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著名人の中でも人気が高いのは誰?ランキング形式で人気度をチェック

近年はテレビとインターネットの境界が薄くなってきており、ネット上で活躍する著名人のテレビ出演や、芸能人のネット活動が増えてきています。それでは、著名人と芸能人はどう違うのでしょうか?著名人の意味や、ジャンル別著名人のランキングを紹介します。

そもそも著名人とは?

著名人と芸能人は何が違うのか、よくわからない人は多いでしょう。著名人とは、どのような人を指すのでしょうか?著名人の意味について解説します。

世間に名が知られている人を指す

著名人とは一般的に「世間に名が知られている人」のことを指し、歌手や芸能人だけでなく、スポーツ選手や作家、学者、政治家など幅広いジャンルの有名人を表す言葉です。

芸能人との違い

著名人とは、世間的に名前が知られている人だけでなく、限られた場所で多くの人が知っている人も含めるのが一般的です。

それに対し芸能人は、俳優・ミュージシャン・お笑い芸人など、芸能を職業としている人のことを指します。

ほかにも、モデル・アナウンサー・アイドルなど、芸能界に身を置く人を指すだけでなく、能楽・歌舞伎のような伝統芸能の舞台に立つ人まで含めます。

近年はネット上の著名人も多い

インターネットが普及し、TwitterやInstagramなどのSNSで名前が広まり、著名人になるケースも増えています。ネット上の著名人は多くの人に知られ、影響を与える存在なので『インフルエンサー』と呼ばれることもあります。

これまで芸能界に入るには、スカウトやオーディション、弟子入りなど狭き門をくぐる必要がありました。しかし近年では、SNSや動画投稿サイトなど、手軽に表現できる場が増えています。

ネット上で多くの人に受け入れられて著名人になった人が、企業の宣伝に起用されたり、メディアに登場したりするケースも多く見られるようになりました。

著名人の人気ランキング算出方法

タレントパワーランキング著名人の人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。

当社独自の集計方式で算出

著名人の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。

パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。

今回のランキングは、2021年2月度と2022年5〜8月度に行われた調査をもとに作成しています。

【テレビで人気の文化人】著名人の人気ランキング

順位 タレント名 スコア 調査時期
1位 さかなクン 34.1 2022年8月
2位 藤井聡太 29.7 2022年8月
3位 池上彰 29.6 2022年8月
4位 林修 27.2 2022年5月
5位 三谷幸喜 25.1 2021年2月

【テレビで人気の文化人】著名人の人気ランキングにランクインした著名人に多く見られる特徴は、『わかりやすい解説』です。個別に詳しく見ていきましょう。

1961年7月8日生まれ、東京都出身の脚本家です。1983年に劇団『東京サンシャインボーイズ』を立ち上げ、作家として活動を始めました。1991年に手掛けた舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』は、1994年・2022年と再演されるほどの人気です。

ドラマ『振り返れば奴がいる(1993年)』でテレビドラマの脚本家としてデビューし、『古畑任三郎(1994年)』の大ヒットで人気を博しました。

数々の人気ドラマを制作し、映画『ラヂオの時間(1997年)』『THE 有頂天ホテル(2006年)』では脚本だけでなく、監督も務めています。

近年では、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』の脚本を手掛けたほか、情報番組『情報7days ニュースキャスター』でキャスターを務めたり、朝日新聞で『三谷幸喜のありふれた生活』の連載をしたりと、幅広く活躍しています。

1965年9月2日生まれ、愛知県出身です。東進ハイスクールと東進衛星予備校で現代文の講師を務め、同校のCMに使われた「いつやるか?今でしょ!」の言葉が流行しました。

楽しく聞けてわかりやすい話術で人気となり、タレント活動を開始しました。『林修の今知りたいでしょ!』『日曜日の初耳学』『ネプリーグ』など、さまざまなバラエティ番組で活躍中です。

1950年8月9日生まれ、長野県出身のフリージャーナリストです。1973年にNHK入局後、報道局記者や番組キャスターを務め、2005年に退局しました。子ども向けにニュースを解説する番組『週刊こどもニュース』が特に評判でした。

確かな取材力にもとづく情報提供だけでなく、優しい話術とわかりやすい解説は現在も人気です。『池上彰のニュースそうだったのか!!』や不定期特番『池上彰スペシャル!』などのテレビ出演だけでなく、日本経済新聞や朝日新聞でも連載を持っています。

2002年7月19日生まれ、愛知県出身の将棋棋士です。2015年の中学1年生のときに、史上最年少で奨励会三段に昇段し、さらに2016年には史上最年少でプロ棋士になったことで、一躍有名になりました。

