ヤクルトのCMにはどんな特徴がある？
登場する女優の魅力と合わさって、明るさ・爽やかさが印象的なヤクルトのCMですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか？ヤクルトのCMならではの特徴を解説します。
音楽・リズムに注目
ヤクルトのCMの特徴としてまず注目したいのが、音楽・リズムの使われ方です。
例えば、人気商品『Y1000』のCM『MISIA:歌手編』は、国民的ボーカリスト・MISIA本人の映像と音楽への思いを語るナレーションとともに、『Y1000』の機能をアピールする構成になっています。
また、ヤクルトグローバル ムービー『The rhythm in all of us編』では、コンセプトの『Life has rhythm（生命にはリズムがあります）』を、日常の中にあるさまざまな音で表現しています。
商品や企業の魅力を伝える要素として、音楽・リズムにこだわっているのがヤクルトのCMです。
ヤクルトの基本を大切に
時代の流れを取り入れつつ、基本を大切にし続ける企業姿勢が伝わるのも、ヤクルトのCMに見られる特徴の一つです。
『Yakult1000』『Y1000』の大ヒットが記憶に新しいヤクルトですが、その根底には商品のテーマである『整腸』があります。
また、『お客さまの変わらないすこやかな毎日を応援する』役割を担うヤクルトレディの存在も、ヤクルトには欠かせません。
2021年には、ヤクルトレディに注目したテレビCMシリーズの中から、『変わらない今日を、届ける編』が『2021 61st ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』の『ACCシルバー賞』を受賞しています。
前提は日常とユーザーに寄り添う姿勢
さまざまなCMを制作・発表しているヤクルトですが、そのCM作りの前提にあるのは日常とユーザーに寄り添う姿勢です。
例えば、2022年に放送された『ヤクルト400W』のCM『人生100年時代編』は、あえて機能性表示食品であることには触れず、『毎日の健康を支える』ことに訴求する意図のもと制作されました。
この結果、『人生100年時代』のキーワードと、『人生100年時代のためのヤクルト』というCMを通じたテーマが生まれています。
ヤクルトのCMから感じられる明るさ・爽やかさは、こうした企業としての誠実さがあってのものといえそうです。
【ヤクルト】CM出演女優人気ランキングの算出方法
ヤクルトのCM出演女優の人気ランキングは『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
ヤクルトのCM出演女優の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度（顔と名前を知っている）と誘引率（見たい・聴きたい・知りたい）を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2020年5月度・2022年11月度・2023年2月度に行われた調査をもとに作成しています。
【ヤクルト】歴代CM女優人気ランキング
| 順位 | タレント名 | パワースコア | 調査期間 |
| 1位 | 川口春奈 | 33.5 | 2023年02月 |
| 2位 | 深津絵里 | 29.9 | 2020年05月 |
| 3位 | 内田有紀 | 28.6 | 2022年11月 |
| 4位 | 仲里依紗 | 24.2 | 2023年02月 |
| 5位 | 剛力彩芽 | 18.2 | 2023年02月 |
| 6位 | 宮澤エマ | 13.7 | 2023年02月 |
ヤクルトの歴代CM女優人気ランキングは、上記のような結果となりました。それぞれのCM女優の経歴・魅力をひも解いていきましょう。
11月23日生まれ、東京都出身の女優です。元内閣総理大臣・宮澤喜一を祖父に持つことでも知られています。
2012年4月、ラジオ局bayfm の『THE PRESENT』パーソナリティとしてデビュー以降、数々のドラマ・映画・舞台で活躍中です。
主な出演作にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人（2022年）』や、NHK連続テレビ小説『らんまん（2023年）』などがあります。
ヤクルトのCMには、2022年9月15日から放送された『お隣さん編』に、松坂桃李との夫婦役で出演しました。
1992年8月27日生まれ、神奈川県出身の女優です。2007年にドラマ『チョコミミ』でデビューし、2008〜2013年までファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルを務めました。
2011年から本格的に女優としての活動を始め、ドラマ『IS 〜男でも女でもない性〜（2011年）』や、映画『L♥DK（2014年）』では主役として登場しました。
また、ドキュメンタリー系バラエティ番組『奇跡体験！アンビリバボー』では、2012年10月から長期にわたりMCを担っています。
ヤクルトのCMには、2012年6月にドリンクヨーグルト『ジョア』の新キャラクターとして登場し、期間限定商品の開発にも参加しました。
1989年10月18日生まれ、長崎県出身の女優です。ティーン向けファッション雑誌『CANDy』の専属モデルとして活動後、声優・女優・タレントとマルチな活躍で広く人気を集めています。
その演技力には定評があり、映画『時をかける少女（2010年）』『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-（2010年）』では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
ヤクルトのCMには、2022年5月に『ジョア』のCMキャラクターとして起用されています。
1975年11月16日生まれ、東京都出身の女優です。1992年に、ドラマ『その時、ハートは盗まれた』で女優デビューしました。
1994年には『TENCAを取ろう！〜内田の野望〜』で歌手デビューもしており、オリコン史上初となる女性ソロ歌手デビュー曲初登場1位を達成しています。
女優としては、ドラマ『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜（2019年）』『わたし、定時で帰ります。（2019年）』など、多数の人気作を持つ人物です。
2023年1月から放送されたヤクルト『ソフール』のCMに登場し、天の声を演じるVTuber・壱百満天原サロメとの掛け合いが印象的でした。
1973年1月11日生まれ、大分県出身の女優です。映画『1999年の夏休み（1988年）』で女優デビューするやたちまちその実力が認められ、『満月のくちづけ（1989年）』では日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得しました。
ほかにも、映画『（ハル）（1996年）』で日本アカデミー賞主演女優賞、『悪人（2010年）』でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞など、数々の賞を受賞しています。
ヤクルトのCMには、2009年10月から放送された『ヤクルトSHEs』の『シーズのうた編』『シーズのうた・食べる編』に登場しました。
1995年2月10日生まれ、長崎県出身の女優です。2007年、ファッション雑誌『nicola』のモデルオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルとして活動を始めました。
2009年にドラマ『東京DOGS』で女優デビューして以降、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん（2022年）』やドラマ『silent（2022年）』など数々の話題作に出演し、今や押しも押されもせぬ人気女優です。
2020年11月から放送されたヤクルト『Yakult1000』のCMに出演し、『ストレス緩和』『睡眠の質向上』を力強くPRする内容でした。
ヤクルトの特徴を伝える女優をチェック
企業としての基本を守りながら、日常とユーザーに寄り添うヤクルトの姿勢は、制作されるCMにも表れています。
ヤクルトのCMに出演する女優たちは、ヤクルトならではの明るく爽やかなイメージを体現する、魅力的な人ばかりです。
ヤクルトのCMに興味を持ったなら、ぜひ出演している女優と出演作も一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか。
