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海外ドラマに出演している日本人は?男女13人の活躍をチェック!

海外ドラマの魅力をチェック

海外ドラマについて「軽い気持ちで見たらハマってしまった」「一気見した」などの声が多く聞かれます。

海外ドラマのどのような点が、大衆を惹き付けるのでしょうか?海外ドラマならではの魅力をチェックしてみましょう。

実力派の俳優陣と秀逸なストーリー

海外ドラマの魅力は、映画にも劣らない深みのあるストーリーや、意外性のある展開です。

例えば、アメリカのドラマの脚本は、数百もの候補からたった1本が選ばれることも珍しくないようです。陳腐なストーリー・薄っぺらいストーリーは排除される傾向があり、そもそも制作に至りません。

ドラマ化された後も、プロの脚本家がチームでストーリーを展開するケースが多く、視聴者の反応次第では大幅な方向転換もあり得ます。

またアメリカのドラマは、基本的にオーディションでキャストを選抜するシステムです。知名度や人気よりも「役に合うかどうか」が重視されるため、配役のミスマッチが起こりません。

質の高い脚本と実力派俳優たちの演技により、視聴者はすんなりとドラマの世界に没頭できます。

ドラマのボリュームもポイント

海外ドラマは1シーズンが長い分、物語の流れが丁寧です。『無理にまとめようとして最後がドタバタになる』『キャラクターが唐突な行動をする』などが起こりにくく、物語を深く楽しめます。

また海外ドラマは、シリーズ化する・しないも視聴者次第です。人気が出れば次々と続編が作られますが、人気がなくなればシーズン途中でも打ち切りとなることがあります。シビアな制作体制により、本当に面白いドラマしかシリーズ化に至りません。

1クール13話程度で終了する日本のドラマを見慣れているドラマファンからすると、話数が多くても面白さが失われない海外ドラマは、新鮮かつ魅力的に感じられるでしょう。

異文化・言語の勉強にもなる

海外ドラマを見ることは、他国の文化や歴史・トレンド・社会問題を知るきっかけとなります。海外ドラマに影響を受けて、その国に興味を持つ人は少なくありません。

また海外ドラマを字幕で見ることは、語学学習にも有益です。現代が舞台の海外ドラマなら、その国で実際に使われているリアルな言葉を学べます。

海外ドラマを英語学習教材として使うなら、英語ドラマを英語字幕で見るのがおすすめです。動画のサブスクリプションサービスなら、字幕の言語も英語に設定できます。

海外ドラマで活躍している日本人ランキングの算出方法

海外ドラマで活躍している日本人ランキングは、株式会社アーキテクトが独自調査で集計した結果で構成しています。詳しい算出方法を解説します。

当社独自の集計方式で算出

海外ドラマで活躍している日本人ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出しました。こちらのデータから、ランキングが作成されています。

パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。

今回のランキングは、2023年2〜5月度に行われた調査をもとに作成しています。

海外ドラマで活躍している日本人ランキング

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 木村拓哉 30.3 2023年05月
2位 山下智久 29.0 2023年05月
3位 くりぃむしちゅー 28.9 2023年05月
4位 福士蒼汰 26.0 2023年05月
5位 中島健人 25.0 2023年05月
6位 ディーン・フジオカ 24.9 2023年05月
7位 松田聖子 23.2 2023年05月
8位 新田真剣佑 21.4 2023年05月
9位 本木雅弘 21.0 2023年05月
10位 伊藤英明 20.2 2023年05月
11位 浅野忠信 19.2 2023年02月
11位 渡辺謙 19.2 2023年02月
13位 小澤征悦 17.3 2023年05月

海外ドラマで活躍している日本人ランキングは、上記のような結果となりました。それぞれの俳優について、経歴・主な出演作品を見ていきましょう。

13位:小澤征悦

1974年6月6日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身の俳優です。NHK大河ドラマ『徳川慶喜(1998年)』にて俳優デビューし、代表作にはドラマ『うみのほたる(2005年)』『TEAM〜警視庁特別犯罪捜査本部(2014年)』などがあります。

小澤征悦は、海外ドラマのオーディションにもたびたび挑戦しており、海外作品への出演経験は豊富です。

主な出演作には、ハリウッドデビュー作となったホラー映画『JUKAI -樹海-(2016年)』、全世界で視聴される人気シリーズのスピンオフ『クリミナル・マインド 国際捜査班(2016年)』、『S.W.A.T. Season3(2020年)』などがあります。

