アイドルグループのメンバーの中で人気・実力がある人だけが選ばれてグループの顔となるのが、選抜メンバーの「センター」(センターポジション)です。
今回は、坂道シリーズの3グループ(乃木坂46。櫻坂46、日向坂46)でシングル表題曲のセンターに選ばれたことがあるメンバー(計16名)の中でタレントパワーが最も高いのは誰なのか、ランキング形式で発表していきます。
坂道シリーズ歴代センターランキングのタレントパワー調査方法
株式会社アーキテクトが実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果から、坂道シリーズのメンバーのパワースコアを算出。
タレントパワーランキングに登録されている、坂道シリーズのシングル(配信限定シングルを除く)の表題曲でセンターを経験したことがあるメンバー(元メンバーを含む)をパワースコアが高い順にランキングにしてまとめました。
※『パワースコア』とは、株式会社アーキテクトが3カ月に1度実施している、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、データを掛け合わせて算出するもので、毎年2月・5月・8月・11月に調査が実施されます。
今回は2021年2月度に調査したデータを元に算出しました(一部は直近の過去データを使用)。
坂道シリーズ歴代センターランキング第16位:森田ひかる
生年月日 | 2001年7月10日 |
血液型 | B型 |
出身 | 福岡県 |
所属 | 櫻坂46・欅坂 |
センター回数 | 2 |
パワースコア | 5.8 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第16位は、櫻坂46の森田ひかるです。
2018年に行われた坂道合同オーディションに合格して、欅坂46(現・櫻坂46)に加入。
2019年にはテレビ番組で平手友梨奈の代役として『黒い羊』のセンターを務めて話題を集めました。
センター回数は2回です。グループ名が櫻坂46に変わってから第1弾のシングルとして2020年12月に発売された『Nobody’s fault』で初めてセンターポジションに選ばれて、2021年4月リリースの2ndシングル『BAN』でも2作連続のセンターを務めました。
クールな存在感が魅力的で、坂道シリーズ期待の次世代メンバーとして注目を集めて、パワースコアが上昇中です。
坂道シリーズ歴代センターランキング第15位:加藤史帆
生年月日 | 1998年2月2日 |
血液型 | A型 |
出身 | 東京都 |
所属 | 日向坂46・けやき坂 |
センター回数 | 7 |
パワースコア | 6.9 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第15位は、「かとし」のニックネームで親しまれている日向坂46の加藤史帆です。
けやき坂46(現・日向坂46)の1期生として加入。
2018年発売の欅坂46のシングル『アンビバレント』にカップリング曲として収録された、けやき坂46が歌うオリジナル楽曲『ハッピーオーラ』のセンターに選ばれたこともあります。
2021年4月、日向坂46の5thシングル『君しか勝たん』で、シングル表題曲では初めてのセンターに選ばれました(センター回数1回)。
2019年から雑誌『CanCam』の専属モデルを務めていて、女性ファンも多いメンバーです。
ちょっぴり天然な明るいキャラクターを発揮して最近はバラエティ番組への出演が増えているので、今後さらにパワースコアが上昇するはずです。
坂道シリーズ歴代センターランキング第13位:深川麻衣
生年月日 | 1991年3月29日 |
血液型 | 162cm |
出身 | 静岡県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 7.5 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第13位には同スコアで2人が並びました。
1人目は、元・乃木坂46の深川麻衣です。
乃木坂46の1期生で、包み込むようなキャラクターから「聖母」の愛称で人気を集めていましたが、2016年に惜しまれつつ卒業しました。
センター回数は1回で、2016年2月に発売された14thシングル『ハルジオンが咲く頃』でセンターを務めています。
現在は叙情的な演技を見せる個性派女優として活躍中で、2018年公開の『パンとバスと2度目のハツコイ』で映画初主演を果たしたほか、NHK朝ドラ『まんぷく』にも出演。
2021年度のNHK大河ドラマ『晴天を衝け』にも和宮役で出演しています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第13位:遠藤さくら
生年月日 | 2001年10月3日 |
血液型 | 不明 |
出身 | 愛知県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 2 |
パワースコア | 7.5 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第13位タイの2人目は、乃木坂46の遠藤さくらです。
