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ドラマに欠かせない名脇役女優ランキング!出演作品もチェックしよう

ドラマや映画に不可欠な存在といえば、主役の脇を固める女優たちです。中でも、高い演技力と強烈な存在感を持ち合わせた名脇役女優は、作品を名作へと変える魅力を持っています。そんな名脇役女優たちをランキング形式で紹介します。

そもそも名脇役女優とは?

名脇役女優とはどのような人を指すのでしょうか?名脇役女優の定義について考えてみましょう。

高い演技力でドラマや映画を支える

名脇役女優の名脇役たるゆえんは、その確かな演技力です。どれだけ主役が見応えのある演技をしても、脇を固める役者の演技が平凡では、作品にリアリティが生まれません。

ドラマや映画のクオリティを左右する要素には、主演俳優の演技だけでなく、脇役俳優の演技・ストーリーの完成度・編集の的確さなどさまざまにあります。これらのいずれかが欠けても、名作は誕生しません。

名脇役女優たちは、その高い演技力で作品を支え、作品のクオリティを高めているのです。

主役に勝るとも劣らない存在感

女優たちが持つ独特の存在感も、彼女たちを名脇役女優たらしめる要素です。時には、主演俳優をもしのぐ存在感で話題をさらう女優もいます。

名脇役女優の中には、「名前は分からないけど、いろいろなドラマや映画で顔を見るよね」と話題に上る女優が少なからずいます。このような状況が発生するのは、彼女たちが視聴者の心に強い印象を残しているからです。

脇役は主役ほど出演シーンが多くないため、セリフの数も控えめな場合がほとんどでしょう。それでも名脇役女優が視聴者に鮮烈な印象を残すのは、彼女たちが強い存在感を放っているからです。

時には主役に抜擢されることも

名脇役女優の中には、脇役としてキャリアを積み重ねた結果、主役に抜擢される人も多くいます。

例えば、脇役女優として確固たる地位を確立している木村多江は、2008年公開の『ぐるりのこと。』で映画初主演を果たしました。彼女は、本作で第32回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞や第51回ブルーリボン賞主演女優賞などの賞を手にしています。

ほかにも、貫地谷しほりの『くちづけ』や、吉田羊の『コールドケース~真実の扉~』などが、名脇役女優による主演作の好例といえるでしょう。

脇役女優ランキングの算出方法

タレントパワーランキング脇役女優のランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果を元に抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。

当社独自の集計方式で算出

脇役女優ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。

パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。

今回のランキングは、2021年8月度に行われた調査を基に作成しています。

40代以下の脇役女優ランキング

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 木村佳乃 29.5 2021年8月度
2位 吉田羊 28.9 2021年8月度
3位 志田未来 25.3 2021年8月度
4位 伊藤沙莉 24.0 2021年8月度
5位 貫地谷しほり 23.4 2021年5月度
6位 江口のりこ 21.9 2021年8月度
7位 山口紗弥加 18.5 2021年5月度
8位 門脇麦 17.3 2021年8月度
9位 鈴木砂羽 15.4 2021年8月度
10位 趣里 12.0 2021年8月度
11位 吉川愛 11.0 2021年8月度
12位 福田麻由子 7.2 2021年8月度

40代以下の脇役女優たちは、恋愛ドラマやホームドラマなどさまざまなジャンルの作品で活躍しています。40代以下の名脇役女優をランキング形式で紹介します。

12位:福田麻由子

1994年8月4日生まれ、東京都出身です。4歳のとき、CMで芸能界デビューを果たし、子役として『Summer Snow』(2000年)や『よい子の味方』(2004年)などに出演しています。

『女王の教室』(2005年)では教師にいびられる生徒役を演じました。

子役から1人の女優として成長した後は、『鍵のかかった部屋』(2012年)や『コウノドリ』(2017年)などに出演し、『スカーレット』(2019年)では戸田恵梨香演じる主人公の妹役に抜擢されています。

映画では、『下妻物語』(2004年)や『L change the World』(2008年)などに出演しており、今後も活躍が期待できる女優といえるでしょう。

11位:吉川愛

1999年10月28日生まれ、東京都出身です。2005年、清涼飲料水『爽健美茶』のCMでデビューした当時の芸名は、『吉川里琴』です。

ドラマでは、子役として『山田太郎ものがたり』(2007年)や『メイちゃんの執事』(2009年)などに出演後、2016年(当時16歳)学業に専念するため芸能界を1度引退しました。

2017年『吉川愛』の名で芸能界に復帰した後は、『愛してたって、秘密はある。』(2017年)や『恋はつづくよどこまでも』(2020年)などに出演し、精力的に女優活動を行っています。

