朝ドラには、世の女性たちを魅了するイケメン俳優がたくさん登場します。ヒロインと恋仲になったり、ヒロインの人生を変える転機となったりと、役どころはさまざまです。朝ドラ出演のイケメン俳優を、若手とベテラン別にランキング形式で見ていきましょう。
朝ドラ出演イケメン俳優の魅力は?
朝ドラに出ていたイケメン俳優の魅力は、どこにあるのでしょうか?演じるキャラクターや、出演後のキャリアといった観点から見てみましょう。
ヒロインと一緒に恋がしたくなる
朝ドラには、ヒロインの周りにイケメンキャラクターが数人おり、そこから誰と恋仲になっていくのかを予想する楽しみがあります。
それぞれの役を演じるイケメン俳優が多く登場するので、見ている側もヒロインと一緒にドキドキする感覚を味わえることが、朝ドラの魅力の一つです。
さらに、ヒロインの身内にもイケメン俳優が起用されているケースもあることから、「ただならぬ関係に発展してしまうのでは…?」といった妄想をして楽しむ人も少なくないでしょう。
物語を彩る個性豊かなキャラクター
朝ドラの特徴として、脇を固める主役以外のキャラクターそれぞれが個性豊かというものがあります。
例えば、『花子とアン(2014年)』では、ヒロインの幼馴染みを演じた窪田正孝のキャラクターが評判となり、後にスピンオフ作品も制作されたほどです。
また、『半分、青い。(2018年)』に出ていた中村倫也も、ヒロインの幼馴染みが通う大学の同級生役として存在感を示しました。独特のふわりとした雰囲気とキャラクターで、多くの女性視聴者が心を奪われたことでしょう。
このように、物語を彩るキャラクターには、イケメン俳優が多く抜擢されています。
朝ドラからブレイクする俳優も
朝ドラは、出演したヒロインが、その後女優として才能を開花させるきっかけになりやすいコンテンツです。それは女優だけでなく、出演したほかの俳優にもいえます。
『あさが来た(2015年)』に登場し、五代様として一世を風靡したディーン・フジオカや、『カムカムエヴリバディ(2021年)』でヒロインの夫となるキャラクターを演じた松村北斗などは、その良い例でしょう。
多くの視聴者がいる番組だからこそ注目度も高く、活躍した俳優はその後もドラマ・映画に出演したときに話題になりやすいのです。
朝ドラ出演イケメン俳優の人気ランキング算出方法
朝ドラ出演イケメン俳優の人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
朝ドラ出演イケメン俳優の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』に登録されている、男性タレントの『男前な』イメージでスコアを算出し、こちらのデータからランキングが作成されています。
世間が男前なイメージを持つ、朝ドラ出演イケメン俳優を人気順に上位8名ずつ選出し、ランキング形式でまとめました。
今回のランキングは、2022年度に行われた調査をもとに作成しています。
朝ドラ出演イケメン俳優【若手編】
順位 | タレント名 | 「男前」スコア | 調査時期 |
1位 | 中川大志 | 54.1 | 2022年 |
2位 | 吉沢亮 | 52.3 | 2022年 |
3位 | 山﨑賢人 | 51.4 | 2022年 |
4位 | 福士蒼汰 | 50.2 | 2022年 |
5位 | 目黒蓮(Snow Man) | 49.6 | 2022年 |
6位 | 間宮祥太朗 | 48.4 | 2022年 |
7位 | 永瀬廉(King & Prince) | 45.7 | 2022年 |
8位 | 竹内涼真 | 44.0 | 2022年 |
朝ドラ出演イケメン俳優【若手編】のランキングには、これからの活躍が注目される役者が多くランクインしました。個々の活動を見てみましょう。
1993年生まれ、ホリプロ所属の俳優です。2018年にエランドール賞新人賞や日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
朝ドラには『ひよっこ(2017年)』に出演し、ヒロインの隣の部屋に住む大学生の島谷純一郎役を演じました。ヒロインの恋人となった島谷でしたが、切ない別れが訪れ、ネット上では「切ない」という声が多く寄せられました。
また、ドラマ『君と世界が終わる日に』は2021年1月にSeason1が放送、その後HuluでSeason3まで独占配信され、2年連続Hulu視聴者数ランキング1位に輝きました。2023年には地上波ドラマのスペシャル放送、HuluにてSeason4の配信、さらに映画化されることが発表され、2023年も勢いが止まりません。
1999年生まれ、ジャニーズ事務所所属のユニット『King & Prince』のメンバーとして活動しており、、ViViの国宝級イケメンランキングで2020年上半期・下半期連続で「NOW部門1位」となり、殿堂入りを果たしているアイドルです。
King & Princeとしては、2023年5月22日をもってメンバーの岸優太・平野紫耀・神宮寺勇太が脱退、CDデビュー5周年記念日である2023年5月23日より永瀬廉と髙橋海人の2人で活動を続けることが発表され、大きな話題となっています。
ソロとしては、主演を務めた映画『弱虫ペダル(2020年)』で、第44回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞するなど、俳優としても活躍しています。
