若手イケメン俳優と聞いて、誰が思い浮かぶでしょうか？芸能の世界では10〜30代までを若手と呼ぶことが多く、その中で演技力も高いイケメンの俳優はある程度絞られてきます。若手イケメン俳優の人気を、年代別にランキング形式でまとめました。
そもそも若手イケメン俳優とは？
まずは、若手イケメン俳優の定義について解説していきます。どのあたりの年齢層を指したものか、またイケメンの定義や俳優としての実力といった観点から見ていきましょう。
10～30代の俳優のこと
若手と一言でいっても、業界によってその年齢層は異なります。役者の世界では一般的に、10〜30代を若手と呼ぶことが多いようです。
ただし、子役時代から役者活動をしているタレントの場合は若手と呼ばないこともあり、芸歴・キャリアによっても変わってきます。
若手と似た言葉に『新人』もありますが、こちらの場合、年齢は関係ありません。40代・50代で役者デビューした場合、若手ではないが新人ではある、ということになるのです。
容姿のバランスが整っている人を指す
イケメンの定義はまちまちですが、イケメンと認識しやすい顔のつくりには傾向があります。特定のパーツだけが魅力的なのではなく、顔全体のバランス・配置が整っているケースが多いでしょう。
例えば、目が一重でも二重でも、重要なのはそこではなく、鼻・口などほかの部位とのバランスが良いかが大事です。
また、肌のきれいさや歯並びといった細かいところも関わってきます。目鼻立ちなどの目立ちやすい部分だけでなく、細部まで均整の取れた顔立ちが、イケメンと認識されやすいようです。
もちろん演技力も重要
俳優として活動している以上、外見の美しさだけでなく、演技力も必要になります。顔立ちが整っている俳優は確かに画面映えしますが、作品の中で光る演技を披露できなければ、役者として大成することは難しいでしょう。
ましてや近年は、SNSで誰もが情報を発信できるようになったため、外見だけでキャスティングされた実力のない俳優は、悪い意味でうわさになってしまいます。
話題性重視で役者が採用される時代ではなく、現代は良くも悪くも実力主義の時代と考えられます。イケメン俳優として成功するには、確かな演技力も必要なのです。
若手イケメン俳優ランキングの算出方法
若手イケメン俳優ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
若手イケメン俳優ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』に登録されている、男性タレントの『男前な』イメージでスコアを算出し、こちらのデータからランキングが作成されています。
世間が男前なイメージを持つ、若手イケメン俳優を人気順に上位8名ずつ選出し、ランキング形式でまとめました。
今回のランキングは、2022年度に行われた調査をもとに作成しています。
【10代】若手イケメン俳優ランキング
| 順位 | タレント名 | 「男前」スコア | 調査時期 |
| 1位 | ラウール（Snow Man） | 29.9 | 2022年 |
| 2位 | 藤原大祐 | 25.6 | 2022年 |
| 3位 | 宮世琉弥 | 25.2 | 2022年 |
| 4位 | 翔 | 23.4 | 2022年 |
| 5位 | 市川染五郎（八代目） | 21.6 | 2022年 |
| 6位 | 城桧吏 | 21.0 | 2022年 |
| 7位 | 水沢林太郎 | 19.4 | 2022年 |
| 8位 | 窪塚愛流 | 14.1 | 2022年 |
【10代】若手イケメン俳優ランキングには、まだキャリアは浅いものの、今後の活躍が期待できるタレントが多くランクインしました。どういった人物かを見てみましょう。
2003年生まれ、俳優・窪塚洋介を父に持ち、2018年に映画『泣き虫しょったんの奇跡』に出演して以降、俳優業を本格化させています。
これまでに、映画『麻希のいる世界（2022年）』やドラマ『ネメシス（2021年）』『あのときキスしておけば（2021年）』などに出演してきました。
2023年公開予定の映画『愛のゆくえ』や『少女は卒業しない』にもキャスティングされており、来年以降も多く姿を見ることになりそうな役者です。
2003年生まれ、2017年頃からドラマに出演し始め、今では多くの作品に出てファンを拡大しています。
主な出演作は、ドラマ『グッドワイフ（2019年）』『テッパチ！（2022年）』や映画『ブラック校則（2019年）』『私の知らないあなたについて（2022年）』などです。
2023年1月期に放送予定の連続ドラマ『スタンドUPスタート』にも出演が決定しているなど、ますますお茶の間で見る機会が増えています。
2006年生まれ、2014年から2022年3月までダンスユニット『スタメンKiDS（STA＊M）』の一員として活動していました。
映画『万引き家族（2018年）』では主人公一家の息子役を好演し、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し注目を集めました。