乃木坂46の4期生として活動をスタートした当初から次世代エース候補として期待を集め、2019年9月に発売された24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』で初のセンターに選出されました。
2021年6月9日に発売される27thシングル『ごめんねFingers crossed』でもセンターに選ばれ、センター回数は計2回です。
2020年から雑誌『non-no』の専属モデルとしても活躍中です。
坂道シリーズ歴代センターランキング第12位:小坂菜緒
生年月日 | 2002年9月7日 |
血液型 | O型 |
出身 | 大阪府 |
所属 | 日向坂46・けやき坂 |
センター回数 | 4 |
パワースコア | 7.6 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第11位は、雑誌『Seventeen』専属モデルとしても活躍している日向坂46の小坂菜緒です。
けやき坂46の2期生として加入して、日向坂46の初シングル『キュン』(2019年3月発売)でセンターを務めました。
その後も2019年7月発売の『ドレミソラシド』、2019年10月発売の『こんなに好きになっちゃっていいの?』、2020年2月発売の『ソンナコトナイヨ』でセンターを担当して、センター回数は日向坂46メンバーでは最多の4回です。
女優としても期待が大きく、2021年6月18日に公開される映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』にも出演しています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第10位:堀未央奈
生年月日 | 1996年10月15日 |
血液型 | O型 |
出身 | 岐阜県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 7.8 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第10位は、2名が同スコアで並びました。
1人目は元・乃木坂46の堀未央奈です。
乃木坂46に加入してわずか7ヵ月後の2013年10月に発売された7thシングル『バレッタ』のセンターに抜擢されました(センター回数1回)。
乃木坂46の2期生でシングル表題曲のセンターに選ばれたのは、現在のところ彼女だけです。
2021年3月に乃木坂46を卒業後は女優の道を歩み、2021年7月から主演ドラマ『サレタガワのブルー』(MBS・TBS系)がスタートします。
坂道シリーズ歴代センターランキング第10位:大園桃子
生年月日 | 1999年9月13日 |
血液型 | O型 |
出身 | 鹿児島県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 7.5 |
調査時期 | 2020年11月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第10位、2人目は乃木坂46の大園桃子です。
乃木坂46の3期生オーディションに合格して2016年に加入した大園桃子は、3期生をお披露目した日本武道館でのイベント「お見立て会」で『命は美しい』のセンター(オリジナルのセンターは西野七瀬)を務めて注目を集めました。
センター回数は1回です。
2017年8月に発売された18thシングル『逃げ水』で、同期の与田祐希とともに3期生では初めてセンターに選ばれました。
最近ではNHKラジオの『らじらー!サンデー』のパーソナリティなど、幅広く活躍しています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第9位:与田祐希
生年月日 | 2000年5月5日 |
血液型 | O型 |
出身 | 福岡県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 10.9 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第9位は、乃木坂46の与田祐希です。
アイドル性の高い親しみやすいキャラクターが人気を集め、梅澤美波・久保史緒里・山下美月と並ぶ乃木坂46・3期生のエース格として活躍しています。
2017年に発売された『逃げ水』で大園桃子とWセンターに大抜擢されました。
表題曲のセンター回数は1回ですが、2021年6月9日発売の新曲『ごめんねFingers crossed』にカップリング収録される『全部夢のまま』でもセンターポジションを担当しています。
これまで『日向の温度』『無口な時間』の2冊の写真集を発売して、ともに大ヒットを記録しています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第8位:橋本奈々未
生年月日 | 1993年2月20日 |
血液型 | B型 |
出身 | 北海道 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 11.8 |
調査時期 | 2016年11月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第8位は、乃木坂46の1期生として人気を集めた、橋本奈々未です。
月9ドラマ『SUMMER NUDE』(フジ系)に出演するなど、ソロ活動も多数展開しました。