11位:渡辺謙

1959年10月21日生まれ、新潟県出身の俳優です。演劇集団『円』の研究生から俳優キャリアをスタートし、演劇『悲劇・ブリタニキュス(1980年)』でデビューを果たしました。

代表作にはNHK大河ドラマ『独眼竜政宗(1987年)』や、映画『ラスト サムライ(2003年)』などがあります。

日本人として海外でも高い知名度を持つ渡辺謙は、海外大作映画への出演経験が豊富です。ハリウッド映画では『バットマン ビギンズ(2005年)』『硫黄島からの手紙(2006年)』『インセプション(2010年)』などに出演しました。

このほか2022年には、HBO MaxとWOWOWが日米共同制作したオリジナルドラマ『TOKYO VICE』にも主演しました。

11位:浅野忠信

1973年11月27日生まれ、神奈川県出身の俳優です。1988年に『3年B組金八先生』でドラマデビューし、『バタアシ金魚(1990年)』で映画デビューを果たしました。

北欧系アメリカ人の祖父を持ち、繊細かつエキセントリックな演技に定評があります。浅野忠信はアジア映画をはじめ、海外作品への出演経験が豊富です。

主な出演作には、第80回米アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた『モンゴル(2007年)』、ハリウッド大作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014年)』、アジアの名優が集結した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海(2021年)』などがあります。

10位:伊藤英明

1975年8月3日生まれ、岐阜県出身の俳優です。『第6回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にて準グランプリを獲得後、ドラマ『デッサン(1997年)』で俳優デビューを飾りました。

代表作には、潜水士を目指す海上保安官を描いた『海猿』シリーズ、ドラマ『病室で念仏を唱えないでください(2020年)』などがあります。

伊藤英明にとって初となるハリウッド映画出演は、2020年公開の『ドアマン』です。2022年にはHBO MaxとWOWOWが日米共同制作した『TOKYO VICE』に、刑事役として出演しました。

9位:本木雅弘

1965年12月21日生まれ、埼玉県出身の俳優です。アイドルグループ『シブがき隊』として活動した後俳優に転向し、ドラマ・映画などに活躍の幅を広げました。

主な出演作として、周防正行監督の映画『シコふんじゃった。(1992年)』、NHK大河ドラマ『徳川慶喜(1998年)』、自身が企画・主演した映画『おくりびと(2008年)』などがあります。

中でも『おくりびと』への評価は高く、第81回米国アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外で多くの賞を獲得しました。

海外作品には、Netflixオリジナルシリーズの英国発サスペンスドラマ『Giri/Haji(2019年)』に出演したほか、映画『ジェラール・フィリップ 最後の冬(2022年)』では日本語吹き替え版のナレーションを担当しています。

8位:新田真剣佑

1996年11月16日生まれの俳優です。2014年より日本での芸能活動をスタートし、さまざまなドラマ・映画・舞台に出演しています。

中でも、主人公の幼なじみを演じた『ちはやふる ‐上の句‐/‐下の句‐(2016年)』では演技力が高く評価され、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

新田真剣佑は英語ネイティブの強みがあり、海外作品にも積極的に参加中です。近年の主な出演作には、映画『聖闘士星矢 The Beginning(2023年)』があります。

このほか、2023年8月には全世界配信のNetflix独占シリーズ『ONE PIECE』に、また2023年の冬にはDisney+の日本オリジナルシリーズ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-(2023年)』に出演予定です。

7位:松田聖子

1980年にシングル『裸足の季節』でレコードデビューを果たし、1980年代を代表するアイドルとして君臨した女性アーティストです。

海外ドラマでは、『BONES Season5(2011年)』にゲスト出演しました。このほか、シンガポール・日本・フランスの合作映画『家族のレシピ(2019年)』にも、斎藤工とともに出演して話題を呼びました。

また、東京国際映画祭にて上映された『フォークロア2:あの風が吹いた日(2021年)』では初監督を務めるなど、今もなお活躍のフィールドを広げている人物です。

6位:ディーン・フジオカ

1980年8月19日生まれ、福島県出身の俳優です。2004年に香港でモデルデビューを果たし、アジアを中心に俳優活動を行ってきました。2015年からは活動拠点を日本に置き、精力的に日本のドラマ・映画に参加しています。