映画『約束のネバーランド（2020年）』ではメインキャラクターの1人を、『都会のトム＆ソーヤ（2021年）』では主役を演じ、今後の成長に期待が高まっている俳優です。
2005年生まれ、七代目市川染五郎の長男として育った役者です。2007年に、歌舞伎座『侠客春雨傘』で初お目見えしています。
2018年に八代目市川染五郎を襲名し、襲名披露興行も行いました。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人（2022年）』にも出演を果たし、舞台だけでなくテレビでも活躍しています。
2023年公開予定の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』にも、森蘭丸役として出演予定です。
2006年生まれ、ロサンゼルス出身のタレントです。2018〜2022年にかけて、マイナビ東京ガールズコレクションへ登場しています。
役者としては、2018年にドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』に子役で出演しました。
2022年には、かまいたちと指原莉乃がMCを務めるバラエティ番組『超無敵クラス』に出演し、ドラマ以外のフィールドでも存在感をアピールしています。
2004年生まれ、2018年から2020年までボーカルダンスユニット『M!LK』の一員として活動していました。
2022年には、ドラマだけでも『もしも、イケメンだけの高校があったら』、『村井の恋』、『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』、『君の花になる』の4本のメインキャストを務めました。
なかでも、ドラマ『君の花になる』では劇中登場するボーイズグループ『8LOOM（ブルーム）』のメンバー成瀬大二郎役を演じ、劇中だけでなく、期間限定のボーイズグループとして実際にデビューし、 物語と連動したライブやイベントなど多岐にわたる活動を行ったことで話題を集めました。
2003年生まれ、2019年から芸能界で活動をスタートし、CM『栄光ゼミナール』でデビューしました。
デビューして半年足らずの2020年にドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』でテレビドラマ初レギュラー出演を果たし、SNSでは「とんでもない美少年がいる」と話題になりました。
以降、『恋する母たち（2020年）』や『推しの王子様（2021年）』などドラマや映画の出演が増え、今後の活躍に注目の俳優です。
2003年生まれ、ジャニーズ事務所所属のユニット『Snow Man』のメンバーとして活動中です。
ライブ活動・ツアーなどをグループで行いつつ、ソロ活動としてはマイナビ東京ガールズコレクションに登場したり、映画『ハニーレモンソーダ（2021年）』に出演したりしました。
また、2020年には集英社の『りぼん』で連載を持つなど、多方面でマルチに活躍を見せています。
【20代】若手イケメン俳優ランキング
| 順位 | タレント名 | 「男前」スコア | 調査時期 |
| 1位 | 新田真剣佑 | 61.7 | 2022年 |
| 2位 | 横浜流星 | 61.2 | 2022年 |
| 3位 | 平野紫耀（King & Prince） | 58.1 | 2022年 |
| 4位 | 佐藤勝利（Sexy Zone） | 57.9 | 2022年 |
| 5位 | 神尾楓珠 | 56.6 | 2022年 |
| 6位 | 中川大志 | 54.1 | 2022年 |
| 7位 | 吉沢亮 | 52.3 | 2022年 |
| 8位 | 眞栄田郷敦 | 51.6 | 2022年 |
【20代】若手イケメン俳優ランキングには、今まさに多くのドラマ・映画に引っ張りだこの人気有名俳優が多くランクインしました。主な出演作なども含めてチェックしていきましょう。
2000年生まれ、『TGC KITAKYUSHU 2018』で芸能活動をスタートし『小さな恋のうた（2019年）』で俳優デビューしました。
ドラマ『ノーサイド・ゲーム（2019年）』では、オーディションの時から約3カ月間で体重を15キロも増量するなど、ストイックな役作りをする俳優として話題となりました
2023年の大河ドラマ『どうする家康』へ武田勝頼役で出演することが発表され、2023年の活躍も楽しみな俳優です。
1994年生まれ、『アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH！マン～あなたの周りのイケてる子募集～』にて審査員特別賞を受賞し、芸能活動をスタートさせています。
2011年のドラマ『仮面ライダーフォーゼ』や、2013年のドラマ『ぶっせん』などへの出演を経てキャリアを積み、映画『リバーズ・エッジ（2018年）』で脚光を浴びました。
その後も映画『キングダム』シリーズに出演したり、NHK連続テレビ小説『なつぞら（2019年）』やNHK大河ドラマ『青天を衝け（2021年）』にキャスティングされたりなど、目覚ましい活躍を見せるイケメン俳優です。