朝ドラでは、『おかえりモネ(2021年)』に出演し、ヒロインの幼なじみ・及川亮役を好演しました。
1993年生まれ、ドラマ『スクラップ・ティーチャー 教師再生(2008年)』で俳優デビューしました。
朝ドラでは、『半分、青い。(2018年)』に“だめんず”の一人であり、ヒロインの夫となった森山涼次役で出演。女性視聴者の母性本能をくすぐる演技で、反響を呼びました。
以降、数々のドラマや映画、舞台で活躍し、2022年は1月期に『ファイトソング』、4月期に『ナンバMG5』、そして7月期には『魔法のリノベ』と3クール連続でメインキャストを務め、今飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優です。
1997年生まれ、ジャニーズ事務所所属のユニット『Snow Man』のメンバーとして活動中のアイドルです。
Snow Manとしては、第36回日本ゴールドディスク大賞で、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門をはじめ計7冠を受賞しました。
一方ソロでは俳優としても活躍しており、ドラマ『silent(2022年)』では、若年発症型両側性感音難聴によって次第に聴力を失った青年を好演し、視聴者の心を掴みました。
朝ドラでは、『舞いあがれ!(2022年)』に出演し、ヒロインが通う航空学校の同期であり、ヒロインの恋人・柏木弘明役を演じています。
1993年生まれ、日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得したり、写真集・フォトブックを発売したりと、実力派の人気役者です。
朝ドラ出演は2013年に放送された『あまちゃん』で、種市浩一役としてヒロインの能年玲奈と共演しました。
以降、数々のドラマ・映画で活躍し、近年もAmazonオリジナルドラマ『星から来たあなた(2022年)』に主演したほか、2023年にはドラマ『大奥』にも出演予定です。
1994年生まれ、日本アカデミー賞新人俳優賞や、ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞など、輝かしい受賞歴を持つ役者です。
ドラマ『グッド・ドクター(2018年)』『トドメの接吻(2018年)』や、映画『ヲタクに恋は難しい(2020年)』『キングダム』シリーズなど、数多くの作品で主演を務めています。
朝ドラ出演は『まれ(2015年)』で、ヒロインの同級生・紺谷圭太役を演じました。作中では、ヒロインに夢の大切さを気づかせる大事な役どころでした。
1994年生まれ、2011年のドラマ『仮面ライダーフォーゼ』への出演以降、さまざまな作品に登場しています。
これまでの主な出演作は、映画『リバーズ・エッジ(2018年)』『一度死んでみた(2020年)』や『キングダム』シリーズです。2021年には、NHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演も務めました。
朝ドラ出演は『なつぞら(2019年)』で、ヒロインと深く関わり合う重要なポジションのキャラクター・山田天陽役を演じ、多くの視聴者に感動を与えました。
1998年生まれ、2009年に俳優デビューしたタレントです。注目されるきっかけとなったのは、ドラマ『家政婦のミタ(2011年)』への出演でした。
以降、NHK大河ドラマ『真田丸(2016年)』や、映画『きょうのキラ君(2017年)』といった話題作に出るようになりました。
CM出演も多く、これまでに『資生堂』『ソフトバンク』『日清食品』『ダイハツ』『ヤマハ』といった大手企業のCMに度々登場しています。
朝ドラでは『なつぞら(2019年)』に登場したときに特に話題となり、不器用ながらも仕事に対して真摯なキャラクター・坂場一久役を好演しました。
朝ドラ出演イケメン俳優【ベテラン編】
順位 | タレント名 | 「男前」スコア | 調査時期 |
1位 | 佐藤健 | 55.6 | 2022年 |
2位 | 玉木宏 | 52.9 | 2022年 |
3位 | 玉山鉄二 | 49.2 | 2022年 |
4位 | 生田斗真 | 48.5 | 2022年 |
5位 | 溝端淳平 | 45.6 | 2022年 |
6位 | 草刈正雄 | 45.5 | 2022年 |
7位 | 藤木直人 | 45.2 | 2022年 |
8位 | 岡田将生 | 45.1 | 2022年 |
朝ドラ出演イケメン俳優【ベテラン編】のランキングには、すでに多くのドラマ・映画に出演し、人気俳優として華々しい経歴を持った役者が多く入っています。それぞれの出演作などをチェックしてみましょう。
1989年生まれ、2006年のCM出演を期に本格的に芸能界デビューを果たし、2007年の映画『アヒルと鴨のコインロッカー』で、俳優として活動をスタートしました。
朝ドラでは、『なつぞら(2019年)』に出演し、ヒロインの兄・奥原咲太郎役を演じました。歌とタップダンスが大好きで、戦争で両親を亡くすという過酷な経験をしながらも、妹たちの面倒を見る頼りがいのある人物です。
主演映画『ホノカアボーイ(2009年)』や『重力ピエロ(2009年)』での演技は好評を博し、第52回ブルーリボン賞新人賞を受賞しました。