主な出演作はNHK連続テレビ小説『あさが来た(2015年)』や、ドラマ『ダメな私に恋してください(2016年)』『シャーロック アントールドストーリーズ(2019年)』などです。

海外作品では堪能な英語・中国語を生かし、さまざまなドラマ・映画に出演しています。

主な出演作は、台湾ドラマ『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black&White Episode1(2012年)』や台湾映画『セデック・バレ(2013年)』、アメリカドラマ『荒野のピンカートン探偵社(2014年)』などです。

5位:中島健人(Sexy Zone)

1994年3月13日生まれ、東京都出身のアイドルです。2011年にアイドルグループ『Sexy Zone』のメンバーとしてデビューし、王道の王子様キャラとして人気を博しています。

映画では『銀の匙 Silver Spoon(2014年)』、ドラマでは『彼女はキレイだった(2021年)』などで主演を務めました。

海外ドラマでは、2024年より世界同時配信されるドラマ『Concordia』への出演が決定しています。詳細はまだ明かされていませんが、中島健人はメインキャストの1人として登場する予定です。

『Concordia』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズを手掛けた、フランク・ドルジャーがプロデューサーを務めることが発表されており、全編英語で撮影されます。

4位:福士蒼汰

1993年5月30日生まれ、東京都出身の俳優です。ドラマ『美咲ナンバーワン!!(2011年)』で、俳優としてデビューしました。

仮面ライダー生誕40周年記念作品として制作された、特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ(2011年)』では主役に抜擢され、映画にも出演しました。

俳優としての知名度が高まったのが、NHK連続テレビ小説『あまちゃん(2013年)』への出演です。以後、さまざまなドラマ・映画に出演を果たして人気を博し、第38回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞しています。

福士蒼汰は学生時代から英語を勉強してきたこともあり、英語は堪能です。Huluオリジナルのサバイバルスリラードラマ『THE HEAD Season2(2023年)』では、メインキャストの1人に抜擢されました。

3位:くりぃむしちゅー

1990年に結成された、上田晋也と有田哲平のお笑いコンビです。元々は『海砂利水魚』というコンビ名でしたが、バラエティ番組の企画により現在の名前となりました。『くりぃむクイズ ミラクル9』『世界一受けたい授業』など、数多くのレギュラー番組を持っています。

初となる海外ドラマへの出演は、SFサスペンスドラマ『The 4400 Season4(2008年)』です。国土安全保障省のスタッフとして名前付きの役を与えられ、コンビで全米デビューを果たしました。

2位:山下智久

1985年4月9日生まれ、千葉県出身の俳優です。2003年に、アイドルグループ『NEWS』のメンバーとしてデビューしました。

アイドル時代よりさまざまなドラマ・映画に出演しており、俳優経験は豊富です。代表作には、ドラマ『プロポーズ大作戦(2007年)』『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2008年)』などがあります。

独学で英語を学び続けてきたこともあり、山下智久も英語が堪能です。2020年には全編英語となるHuluオリジナル海外ドラマ『THE HEAD Season1(2020年)』に、主要キャストの1人としてキャスティングされました。

また、ハリウッド発のアクションコメディ映画『The Man From Toronto(2022年)』にも出演しました。

1位:木村拓哉

1972年11月13日生まれ、東京都出身の俳優です。アイドルグループ『SMAP』の一員としてデビューし、バラエティからドラマ・映画まで幅広く活動しています。

ドラマ出演歴は長く、『あすなろ白書(1993年)』『ロングバケーション(1996年)』ではキムタクブームを巻き起こしました。代表作には『HERO』シリーズや、映画『武士の一分(2006年)』などがあります。

海外作品への参加は多くはありませんが、ウォン・カーウァイ監督の『2046(2004年)』への参加は大きな話題となりました。

また、Huluオリジナル制作のドラマ『THE SWARM(2023年)』では、物語のキーパーソンとなるアイト・ミフネ役を演じています。

海外・国内で活躍している推しを見つけよう

近年はドラマ市場もグローバル化しており、日本人もさまざまな海外ドラマに出演するようになりました。意外な人が意外なドラマに出演しているケースもあり、『日本人俳優しばり』で海外ドラマをチェックするのも楽しいかもしれません。

海外ドラマの魅力は、日本ドラマにないスケール感・リアリティです。映画並みのクオリティで作られる作品も多く、あっという間にドラマの世界観に引き込まれていきます。

まずは、日本人俳優が出演している海外ドラマをチェックして、ハマれるドラマを探してみましょう。

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