プロデビュー後の公式戦では連勝を重ね、注目を集めます。2017年の竜王戦決勝トーナメント2回戦で敗れるまで29連勝し、歴代最多連勝記録を更新しました。

書籍『藤井聡太 強さの本質』『写真で追う 藤井聡太 最年少二冠までの軌跡』や、Nintendo Switch用ゲームソフト『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』が発売されるほどの人気ぶりです。

東京都出身、国立大学法人東京海洋大学の名誉博士・客員教授を務める魚類学者で、タレント活動もしています。

ハコフグの帽子とハイテンションな喋り方、「ギョギョ!」のセリフが特徴です。魚の豊富な知識とわかりやすいトークが人気で、多くのバラエティ番組で活躍しています。

『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』『ハコフグのねがい』 『さかなクンのギョギョッとサカナ☆スター図鑑』など多くの書籍を出版したほか、2022年には自伝を原作とした映画『さかなのこ』が公開されるなど、注目度が高まりました。

【元アスリート】著名人の人気ランキング

順位 タレント名 スコア 調査時期
1位 イチロー 39.5 2022年8月
2位 浅田真央 32.9 2022年8月
3位 新庄剛志 30.2 2022年5月
4位 長嶋茂雄 28.9 2022年8月
5位 吉田沙保里 26.5 2022年8月

【元アスリート】著名人の人気ランキングにランクインした著名人に共通している特徴は、競技自体をよく知らない人々にも、広く知られている点といえます。どんな実績を残した人たちなのか、具体的に見ていきましょう。

1982年10月5日生まれ、三重県出身の元レスリング選手です。3歳でレスリングを開始し、女子レスリング世界大会16連覇、2012年には13大会連続世界一という偉業を達成しています。このとき、国民栄誉賞を受賞し話題になりました。

『霊長類最強女子』のキャッチフレーズ通りの強さと、チャーミングなキャラクターで人気になりました。2004年のアテネオリンピック・2008年の北京オリンピック・2012年のロンドンオリンピックで、連続して金メダルを獲得し、紫綬褒章を受賞した実績があります。

2019年に現役を引退し、現在ではバラエティ番組『ジャンクSPORTS』に登場したり、ゴルフ番組『諸見里しのぶ 実践 ゴルフテク!』にゲスト出演したりと、たびたびテレビにも顔を出しています。

1936年2月20日生まれ、千葉県出身の元野球選手・元監督です。1958年に読売ジャイアンツに入団し、『巨人軍V9時代』に貢献しました。

スター選手になり、1974年に現役を引退する際に残した「我が巨人軍は永久に不滅です」は、名言として語り継がれています。

1975年より読売ジャイアンツの監督を務め、日本一を2回達成しました。ユーモアのある人柄と独特の言い回しで、野球ファン以外の人々にも親しまれています。

2001年に巨人軍終身名誉監督に就任し、2013年には国民栄誉賞を受賞しました。2021年の東京オリンピックでは聖火ランナーを務め、特番『中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!東京オリンピックSP』に収録出演したことも話題になりました。

1972年1月28日生まれ、長崎県出身の元プロ野球選手で監督、タレントです。1989年に阪神タイガースに入団し11年在籍後、アメリカメジャーリーグに挑戦します。野手FA選手としての挑戦は、日本人初のことでした。

阪神タイガース在籍時は『亀新フィーバー』を起こし、メジャーリーグ在籍時は数々の日本人初の記録を残しました。

2004年には北海道日本ハムファイターズに入団し、日本球界に復帰します。人を惹き付けるプレーやコメントは『新庄劇場』として、野球ファン以外からも注目されました。

2006年に引退後、2022年に『BIG BOSS』として、北海道日本ハムファイターズの監督に就任します。来期は『SHINJO』として続投すると宣言し、ファンを沸かせました。

1990年9月25日生まれ、愛知県出身のフィギュアスケーターです。2005年の世界ジュニア選手権で優勝して以来、『真央ちゃん』と国民に親しまれ、期待されてきました。

2010年のバンクーバーオリンピックの銀メダリストで、3回ものトリプルアクセルを成功させ、大きな話題になりました。2014年のソチオリンピックでは6位に入賞し、その後も数多くの優勝を飾るなど、輝かしい実績を残しています。

2022年9月から2023年3月まで、自身が座長を務めるアイスショー『BEYOND』を、全国を巡りながら開催しています。

1973年10月22日生まれ、愛知県出身の元プロ野球選手です。2019年の引退までに、数々の記録を打ち立て、現在はシアトル・マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターです。

1991年のオリックス入団当初は、登録名が『鈴木一朗』でしたが、1994年に『イチロー』に変更し、以降7年連続で首位打者になりました。翌年、打点王・盗塁王などを獲得しています。

