旬の女優インタビュー 白石聖・前篇
現在放送中のオトナの土ドラ『恐怖新聞』(東海テレビ・フジ系)で主演している白石聖に注目が集まっている。
このドラマは、1970年代に一世を風靡してオカルトブームの火付け役となった、つのだじろうのホラーコミックを原作に、『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 恐い間取り』などの映画を手がけたJホラーの鬼才・中田秀夫らが演出。
白石が演じているのは、不幸を予言する恐怖新聞が届くようになった主人公の女子大生・小野田詩弦。2020年注目の新鋭女優として話題を集めている彼女に、撮影現場の様子などを聞いた。
『恐怖新聞』の主演抜擢で白石聖が感じたこと
──今回の『恐怖新聞』で主演することになって、どのように感じましたか?
台本を読んだときにストーリーに対してショックが大きかったので、撮影が始まると気持ちが沈み込みそうで、大丈夫かなって思いました。
でも、実際に撮影が始まって、楽しく演じさせていただいています。
──演じている主人公については、どう思いますか?
誰かの役に立ちたいといつも考えて、自分が生まれた意味を模索し続けている、そんな女の子ですね。
演じていて、難しいです。
驚いたり、怖がったりする表情が多いので、ちゃんと違いを出せているかなと思って。
──普段の白石さんは、驚くと表情に大きく出るほうですか?
どうでしょう(笑)。
でも、撮影中に一番怖かったのは、スタジオにゴキブリが出たときです。そのときは大声を出して、逃げ回りました(笑)。
──中田監督からは、「こういうことを大事にして、演じてください」というお話はありましたか?
この作品ではケレン味が重要になってくると言われました。
わかりやすく、はっきりくっきりしたという部分だったり、息遣いだったり。撮影中も、「今の何倍で」と具体的な数字を示してくださいます。
『恐怖新聞』で主演を演じる白石聖の怪奇現象への関心
──白石さん自身は、怖い話や怪奇現象への関心は、ありますか?
正直、自分から積極的にホラーの映像作品を見たりはしませんが、オカルトとかに興味がないわけではなくて、怪談・奇談は好きです。
白石聖が演技に対して感じていること
──今、演技に対しては、どう感じているのでしょうか。
まだ自信がなくて、自分が出演した作品を見るのは苦手です。
賞をいただいたことは、自信につながりましたね(2019年に放送された東海テレビ制作のドラマ『絶対正義』でコンフィデンスアワード新人賞を受賞)。根本の気持ちは変わっていないと思います。
旬の女優インタビュー 白石聖・後篇につづく
■ドラマ『恐怖新聞』
東海テレビ・フジ系 毎週土曜23時40分~
出演 :白石聖、佐藤大樹、駿河太郎、横田栄司、片山友希、坂口涼太郎、猪野学、/黒木瞳
原作:つのだじろう『恐怖新聞』
シリーズ構成:乙一
脚本:高山直也
演出:中田秀夫、服部大二、井上昌典
(c)東海テレビ白石聖(しらいし・せい)
誕生日 1998年8月10日
出身地 神奈川県
所属事務所 芸映
公式サイト https://geiei.co.jp/talent/shiraishisei/
公式ツイッター https://twitter.com/shiraishi_sei
公式ブログ https://ameblo.jp/sei-shiraishi/