貞子を演じていた女優とは？歴代貞子をランキング形式でチェック！

貞子とは？

これから貞子が登場する作品を見る人に向けて、そもそも貞子とは何なのかを解説します。貞子についての知識を深め、作品をより楽しみましょう。

貞子とは、鈴木光司のホラー小説『リング』に登場するキャラクターです。『リング』とその続編『らせん』は同時に映画化されており、生身の人間が演じる貞子は見る人に大きなインパクトを与えました。

リングは『見ると1週間後に死ぬ』といわれるビデオの真相を探る、テレビディレクターの来歴を追っていく作品です。映画ではそのビデオの呪いとして、貞子が登場します。

『貞子』は小説・映像作品に登場するキャラクター名でありながら、ともすると作品名以上に有名だといえるかもしれません。

白装束で長い髪を垂らし、独特なたたずまいで恐怖心を煽るそのインパクトから、平成のホラーアイコンとして広く名をとどろかせています。

貞子自体は架空のキャラクターですが、貞子の両親には実在のモデルがいるといわれています。

貞子が初登場した映画『リング（1998年）』の反響は大きく、続編の映画『らせん（1998年）』をはじめ、20年以上にわたって数々のシリーズ作品が制作されています。2012年には、ついに自身の名を冠した『貞子3D』が公開されました。

『リング』シリーズおよび貞子の人気は国内だけにとどまらず、海外でも高い評価を得ています。日本版が海外でも配給されただけでなく、2002年にはドリームワークスによってハリウッド版『ザ・リング』が、リメイク版として公開されました。

【貞子が出てくる作品】女優人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法を簡単に紹介します。

【貞子が出てくる作品】女優人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出しました。

パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度（顔と名前を知っている）と誘引率（見たい・聴きたい・知りたい）を掛け合わせた値です。

今回のランキングは、2022年11月～2023年2月度に行われた調査をもとに作成しています。

【貞子が出てくる作品】貞子役の女優人気ランキングは、上記のような結果となりました。現在のイメージからは、想像できない人がいるかもしれません。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1996年1月12日生まれの女優です。当時は高校生でありながら、2012年公開の『貞子3D』の貞子役として出演しました。

『貞子3D』は、リング原作者の鈴木光司がオリジナルストーリーを考案しており、原作とはまた違う貞子の恐ろしさを表現しています。

橋本愛は映画『告白（2010年）』での演技が高く評価され、2012年には『貞子3D』のほか10本以上のドラマ・映画に出演しました。

2023年もドラマ『杉咲花の撮休』『舞妓さんちのまかないさん』などに出演しており、今もなお躍進を続ける女優です。

1979年10月30日生まれの女優です。2000年公開の『リング0 バースデイ』で、貞子役として出演しました。『リング0 バースデイ』は貞子の呪いの誕生を描いており、貞子のルーツに迫る重要な作品です。

本作において、仲間由紀恵は悲しき劇団員である貞子を見事演じ切りました。その後、『トリック』シリーズや『ごくせん』シリーズへの出演で、人気を不動のものとしています。

仲間由紀恵は沖縄県出身の女優としても有名です。琉球舞踊を得意としていたり、沖縄美ら海水族館の名誉館長を務めたりと、沖縄を代表する女優として根強い人気を誇ります。

1971年3月16日生まれの女優です。木村多江が貞子を演じていたことは、現在の儚く美しい印象からは想像できない人もいるかもしれません。しかし1999年のドラマ『リング～最終章～』と『らせん』で、貞子役を演じています。

両作品への出演は、木村多江がその存在を多くの人に知られるきっかけになりました。貞子役を務めるにあたり、貞子の半生に向き合い、単純な怖さだけではない「役の深みを表現することを重視した」と語っています。

「そこから芝居が楽しくなった」とも語っており、現在もドラマ・映画で活躍を見せています。

中谷美紀は1998年公開の映画『らせん』にて、復活後の貞子を演じました。さらに同作品のヒロイン『高野舞』も演じており、一人二役の大役を担いました。

ミステリアスな雰囲気が役にはまり、本作の出演は彼女の女優としての人気に火が付くきっかけとなっています。

その後はドラマ『電車男（2005年）』や『JIN-仁-』シリーズなど数々の人気作品に出演し、トップ女優として今もなお第一線で活躍し続けています。