2001年にシアトル・マリナーズに移籍し、野手としては日本人初のメジャーリーガーになりました。

新人賞に始まり、首位打者・盗塁王などさまざまな輝かしい活躍で、メジャーリーガーとしても話題になります。2001〜2003年までのドリームチームでは、ファン投票1位になるほどの人気を博しました。

【YouTuber】著名人の人気ランキング

順位 タレント名 スコア 調査時期
1位 ヒカキン 22.7 2022年8月
2位 ハラミちゃん 20.7 2022年8月
3位 はじめしゃちょー 16.5 2022年8月
4位 ヒカル 10.2 2022年8月
5位 フィッシャーズ 9.1 2022年8月

【YouTuber】著名人の人気ランキングにランクインした人は、YouTube以外でも活躍する人が多く見られます。テレビよりも、ネットのメディアで目にする機会が多い点が特徴です。

2010年に結成し、中学3年生時の思い出を動画にしたことがきっかけの『思い出系ネットパフォーマー』を称しています。

ファンの総称を『ウオタミ』とし、チャンネル登録者数は769万人(2022年10月時点)です。テーマだけを決めて、あとはアドリブで撮影するスタイルで、ライブ感のあるメンバーのやりとりに人気が集まっています。

フィッシャーズプロデュースブランド『Dotene』も好評で、遊べる入浴剤『びっくら?たまご おふろ釣りボム』や『お金グミ』などを販売しています。2022年には、地元である葛飾区の観光大使に任命されています。

2013年にYouTubeに『Hikaru Games』を開設し、活動を始めたYouTuberです。マシンガントークと巧みな話術で人気を博し、全ジャンルで活動するために、メインチャンネル『ヒカル(Hikaru)』を開設しています。

チャンネル登録者数は486万人(2022年10月時点)で、『爆買い動画』や『祭りくじの闇』などの動画が話題になりました。世間で話題の人にインタビューする動画も好評です。

2019年にはアパレルブランド『ReZARD』を創設し、アパレルブランドやデザイナーとコラボしたり、化粧品ブランド『ReZARD beauty』では大阪・博多・札幌・名古屋・東京でチェキ会を開催したりと、精力的に活動しています。

『自由』のモットーのもとに活動しているYouTuberです。メインチャンネル『はじめしゃちょー(hajime)』の、登録者数は1,030万人(2022年10月時点)です。

メインチャンネルのほかに『はじめしゃちょーの畑』『はじめしゃちょー2 (hajime)』などがあります。

メインチャンネルでは実験系から体を張ったネタまで、オールジャンルの動画が投稿されています。2015年には『740人でだるまさんがころんだやってみた』で、ギネス記録を取得しました。

動画投稿のほかに、イベント『動画クリエイター展(2022年)』のプレス説明会への登場や、メディア『Forbes JAPAN』へのメッセージ、ドラマへの出演など、多岐にわたって活動しています。

2019年6月『ピアノを身近な存在にする』ことを目標に活動を開始した、チャンネル登録者数203万人(2022年10月時点)のポップスピアニストYouTuberです。

持ち前の絶対音感と、特技である即興演奏を生かした、ストリートピアノ動画で一躍注目を集めました。

2020年にアルバム『ハラミ定食 ~Streetpiano Collection~』をリリース、2022年には『ハラミちゃんリクエスト収穫祭 ~みんなで決める!! 最強ピアノカバーBEST50~』『ハラミちゃん クリスマスコンサート 2022』を開催するなど、精力的に活動しています。

高校生のときにチャンネルを開設したビートボクサーYouTuberで、投稿した動画『Super Mario Beatbox』が話題になりました。エアロスミスやアリアナ・グランデなど、大物アーティストとビートボックスで共演を果たしています。

メインチャンネルである『HikakinTV 』の登録者数は、1,090万人(2022年10月時点)です。ビートボックス以外にも、親しみやすい語り口とコミカルな表情、さまざまな内容の動画が人気です。

サブチャンネルには、『HikakinGames』『HIKAKIN』『HikakinBlog』もあります。また、『TikTok』のテキスト読み上げ機能にヒカキンの声が実装されたり、『YouTube Fanfest Japan 2022』への出演が決定したりと、安定した人気があります。

才能を発揮する著名人をジャンル毎にチェック

さまざまなジャンルで活躍する著名人を、ランキング形式で紹介しました。どんな人かわからなくても、名前は知っている・見たことがあるという人が多かったのではないでしょうか?

才能を生かして活動し、知識・話題・楽しい時間を提供してくれる著名人が数多く存在しています。ジャンル毎にチェックし、周りの人との話題にしてみてはいかがでしょうか。

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