女性タレント

<スペシャル・インタビュー付き>「スタンバイ」のCMで注目を集める中川可菜の素顔に迫る!

最近オンエアされているCMで注目されている若手女優といえば、求人検索サイト「スタンバイ」のCMで「仕事が見つかった~」と歌いながら見せる満面の笑顔が「かわいい」とネット上でも話題になっている中川可菜だろう。彼女がどんな女優かをより深く知るために、今回はこの記事のために独自取材インタビューを行ない、CMの撮影現場の裏側やこれまでの経歴などについてお話をうかがった。

◇中川可菜(なかがわ・かな)プロフィール

誕生日 1997年10月16日
出身地 奈良県
身長 169cm
所属事務所 トライアングル
公式サイト https://try-angle-2.com/Nakagawa_Kana.html
公式ツイッター https://twitter.com/nakagawa__kana
公式インスタグラム https://www.instagram.com/nakagawa_kana/

スタンバイのCMは「素の私に近いです」

「スタンバイ」のCMは、2021年10月10日に放映がスタート。CMの最後に彼女が登場して、それぞれのバージョンごとに違った愛らしい動きを見せ、透明感のある声も印象的だ。CMの撮影現場は明るい雰囲気だったと語る。中川が歌いながらポーズを取るシーンは、走ったり踊ったり、20以上のパターンを撮影して、スポーツをした後のように汗をかきそうなくらいだったという。

「監督さんからは、最後に笑うところは、くしゃっと笑ってほしいと言われました。歌については、はずしてもいいから12~13歳くらいの子どもの気持ちで歌ってくださいという指示があったので、うまく歌おうというよりも楽しく歌うことを意識していました。ポジティブな性格なので、うまくなくても、かえって耳に残るんじゃないかなって考えてます(笑)。普段はクールな感じに見られがちなので、ファンの方からは“CMで明るい可菜ちゃんを見ることができて、よかったです”と言っていただきました」(中川可菜、以下同)

2014年まで『nicola』専属モデルとして活躍

中川可菜は、中学1年生だった2010年に雑誌『nicola』のモデルオーディションでグランプリを獲得。2014年まで同誌の専属モデルを務めた。

「大食い選手権みたいな企画をやったり、普段からできないようなことも、いろんなことを経験させてもらいました。『nicola』のモデルを卒業してから7年が経過しましたが、いまだに“nicolaのモデル、やってましたよね”とか、“昔、『nicola』を読んでいたときにファンでしたが、すっかり大人になっていてびっくりしました”と言われます。雑誌を読んでいた人たちの思い出に残っているんだなって」

2014年に嵐の二宮和也が主演した『弱くても勝てます~青志先生とへっこぽ高校球児の野望~』(日テレ系)に3年B組の生徒役を演じて、ドラマ初出演(3年B組の野球部員として福士蒼汰、中島裕翔、山﨑賢人、本郷奏多が出演。野球部マネージャー役を有村架純が演じていた)。2014年10~12月に放送された沢尻エリカ主演によるドラマ『ファーストクラス』(フジ系)ではファストファッションブランド「バタフライハニー」のメインモデル、YURINA(山内友梨菜)を演じた。2014年公開の映画『神さまの言う通り』(監督・三池崇史)に出演。『痛快TVスカッとジャパン』(フジ系)のドラマコーナー「胸キュンスカッと」でも活躍して注目を集めた。

バナナマン冠番組の人気企画「パシフィック・ヒム」にも出演

2015年9月にオンエアされたバラエティ番組『そんなバカなマン』(フジ系)にゲスト出演。中川がバナナマンの日村勇紀と1日デートをする…という企画だったが、実はこれが裏側では日村は設楽統やバカリズムの指示通りに動いているというどっきりシリーズ「パシフィック・ヒム」で、奇妙な行動をする日村に戸惑う中川可菜の表情が大きな話題を集めた。

「高校の先生が毎週録画して見ているくらいに好きな番組だったみたいで、そこに私が出てきたので“びっくりしたけど、すごく面白かった”と言われました。日村さんに相談にのってもらうという場面もあったので相談内容の準備をしていたら、だんだん日村さんの様子がおかしくなってきて(笑)。それを見てどっきりだとはまったく知らないので戸惑っている私の姿が面白かったのだと思います。すごくロケが楽しくて、ほっぺたが痛くなるくらいに笑ったんですけど、放送を見たら、私がけっこう戸惑っていて顔が固まっていたので、自分で見ても面白くて、印象に残っていますね」

2016年、『仮面ライダーエグゼイド』(テレ朝系)の第6話、第34話、第36話に出演。2018年にはエディオンのCMに出演。2018年から京阪電車のCMに、メインキャラクターの「7代目おけいはん」としてCMやポスターに出演している。「おけいはん」は関西地区限定のCMだが、関西ではすっかりおなじみのシリーズとなっている。

「東京の友達が京都に旅行に行ったときに、おけいはんの看板の前で私のポーズをまねした写真を撮って送ってくれました。うれしいですね」

美術館に行くのが大好き

素顔の彼女は、親しみやすいキャラクターと仕事への真面目な姿勢が印象的。美術館めぐりが好きで、ゴッホ、モネ、アルチンボルドなどの西洋絵画をよく見に行くという。

「かばんもゴッホの絵が描かれたものを使っていて、そのくらい好きです。美術館の特別展に行くと、チケットとパンフレットを全部ファイルして保存してあります。自分でも、ときどき絵を描きます。大好きなトマトの絵を描いてます(笑)」

普段はどんな特徴があるのか、彼女に聞くと…。

「今は大人っぽい表情もできるようになって、子どもっぽい顔もできて、幅広くできるようになりました。振り袖や浴衣の撮影もするようになって、中学生・高校生のころよりは落ち着いたのかもしれないです。前よりは、素を出せるようになりました。性格は、楽観的で、サバサバしていて男の子っぽいと思います。まわりの友達からも“守ってくれそう”と言われます。友達と遊びに行くときのスケジュールも私が効率よく考えるので、私に任せっきりになってます(笑)。怖いものがなくて、虫も絶叫マシーンもお化け屋敷も大丈夫」

2022年1月配信(予定)のドラマ『監禁王子』に出演

2021年4月から現在の事務所に所属。最近ではジョリーパスタ、リクルートスタッフィング「キャリアウインク」のCMにも出演。2021年9月に放送されたドラマ『IP~サイバー捜査官~』(テレ東系)の第7話「デジタル終活」で松井愛莉が演じた影森瞳の友人・浅沼菜々子役を演じた。

「松井愛莉ちゃんとは『nicola』のモデルのころにいっしょに活動して、いろいろと助けていただいていましたが、数年ぶりにお会いできて、いっしょにドラマの現場で演技をするのは初めてだったので、ワクワクしてました」

今後の出演予定としては、2022年1月下旬に配信される予定のYouTubeドラマ『監禁王子』(監督・泊誠也、脚本・コイワユメ)、2022年春公開予定の映画『ダミー男子』(監督・脚本 加嶋一哲)に出演。ほかにも出演作が待機している。「スタンバイ」のCMで新しい一面を見せたことで、今後さらに幅広い分野で活躍するに違いない。

文/高倉文紀

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