ドラマ『24 JAPAN』出演中の新世代女優・桜田ひよりに単独インタビュー！

旬の女優インタビュー　桜田ひより・前篇

米国発の人気テレビドラマをリメイクした『24 JAPAN』（テレ朝系）が10月9日に放送開始。全24話で放送予定で、今週金曜日（10月23日）には第3話がオンエアされる。このドラマに唐沢寿明が演じる主人公の娘・獅堂美有役で出演しているのは、齋藤飛鳥（乃木坂46）が主演した『映像研には手を出すな!』で百目鬼役を演じて注目を集めた桜田ひより。また、なにわ男子／関西ジャニーズJr.の主演で10月から放送中のドラマホリック!『メンズ校』（テレ東ほか）にヒロイン・春島エリカ役で出演中のほか、鬼伝説が残る大阪の秘境を舞台とした青春映画『鬼ガール!!』（公開中）では学校一の美少女・松丸星愛姫を演じている。

撮影現場では、ずっと走ってます

──『24 JAPAN』は、3月にクランクインして3日間ほど撮影したところで、新型コロナ感染拡大防止のために秋まで中断していたそうですね。

再開されて、「３月のときは、どうしていたかな」と思い出しながら演じたところもありました。オンエアが始まって、「こういうふうになるんだな」とか、「同じ時間のタイミングでほかの人はこういうことをしていたんだな」というのがわかって、一視聴者として見ている自分がいます。

──撮影現場は、どんな雰囲気ですか？

私の役は追われているので、ずっと走ってます (笑)。シリアスなシーンが多いですけど、なごやかに撮影してます。過酷な撮影が続く中で、楽しさを見い出さないと現場のモチベーションが下がってしまうので、カメラが回っていないところでは、みなさんと笑いながらお話してます。「このシーンの直前なのに、こんなに笑っていていいのかな」というくらいに(笑)。

──今回演じている美有は、どんな女の子だと感じていますか？

正義感が強くて、お父さん似ですね。自分の意見を変えないところがあって、好奇心が旺盛です。

──今まで出演したドラマや映画とは違う、新しいチャレンジとしては？

やっぱり、まる１日の出来事を１年間かけて撮って24話でオンエアするというのが初めてなので、不思議な気持ちになります。１話ごとに成長していくというのではなく、「これが１日の中に起こったんだ」というのが見ている方にも伝わらないといけないので、そこが難しいなって。

──オンエアがスタートして、反響はいかがですか？

友達もたくさん見てくれて、「ハラハラした」ってメッセージが来ました。自分も、渋谷駅にあるドラマの巨大なポスターの前で写真を撮りました(笑)。人が多かったので、人がいなくなるのを見計らって撮るのが難しかったです。

──今年を振り返ると、映画『映像研には手を出すな！』も公開されて、原作ファンの間でも人気があるキャラクターを演じました。

反響は大きかったです。私も原作を読みましたが、枠からはみ出してセリフが書いてあったり、反転したりとか、独特の世界観があって、根強いファンがいる作品だということを感じました。映画の撮影現場では、監督と相談しながら、原作も取り入れつつ、オリジナルの百目鬼を出せるように、と工夫ながら演じました。

──ドラマ『メンズ校』や公開中の映画『鬼ガール！！』にも出演していて、いろんな役を演じています。

特殊な撮影方法で撮影した『メンズ校』や、去年、河内長野市で撮影していた映画『鬼ガール！！』が公開されて、うれしいです。これからもいろんな作品に出られるように、がんばりたいです。

インタビュー後篇に続く（10月24日配信）

■ドラマ『24 JAPAN』
テレ朝系・毎週金曜23時15分～※一部地域を除く
（C）2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

■ドラマホリック！『メンズ校』
テレ東ほか・毎週水曜深夜0時12分～
（ｃ）和泉かねよし・小学館/「メンズ校」製作委員会

■映画『映像研には手を出すな！』
全国劇場にて公開中
(c)2020 「映像研」実写映画化作戦会議　©2016 大童澄瞳／小学館

■映画『鬼ガール!!』
全国順次公開中
(c)2020映画「鬼ガール！！」製作委員会