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【1位〜9位】紅白初出場アーティストのタレントパワーを調査。初出場アーティストをランキング形式で紹介!

紅白初出場アーティストのTop9を発表します。

紅白に出場するアーティストのジャンルはさまざま。

  • ロック
  • J-POP
  • メタル
  • アイドルなど

さまざまな音楽ジャンルで大活躍中のアーティストを、今回は紅白初出場のアーティスト限定でピックアップしてみました。

各アーティストのどのような部分が世間で人気を集めているのかもまとめているので、併せてチェックしていきましょう。

【コメントをいただいた方】

評論家:高倉文紀(たかくら・ふみとし)

プロフィール

『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで若手女優やアイドル、女性アナウンサーなどについて取材・執筆するほか、雑誌・Webニュースサイト・テレビ番組にコメント提供。執筆に参加した書籍に『デビアンOFFICIAL GUIDEBOOK』(アプリスタイル)、『少女小説』(双葉社)、『テレビドラマの仕事人たち』(ベストセラーズ)などがある。

紅白初出場アーティストのタレントパワーの調査方法

タレントパワー

紅白初出場アーティストを、株式会社アーキテクトが実施しているタレントパワー定期調査から算出。

タレントパワーランキングに登録されている紅白初出場アーティストをパワースコアが高い順に、ランキングを作成しています。

紅白初出場アーティストを人気順に上位9名選出し、ランキングにまとめました。

詳細

※『パワースコア』とは、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)」の2つのデータを掛け合わせて算出したもので、株式会社アーキテクトが3ヶ月に1度実施。

※タレントパワーランキング調査は2月/5月/8月/11月に実施。

今回は、8月(第3四半期)に調査を行ったデータを反映させています。

紅白出場アーティスト第9位:milet

milet
デビュー年 2018年
代表曲 「inside you」
スコア 5.7

東京出身のシンガーソングライター、milet(ミレイ)。

所属している事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。

彼女はアーティストという以外、生年月日などの細かな情報は非公開となっています。

2018年より本格的に音楽活動を開始したmiletは、2019年3月にリリースした『inside you EP』でメジャーデビューを果たしました。

グローバルな存在感を放ちつつ、ソングライティングとハスキーなのに重厚感のある独特な歌声が人気の火付け役となりました。

【評論家:高倉のコメント】

花王のCMソング、テレ朝系ドラマ『七人の秘書』の主題歌などタイアップ曲が多く、アーティスト名を知らない人でも一度はどこかで彼女の曲を耳にしたことがあるはずです。

10代後半から20代を中心に女性層から支持されていますが、男性における知名度が高くないことから、タレントパワーのスコアはまだあまり高くありません。紅白初出場で認知度がアップすれば、今後はスコアも上昇するでしょう。

紅白出場アーティスト第8位:BABYMETAL

BABYMETAL
デビュー年 2010年
代表曲 「ド・キ・ド・キ☆モーニング」
スコア 9.9

2010年に結成したBABYMETALは、「アイドルとメタルの融合」をテーマに活動を開始。

2014年頃から海外での活動にも力を入れていて、メンバー2人で活動。

ダンスだけでなく、バックバンドに神バンドと呼ばれる4人が、ライブ限定で生演奏を務めています。

演奏技術があまりにも高く、アメリカの週刊音楽業界誌『ビルボード』が「バックバンドが恐ろしいほど上手い」と評価したことも話題になりました。

【評論家:高倉のコメント】

デビュー当時は可憐な女子がヘヴィメタルを歌うというギャップが注目を集めましたが、今では本格的なロックサウンドを力強く歌うユニットとして支持を集めています。

メディア露出をあえて絞り込み、その一方で海外でのライブも多数行ってきたので、日本国内よりも海外にもファンが多いグループで、紅白出場によって幅広い層に知られることになるはずです。

紅白出場アーティスト第7位:櫻坂46

sakurazaka
デビュー年 2015年
代表曲 Nobody’s fault
スコア 14.2

2015年に秋元康がプロデュースした櫻坂46。

元々欅坂46として活動をしていましたが、2020年10月14日から櫻坂46として活動しています。

紅白出場自体は欅坂46時代含めれば5年連続出場ですが、櫻坂46としては初出場。

結成当時から人気が高いアイドルグループです。

紅白出場アーティスト第5位:Snow Man

デビュー年 2020年
代表曲 「D.D.」
スコア 16.8

ジャニーズ事務所に所属しており、レコードレーベルはavex trax。

2012年5月に、元タッキー&翼の滝沢秀明が主演を務める舞台『滝沢歌舞伎2012』に初期メンバー6人が参加。

その際にステージのバックにある電光掲示板に、本人達にもサプライズで正式にグループ名が発表されました。

その後、メンバーが増えていき、今の形に。

アクロバットとダンスを得意とした男性アイドルで、主に舞台を中心に活動をしています。

2020年1月にデビューしたばかりの期待の新人アーティストとして、早くも紅白に初出場を果たします。

紅白出場アーティスト第5位:NiziU

デビュー年 2020年
代表曲 Make you happy
スコア 16.8
  • 日本の『ソニーミュージック』
  • 韓国の『JYPエンターテインメント』