1998年生まれ、2009年に俳優としてデビューしています。ドラマ『家政婦のミタ（2011年）』に出演したことで、一躍注目を浴びることになりました。
NHK大河ドラマ『真田丸（2016年）』やNHK連続テレビ小説『なつぞら（2019年）』、映画『坂道のアポロン（2018年）』などが主な出演作です。
2023年には映画『スクロール』で主演を務めるほか、『アクターズ・ショート・フィルム3』で監督にも挑んでいます。
1999年生まれ、2015年頃から役者としての活動を本格化させている俳優です。ドラマ『アンナチュラル（2018年）』や『左ききのエレン（2019年）』といったヒット作に出演すると、そこからメディアへの露出が増えていきました。
近年では、ドラマ『顔だけ先生（2021年）』『青野くんに触りたいから死にたい（2022年）』、映画『20歳のソウル（2022年）』『恋は光（2022年）』などに出演し、たびたび主演を務めています。
また、バラエティ番組『恋とオオカミには騙されない』ではMCもこなすなど、役者以外の顔も見せる注目タレントです。
1996年生まれ、ジャニーズ事務所所属のアイドルユニット『Sexy Zone』のメンバーとして活動しています。グループでライブを行いつつ、『よびすて』『ぎゅっと』など多くの楽曲をリリースしてきました。
ソロでは役者としても活動中で、2022年にはドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』『赤いナースコール』などに出演しました。
さらに、舞台『ハロルドとモード』でも好演し、役者としてのキャリアを順調に積んでいるタレントです。
1997年生まれ、ジャニーズ事務所所属のユニット『King＆Prince』のメンバーとして活動しています。
グループとして『シンデレラガール』『koi-wazurai』『Mazy Night』といった楽曲をヒットさせ、ライブ・ツアーも精力的に行ってきました。
一方、ソロでは役者業もこなし、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズやドラマ『クロサギ（2022年）』といった話題作に出演し、ファン層を拡大させています。
1996年生まれ、エランドール賞新人賞や日本アカデミー賞新人俳優賞といった賞を多く獲得しています。
演技力の高い俳優でありながら、日本ジュエリーベストドレッサー賞や小学館DIMEトレンド大賞ベストキャラクター賞にも選ばれるなど、華やかさも備わっている俳優です。
近年では、映画『アキラとあきら（2022年）』『線は、僕を描く（2022年）』に出演しました。また、2023年公開予定の映画『ヴィレッジ』『春に散る』で主役を演じることが決まっており、ますます注目されていくこと間違いなしでしょう。
1996年生まれ、ロサンゼルス出身で2014年から日本で活動をはじめた俳優です。
映画『ちはやふる -上の句- / -下の句-（2016年）』で第40回日本アカデミー賞新人賞を獲得して注目度が上昇し、以降多くのドラマや映画で活躍しています。
近年では、ハリウッド映画『パシフィック・リム:アップライジング（2018年）』へ出演したほか、2023年に映画『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』でハリウッド映画初主演の公開を控えるなど、海外での活躍も目覚ましいです。
【30代】若手イケメン俳優ランキング
| 順位 | タレント名 | 「男前」スコア | 調査時期 |
| 1位 | 山下智久 | 61.4 | 2022年 |
| 2位 | 町田啓太 | 55.8 | 2022年 |
| 3位 | 佐藤健 | 55.6 | 2022年 |
| 3位 | 三浦翔平 | 55.6 | 2022年 |
| 5位 | 松本潤（嵐） | 53.4 | 2022年 |
| 6位 | 岩田剛典 （三代目 J SOUL BROTHERS） |
53.3 | 2022年 |
| 7位 | 速水もこみち | 50.1 | 2022年 |
| 8位 | 大倉忠義 （関ジャニ∞） |
49.0 | 2022年 |
【30代】若手イケメン俳優ランキングには、新人の頃にイケメンタレントとして華々しい活躍を見せ、年を重ねてからは一味違った大人の魅力を放つタレントがランクインしています。これまでのキャリアを確認してみましょう。
1985年生まれ、ジャニーズ事務所所属のユニット『関ジャニ∞』のメンバーとして活動しています。
『関ジャニ∞の あとはご自由に』『関ジャム 完全燃SHOW』といったバラエティ番組で、レギュラーとして活躍中です。森永製菓『ハイチュウプレミアム チョコモナカジャンボ』のCMでも、姿を見ることができます。
俳優としての活動は、ドラマ『必殺仕事人』シリーズに出たほか、映画『大奥（2010年）』などにもキャスティングされました。ドラマ『ROMES 空港防御システム（2009年）』では、主演を見事に務めています。
1984年生まれ、モデル・役者として活動するほか、近年では料理方面での活躍も目立ちます。
