タレントパワーから紐解く転機とイメージワードの変化とは?
『彼女はキレイだった』(関西テレビ、フジ系)、『SUPER RICH』(フジ系)などの連続ドラマで脚光を浴び、2021年に大躍進を遂げた27歳の赤楚衛二。タレントパワーランキングの8月調査では、20代男優で最もパワースコアを伸ばし、急上昇1位に輝いた。今回は、そのトロフィー授与とともに、スペシャルインタビューを実施! パワースコアの変遷を見ながら、転機作やイメージの変化、目指す俳優像などについて語ってもらった。
2021年は、声を掛けてくださる方が増えました
――タレントパワーランキングでは、年4回、4400人の方にアンケート調査を行っています。2021年8月調査で、認知度に誘引率(「見たい、知りたい」の指標)を掛け合わせて算出した「パワースコア」の上昇率が20代男優で1位だったのが、赤楚さんでした。
ありがとうございます!
――ご感想としては、いかがでしょうか。
うれしいです。今年は街で声を掛けてくださる方が増えたので、知ってくれた方も多いんじゃないかなと思います。8月というところでいうと、『彼女はキレイだった』の存在が特に大きかったんじゃないかなと思いますね。
――『彼女はキレイだった』(通称『かのきれ』)の頃から、ご自分の名前をメディアで見る機会が一層増えたのでは?
増えましたね。ストーリーはもちろん、役もすごく素敵だったから、僕のことも知っていただけたのかなって思います。
ブレイクの引き金になった2020年の主演作
――今日は、赤楚さんのこの2年間のパワースコアのグラフをお持ちしました。これを見ると、2020年8月あたりから上昇気流に乗った感じがあります。ちょうど、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』が公開されて、浜辺美波さん、北村匠海さん、福本莉子さんと並んで「4人主演」が話題になった頃。「急浮上してきた人がいる」と感じた方は多かったんじゃないかと思います。
そうですね。『仮面ライダー』シリーズを別にすると、まだ映画でメインをやったことがない頃。だから自分の中でも大きな作品でしたし、当時は「失敗したらどうしよう……」と思うくらい、不安の方が大きかったです。
――さらにグッと上昇したのが、2020年11月。
『チェリまほ』(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』/テレ東系)の頃ですね。
――『チェリまほ』は、ギャラクシー賞(「マイベストTV賞」グランプリ)をはじめ、海外のウェイボ俳優賞(WEIBO Account Festival in Japan 2020 話題俳優賞)なども受賞されて、出世作になりました。
転機になるような作品だったなと思います。何より、町田(啓太)くんをはじめ、監督、スタッフのみなさんとの出会いが、僕の中では宝物です。反響もうれしかったですね。僕的には深夜のドラマなので、見てくれる方だけ楽しんでいただけたら……ぐらいのテンションだったんです。でも放送されたら、ものすごい反響があって、作品が自分の手元から離れていくような感覚になって。いろんな国の方々からもコメントをいただいて、うれしかったなあと思い出します。
――そして21年は、1月期の『ウチの娘は、彼氏ができない!!』(日テレ系)や『監察医 朝顔 Season2』(フジ系)などにゲスト出演されて、そのたびにネットで話題に。このあたりでもじわじわと手応えを感じていたのではないでしょうか。
そうですね。19年に『わたし旦那をシェアしてた』(読売テレビ・日テレ系)や、『ねえ、先生知らないの?』(MBS)というドラマもやらせていただいていたので、そこからの流れもあったのかなと思います。
『かのきれ』と『妖怪大戦争』で振り幅
――そして7月期の『かのきれ』で、中島健人さん、小芝風花さん、佐久間由衣さんと共演。恋の四角関係を繰り広げる出版社編集部員・樋口拓也役を演じられました。
ゴールデンのレギュラーで、メインの役をやらせていただいたのは『かのきれ』が初めて。大きかったなと思います。
――『かのきれ』とともにインパクトがあったのは、8月公開の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の天の邪鬼役です。容姿も話し方も赤楚さんのイメージと違い過ぎて、途中まで「赤楚さんはどこに出ているの?」と思ったくらいでした。
たまに言われました。「どれやってたの?」って(笑)。僕も、自分で鏡を見ても誰か分からないくらいの特殊メイク。自分じゃないからこそ、お芝居で解放できたところもたくさんありましたね。