上記2社で、日韓合同オーディションプロジェクトNizi Project』で選出された9名によって、NiziUが結成されました。

韓国が関わっていますが、メンバーは全員日本人。

グループ名の由来は、『Nizi Project』の頭文字「虹」と、メンバーやファンを表す「U」から名付けられたとのことです。

2020年6月にデジタルミニアルバム『Make you happy』を日韓同時リリースし、MV公開からたったの2ヶ月で1億回再生を突破。

【評論家:高倉のコメント】

CDデビュー前のアーティストが紅白出場を決定させるというのは異例。

日本テレビの情報番組『スッキリ』などでも定期的にオンエアされたため、タレントパワーランキングのデータを見ると、ターゲットの10~20代女性だけでなく、40~50代女性の認知度も意外と高く、そのことがスコアの高さにつながっています。

紅白出場アーティスト第4位:SixTONES

SixTONES
デビュー年 2015年
代表曲 「Imitation Rain」
スコア 18.5

ジャニーズ事務所に所属している、男性アイドルグループSixTONES。

同じくジャニーズ事務所に所属している、男性アイドルグループSnow Manと一緒にデビューをしました。

2019年の紅白では、Snow Manと他ジャニーズJr.と共にジャニー喜多川の追悼企画として出演。

2020年の紅白には、SixTONESとして出演します。

紅白出場アーティスト第3位:瑛人

デビュー年 2019年
代表曲 「香水」
スコア 20.3

セツナインターナショナルに所属しており、シンガーソングライターとして活動している瑛人。

2019年4月に、1stシングルである『香水』をデジタル・ダウンロード限定で配信しました。

翌年9月時点で、YouTube上におけるミュージックビデオの再生回数がなんと1億回を突破。

『Billboard Japan Hot 100チャート』では、見事1位を獲得して話題を生みました。

紅白出場アーティスト第2位:JUJU

デビュー年 2004年
代表曲 「光の中へ」
スコア 27.0

ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに所属しているJUJU。

JUJUが歌う楽曲ジャンルは実に多彩。

  • J-POP
  • ジャズ
  • ヒップホップ
  • ハウス
  • ソウル
  • R&B
  • EDM
  • 歌謡曲
  • ニューミュージック

ジャズ要素が強いアーティストのイメージで、2011年11月では初のジャズアルバム『DELICIOUS』をリリース。

史上初となるオリコンランキングTOP5入りを達成したことが話題に。

翌年5月にはニューヨークで行われた『MTV Unplugged』に出演。

日本人女性アーティストとしては、初めてのアコースティックライヴとなりました。

【評論家:高倉のコメント】

 曲の魅力だけでなく、ワイルドなビジュアルとトーク力でも人気があります。幅広い活動で知名度が高く、好感度も高いことが、高スコアにつながっています。

NHKの番組『世界はほしいものにあふれてる』では故・三浦春馬さんとともにMCをつとめてきたこともあって、NHKと縁が深く、今回の初出場になったのだと思います。

紅白出場アーティスト第1位:東京事変

デビュー年 2003年
代表曲 「群青日和」
スコア 28.9

ユニバーサルミュージックに所属している、東京事変。

シンガーソングライターでもある椎名林檎を中心に、結成された5人組のロックバンドです。

CD音源と異なるアレンジが施された曲をライブでは披露することが多いことが特徴。

ポップな音楽ではない、アンダーグラウンドな楽曲も多いので、音楽業界では異彩を放っているバンドとして注目です。

【評論家:高倉のコメント】

椎名林檎さん個人では紅白に7回出場していますが、東京事変として復活した今年は、グループとしての出場を望むファンの声も強かったと言えます。

椎名さんが公式サイトで「大晦日くらいひとつひとつごゆるりと半笑いで寛げるような演目をご用意したい」というコメントを発表しているので、単に演奏するだけではない、個性的なパフォーマンスが期待されます。

紅白初出場アーティストの比較一覧表

紅白初出場アーティストのタレントパワースコアTop9の比較一覧表です。

【順位】  【名前】  【パワースコア】
1位 東京事変(紅) 28.9
2位 JUJU(紅) 27.0
3位 瑛人(白) 20.3
4位 SixTONES(白) 18.5
5位 NiziU(紅) 16.8
5位 Snow Man(白) 16.8
7位 櫻坂46(紅) 14.2
8位 BABYMETAL(紅) 9.9
9位 milet(紅) 5.7

紅白初出場アーティストTop9は、上記のような結果になりました。