埼玉出身の芸能人は数多くおり、それは埼玉県の特性が関係しているからと考えられます。埼玉県から多くの芸能人が輩出される理由や、埼玉出身の芸能人には誰がいるのかなどを解説していきます。埼玉出身芸能人は、ランキング形式で男女別にまとめました。
埼玉県の魅力
埼玉県には、立地面や環境面での魅力が多くあります。どのような点が魅力的なのか、詳しく解説していきます。
東京に近く住みやすい街が多い
東京のベッドタウンとして知られる埼玉県には、JR東北本線やJR埼京線、東武東上線をはじめ、東京とつながっている路線が数多く存在します。
特に県南部は都心部に出やすく、通勤だけでなく遊びに出かけるのにも便利です。埼玉県から通勤する人たちは『埼玉都民』とも呼ばれ、その数は90万人以上もいます。
立地面もさることながら、たくさんの路線が通っていることで街自体が発展し、商業地なども多いことから、非常に住環境がよい県といえるでしょう。
参考:東京都の昼間人口(従業地・通学地による人口)の概要|東京都
住みやすさだけでなく、自然も豊か
埼玉県は商業地が多いことも特徴ですが、川越に代表されるような昔ながらの町並みや、自然に囲まれた秩父などもまた魅力の一つです。
川越には蔵造りの町並みや川越氷川神社、菓子屋横丁などがあり、秩父には不動滝や中津峡などがあります。歴史や自然を楽しめる埼玉県は、ただ住みやすいだけの土地ではありません。
魅力が多いと、それだけたくさんの人を引きつけます。人口が増えれば、その分だけ出身芸能人も増えると考えられるでしょう。
芸能人が通った高校も多い
埼玉県の高校に通っていた芸能人は多く、代表的な埼玉栄高等学校では80人以上、浦和高等学校では60人以上の芸能人が在籍していました。
浦和高等学校に通っていた芸能人には、タレントの愛川欽也やミュージシャンのタケカワユキヒデなどがいます。また、スポーツが盛んな学校のため、プロ野球選手はもちろん、特にプロサッカー選手を多く輩出していることでも有名です。
これらのことからも、芸能界には埼玉出身の芸能人が多いことがうかがえます。
埼玉出身の人気芸能人ランキング算出方法
埼玉出身の人気芸能人ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
埼玉出身の人気芸能人ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2021年11月度に行われた調査をもとに作成しています。
埼玉出身の人気男性芸能人ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 佐藤健 | 38.4 | 2021年11月 |
2位 | 所ジョージ | 36.1 | 2021年11月 |
3位 | 神木隆之介 | 34.2 | 2021年11月 |
4位 | カズレーザー(メイプル超合金) | 34.0 | 2021年11月 |
5位 | 設楽統(バナナマン) | 33.7 | 2021年11月 |
6位 | 星野源 | 33.4 | 2021年11月 |
埼玉出身の人気男性芸能人ランキングには、特定のジャンルだけでなく、マルチな才能を発揮しているタレントが多くランクインしました。ランクインした芸能人の詳細を見ていきましょう。
1981年生まれのミュージシャン・俳優・文筆家です。2003年に舞台『ニンゲン御破産』に出演し、俳優活動を始めました。
また、2010年にはミュージシャンとして、アルバム『ばかのうた』でデビューしています。
本格的にブレイクしたのはドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(2016年)』で、自身が歌った主題歌『恋』も大ヒットを記録しました。文筆家としては『よみがえる変態』『いのちの車窓から』などがあります。
1973年生まれのお笑い芸人です。日村勇紀と共に、お笑いコンビ『バナナマン』を結成して活動しています。
1993年にコンビを結成し、2008年には『キングオブコント』で決勝に進出しており、実力は折り紙付きです。コントを得意としており、単独ライブも数多く行っています。
設楽統のみのソロ活動では、情報番組『ノンストップ!』やバラエティ番組『クレイジージャーニー』などへも出演している人気タレントです。
1984年生まれのお笑い芸人です。安藤なつと共に、お笑いコンビ『メイプル超合金』として活動しています。
M-1グランプリ2015決勝進出・第14回漫才新人大賞決勝進出・第6回お笑いハーベスト大賞本選進出などの結果を残しており、全身赤い衣装に金髪というインパクトの強い見た目が特徴です。
また、同志社大学を卒業しているインテリ芸人でもあり、クイズ番組に多く出演しています。そのほか、情報番組『めざまし8』や『家事ヤロウ!!!』にも出演するなど、マルチタレントとして活躍しています。
1993年生まれの俳優で、1995年から子役としてメディアに登場しています。
映画『お父さんのバックドロップ』での演技が注目され、2005年の映画『妖怪大戦争』では主演を務めました。このとき、第29回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。
子役卒業後は映画『桐島、部活やめるってよ』や、『るろうに剣心』のシリーズ作品などで光る演技を見せ、人気俳優へとステップアップしていきました。
また、スタジオジブリの作品の『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』では、声優も務めています。
1955年生まれのマルチタレントです。デビューのきっかけは、『ダウン・タウン・ブギウギ・バンド』のライブで前座を務めたことでした。
フォークミュージシャンとしてシングル『ギャンブル狂騒曲/組曲 冬の情景』でデビューすると、コミカルなキャラクターと楽曲で人気となりました。
また、ミュージシャン活動以外にバラエティ番組での活躍も目立ち、『世界まる見え!テレビ特捜部』や『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』などの番組ではMCを務めるなど、お茶の間に親しまれているタレントです。
1989年生まれの俳優です。2006年に俳優デビューすると、2007年のドラマ『仮面ライダー電王』で主役を演じて話題となりました。
