣!じんじん雑学カレンダー」を発売。2021年9月には、毎日放送『トーキョー製麺所』にてドラマ初出演を果たした。
・SSTV「ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!」
VJ(隔週金曜日22:00~23:00)・bayfm「WEEKEND THE RAMPAGE」
MC(毎週金曜日21:00~21:30)・TOKYO FM「JUMP UP MELODIES TOP 20
supported by GinzaSonyPark」
MC(毎週金曜日12:00~14:55)生放送・TOKYO FM『太田胃散 presents Friday Night Party THE RAMPAGE 陣のスマイルラジオ』
10月マンスリーMC(毎週金曜日19:00~19:30放送)公式Instagram(陣) https://www.instagram.com/rmpg_zin_official/?hl=ja
公式Instagram(THE RAMPAGE) https://www.instagram.com/the_rampage_official/?hl=ja
■WOWOW「ソロモンの偽証」
2021年10月3日(日)放送開始
毎週日曜夜10時放送配信
https://www.wowow.co.jp/drama/original/solomon/
■山本舞香 2022 カレンダー
2021年10月13日(水)発売
\3,080(税込)
カレンダー予約サイト
HMV:https://www.hmv.co.jp/store/event/44098/
ローチケ:https://l-tike.com/st1/hmvbooks-0830/sitetop