『大切な人に食べさせたいおうちごはん』『MOCO’Sキッチン』『速水もこみちが作る50のレシピ きみと食べたら、きっと美味しい。』など多くの料理本を出しており、いずれも好評です。
役者としては、映画『となりの怪物くん（2018年）』やドラマ『緊急取調室』シリーズ、『本日は、お日柄もよく（2017年）』などに出演しました。
2010年に『三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE』のメンバーとして、デビューしたアーティストです。
2014年には『EXILE』の新パフォーマーにも抜擢され、両方のグループを兼任する形で活動しています。持ち前の甘いマスクが、高い女性人気を誇っています。
2013年からは俳優業にも進出し、ドラマ『ディア・シスター（2014年）』『ワイルド・ヒーローズ（2015年）』『HiGH&LOW ～THE STORY OF S.W.O.R.D.～（2015年）』などに出演してきました。
2016年には『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』にて、映画初主演も見事に務めています。
1983年生まれ、ジャニーズ事務所所属のユニット『嵐』のメンバーとして活動していました。2020年にグループは活動を休止し、現在は主にソロで俳優業を行っています。
近年では、『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズや映画『ナラタージュ（2017年）』、ドラマ『となりのチカラ（2022年）』などに出演しました。
また、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』では、主役・徳川家康を演じることが決まっており、今なお新境地を開拓しているタレントです。
1988年生まれ、181cmと高身長かつビジュアルも優れたイケメン俳優として知られています。
『M 愛すべき人がいて（2020年）』『ハコヅメ 〜たたかう！交番女子〜（2021年）』『あのときキスしておけば（2021年）』といったドラマに出演し、女性のファン層を中心に獲得してきました。
また、映画『ひるなかの流星（2017年）』や『天外者（2020年）』にも出演し、特に青春ものの作品で存在感を示しています。
1989年生まれ、ドラマ・映画に数多く出演している人気俳優です。2022年には、世界的なクリエイターとコラボしたアートブック『Beyond』の発売決定が発表されています。
好感度も高く、これまでに『ハーゲンダッツジャパン』『株式会社ポケモン』『株式会社マンダム』など、大手企業のCMでもよくその姿を見かけました。
役者としては、特に『るろうに剣心』シリーズで高い評価を得ています。本作のアクションシーンは、持ち前の運動神経の良さで見応え抜群でした。
2023年もドラマ『100万回 言えばよかった』に出演が予定されているなど、第一線で活躍中です。
1990年生まれ、『劇団EXILE』のメンバーです。2010年頃から、役者としてキャリアを積み始めてきました。
映画『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズに出演したほか、NHK連続テレビ小説『花子とアン（2014年）』やNHK大河ドラマ『西郷どん（2018年）』『青天を衝け（2021年）』といった話題作にも出ています。
また、CMにも多数出演しており、これまでに『日清食品』『エービーシー・マート』や、青山商事『洋服の青山』などのCMに登場しました。2022年には、『AVEDA』『アベンヌ』のアンバサダーも務めています。
1985年生まれ、1996年からジャニーズ事務所に所属し、芸能活動をスタートさせました。その後、同事務所のユニット『NEWS』のメンバーとして目覚ましい活躍を見せました。
グループを脱退し、事務所から独立した後は、国内のみならず海外での活動も増え始めています。2020年には、ハリウッド映画『The Man From Toronto』の撮影にも参加しました。
役者としての出演作には、ドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜（2009年）』『アルジャーノンに花束を（2015年）』や、『コード・ブルー』シリーズなどがあります。
近年ではドラマ『正直不動産（2022年）』に出演したほか、2023年に配信予定のドラマ『神の雫/Drops of God』にて主演を務めることが決まっています。
若手ならではの魅力を楽しんでみて
10〜30代までの若手イケメン俳優は、いずれもビジュアル・演技面で人を惹きつける力を持っています。
画面に登場するだけで華やかに作品を彩り、かつ視聴者を作品の世界に没入させる演技力を兼ね備えているからこそ、若手イケメン俳優は人気が高いのです。
子役上がりであったり、アイドルから俳優へ転身したりと、キャリアもさまざまです。気になる若手イケメン俳優がいたら、これまでの芸歴や今後の活動をチェックしてみましょう。