乃木坂46でのセンター回数は1回。
2016年10月に発売された16yhシングル『サヨナラの意味』で初のセンターを務めました。
2017年2月に卒業して、芸能界を引退。
乃木坂46の人気の中心を担うメンバーの卒業はそれまでほとんどなかったので、ファンに衝撃を与えました。
坂道シリーズ歴代センターランキング第7位:山下美月
生年月日 | 1999年7月26日 |
血液型 | O型 |
出身 | 東京都 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 12.5 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第7位は、乃木坂46の山下美月です。
乃木坂46の3期生として加入して、『CanCam』専属モデル、ドラマ『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』(テレ東系)主演などソロでもマルチに活躍。
2021年1月にリリースされた27thシングル『僕は僕を好きになる』で初めてシングル表題曲センターに選ばれ、坂道ファン以外の層でも知名度がアップしてパワースコアが上昇しました(センター回数1回)。
現在放送中のドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)にも出演中です。
坂道シリーズ歴代センターランキング第6位:生田絵梨花
生年月日 | 1997年1月22日 |
血液型 | A型 |
出身 | 東京都 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 1 |
パワースコア | 18.0 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第6位は、乃木坂46の生田絵梨花です。
乃木坂46に1期生として加入した当時は中学3年生で、同学年だった斎藤ちはる(現・テレビ朝日アナウンサー)、中元日芽香(2017年に卒業)ともに「中三組」と呼ばれていました。
センター回数は1回で、2014年10月に発売された『何度目の青空か?』でセンターを務めています。
ミュージカルでの活躍が圧倒的に目立っていて、2021年5月から帝国劇場で上演されているミュージカル『レ・ミゼラブル』2021年版では、初めてヒロインのエポニーヌ役を演じています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第5位:齋藤飛鳥
生年月日 | 1998年8月10日 |
血液型 | O型 |
出身 | 東京都 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 4 |
パワースコア | 18.6 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第5位は、乃木坂46の齋藤飛鳥です。
センター回数は4回で、2016年7月発売の15thシングル『裸足でSUMMER』、2018年8月発売の21thシングル『ジコチューで行こう』、2019年5月発売の23rdシングル『Sing Out!』で単独センターを務めたほか、2017年10月発売の19thシングル『いつかできるから今日できる』では西野七瀬とWセンター。
そのほか、2020年7月にリリースされた小室哲哉作曲による配信限定シングル『Route246』のセンターも務めました(歴代シングルにはカウントされない)。
女優活動でも注目度が高く、2020年にはMBS・TBS系ドラマと映画で実写化された『映像研には手を出すな!』で主人公の浅草みどりを演じて話題を集めました。
坂道シリーズ歴代センターランキング第4位:平手友梨奈
生年月日 | 2001年6月25日 |
血液型 | O型 |
出身 | 愛知県 |
所属 | 櫻坂46・欅坂 |
センター回数 | 8 |
パワースコア | 19.0 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第4位は、平手友梨奈です。
櫻坂46が名称を変える前の欅坂46時代の全シングルで単独センターを務めて、グループのパフォーマンスを牽引しました。
センター回数は8回で、坂道シリーズの3グループでは最多となります。
2016年4月に発売されたデビュー曲『サイレントマジョリティー』をはじめとして、2nd『世界には愛しかない』、3rd『二人セゾン』、4th『不協和音』、5th『風に吹かれても』、6th『ガラスを割れ!』、7th『アンビバレント』、8th『黒い羊』でセンターを務めました。
2020年1月に欅坂46を脱退。
ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)にレギュラー出演しています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第3位:生駒里奈
生年月日 | 1995年12月29日 |
血液型 | AB型 |
出身 | 秋田県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 6 |
パワースコア | 19.5 |
調査時期 | 2021年02月度 |
