女性タレント

【単独インタビュー付き】ドラマ『アンサング・シンデレラ』の心春役で注目を集めた穂志もえかが、今春はドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に出演!

【単独インタビュー付き】ドラマ『アンサング・シンデレラ』の心春役で注目を集めた穂志もえかが、今春はドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に出演!

昨年夏に放送された『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジ系)で幼少期から入退院を繰り返しながらも明るく生きる白血病患者の簑島心春を演じた穂志もえか。浜辺美波・岡田将生が主演した『タリオ 復讐代行の2人』(NHK)では復讐を依頼するOL役でゲスト出演した。彼女がインタビューに答えてくれた。

彼女は「この1年、いろんな作品や人との出会いがあって、見ている人に面白いものを届けたいという気持ちがより強くなってきて、それが自分の使命なのではと気が付きました。他人と自分を比べることも少なくなりました。セーラームーンにたとえることにしていて、今はセーラーマーキュリーのような女優さんのターンだけど、私はセーラージュピターだから、ジュピターとして今やるべきことをやっておけばいいんだ、というふうに(笑)」と語る。

穂志もえかは、現在25歳。大学在学中に学内スナップが関係者の目に止まり、講談社が主催する「ミスiD2016」に出場。それがきっかけとなり、「それまで自分が知らなかったエンターテインメントの新しい世界を知るようになって」、現在の事務所に所属して女優活動を本格化させた。

公開中の映画『街の上で』でヒロイン役

彼女に似合うのは、挑戦によって新しい可能性を切り開いていく、ジャンヌ・ダルク的な役柄だ。ほかの女優とは換えがきかない独特の存在感が魅力的で、注目の女優に浮上。4月9日に公開された映画『街の上で』(監督・今泉力哉)でヒロインを演じているほか、4月13日にスタートしたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジ系)で主演の松たか子が社長を務める住宅建設会社で経理を担当する大壺羽根子役を演じている。

キャラクターが強いCMにも関心

2019年には、みずほ銀行のCMに出演した。短い時間で見る人を惹きつける存在感が印象的なだけに、ストーリー性のあるCMやメッセージ性のあるCMも似合いそうだ。

彼女にやってみたいCMや好きなCMを聞くと「憧れは、ビールのCMです。満島ひかりさんが出演されているキリン『一番搾り』のCMが大好きで、本当に美味しそうで、商品を買いたくなります。私もお酒が好きなのでやってみたいです。JR東日本の『行くぜ東北』のCMや広告もインパクトがあって、女優さんも毎回素敵に撮られていて、何より私自身が東北の復興支援などに強く興味があるので携わりたい!という想いがあります。洗顔料や化粧水といったスキンケア系のCMにも関心がありますし、食べ物を美味しそうに食べるという理由でよく人から食べ物をいただくことが多いので(笑)、食品系のCMも興味が出てきました。キャラが強いものも意外と得意なので、キャラクターの強いCMも挑戦していきたいです」と話してくれた。

ドラマや映画では個性的な役柄を演じることが多いが、普段の自分の特徴について彼女は「考えすぎで、器用ではない人間だと思います。“熱いやつ”とよく言われます」と話す。身近なことから社会や政治の問題まで幅広い分野に関心を持っているという彼女は、「演技だけでなく、文章を書くお仕事とか、いろんな方法で普段考えていることを表現して、自分の中に溜まっているエネルギーを出すことができたら」と語る。知的で発信力がある女優になっていく可能性を秘めている彼女に、今後も注目したい。

穂志もえか(ほし・もえか)

1995年8月23日生まれ
千葉県出身
パパドゥ所属
公式ツイッター https://twitter.com/moehamegenai
公式インスタグラム https://www.instagram.com/moekappa823/