その後、ドラマ『ROOKIES』やNHK大河ドラマ『龍馬伝』といった数々の作品に出演し、その端正なルックスと高い演技力、そして抜群の身体能力で幅広い役をこなします。
特に、人気マンガの実写映画『るろうに剣心』シリーズでは、主人公緋村剣心を見事に演じ、華麗な殺陣も披露しました。
埼玉出身の人気女性芸能人ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 菜々緒 | 34.7 | 2021年11月 |
2位 | 佐藤栞里 | 29.6 | 2021年11月 |
3位 | 田中みな実 | 27.9 | 2021年11月 |
4位 | 福原遥 | 23.5 | 2021年11月 |
5位 | 朝日奈央 | 23.2 | 2021年11月 |
6位 | 加藤綾子 | 20.2 | 2021年11月 |
6位 | 北斗晶 | 20.2 | 2021年11月 |
埼玉出身の人気女性芸能人ランキングには、男女問わず好まれる好感度の高いタレントがランクインしています。どんな人たちなのか、詳しく見ていきましょう。
1967年生まれの、元女子プロレスラーです。全日本女子プロレスに所属し、1985年にデビュー戦を迎えました。
1995年に同じくプロレスラーの佐々木健介と結婚すると、2002年には現役を引退しています。引退後は佐々木健介のマネージャーとして芸能界活動のセコンドにつきながら、主婦タレントとしてバラエティ番組でも活躍中です。
2010年にパートナー・オブ・ザ・イヤーを受賞、2014年にはベストマザー賞を受賞するなど、家庭的なタレントとしても人気があります。
1985年生まれのフリーアナウンサーです。2008年にフジテレビへ入社すると、バラエティ番組『カトパン』に出演して人気を集めました。
2012年からは朝の情報番組『めざましテレビ』にレギュラー出演し、2016年にフジテレビを退社するまで番組に出ています。
フジテレビ退社後はフリーアナウンサーとして活躍しており、バラエティ番組だけでなく多くのCMに出演したり、本を出したりとマルチな活躍を見せています。2019年に発表された書籍は、『会話は、とぎれていい ―愛される48のヒント』です。
1994年生まれのタレントです。2007年にファッション雑誌『ラブベリー』でモデルとしてデビューし、翌2008年からはアイドルグループ『アイドリング!!!』に加入して活動していました。
2015年のアイドルグループ卒業後は、そのユニークなキャラクターがバラエティ番組で重宝され、『ゴッドタン』『スクール革命!』『ニノさん』などに出演しています。
また、好感度が高いタレントとして多くのCMに出演したり、2021年には『埼玉県入間市PR大使』に就任したりと、バラエティ番組以外でも活躍中です。
1998年生まれの女優です。小学生の頃から子役として芸能界で活動しており、子ども向けの料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で注目を集めました。
子役時代にはファッション雑誌『ピチレモン』で専属モデルを務めるなど、テレビ以外でも活躍してキャリアを着実に積んでいきます。そして子役卒業後は、若手女優としてドラマや映画に登場していくようになりました。
近年の出演作は、『羊とオオカミの恋と殺人(2019年)』や『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル(2021年)』などです。また、2022年後期のNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』のヒロインにも決定しています。
1986年生まれのフリーアナウンサーです。2009年にTBSへ入社し、『サンデー・ジャポン』『爆報!THEフライデー』などの番組を担当していました。
2014年にTBSを退社しフリーになると、あざといキャラで人気を博し、多くのバラエティ番組に登場するようになります。人気バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』にもレギュラー出演中です。
また、2020年には第49回ベストドレッサー賞芸能部門を獲得するなど、その活躍はアナウンサー活動のみにとどまりません。
1990年生まれのモデルです。2001年にファッション雑誌『ピチレモン』の専属モデルオーディションに合格したことで、芸能活動を開始しました。
モデルとして活躍しながらテレビにも出演し、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』内の企画『朝までハシゴの旅』でブレイクすると、その親しみやすいキャラクターでバラエティ番組で重宝されるようになります。
『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』のレギュラーのほか、『王様のブランチ』『有吉の壁』など数々の人気番組にもレギュラー出演するなど、モデル以外の活躍も目立つタレントです。
1988年生まれのモデル・タレントです。2009年に東京ガールズコレクションでミスTGCグランプリを獲得すると、抜群のスタイルを生かしてモデル・グラビアで活躍するようになりました。
現在は、高い演技力で女優としても活躍しており、ドラマ『BG〜身辺警護人〜(2018年)』や映画『ヲタクに恋は難しい(2020年)』などで好演しています。
また、KDDIのCM『三太郎シリーズ』に登場したり、『女性が選ぶ“理想のボディ”ランキング』にて5年連続1位を獲得したりと、ドラマや映画以外でも注目度の高いタレントです。
テレビで埼玉出身の芸能人をチェックしよう
埼玉出身の芸能人は、男女とも親しみやすいキャラクターの人が多数活躍しています。
ジャンルも俳優からお笑い芸人、ミュージシャンまでランクインしており、ベッドタウンとして栄えながらも自然が豊かな埼玉県の多様性が、出身芸能人の経歴にも表れているのではないでしょうか?
今回知った埼玉出身の芸能人をメディアで見かけたら、出身地の情報と併せて視聴してみるのもよいでしょう。埼玉県に遊びに行ったときに、好きな埼玉出身芸能人が育った土地を訪れてみるのも面白いかもしれません。