――独特の話し方も、ご自身で考えたものなんですか。
そうですね。たぶん普段の顔でやっていたら浮いていたところが、この見た目だったら大丈夫、みたいなこともあった気がして。いろいろ遊べましたし、刺激になりました。
10月期『SUPER RICH』が人気をさらに後押し
――10月から出演されたのが『SUPER RICH』。江口のりこさん演じる氷河衛の会社で働き始める春野優役でさらに注目度が上がり、実は11月調査でも20代男優の急上昇1位になっています。オファーを受けたときは、どのように感じましたか。
5年間という年月のなかで、幸せとは何かを描き出す作品。僕の役は、そのなかで貧乏学生から成り上がっていく人だと聞いて、とても面白そうだなと。
――『チェリまほ』で共演された町田啓太さんとの再共演も話題になりました。
町田くんとは『チェリまほ』でがっつりお芝居をさせていただいて、全信頼を置いている、頼もしい戦友みたいな方。また一緒にできると知ったときは、本当にうれしかったです。
――江口のりこさんとの共演はいかがでしたか。
初めてご一緒させていただいたんですけど、お芝居が面白すぎて。毎回、変化していくので、こっちのお芝居も変わってくる。何が起こるのか分からない楽しさがあって、「ずっとこのままお芝居していたいな」と思うような女優さんでした。
――衛が台所で告白する場面など、2人の絶妙なやりとりが面白かったです。
そこも、テストと本番で全然違ったんです。テストのときは普通に「(淡々と)あなたが好きです」っていうテンションだったのに、本番ではグッと感情が入って涙目。こっちは「ええっ!」みたいな(笑)。良い意味で裏切られて、僕もテンパってしまいました。まあ、テンパるシーンではあったので、良かったんですけど。
――リアルな反応でもあったのですね。
そうですね。毎回裏切られるので、鮮度の高いものはお届けできたのかなって思います(笑)。
――江口さんに学んだことは?
その鮮度の保ち方、お芝居に対する姿勢は、本当に学びになりました。あとは、現場への居方ですね。ちゃんと自分からいろんな人に話しかけに行って、話も面白くて。マネはできないけど、見習いたいなと思いました。
――番宣で朝の情報番組に2人で出られたときに、江口さんがずっとお茶を飲み続けていたのが印象的でした。非常にマイペースな方なのかと思ってました。
僕も最初、そういうふうに見えていたんです。でも話すと、すごく照れ屋さん。カメラの前では、照れてるだけだったんだと思います。その姿が、またチャーミングに見えました(笑)。
――役と同じように、素敵だなと思うようなところがあったんですね。
いやあ、思いますね。
――町田啓太さんとの再共演で学ばれたことはありますか。
町田さんは、人を不快にさせる言葉を1つも使わないんです。意見の伝え方も、ぶつかるような伝え方は絶対にしなくて。言葉選びのスマートさは、本当に勉強になるなと改めて感じました。
――共演する方に、現場の居方やコミュニケーションを学ぶことが多いようですね。
多いですね。お芝居も学びたいですけど、結局、マネしたところで自分のものにはならないので。もちろん、アプローチをかみ砕いて吸収することはできるかもしれないですけど。
――『SUPER RICH』も、ツイッタートレンドで何度も1位に。反響で特にうれしかった言葉は?
後半だと、「本当に歳を重ねたみたい」って言われたのはうれしかったですね。5年間の変化を見せるために、内面の成長もそうですけど、外見もちょっとずつ大人っぽくしていたので。
――途中で髪も切られていましたね。
髪を切って、髪形も変えて。わりと3段階くらいチェンジしていました。
「クール」から「優しい」にイメージが変化
――タレントパワーランキングでは、イメージワード調査も行っています。「赤楚さんにどんなイメージを持っていますか?」とモニターの方々にお聞きした結果があるのですが、1位は何だと思われますか?
えっ、何ですかね。ええ~っ(笑)。
――ご自分では、世間にどういうイメージで見られていると思いますか。
(10秒ほど熟考して)親近感、優しそう、いい人そう……とかですかね。自分で言うのも……ですけど(笑)。
――いいとこ突かれています(笑)。こちらがイメージワードをまとめたグラフになります。
――1位は、「さわやかな」でした。
ああ、さわやか!うれしいです。
――2位は「優しい」。
ああ、いいですね。僕、わりといいとこ言ってましたね(笑)。
――3位は「男前な」。
あ、男前もいいですね~。いいことしか書かれてないですね(笑)。
――4位は「演技力がある」。
うれしいです。
――ご覧になって、特にうれしい言葉はありますか?
