旬の女優インタビュー 莉子・前篇
雑誌『Popteen』の専属モデルで、インスタグラムのフォロワー数67.3万人、ツイッターのフォロワー数30.6万人(ともに2021年4月現在)をほこり、10代女性を中心として支持されるモデルとしても注目を集めている莉子が、4月22日からAbemaで配信されるドラマ『ブラックシンデレラ』で主演する。
彼女が演じるのは、ミスコンに憧れを感じながらも自分の見た目に悩みを持っている女子高生の神谷愛波役。この春は、「女優・莉子」に注目したい。
役作りのために、自分なりにノートに書いてまとめてました
──主演ドラマ『ブラックシンデレラ』の配信がスタートしますね。
このドラマにはオーディションを受けて出演が決まりましたが、私が演じる役は感情の上がり下がりがすごく繊細で、難しいなと思いました。いろいろとまだ言えないミステリアスな部分もあるので、ちゃんと役作りをして撮影現場に臨んだほうがいいなと思って、ノートに自分なりに感じたことを書いて、まとめたりもしてました。
監督さんやプロデューサーさんからこの作品への思いを聞いていたので、それをもとに自分で役について考えて。でも、クランクインして、あまり作り込みすぎないで撮影現場に入ったほうがいいなと思ったので、なんとなく頭の中で考えていって、撮影中に監督から言われたことだったり現場から得たものを加えていきました。
──撮影現場は、どんな雰囲気でしたか?
共演者に年上の方が多くて。私は年上の人とお話をするのが好きで、『Popteen』でもずっと私が年下のほうで最近後輩ができたという環境にいたので、楽しくみなさんとお話できました。
主演というプレッシャーがあって、みなさんに迷惑をかけないかなと心配してましたが、共演者のみなさんが本当にいい方ばかりで、本当の学校みたいにわきあいあいしてました。ゲームをやったりもして、いい雰囲気の現場でした。
──すぐに現場の雰囲気に慣れましたか?
撮影が始まって1~2週間くらいは、現場に慣れるまで必死でした。でも、どんな感じの雰囲気かを知ることができたので、そこからは「楽しいな」と感じるようになって、最終的には全部の撮影が終わったときに喪失感を感じたくらいに、すごく楽しかったです。
──共演者のみなさんの印象は、いかがでしたか?
相手役の神尾楓珠さんとは、前にもツイッタードラマで共演させていただいたことがありますが、そのときは一緒のシーンが少なかったこともあって、あまりお話をしなかったんです。
クールな方というイメージがありましたが、今回のドラマでは、本人いわく「役に引きずられている部分もある」みたいなんですけど、テンションが高くて、よくお話をしていて、現場での過ごし方においても演技においても支えてくださって、私は神尾さんのおかげで最後まで走り切ることができたなって。
──『ブラックシンデレラ』は、どういうドラマだと思いですか?
川村泰祐監督は私も見させていただいていた『LDK』などのラブコメ映画を手がけられてきた監督なので、そういう要素も入ってますが、それだけでなく、コンプレックスが生まれたことをきっかけにどう前向きに頑張っていかという姿を描いています。
つらい出来事に落ち込むのではなくて、その先にさらに物語があるので、最後まで見てもらいたい作品だなって。笑えて、泣けると思います。
──演技に関心を持つようになったのは、いつ頃からですか?
もともとは演技をやりたくないなと思っていたほうなのですが、『小説の神様 君としか描けない物語』という映画に出演して、本当の演技を知ることができた気がして、演じることが楽しくなって。演技は、これからも、もっとやっていきたいです。春に高校をしたので、これからは使える時間も増えて、いろんなことにチャレンジできそうです。
■ドラマ『ブラックシンデレラ』
2021年4月22日22時からAbemaで配信開始(全8話)
出演:莉子 神尾楓珠 板垣瑞生 愛花ほか
脚本:吉田恵里香
プロデュース:池田克彦
演 出:川村泰祐 原桂之介 伊野部 陽平
莉子(りこ)
誕生日 2002年12月4日
出身地 神奈川県
所属事務所 N.D.Promotion
公式サイト https://ndpromotion.co.jp/model/test-model-4/
公式ツイッター https://twitter.com/riko_riko1204
公式インスタグラム https://www.instagram.com/riko_riko1204/