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【最新インタビューコメント入り】『絶対零度』で活躍した白本彩奈が2026年1月からDHCのCMに出演

白本彩奈(しらもと・あやな)

誕生日 2002年5月14日
出身地 東京都
所属事務所 トップコート
公式サイト https://topcoat.co.jp/ayana_shiramoto
公式X https://x.com/shiramotoayana
公式インスタグラム https://www.instagram.com/ayanashiramoto/

『最後から二番目の恋』と出会って女優を目指すことに

白本彩奈は3歳のときに芸能活動を始め、2017年には『仮面ライダーアマゾンズ』(Amazon Prime Video)でヒロイン役を演じた。ターニングポイントとなったのは、2012年に出演した『最後から二番目の恋』(フジ系)。このドラマで彼女は、主演の中井貴一の娘役・長倉えりなを演じた。

「私は小学生で、当時ハマってた、こびとづかんやなめこのキャラクターのグッズをお父さん(父親役の中井貴一)に買ってきていただいたり、ランチの時間にはみなさんと食堂に行ったりしていたことをよく覚えています。10歳で『最後から二番目の恋』に出会って、女優になりたいなと思いました」

2024年4月、現在の所属事務所「トップコート」に移籍。2025年は、11年ぶりにレギュラーメンバーが再集結した4月期の『続・続・最後から二番目の恋』、沢口靖子が主演した10月期の『絶対零度〜情報犯罪緊急捜査~』の2本のフジ系月9ドラマにレギュラー出演した。

「月9に1年で2回も出演できるなんて思っていなかったので、驚きでした。『続・続・最後から二番目の恋』は本当にファミリーみたいなみなさんで、気負うことなく、でも、時間が経ったからの緊張感もありつつという雰囲気の中で演じていました。自分の指標・軸みたいな作品なので、このタイミングでまたできたことに意味があるなっていう感覚でした」

ドラマでは初めて演じる役の結末を知っていた『絶対零度』

10~12月に放送された『絶対零度〜情報犯罪緊急捜査〜』では、日本初の女性総理大臣の娘・桐谷カナを演じた。物語終盤で誘拐されるという重要な役だった。

「衣装合わせの段階から、どういうものを着ているか、身につけているか、メガネひとつから細かくお話をして、すり合わせができたので、走り出しから気合の入った作品でした。今回、ドラマで初めて、自分の役の結末を知っている状態だったので、そこに向かって進んでいくっていうのは新鮮で、新しい域に足を踏み入れた気がします。キーパーソンであるということは何度も伝えられていましたが、最初にそれを聞いてしまうと、じゃあ、“もう少しこうしてみよう”と余計な動きや表情を足したくなってしまうので、いかに引き算して調整していくかというのが、今回のテーマだったかなと思います。大事な経験ができたかなって」

CMのお仕事はドラマとは違う脳を使うと感じる

江崎グリコ「ポッキー」“ポッキーの革命”編のCMでは、スチャダラパー、なきごとのメンバーと共演。表情による表現が注目を集めた。2026年1月2日から放映が開始されるDHCの新CMシリーズ「カントクとワタシ」では、二宮和也が陸上部のカントク役、白本彩奈が選手役を演じ、中学生時代に陸上部に所属していた白本がハードルを軽やかに飛ぶ。

「ポッキーのCMは不動の人気があるお菓子のCMなので、出演させていただけて、うれしかったです。CMのお仕事は、短時間ですごく多くのことを表現しないといけないので、ドラマとは違う脳を使うなと感じていて。ドラマや映画とは違う楽しさ、1日やりきった⋯という達成感みたいなものがあります」

2026年は解放の年にしたい

さまざまな役柄を演じているが、素顔の彼女は行動派で「新しいことをしていないと落ち着かない」という。

「私自身がいろんなことに興味があって、どんどん新しいものを取得して新しい場所に行きたいアクティブな人間で、MBTI診断でいえば生粋のE(外向型)なんです。何度診断をやってみてもI(内向型)になることはなくて。いろんな目の記憶、耳の記憶、気持ちの記憶があればあるほど、演技でそれを表現できるので、日々吸収の時間だなと。だから、いろんな景色といろんな人に出会うことを大切にしていきたいです」

そんな彼女が、2026年に始める予定の「新しいこと」とは。

「年内にバイクの免許を取得しようと思って、12月に(教習所に)入校したんですけど、学生さんたちが冬休みだということをうっかり忘れていて(笑)、すごい予約が集中してるみたいで、“今入っても2月中旬になります”と言われて。じゃあ2月までどうしたらいいんだろうって、落ち着かなくて。なので車のマニュアルの運転免許を持っていなかったので、急遽プランを変更しバイクと並行してマニュアルの免許を取ることにしました。車で遠出するときは大体、グルメを目指して行きます。今は、 静岡の焼津にもちガツオっていう、時期や鮮度の細かい条件が揃っていないとそう呼べないカツオがあって、名前の通りカツオなのに弾力がすごくあってもちもちしてる、って聞いて。免許が取れたら、それを食べに行きたいです」

白本彩奈は、新しい時代の女優シーンを担う可能性をひめた注目の女優だ。その持ち前のチャレンジ精神で、さらにいろんな作品に挑戦して、2026年はドラマや映画の主演級で活躍する女優に飛躍するに違いない。

「2026年は、解放の年にしたい。こだわりは一度取っ払って、体当たりする感覚で、この身1つで走っていく、そんな解放的な1年にしたいなと思っていて。変化もしていきたいですし、この1~2年に培ったものが私なりにあるなと思うので、そういう経験を着実にちゃんと自分の踏み台にして、走っていきたいなって。あと、スペインのサン・セバスティアンに行きたくて。サン・セバスティアンには国際映画祭があるので、そこに行けるような映画に出演することが来年の目標です(笑)」

白本彩奈さん チェキ プレゼント!

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締切:2026年1月30日(金)

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撮影/スギゾー。

文/高倉文紀
評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで女優・男優の取材や分析を展開しているほか、テレビ番組や雑誌・ウェブニュースにコメントを提供。次世代を担う若手俳優の発掘と紹介に力を入れている。
https://note.com/tokyodiorama

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