「さわやか」っていうことは清潔感があるっていうことだと思うので、そう人から思われているとうれしいなと思います。「優しい」は、常々「優しくありたいな」と思っているので、うれしい。「男前」っていう言葉、演技力も……全部うれしいです。
――さらに、赤楚さんの2020年と2021年のイメージワードを比較してみます。
――前年の2020年は、「クールな感じ」が1位、「落ち着いた」が2位でした。
クールで落ち着いていそうに見えたんですね。
――それが2021年は、「さわやかな」「優しい」が大きく伸びてトップに。今年演じられた役に、そういう役が多かったのでしょうか。
それはあるかもしれないですね。『かのきれ』『SUPER RICH』、どちらも優しいキャラクターではあったかなと思いますし、『SUPER RICH』に関しては「春野優」って、名前にも「優しい」が入ってますので(笑)。
心で演じること、役で生きること
――今後、伸ばしていきたいイメージワードはありますか?
「演技力がある」は欲しいですし、「力強い」も欲しいですよね。やっぱり、年相応の力強さは欲しいなと思います。あと、「センスが良い」も言われたいですよね。……それを言ったら、全部ですけど。あ、「やんちゃな」は、もういいかなと思います(笑)。
――「演技力がある」についてですが、演技力を磨くために常に心掛けていることはありますか。
「心で演じる」ということは忘れずやっていきたいし、やれるようになりたいです。なので四六時中役のことを考える、役で生きる、というのを忘れずに生きていきたいなって思います。たぶん、役に対しての考え方が濃いものになればなるほど、説得力も増していくと思うので。
――普段から役として生きた方がいいと。それは、いつ頃気付いたことでしょう。
いつだろう…。『仮面ライダーアマゾンズ』(Season2/17年/Amazonプライム・ビデオ)の頃だから、5年前くらい。自分のフラットな状態から演じようとすると、かなりギアを上げなきゃいけなくて、うまいこといかなかったりして。どうやったら無理のないお芝居ができるんだろうって悩み続けた結果、「ずっと役でいた方が無理をしなくていいな」と思うようになったんです。
「目だけでも物語を感じさせるような役者になりたい」
2021年8月と11月のタレントパワーランキング調査で20代男優急上昇1位に輝いた、赤楚衛二。 2022年も勢いは止まらず、出演作が目白押しだ。1月7日からは窪田正孝、宮沢りえらと共演した映画『決戦は日曜日』が公開。3月には、今井大輔のマンガが原作のドラマWOWOW『ヒル』(Season1主演)が放送・配信され、4月には『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が公開。再び当たり役で、主演に挑む。インタビュー後編は、これらの出演作や目指す俳優像、そして赤楚の素顔が垣間見える一問一答などを紹介していく。
2022年は『ヒル』『チェリまほ』などの主演作が待機
――1月公開の映画『決戦は日曜日』では、宮沢りえさん演じる議員候補を支える若手秘書を演じられています。ご自身の中では、どんな作品になっていますか。
窪田くん演じる秘書の谷村さんが、宮沢さん演じる川上さんと選挙のシステムなどを変えていこうとする話。そのなかで僕が演じる岩淵は、何も考えてなくて、「こういうものだから、しょうがないでしょ?」と違和感も持たずに生きている。そっちの方が生き方としてはラクなのかもしれないですけど、やっぱり疑問を持ったり、自分の意見を持つのは大事だなって思いました。
――映画の見どころは?
何より、選挙のときの熱量が面白かったなと思います。最初はみんな淡々としてるのに、選挙になってからは一気に熱量が上がる。後援会の人たちも含めたその熱量は見どころだと思いますし、秘書の側から選挙を見る機会もなかなかないと思うので、そういうところでも楽しめるんじゃないかなって思います。
――3月には、ドラマWOWOW『ヒル』(Season1主演)が放送・配信されます。人気マンガが原作ですが、オファーを受けたときの感想は?
原作を読ませていただいたら、とても面白くて。家がなく、空き巣みたいなことをしている人たちの話で、法や秩序もないような非日常の世界。でも僕が演じる四宮は普通の人なので、どこにでもいそうな感じや、リアリティをいかに出していこうかと考えながら演じました。僕の役を通して非日常を楽しむというか、追体験していただけたらなって思います。
――4月には『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が公開待機中。映画化の話を聞かれたときは、どう感じられましたか。
夏頃に聞いたときは、純粋にうれしかったです。僕にとって、出演ドラマの映画化は初めて。かつ、主演でやらせていただいて、町田(啓太)くんとも出会えた作品だったので、感慨深いというか。ドラマの撮影中も、「続編があったらいいよね」と話してたんです。でもいざやるとなったら、うれしいとともに、ちょっと怖いなっていうのもあります。
――怖い?
また安達に戻れるのかっていう。
――クランクインは、これからなんですね。
1月中旬から撮ります。
――連ドラから1年以上。確かに、役に戻れるのか不安になりそうです。
はい。町田くんとは『SUPER RICH』でも共演して、わりとバチバチやっているから、いったいどうやって戻るんだろうなって。今、ちょっといろいろ試してるところです。
自分の言葉、小説などでも表現してみたい
――出演作が相次いでいますが、今感じる俳優業の楽しさは?