また、『告白(2010年)』『悪人(2010年)』では確かな演技力を見せ、第34回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を獲得する実力派俳優です。
1972年生まれ、大学生のときに映画『花より男子(1995年)』に出演して、俳優デビューを果たしました。
ドラマ『ナースのお仕事』シリーズや『ホタルノヒカリ(2007年)』で人気を高め、2008年には『冬の絵空』で初めて舞台にも挑んでいます。歌手としても活動しており、全国ツアーや武道館でのライブ開催など、マルチに活躍中です。
朝ドラへの出演は『なつぞら(2019年)』が特に話題となり、ヒロインを北海道へと導く重要な役どころ・柴田剛男役を演じて、広瀬すずと共演しました。
1952年生まれ、1970年に資生堂の広告でデビューしました。1973年頃から役者としてのキャリアも積み始め、後に俳優として大成することとなります。
NHK大河ドラマに数多く出ており、『風と雲と虹と(1976年)』『花の乱(1994年)』『毛利元就(1997年)』『義経(2005年)』『篤姫(2008年)』『江〜姫たちの戦国〜(2011年)』『真田丸(2016年)』で活躍を見せました。
朝ドラ『ちむどんどん(2022年)』ではヒロインの母・優子のもとを訪問し、重要な過去に触れる男性・大里五郎役を演じて、視聴者に感動を与えたことが記憶に新しいでしょう。
1989年生まれ、2006年にJUNONスーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞しています。
2008年頃から俳優業に挑み、2009年には『国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2009』で新人賞を獲得、さらに同年に日経トレンディ『今年の顔』にも選ばれました。
ドラマ・映画・舞台で活躍を続けており、主な代表作としてドラマ『ハチワンダイバー(2008年)』『恋するイヴ(2013年)』や、映画『ダイブ!!(2008年)』『高校デビュー(2011年)』『七つの会議(2019年)』などが挙げられます。
朝ドラ『スカーレット(2019年)』では、ヒロインが働く宿に住んでいる医学生・酒田圭介役として真面目な好青年を演じました。
1984年生まれ、ジャニーズ事務所に所属している俳優です。
1996年から2年間にわたり『天才てれびくん』にてれび戦士としてレギュラー出演しました。
また、朝ドラ『あぐり(1997年)』で俳優デビューを果たし、ヒロインの息子・望月淳之介の少年期を演じ、幼少期からテレビで活躍していました。
以降は舞台を主に活動していましたが、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~(2007年)』に出演するとそのルックスと演技力で注目を集め、ドラマや映画への出演も増えました。
1980年生まれ、これまでに日本アカデミー賞優秀助演男優賞や、エランドール賞新人賞を獲得している俳優です。
映画『ROCKERS(2003年)』『恋文日和〜イカルスの恋人〜(2004年)』『逆境ナイン(2005年)』『チーム・バチスタの栄光(2008年)』『ノルウェイの森(2010年)』などに出演しました。
朝ドラ『マッサン(2014年)』では主演として亀山政春役を務め、妻役となったシャーロット・ケイト・フォックスと共にウイスキーづくりに励む夫婦を好演しました。
1980年生まれ、映画『ウォーターボーイズ(2001年)』に出演したことで脚光を集め、次々と話題作に出演するようになった俳優です。
ドラマ『のだめカンタービレ(2006年)』では千秋真一役を演じたことで大きく知名度をあげ、2007年エランドール新人賞を受賞しました。
朝ドラには二度出演経験があり、『こころ(2003年)』ではヒロインが恋心を抱く花火職人・堀田匠役を、『あさが来た(2015年)』ではヒロインを見守り支え続ける夫・白岡新次郎役を演じ第88回ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
1989年生まれ、多くのドラマ・映画に出演するほか、『佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!』や『王様のブランチ』などのバラエティ番組でも、度々その姿を見かける人気タレントです。
映画『るろうに剣心』シリーズでは見事な殺陣を披露しており、運動神経も抜群なためアクション映画でも画面映えします。
2023年スタートのドラマ『100万回 言えばよかった』にも出演が決まっており、今後もますます活躍を見ることができそうな役者です。
朝ドラには『半分、青い。(2018年)』に出演していました。ヒロインの幼馴染み・萩尾律役を演じ、作中で重要なキャラクターとして注目を浴びつつ、多くの女性ファンを虜にしました。
イケメン俳優の演技力を再確認しよう!
朝ドラに出演していたイケメン俳優は、若手もベテランも確かな存在感と、画面映えするビジュアルを持っています。
それでいて演技もしっかりしているため、視聴者は安心してドラマの世界観に入り込めるでしょう。
彼らの経歴を見ても、その演技力の高さは確かです。これまで朝ドラに出てきた俳優、そしてこれから朝ドラに出演する俳優に注目し、ほかのドラマ・映画も楽しんでみてはいかがでしょうか。