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既にビルボードやオリコンでアルバム2位!東京ドーム単独公演も成功させたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE

『臼井孝のヒットは複眼で探せ!タレントパワーランキング編』THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

話題のアーティストのセールス状況や新作の内容、タレントパワーランキングを見ながら、そのヒット傾向を読み解く『臼井孝のヒットは複眼で探せ!タレントパワーランキング編』。今回は、男性16人組のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、「THE RAMPAGE」と表記)に注目。

EXILE TRIBEの四男坊は16人組の大所帯

THE RAMPAGEは、EXILEが所属する事務所LDHの四男坊として人気のボーカル3人+パフォーマー13人から成る男性16人組グループだ。

2021年2月に発売された3rdアルバム『REBOOT』がビルボードやオリコンで週間2位、また7月には初の東京ドーム単独公演を成功させたことで、各メディアで紹介されるようになったが、結成は2014年と既にデビュー7年目となっている。

ちなみに、最も年上のメンバーは、リーダーかつパフォーマーのLIKIYAで2021年に満31歳、最も年下が98年生まれのパフォーマー5人で満23歳。
瞬発力を持ちつつ、大人のパフォーマンスもできる最も脂の乗った年齢層とも言えそうだ。

16人だからこその力強さと、自由すぎる(?)個性

彼らの強みはなんといっても16人がまとまる時の力強さと、それぞれの自由な個性が同時に楽しめるということ。

これまでの他のグループは、LDHリーダーのEXILE HIROの影響が大きいからか、男気のあるメンバーが目立っていて、EXILE TAKAHIRO、三代目J Soul Brothersの岩田剛典、GENERATIONSの片寄涼太といった優男系のメンバーは少数派(だからこそ皆人気者)の印象があったが、このTHA RAMPAGEでは、少なくみても5,6人は女子ウケの良いタイプがいる(個人の感想です)。

なおかつ、その真逆を行くようなMA55IVE THE RAMPAGEというヒップホップ系の派生ユニットもグループ内に持ち、よりワイルドな楽曲やファッションもアピール。

パフォーマーの13人は個性派揃い、オフショットはまるで修学旅行?

それでいて、16人まとまったパフォーマンスは迫力があるし、DVDでのオフショットでは、まるで高校の修学旅行を想起させるほど楽しく盛り上がっている。

もう一人のリーダーである陣は、幾つかのメディアを担当していることもあり、MCがとても上手で、2番目に年上ということもあり頼もしい兄貴肌、黙っていても女子が寄ってきそうな藤原樹は猫のペット雑誌の表紙を飾るほどの猫好き、小さいころからDJやダンスをしてきた浦川翔平は水を得た魚のように自由自在なダンスが人気などなど、スペースの都合で3人を挙げるに留めるが、他のメンバーも一癖も二癖も備わっているのだ。

さすが“暴れまわる”という意味のグループ名を付けられただけのことはある。(ちなみに、タレントパワーランキングのサイトでも、2021年に7月から対談連載『THE RAMPAGE陣のミリオンカラー』 が開始に。毎回サイン色紙プレゼントもあるので是非ご覧ください!)

3人のボーカリストが更なる強みとなるのでは

筆者個人は、特に3人のボーカリストの個性に注目している。
TVパフォーマンスやCM出演時でもセンターにいる川村壱馬(かずま)は、女子も羨むような美顔でありながら、ワイルドな低音ボイスから綺麗なファルセットまでこなすし、RIKUは、久保田利伸や佐藤竹善など一節歌っただけでも多くの人が振り向くような滑らかな歌声で大きなホールでも誰もが黙って聴いてしまうほどの求心力がある。

そして、吉野北人は、K-POP系にも通じるスリムな外見でCDではイメージ通りの繊細な歌声なのに、LIVEでは力強さも発揮する。つまり、ボーカル3人をとっても、大きな広がりがあるのだ。

タレントパワーは10代から40代まで拡散、どの層も取り込みうる可能性

そんな彼らのタレントパワーを見てみると、全体で6.1ポイント、男性が5.4ポイント、
女性が6.8ポイントと、まだ知る人ぞ知る存在と言ったところだ。

因みに、セールス面ではほぼ同等の三男坊・GENERATIONSの場合は全体で10ポイント前後、男性は6~7ポイントとTHE RAMPAGEとさほど変わらないが、女性が15ポイント前後と、特に20代女性に安定した人気だ。

しかも、THE RAMPAGEの場合は、男性×年代別でも、女性×年代別でも意外と広がっていて、コアファンが若手に集中しているという訳ではない。

おそらく、EXILEや三代目J Soul Brothers、GENERATIONSの出演する番組目当てで彼らのパフォーマンスや楽曲に魅了された人が、幅広くファンになっているのではないだろうか。言い換えれば、男女問わず、幅広い年齢のリスナーを取り込みうる魅力があるとも言えるだろう。

彼らは2021年7月現在、全国LIVE TOUR中で、8月28日、8月29日の青森・盛運輸アリーナまで全17公演を予定している。その変幻自在なパフォーマンスをLIVEやパッケージソフト、動画サイトなどで一度触れてみることをオススメしたい。

 

著者プロフィール

うすい・たかし。1968年京都府出身。特技は1975年以降のバースデーソング占いw。地元大学大学院理学研究科修了、専攻は理論化学(だったはず)。総合化学会社、音楽系広告代理店での数値解析やマーケティング実務を経て、05年にT2U音楽研究所を設立。現在は、音楽分析や配信サイトの選曲、コンピレーションや復刻CDの企画のほか、日経エンタテインメント!や共同通信『臼井孝の音楽玉手箱』などで愛と情熱に満ちたコラムを執筆。Twitterは @t2umusic(よかったらフォローして下さいませ♪)

また、コミュニティFM「渋谷のラジオ」にて水曜12時から『渋谷のザ・ベストテン』というベテラン・アーティスト中心の音楽番組を生放送でお送りしています。専用アプリから全国で生放送が聴けますし、過去のトーク部分は番組の(『渋谷のザ・ベストテン』note)から聴くことができます。よろしければ♪

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