ランキング

【2022年版】Z世代が注目する女性アイドルベスト20

Z世代と呼ばれる若い世代では、どのようなアイドルが人気を集めているのでしょうか?

このほどまとまったタレントパワーランキングの2022年8月度の最新調査結果から、Z世代の男女においてタレントパワーが高い女性アイドルのベスト20をそれぞれの最新情報とともに紹介します。

Z世代が注目する女性アイドルのタレントランキングの算出方法

タレントパワーランキング

Z世代が注目する女性アイドルのランキングは『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。

当社独自の集計方式で算出

株式会社アーキテクトが実施している業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』の回答結果をもとにパワースコアを算出しました。

パワースコアとは、調査結果をもとにタレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。

今回は2022年8月度調査の対象に選ばれた主な歌手・ミュージシャンから、Z世代でのパワースコアが高い女性アイドルグループと個人(ソロ活動している人、グループに所属しているメンバー)のランキングを作成しました。TWICEなどのガールズグループ、王林・鈴木愛理などアイドルグループを卒業して現在はソロアーティストやタレントとして活動している人は除外しました。

Z世代については厳密な定義がありませんが、一般的に「1997年~2012年生まれ」を指すとされる場合が多く、ここでは10代および20代前半の回答を合わせたものからランキングを作成しています。なお、このランキングはタレントパワーのスコア上位20名であり、人気順ではありません。

順位 タレント名 ポイント
1位 齋藤飛鳥(乃木坂46) 29.2
2位 ももいろクローバーZ 27.8
3位 秋元真夏(乃木坂46) 24.7
4位 百田夏菜子(ももいろクローバーZ) 24.1
5位 柏木由紀(AKB48) 23.7
6位 乃木坂46 22.8
7位 玉井詩織(ももいろクローバーZ) 21.4
8位 日向坂46 21.3
9位 佐々木彩夏(ももいろクローバーZ) 20.9
10位 高城れに(ももいろクローバーZ) 20.1
11位 山下美月(乃木坂46) 20.0
12位 齊藤京子(日向坂46) 19.9
13位 AKB48 19.3
14位 与田祐希(乃木坂46) 18.9
15位 櫻坂46 18.7
16位 渋谷凪咲(NMB48) 17.9
17位 BiSH 17.8
18位 加藤史帆(日向坂46) 17.2
19位 遠藤さくら(乃木坂46) 17.1
19位 小坂菜緒(日向坂46) 17.1

 

19位は同ポイントで、坂道シリーズのメンバー2名が並びました。1人目は日向坂46・2期生の小坂菜緒です。3月にリリースされた日向坂46のシングル『僕なんか』で5度目のセンターポジションを担当したほか、ソロではソニー損保のCMにも出演しています。Z世代における認知度上昇率ランキングで女性アイドル部門8位に入りました。

 

乃木坂46の4期生でセンターポジション経験者でもある遠藤さくらが同率で19位。『non-no』専属モデルとしても活躍中で、10月20日に発売される同誌の2022年12月号で初の単独表紙を飾ります。男女全体の回答でのパワースコアのランキングでは女性アイドル24位で、Z世代での支持が特に高いアイドルのひとりです。

日向坂46の1期生で、ラジオ番組『レコメン!』(文化放送)のパーソナリティとしても活躍中。前回の5月度調査では14.0ポイントでしたが、テレビ番組出演が増えたことで注目度が上昇してスコアを伸ばしました(Z世代での順位も24位からランクアップ)。

 

7月に13thシングル『SEE YOU』、8月に14thシングル『サヨナラサラバ』、9月には15thシングル『UP to ME』をリリースしました。8月度のパワースコア上昇率では女性アイドル部門2位でした(1位はモーニング娘。‘22)。

10代前半の支持が高いグループで、10~14歳男性でのパワースコアは22.7ポイント、同女性では36.7ポイントをマークしています。2023年に解散することをすでに発表しています。

 

テレビ番組での活躍で知名度を伸ばしたことから20代後半以上でスコアが高く、男女全体では女性アイドル部門6位。Z世代でも注目度が上昇しており、前回より順位・スコアともにアップしました。

最近では、6月29日に発売されたFUNKY MONKEY BΛBY’Sの新曲『ROUTE 16』のジャケット写真のモデルに起用されたことでも話題を集めました。10月15日にスタートした新番組『イタズラジャーニー』(フジ系)では進行を担当します。

 

櫻坂46がグループとして15位にランクインしました。2020年10月に欅坂46から改名してから初となるアルバム『As you know?』を8月3日リリースして、知名度が上昇。Z世代での認知度上昇率・女性アイドル4位でした。

9月から2ndライブツアーがスタート。11月8日~9日には東京ドーム公演が開催されます。

 

乃木坂46の3期生。7月クールの『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』(テレ東系)で地上波連ドラ初主演して、女優としての評価が高まっています。

10月からオンエアされている「JAグループ 国消国産プロモーション」のCMに同じ乃木坂46の秋元真夏・山下美月とともに出演。JAグループの公式サイトの特設ページでCMの動画などが公開されています。

 