TOP3名は、いずれも乃木坂46の卒業生メンバーとなりました。
坂道シリーズ歴代センターランキング第3位は、乃木坂46の初期を引っ張った生駒里奈です。
乃木坂46のデビュー曲『ぐるぐるカーテン』のセンターポジションに抜擢され、2nd『おいでシャンプー』、3rd『走れ!Bicycle』、4th『制服のマネキン』、5th『君の名は希望』、12th『太陽ノック』でもセンターを担い、センター回数は6回です。
2018年4月に乃木坂46を卒業。
乃木坂46でのラストシングルでもセンターを打診されていましたが、生駒自身が辞退しました。
多くのバラエティ番組にも出演して幅広い年代で知名度が高いことから、高いパワースコアを示しています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第2位:西野七瀬
生年月日 | 1994年5月25日 |
血液型 | O型 |
出身 | 大阪府 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 7 |
パワースコア | 21.7 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第2位は、元・乃木坂46の西野七瀬です。
2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。
加入4年目の2014年4月に発売された8thシングル『気づいたら片思い』で初のセンターに選ばれ、9th『夏のFree&Easy』、11th『命は美しい』、13th『今、話したい誰かがいる』(白石麻衣とWセンター)、17th『インフルエンサー』(白石麻衣とWセンター)、19th『いつかできるから今日できる』(齋藤飛鳥とWセンター)、22th『帰り道は遠回りしたくなる』でセンターを務めました。
センター回数は乃木坂46では最多記録の7回です。
2019年2月に乃木坂46を卒業して、ドラマ『あなたの番です』(日テレ系)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジ系)などで好演して、女優として注目を集めています。
坂道シリーズ歴代センターランキング第1位:白石麻衣
生年月日 | 1992年8月20日 |
血液型 | A型 |
出身 | 群馬県 |
所属 | 乃木坂46 |
センター回数 | 5 |
パワースコア | 32.3 |
調査時期 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターランキング第1位は元・乃木坂46の白石麻衣です。
乃木坂46の1期生として加入して、2013年7月に発売された6thシングル『ガールズルール』で初めてセンターに抜擢。
13th『今話したい誰かがいる』(西野七瀬とWセンター)、17th『インフルエンサー』(西野七瀬とWセンター)、20th『シンクロニシティ』、25th『しあわせの保護色』でもセンターを務め、センター回数は5回です。
2020年3月に卒業。
現在は「アサヒスーパードライ」や資生堂「SENKA」などのCMでも活躍中で、知名度の高さと女優としての注目度の高さが、高いパワースコアの要因となっています。
坂道シリーズ歴代センターランキング-パワースコア一覧表-
順位 | 氏名 | 所属 | センター回数 | パワースコア | 調査時期 |
1 | 白石麻衣 | 乃木坂46 | 5 | 32.3 | 2021年02月度 |
2 | 西野七瀬 | 乃木坂46 | 7 | 21.7 | 2021年02月度 |
3 | 生駒里奈 | 乃木坂46 | 6 | 19.5 | 2021年02月度 |
4 | 平手友梨奈 | 欅坂46 | 8 | 19.0 | 2021年02月度 |
5 | 齋藤飛鳥 | 乃木坂46 | 4 | 18.6 | 2021年02月度 |
6 | 生田絵梨花 | 乃木坂46 | 1 | 18.0 | 2021年02月度 |
7 | 山下美月 | 乃木坂46 | 1 | 12.5 | 2021年02月度 |
8 | 橋本奈々未 | 乃木坂46 | 1 | 11.8 | 2016年11月度 |
9 | 与田祐希 | 乃木坂46 | 1 | 10.9 | 2021年02月度 |
10 | 大園桃子 | 乃木坂46 | 1 | 7.8 | 2020年11月度 |
10 | 堀未央奈 | 乃木坂46 | 1 | 7.8 | 2021年02月度 |
12 | 小坂菜緒 | 日向坂46 | 4 | 7.6 | 2021年02月度 |
13 | 遠藤さくら | 乃木坂46 | 2 | 7.5 | 2021年02月度 |
13 | 深川麻衣 | 乃木坂46 | 1 | 7.5 | 2021年02月度 |
15 | 加藤史帆 | 日向坂46 | 1 | 6.9 | 2021年02月度 |
16 | 森田ひかる | 櫻坂46 | 2 | 5.8 | 2021年02月度 |
坂道シリーズ歴代センターのランキングは上表の通りとなりました。
坂道シリーズの各グループを結成当時から支えてきたメンバーの卒業が増えていることもあって、最近は新しい世代のメンバーがセンターに起用されるようになりました。
センターを務めるメンバー以外にも個性的な存在が多いので、注目していきたいです。