旬のアイドルインタビュー 白間美瑠・後篇
白間美瑠は2010年にNMB48の1期生オーディションに合格して、2011年1月1日に行われた初公演で劇場デビュー。2017年に発売されたシングル『ワロタピーポー』で単独センターに選ばれるなど、NMB48を牽引するメンバーのひとりとして活躍してきました。
2019年にはファースト写真集『LOVE RUSH』を発売。2021年3月にNMB48卒業を発表。6月16日に発売されるNMB48の25thシングル『シダレヤナギ』で、最後のセンターポジションを務めます。
インタビュー後篇では、7月7日に発売される卒業記念写真集『REBORN』について聞くとともに、プライベートに関してもお話をうかがいました。
卒業記念写真集は、NMB48での11年間の集大成です
──NMB48に加入した当時の自分と比べて、変化したことは?
なにもかもがすべて変わったと思います。ダンスもうまくなったと思いますし、自信を持って歌うことができるようになりました。
私は1期生の中では妹メンバーだったので、お姉さんたちの背中をずっと追っていましたが、今はグループで一番の先輩になって、後輩たちにいろんなことを伝えられているというのも、もともとは苦手なタイプだったので、自分でもびっくりします。
──7月7日には卒業記念写真集『REBORN』が発売されます。
11年間の集大成として、今まで経験したことを写真集に詰め込みました。スタッフさんに「卒業するときに写真集を出したいです」とお願いしたら、ぜひやりましょうと言っていただきました。
──どういうところに、こだわりましたか?
卒業して、どんな白間美瑠を見せてくれるのか楽しみになるような、これからにもつながる写真集になっています。今まで見せたことがない大人っぽい私だったり、全身で強さを表現したいと思いました。
──ソロで活動するようになると、これからさらに多くの人に知ってもらえる機会が増えると思いますが、素顔の自分はどんな人だと思いますか?
野性的、ってメンバーや親に言われます。思ったら、すぐに行動に移します。頭で考えるのが苦手なので(笑)、まずは行動しちゃえ、というタイプなので。「いつも自然体で、元気だね」とも、よく言われます。
──買い物をするときでも、迷わないほうですか?
そうですね。「これ」と決めたら、すぐに買います。「どうしようかなあ」って悩むことは、あまりないですね。
──今、普段の毎日でリラックスできるのは、どんなときですか?
ジムに行ってるときです。走ってるときは、自分にとって落ち着く時間です。(NMB48の)公演の映像を見たり、走りながら自分の好きなことをしているので楽しいです。
──これから始めてみたいことはありますか?
韓国語や英語を勉強したいです。語学は得意ではなくて、日本語もちゃんとしゃべれませんが(笑)、私のお姉ちゃんも弟も留学してるので、私だけ取り残されないように。
──NMB48の後輩メンバーたちには、どんなことを伝えたいですか?
今のNMB48に心配な部分は何もないので、思いっきりやってほしいですね。後輩は「私でいいんですか?」という感じのおとなしいメンバーが多い気がします。みんな同じステージに立つ以上、前に出たもん勝ちだと思うので、どんどん出ていってもらいたいです。
Q&A
☆白いものというとイメージするのは?
牛乳。
☆無人島に持っていくとしたら?
カメラ。
☆好きな音は?
雨の音。好きな雨と嫌いな雨がありますが、好きな雨の日には公園に行って、傘もささずに雨に打たれながら、雨の音を聞くのが好きです。ちょっと怖いですね(笑)。
☆NMB48のメンバーにドッキリを仕掛けるとしたら?
渋谷凪咲ちゃん。バラエティで引張りだこですが、ドッキリにかけられてるのをあんまり見たことがないので、どういう反応をするのか。120点のリアクションをしてくれそうですね。
☆今、NMB48を卒業した元メンバーの誰かひとりに手紙を書くとしたら?
さや姉(山本彩)。NMB48に入ったのは同期なんですけど、先頭に立ってグループを引っ張ってくれて、憧れや尊敬する部分が多いです。でも、私が恥ずかしくなっちゃうので、面と向かって真面目な話をしたことがないから、素直な気持ちを手紙なら伝えることができそうです。
白間美瑠 NMB48卒業記念写真集『REBORN』
2021年7月7日発売/定価2200円(税込)
撮影:アンディ・チャオ
発売元;ヨシモトブックス
白間美瑠(しろま・みる)
誕生日 1997年10月14日
出身地 大阪府
所属事務所 Showtitle
公式サイト http://www.nmb48.com/member/shiroma_miru/
公式ツイッター https://twitter.com/shiromiru36
公式インスタグラム https://www.instagram.com/shiro36run/
取材・文/高倉文紀