12月には結成17周年を迎えます。前回と比べてスコアが上昇して、Z世代での順位も25位から再浮上しました。

10月19日にメジャー60枚目のシングル『久しぶりのリップグロス』が発売され、2015年の第2回ドラフト会議で加入した千葉恵里が初のセンターポジションに選ばれ、茂木忍と研究生の佐藤綺星が初選抜入りを果たしています。

 

日向坂46の1期生。『キョコロヒー』(テレ朝系)でヒコロヒーとダブルMCをつとめています。スコアを伸ばして、Z世代での順位が前回の18位から上昇しました。Z世代の支持が高いアイドルで、男女全体のパワースコア12.3ポイントに対して、10代後半では25.3ポイントと高くなっています。

10月26日に発売される8thシングル『月と星が踊るMidnight』のセンターポジションに選ばれました。彼女が日向坂46のシングル表題曲でセンターを担当するのは初めてです。次回の調査ではさらにスコアが上昇しそうです。

 

乃木坂46の3期生。女優としての活躍も多く、8月に放送された『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』“一言のあやまち”(フジ系)でも主演。10月にスタートしたNHK朝ドラ『舞いあがれ!』にヒロインの幼なじみ役で出演しています。

彼女も12位の齊藤京子と同様にZ世代でのパワースコアが高く、ほかの年代を上回っています。

 

ももクロの紫色担当。ソロ活動も活発で、今年春には昨年に続いてソロコンサートツアーを開催。8月に放送された『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』“憑けてくる”(フジ系)で本人役を演じて主演しました。

 

ももクロのピンク色担当。最近では福島県浪江町を拠点とするアイドルグループ「浪江女子発組合」の総合プロデューサー&メンバーとしても活躍しています。7月18日にはソロコンサート「AYAKA NATION 2022 in TOKYO GARDEN THEATER」を開催しました。

 

8月度のZ世代での誘引率上昇では柏木由紀、ももいろクローバーZに次ぐ女性アイドル3位で、関心が高まっていることを示しています。メンバーは20位までに3人がランクインしましたが、21~30位にも佐々木久美(23位)をはじめ5名のメンバーがランク入り。また、Z世代での誘引率上昇ランキング・女性アイドル部門の4位に金村美玖、8位に高本彩花がランクインしています。。

9月にオーディションで選ばれた4期生12名が新加入。9月からライブツアー「Happy Smile Tour 2022」がスタートして、11月まで行われる予定です。

 

ももクロの黄色担当。6月から8月にかけて、『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレ朝系)、『世界ふしぎ発見!』『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)、『潜在能力テスト』(フジ系)など多くのテレビ番組に出演して、注目度が上昇しました。

2023年には明治座で上演される『第2回 ももクロ一座 特別公演』の座長をつとめる予定です。

 

2月に5期生11人が加入する一方で、7月に山崎怜奈が卒業。樋口日奈、和田まあやも卒業を発表しました。

8月31日に30thシングル『好きというのはロックだぜ!』をリリース。センターポジションは4期生の賀喜遥香(22位)がつとめています。

 

AKB48の最年長現役メンバー(31歳)が、前回の19.0ポイントからスコアが大きくアップ。Z世代での誘引率の上昇では女性アイドル部門1位で、その結果、順位も前回10位から順位を上げてベスト5入りしました。

5月~6月に「ユニクロ感謝祭」TwitterキャンペーンのWeb CMに出演したほか、7月~8月に配信されたABEMAオリジナル恋愛番組『セカンドチャンスウエディング 2』でケンドーコバヤシとともにMCを担当して、Z世代でも注目度が上昇したと見られます。

 

ももクロの赤色担当。6月~7月に放送されたドラマ『僕の大好きな妻』(東海・フジ系)に主演して、演技力が高く評価されました。注目度が上昇して男女全体では女性アイドル1位に輝きましたが、この世代では4位でした。

7月には、昨年開催したソロコンサートのライブBlu-ray&DVD『Talk With Me ~シンデレラタイム~』が発売されました。

 

乃木坂46のキャプテン担当。前回の22.0ポイントからスコアを伸ばしました。男女全体では女性アイドル部門8位で、Z世代でのランキングのほうが高く、この世代での注目度の高さが目立っています。Z世代以外では30代前半の支持も高くなっています。

7月には乃木坂46の「おとな選抜」メンバーが出演するアサヒビールのWeb CMがYou Tubeで公開され、秋元は“お酒の飲み方研究所”の博士として出演しました。

 

ももクロがグループとして2位。メンバー4人全員が個人でもベスト10にランクインして、この世代での注目の高さを示しています。7月30日~31日には埼玉・ベルーナドームで「ももクロ夏のバカ騒ぎ2022 -MOMOFEST-」を開催しました。

 

乃木坂46は3期生以降の次世代メンバーの活躍が目立っていますが、Z世代では1期生のエース・齋藤飛鳥が根強い支持を得ており、グループのスコアを上回って1位に輝きました。

9月30日に発売された雑誌『bis』の5周年記念号の表紙に登場。また、京都市・京セラ美術館で2023年2月まで開催されている「アンディ・ウォーホル・キョウト」でオーディオガイド・ナレーターをつとめています。その個性的な感性と存在感が、Z世代の共感を集めています。