どこに軸を置くかなんですけど、発見する楽しさみたいなのは、すごくありますね。例えば脚本を読んで役と向き合っているときに、今までとは違う視点だったり、新たな見る角度だったりができたときに、楽しかったりします。
――役を通して、違う角度から世界を見られる?
はい。そうすると、人間的にも視野が広がったと思える。お芝居でいうと、その場の空気感や相手で変わっていくので、想像を超えるお芝居が化学反応で起きたときは、楽しいなって思います。『SUPER RICH』の江口のりこさんとは、ずっとその連続でした。
――これから目指したい俳優像は?
僕が素敵だなと思うのは、普通に佇んでいるだけなのに、目で物語を感じさせてくれるような役者さん。そういうふうになれたらうれしいなと思います。
――そうお話しながら、脳裏に浮かんでいた役者さんは?
ライアン・ゴズリングですね。最近だと、ティモシー・シャラメもそう。日本人だと誰だろうなあ……個人的には、中井貴一さんがすごく好きです。でもあの方は目っていうより、全身で物語を感じさせる印象があるから、またちょっと違うとは思うんですけど。
一問一答から見えてくる素顔の赤楚衛二とは?
――最後に、一問一答的にお答えいただければと思います。今回は男優急上昇1位として紹介させていただきますが、これまでになった1位で、最もうれしかったのは?
そもそも、1位になった記憶がないです。運動会で走ったりするのも、そんなに人より優れていたわけじゃかったし。……あ、でも、この会社に入るきっかけになった、とあるブランドのグランプリはうれしかったです。「やっと東京の入口だ」って思えたので。
――最近した、自分へのリッチなご褒美は?
シャワーヘッドを変えました。別に肌に良いとかではなく、ただただ節水できるということで(笑)。
――堅実ですね(笑)。
冬になると食べたくなるものは?
辛いもの、特に生姜です。ラーメン屋さんに行くと、にんにくと生姜が置いてあるじゃないですか。にんにくは基本、絶対入れるんですけど、生姜だけは冬限定で入れます。生姜を食べると、ポカポカします。
――パワーが欲しいときに見る映画は?
『ロッキー』一択です。
――休みが1日取れたら?3日取れたら?
1日取れたら、昼ご飯、お茶、夜ご飯、飲みを別々で、会えていない人に会いたいです。もしくは、遠いところに行って、1人でずっと過ごしたい。3日あったら、1日目にいろんな人に会って、2日目はずっと1人でいて、3日目は次の日の準備をします。
――演出を受けてみたい監督は?
『GO』が好きなので、行定(勲)さんの演出は受けてみたいですね。
――共演してみたい役者さんは?
中井貴一さんです。ずっと憧れている役者さんです!
――中井さんは、シリアスもコミカルも絶品。どういう作品で共演したいですか。
どのような作品でも共演させていただけたら嬉しいです!
――人としても役者としても素晴らしい、と?
そうです。
――赤楚さん自身も、そう言われるような存在を目指したい?
人間力というか、中身も大事ですから。そこは、演技力とともに磨いていきたいところです。
取材・文/泊貴洋
赤楚衛二さん サイン入りチェキ プレゼント
締切:2022年1月31日(月)
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※ご応募はお一人様1回限りでお願いいたします。
赤楚衛二(あかそ・えいじ)プロフィール
誕生日 1994年3月1日
出身地 愛知県
所属事務所 トライストーン・エンタテイメント
公式サイト https://www.tristone.co.jp/actors/akaso/
公式インスタグラム https://www.instagram.com/akasoeiji/
公式ツイッター https://twitter.com/akasoeiji
作品紹介
映画『決戦は日曜日』
監督・脚本:坂下雄一郎 出演:窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真 ほか 配給:クロックワークス 2022年1月7日~全国公開
(C)2021「決戦は日曜日」製作委員会
WOWOWオリジナルドラマ『ヒル』
監督:鈴木浩介 原作:今井大輔『ヒル』『ヒル・ツー』(新潮社バンチコミック刊) 出演:赤楚衛二(Season1主演)、坂口健太郎(Season2主演)、吉川愛、飯豊まりえ、柳俊太郎、板垣瑞生、佐久間由衣、田中幸太朗、板尾創路、小西真奈美 ほか 2022年3月~WOWOWにて放送・配信スタート
映画『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』
監督:風閒大樹 原作:豊田悠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(掲載「ガンガンpixiv」スクウェア・エニックス刊) 出演:赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥、佐藤玲、鈴之助 ほか 配給:アスミック・エース 2022年4月8日~全国公開
(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会