ABEMAが配信するオリジナル恋愛リアリティーショー「オオカミ」シリーズは、2021年8月1日にスタートした最新作『虹とオオカミには騙されない』で10作目を重ねる人気コンテンツ。高校生から絶大な支持を集めているこの番組は、出演する男女が恋に落ちる様子を追うが、メンバーの中は恋をしないのに好きなフリをしている「オオカミ」が潜んでいて、視聴者の投票によって「オオカミ」ではないかと疑われたメンバーは脱落していく。
「オオカミ」シリーズにはモデル、俳優、音楽アーティストなどが出演してきたが、番組出演後にSNSのフォロワーが増えて、Z世代（10代後半～20代前半）の女性を中心とする若者のカリスマ的存在に浮上した人が少なくない。
・主な「オオカミ」シリーズ出演者（VTRキャスト）
シーズン２ 中町綾
シーズン３ 安倍乙、マーシュ彩、吉田凜音
シーズン4 伊藤桃々、黒木ひかり、生見愛瑠（めるる）
シーズン5 さなり、小西詠斗、山之内すず
シーズン6 鈴木ゆうか、ミチ
シーズン7 加藤ナナ、曽田陵介、莉子
シーズン8 押田岳、世良マリカ
シーズン9 川口葵、Taki、綱啓永、なえなの
シーズン10 アリアナさくら、加藤乃愛、Taki
前回の『恋とオオカミには騙されない』に登場して注目を集め、シーズン9の出演者で唯一、最新作『虹とオオカミには騙されない』にも出演しているのが、次世代ガールズ・ユニオン「FAKY」（フェイキー）のメンバーとして活躍中のTakiだ。
2018年にFAKYの新メンバーとして加入
Takiは現在21歳。日本、ブラジル、スペイン系フィリピンのミックス。静岡県で生まれ、幼少期からフィリピンで映画・ドラマ主演やバラエティ番組のＭＣなど芸能キャリアを積んでいたが、2018年、FAKYに加入するために再来日した。
彼女が所属するFAKYは、2013年に結成。「フェイクなフリしてとことんリアルに。ルーツもスタイルも異なる最強の5人が集結（＝ユニオン）」（公式サイトより）をコンセプトとした、“次世代ガールズユニオン”。2017年リリースの『Surrender』はSpotifyのバイラルTOP50（SNSで話題を集めた曲のランキング）で日・米トップ10にチャートイン。Takiは2018年12月からFAKYのメンバーになった。2021年３～4月には『99』が“オトナの土ドラ”枠で放送された『リカ～リバース～』（東海／フジ系）の主題歌に使用。2021年8月30日には、新曲『Sayonara My Ex』が配信された。
彼女はフランス語・英語・タガログ語（フィリピンの公用語の１つ）・日本語を話すことができるマルチリンガル。日本に再び来た当時は、日本のドラマやテレビ番組を見て日本語を覚えていたとインタビュー（Web『aROOM』2021年1月21日配信）で語っている。
「オオカミ」シリーズにサプライズで2作連続出演
雑誌『ViVi』『NYLON JAPAN』、Webマガジン『ELLEgirl』などでモデルとしても活躍してきたが、今年２～5月に配信された『恋とオオカミには騙されない』に出演するとインスタグラムのフォロワーが約10万人、TikTokのフォロワーが約30万人増えたという（2021年10月現在のフォロワー数は、ツイッター4.3万人、インスタグラム45万人、TikTok85.5万人）。この番組で彼女は存在感を見せて、ファンの間では「Taki劇場」「名場面女王」という言葉が生まれた。
新シリーズ『虹とオオカミには騙されない』の初回放送で、サプライズメンバーとして2作連続の出演が発表されるとSNS上で大きな話題となり、ネットニュースにも取り上げられた（『虹とオオカミ』Taki参戦でスタジオ大興奮～『クランクイン!!』2021年8月2日配信など）。
2021年に入ってから、テレビ番組出演も増加。1月3日放送の『ウッチャン式』（TBS系）、3月9日にオンエアされた『踊る！さんま御殿!!』知らなきゃヤバい!?ティーンの憧れ大集合スペシャル（日テレ系）にゲスト出演したほか、6月27日と8月15日にはアンミカがMCをつとめる『日曜はカラフル!!!』（TOKYO MX）にも登場した。
キュートなビジュアルと、力強いダンスが魅力。Z世代においてはすでに認知度が高く、今までの人気者とは違った独自の魅力を感じさせるだけに、めるる・山之内すずに続くフレッシュな新カリスマ候補として注目したい。
Taki（たき）
2000年4月21日生まれ
静岡県出身
エイベックス・マネジメント所属
公式Instagram https://www.instagram.com/taki_faky/
公式TikTok https://vt.tiktok.com/ZSed4LRF7/
公式Twitter https://twitter.com/taki_faky
公式YouTubeチャンネル「Taki.com」 https://www.youtube.com/channel/UCoiLcExJEg59HVUdUl8QpEw
文／高倉文紀
