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<最新インタビュー入り>、『私が女優になる日_』初代グランプリ・飯沼愛が幅広いジャンルで躍進中

TBS、田辺エージェンシー、秋元康プロデューサーがタッグを組んで開催されたTBSスター育成プロジェクト、『私が女優になる日_』season1で9000人の中から優勝して、連ドラ主演の切符を勝ち取ったのが飯沼愛。今回は彼女の素顔を探るためにインタビュー取材を行った。

影響を受けたドラマは『この恋あたためますか』

香川県で生まれ育った飯沼愛。彼女が女優を目指すようになったのは、『私が女優になる日_』のオーディションを受ける約1年前だったという。

「もともと女優さんをドラマや映画で見るのが好きで、印象に残っている作品はたくさんありますが、1つ挙げるとすると森七菜さんが主演した『この恋あたためますか』(TBS系・2020年)です。登場人物みんなが頑張っている姿を見て、すごく元気をもらいました。放送中は毎週火曜日がとても待ち遠しかったです。今でも、ふとしたときに見たくなります。広告で『私が女優になる日_』のオーディションがあることを知って、何度もその広告を目にしているうちにだんだんと興味が湧いてきて、演じることをお仕事にできたら、きっと楽しいだろうなと思い、挑戦しました」

2021年1月から1次の書類審査、リモートによる2次審査を経て、3次審査に残った41名を対象に東京での対面審査が行われた。オーディションを受けるのは初めてだったという。しかし、初めての環境の中で、戸惑うこともなく落ち着いて望むことができたようで、彼女が内に秘める冷静な一面がよく現れている。

「何もわからない状態で受けたので、“絶対に合格しないといけない”っていうプレッシャーはなかったので、“オーディションって、こういう感じなんだ”と、どこか他人事のようで(笑)、俯瞰しているような感じがありました」

自分のほかにも「飯沼愛」がいるのかなと

そして、2021年3月、オーディションの合格者10名が発表された。このときも彼女は冷静で、「自分が受からないにしても、これから女優になっていく方々の貴重な瞬間に立ち合えると思って、わくわくしていた」と話す。

「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、合格者の発表が始まり、“3番、飯沼愛さん”と名前が呼ばれたときに、一瞬ですけど、他にも同じ名前の人がいるかもしれないと思って、まず胸元にあった自分の番号を確認しようと思ったんですけど、目の前にたくさんの人やカメラがあって、もし違っていて番号を確認してるのがバレたらと思うと、それが恥ずかしくてできなくて。でも、誰も立ち上がらないので、これはたぶん自分なんだろうなと思い、恐る恐る立ち上がりました。」

テレビ番組『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』(season1)がTBS系でスタートして、2021年3月24日から半年間にわたり、TBSドラマ主演の座を賭けた演技バトルを展開。審査員による投票ポイントの累積でランキングが付けられ、最終結果で飯沼が1位を獲得した。

「私が通っていた香川の高校の図書室で、演技バトルの録画がプロジェクターで映し出されていて、それがずっと流しっぱなしになっているという話を地元の友だちから聞きました。もちろんすごくうれしいことなんですけど、ちょっと恥ずかしいですね(笑)。友だちや学校の先生も番組を毎週見てくれていて、毎回のオンエアが終わるたびに“おめでとう”だったり、“次、がんばろう”といったメッセージをいただきました」

ドラマ『この初恋はフィクションです』で初主演

2021年10~12月放送の『この初恋はフィクションです』(TBS系)で連ドラ初出演にして初主演。主人公の倉科泉を演じ、鈴鹿央士・坂東龍汰・窪塚愛流らと共演した。

「この作品にかかわることができて、本当に幸せでした。監督やスタッフの方々が、現場に飛びかう業界用語や1つの作品作られる過程を1から丁寧に教えてくださったり、共演者の方々も私がお芝居をしやすいように、“本番の少し前のセリフからお芝居をしようか?“と本番に向けて気持ちを持っていきやすくしてくださったりと、本当にたくさん支えていただきました。作品ってこういうふうに作られていくんだなというのも感じられて、すごくやりがいがあるお仕事だなと改めて思いました」

最近では『週刊プレイボーイ』2022年16号(集英社・4月4日発売)でグラビアに初挑戦。デジタル写真集『声が聞こえる』も発売された。

「自分の見せ方や表情を考えないといけないので、グラビアも難しいですね。撮っていただいた写真を見ると、同じ表情が多くて、まだまだだなと思いました。でも、撮影はすごく楽しいので、またお仕事をいただけるようにもっと頑張ります。まずは、ダイエットを頑張ろうかなと(笑)」

マイペースな末っ子タイプ

普段の飯沼愛は、どんな女の子なのだろうか。

「家族や友達によく言われるのは、マイペースだねって。末っ子っぽいよねとも言われます。東京行きの飛行機に乗るときは母がいつも空港まで送ってくれてたんですけど、母はもう時間がないとあせっているのに対して、私は自分で“いやまだ急がなくても全然大丈夫”という計算があったので、のんびり歩いてたら怒られたり。最近、小さい頃に家族ぐるみで仲が良かった友達に7年ぶりくらいに再会して、話していたときに、その友だちのお父さんに“愛は、みんなが大勢で遊んでいるときに、ひとりだけピアノを弾いていたり、まわりを気にせずに自分がしたいことをしていたよね”って言われて、自分は小さい頃からマイペースだったんだなって」

最近は、休日の過ごし方が変化してきていると彼女は話す。

「外に出かけるようになりました。万歩計のアプリを携帯電話に入れて毎日チェックしてますが、1歩も外に出なかった日は歩数が2ケタのときもあったのでこれはいけないと思って。ウインドウショッピングが好きでなのでぶらぶら歩くようにしています今日もこの後、どこかに行こうと思っています」

まだ色がついていないフレッシュな魅力を持っており、今後はさまざまなCMにも起用されそうだ。

「CMを見るのがとても好きで、CMのメイキング動画を見るのも好きなんです。CMの最後の会社や商品を読み上げるセリフを言ってみたいです。たくさん流れているCMを覚えて、家でもまねして言ってみたりします」

『私が女優になる日_』は今春からseason2がスタートして彼女の後輩にあたる女優候補たちによる激戦が始まっているが、飯沼愛にとっても女優としての成長が期待される新年度がスタートしたと言っていい。

「毎日が修行だと思って、頑張るしかないなと思っています。ここからが本当のスタートだなと感じているので、がむしゃらにやっていきたいです」

 

文/高倉文紀

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飯沼愛(いいぬま・あい)

2003年8月5日生まれ
香川県出身
田辺エージェンシー所属
公式サイト http://www.tanabe-agency.co.jp/#talent