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歴史のあるプロダクション!ホリプロの女優ランキング

ホリプロ女優

ホリプロといえば、芸能界でも特に有名な芸能事務所で、多くの有名女性タレントを排出しています。ホリプロ所属の女優は具体的にどんな人がいるのでしょうか?ホリプロの詳しい解説と併せて、若手女優とベテラン女優の二部門をランキング形式で紹介します。

ホリプロとは?

ホリプロは芸能プロダクションの一つです。そもそも芸能プロダクションとは何か、またホリプロについての詳細も併せて解説します。

そもそも芸能プロダクションとは

芸能プロダクションとは、主に芸能人のマネジメントを行う企業です。そのプロダクションに所属している芸能人が円滑に仕事できるよう、スケジュール管理や広告代理店とのやり取りを行います。

また、新たなタレントのスカウトや育成なども行っており、芸能プロダクションに声をかけられて芸能界デビューをしたというケースもあります。なお、芸能事務所と芸能プロダクションは、言い方が異なるだけで意味合いは同じです。

芸能人にとってプロダクションに所属することは必須ではなく、フリーで活動する人も存在します。しかし、仕事に専念するという意味で、所属するメリットが大きいのも事実です。

ホリプロは歴史のあるプロダクション

ホリプロは、東京都目黒区にある芸能プロダクション会社です。マネージメント事業部、映像事業部、公演事業部、スポーツ文化事業部、音楽事業部などジャンルごとに事業部が分かれています。

数ある芸能プロダクションの中でも、1960年創業のホリプロは長い歴史を誇っており、従業員数は250名以上と非常に大規模です。

創業者の堀威夫はバンド活動の経験があり、自分たちでマネージメントも行っていました。しかし質のみではなく量でも勝負しなければいけないと考え、マネージメント業を始めたとされています。

有名女優も多く在籍している

「文化をプロモートする人間産業」が企業理念で、ホリプロタレントスカウトキャラバンという有名なオーディションも開催しており、人材の発掘にも力を注いでいます。

実際にこのオーディションイベントで見出された人の中には、現在も芸能界の第一線で活躍している人が多くいます。

一例を挙げると、1976年に第1回グランプリを受賞した榊原郁恵を始めとして、井森美幸、山瀬まみ、深田恭子、綾瀬はるかなどです。近年では2002年に石原さとみが第27回ピュアガール2002を受賞しています。

アイドル以外に、女優発掘も積極的に行っているのがこのオーディションの特徴です。

ホリプロの人気女優ランキングの算出方法

タレントパワーランキングホリプロ人気女優のランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果を元に抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。

当社独自の集計方式で算出

ホリプロの人気女優ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。

パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。

今回のランキングは、2018年度から2021年度に行われた調査を基に作成しています。

20歳~40歳までの若手女優ランキング

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 綾瀬はるか 49.5 2021年8月度
2位 深田恭子 40.9 2021年8月度
3位 石原さとみ 38.0 2021年8月度
4位 高畑充希 29.8 2021年8月度
5位 木南晴夏 18.5 2021年5月度
6位 足立梨花 16.8 2021年8月度

ホリプロの若手女優には、ドラマ・映画などで頻繁に見かけるような人気タレントが多くいます。ランキング形式で、6位から1位までを紹介しましょう。

1992年10月16日生まれ、長崎県出身です。第32回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリを受賞しています。

映画『愛流通センター(2008年)』で主演を務め、さらに連続テレビ小説『あまちゃん(2013年)』への出演でブレイク、ドラマや映画に多く出演するようになりました。

女優として以外にも、『アッコにおまかせ!』などのバラエティ番組でも活躍したり、2013年にはJリーグ名誉マネジャーにも就任したりするなど、マルチに活躍するタレントです。

1985年8月9日生まれ、大阪府出身です。第1回ホリプロ NEW STAR AUDITIONでグランプリを受賞しています。

ドラマ『桜咲くまで(2004年)』で女優としてデビューし、以降数々のドラマや映画に出演している人気女優です。

連続テレビ小説『風のハルカ(2005年)』や映画『ZOO(2005年)』などで脚光を浴び、人気マンガが原作の映画『20世紀少年最終章 ぼくらの旗(2009年)』に出演しています。

1991年12月14日生まれ、大阪府出身です。山口百恵トリビュートミュージカル『プレイバック part2 屋上の天使(2005年)』の、主演オーディションでグランプリに輝き女優活動を始めます。

連続テレビ小説『ごちそうさん(2013年)』に出演、後に同じく連続テレビ小説『とと姉ちゃん(2016年)』ではヒロインも務めました。

主演したドラマ『過保護のカホコ(2017年)』も話題となり、さらにディズニー映画『シンデレラ(2015年)』の日本語吹き替え版で声優としても活躍するなど、引っ張りだこの女優です。

1986年12月24日生まれ、東京都出身です。第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン ピュアガール2002で、グランプリを受賞しています。

映画『わたしのグランパ(2003年)』で映画デビューすると、第46回ブルーリボン賞新人賞、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞など多くの賞を獲得して話題を呼びました。

以降も連続テレビ小説『てるてる家(2003年)』や、大河ドラマ『義経(2005年)』でヒロインを演じるなど、女優として常に第一線で活躍を続けています。

映画『シン・ゴジラ(2016年)』やドラマ『アンナチュラル(2018年)』などの話題作にも登場しており、目が離せない女優です。

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1982年11月2日生まれ、東京都出身です。1996年第21回ホリプロタレントスカウトキャラバンを受賞しています。

ドラマ『神様、もう少しだけ(1998年)』での演技が話題となり、映画『下妻物語(2004年)』では日本アカデミー賞主演女優賞を獲得するなど、女優として大きく躍進しました。その他にも、バラエティ番組やCMにも数多く出演する人気タレントです。

スタイルが抜群なことでも知られ、グラビア活動も行うほか、映画『ヤッターマン(2009年)』ではセクシーなコスチューム姿も披露しています。

1985年3月24日生まれ、広島県出身です。2000年に第25回ホリプロスカウトキャラバン審査員特別賞を受賞しています。

ドラマ『世界の中心で、愛を叫ぶ(2004年)』で女優としてブレイクし、『白夜行(2006年)』『ホタルノヒカリ(2007年)』などで次々と主演を務めました。

映画『おっぱいバレー(2009年)』では第52回ブルーリボン賞主演女優賞、第33回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得するなど、輝かしい受賞歴を持つ女優です。

ほんわかとしたキャラクターを活かし、CMにも数多く出演しています。

40歳以上のベテラン女優ランキング

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 優香 29.9 2018年2月度
2位 片平なぎさ 23.2 2019年5月度
3位 宮崎美子 22.3 2021年5月度
4位 はいだしょうこ 22.0 2018年2月度
5位 榊原郁恵 21.8 2019年5月度
6位 山瀬まみ 20.6 2018年11月度

ホリプロの女優には、40歳以降のベテランでも精力的な活動を行っている芸能人がいます。特に人気が高いタレントを、6位から順に紹介しましょう。

1969年10月2日生まれ、神奈川県出身です。1985年第10回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリを獲得しています。

1986年から歌手として活動を始め、多くの楽曲をリリースしました。2011年には活動25周年を祝してベストアルバムも発売しています。

一方で朗らかなキャラクター性がバラエティ番組とフィットし、バラエティをこなせるタレントとしても活躍中です。

『新婚さんいらっしゃい』や『ためしてガッテン!』などにレギュラー出演しているほか、CMにも多く出演しています。

1959年5月8日生まれ、神奈川県出身です。1976年第1回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞しています。

翌1977年には歌手として芸能界デビューし、同時期にデビューした高田みづえ、清水由貴子らと共に親しまれました。代表曲は『夏のお嬢さん』です。

歌手以外にもミッキーマウスの吹き替え声優にキャスティングされたり、1981年からスタートした『ブロードウェイミュージカル ピーターパン』で初代ピーターパンを務めたりと幅広く活躍していました。

近年もドラマやバラエティ番組に出演するなど、マルチな活動を続けています。

1979年3月25日生まれ、東京都出身です。1998年宝塚歌劇団第84期生として入団しました。

宝塚歌劇団を退団した後は、NHKの番組『おかあさんといっしょ』に出演しています。うたのおねえさんとして5年間活動し、番組で披露した独創的なイラストも話題となりました。

以降、『笑っていいとも!』などバラエティ番組にも登場するようになりましたが、近年はドラマや舞台での活動が多く見られます。ホリプロへは2013年に事務所を移籍したという報道がありました。

1958年12月11日生まれ、熊本県出身です。カメラのCMに出演したことがきっかけで、多くのドラマや映画に出るようになりました。

ドラマ『元気です!(1980年)』に主演すると、『乱(1985年)』などの映画にも出演し、さらに映画『雨あがる(2000年)』では第43回ブルーリボン賞助演女優賞受賞、第24回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞など、女優として輝かしい経歴を残しています。

近年では知識の豊富さを活かしてクイズ系のバラエティ番組に出演したり、情報番組のコメンテーターを務めたりと、役者以外の活躍も見られるようになりました。

1959年7月12日生まれ、東京都出身です。1975年に芸能界での活動を始めて、それ以降ドラマや映画に多く出演しています。

ドラマでは『赤い霊柩車』『ショカツの女』などのシリーズもので活躍し、サスペンスやミステリーのドラマに欠かせない存在です。また、近年では『凪のお暇(2019年)』などにも出演してより広い年齢層に女優としての実力を示しました。

映画では『嫌われ松子の一生(2006年)』や『インシテミル 7日間のデスゲーム(2010年)』などの話題作に登場しています。

1980年6月27日生まれ、東京都出身です。スカウトで芸能界デビューした後は、アイドルとして活動したり、グラビアの仕事をしたりしていました。

映画『恋に唄えば♪(2002年)』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、女優としても活躍するようになります。

ホラー作品の『輪廻(2005年)』、大河ドラマ『花燃ゆ(2015年)』など、作品のジャンルを問わず安定した演技を披露しました。

女優業以外では、『王様のブランチ』、『志村劇場』、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』などのバラエティ番組にも積極的に出演して、司会からコントまで何でもこなせるタレントとしての地位を確立しています。

ホリプロの人気女優を知ろう

ホリプロの女優は、若手からベテランまで有名な人が多いです。特にランキング上位に入っている女優は、ドラマや映画で頻繁に目にしているでしょう。

事務所の支えももちろんありますが、やはり当人の実力が認められているからこそ、彼女たちは多くの作品に出演しているといえます。

ドラマや映画を見る時は、その女優がどこの芸能プロダクションに所属しているのか、という点にも注目してみると、また違った角度から楽しめるかもしれません。