2021年7月公開の映画『ハニーレモンソーダ』では、ヒロインの石森羽花を演じています。

10位:趣里

1990年9月21日生まれ、東京都出身です。俳優として活躍する水谷豊と伊藤蘭の愛娘としても知られています。ドラマデビューは、2011年放送の『3年B組 金八先生 ファイナル』です。

その後『リバース』 (2017年)や『イノセンス 冤罪弁護士』(2019年)などに出演し、2020年にはおじキュンブームの火付け役となった『私の家政夫ナギサさん』で、主人公の妹役を演じました。

映画では『母 小林多喜二の母の物語』(2017年)や『生きてるだけで、愛。』(2018年)などに出演しています。

9位:鈴木砂羽

1972年9月20日生まれ、静岡県出身です。

文学座附属演劇研究所に所属した後、映画『愛の新世界』(1994)の主演で女優デビューを飾りました。小劇団の女優とSMクラブの女王様の二足のわらじを履く主人公を好演し、ブルーリボン賞やキネマ旬報などで新人賞を受賞します。

ドラマでは『新選組!』(2004年)『だんだん』(2008〜2009年)『美しい隣人』(2011年)『まれ』(2015年)などに出演しています。

テレビ朝日の人気シリーズ『相棒』(2000年〜)には、シーズン7まで出演しました。

8位:門脇麦

1992年8月10日生まれ、東京都出身です。女優デビューは、2011年放送のドラマ『美咲ナンバーワン!!』です。

2015年には、NHK連続テレビ小説『まれ』で、土屋太凰演じる主人公の同級生役を演じ、注目を集めました。

映画では主演を務めることも多く、2014年公開の『愛の渦』では、キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などの賞を獲得しています。

ほかにも、『闇金ウシジマくん Part2』(2014年)や『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年)に出演している女優です。

7位:山口紗弥加

1980年2月14日生まれ、福岡県出身です。ドラマデビューは『若者のすべて』(1994年)で演じた主人公の妹役でした。

それ以降『おいしい関係』(1996年)『僕と彼女と彼女の生きる道』(2004年)『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』(2010年)など、数え切れないほどのドラマに出演しています。

映画では『県庁の星』(2006年)『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(2009年)『エイプリルフールズ』(2015年)などで活躍しています。

6位:江口のりこ

1980年4月28日生まれ、兵庫県出身です。劇団東京乾電池の女優として活躍中、『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』(2002年)で映画デビューを果たしました。

2004年『月とチェリー』で初主演を務めた後は、数々の話題作に出演を続け、2020年公開の『事故物件 恐い間取り』では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。

ドラマでは、『時効警察』(2006年・2007年・2019年)や『半沢直樹 第2シリーズ』(2020年)など数々の話題作に出演しています。また、『野田ともうします。』(2010〜2012年)や『マッサン スピンオフ~たそがれ好子~』(2015年)では主演を務めました。

5位:貫地谷しほり

1985年12月12日生まれ、東京都出身です。中学2年生のときに受けたスカウトをきっかけに、映画『修羅の群れ』(2002年)で女優デビューを果たします。

2007年放送のNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』でヒロインの座を射止め、知名度を一気に上げました。

その後もNHKドラマへの出演が多く、『龍馬伝』(2010年)や『八重の桜』(2013年)など、数々の大河ドラマに出演するほどの活躍ぶりを見せています。

民放のドラマでは、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年)や『テセウスの船』(2020年)に出演しています。

映画では、『スウィングガールズ』(2004年)や『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)などの話題作に参加しました。

4位:伊藤沙莉

1994年5月4日生まれ、千葉県出身です。子役としてドラマ『14ヶ月 妻が子供に還っていく』(2003年)でデビュー後、『女王の教室』(2005年)で演じたいじめっ子役で注目されました。

近年では、『ひよっこ』(2017年)や『これは経費で落ちません!』(2019年)などに出演しています。千葉雄大と共に共演した『いいね!光源氏くん』(2020年)は好評を博し、2021年には第2シーズンも制作されています。

映画では、『悪の教典』(2012年)や『寝ても覚めても』(2018年)などに出演しました。主演を務めた『タイトル、拒絶』(2020年)では、東京ジェムストーン賞を受賞しています。

3位:志田未来

1993年5月10日生まれ、神奈川県出身です。6歳で劇団に入団し、子役として女優業をスタートさせました。女優として注目されたきっかけは、天海祐希主演のドラマ『女王の教室』(2005)で見せた、12歳とは思えない抜群の演技力です。

その後、連続ドラマ初主演となった『14才の母~愛するために 生まれてきた~』(2006年)では、中学生で妊娠してしまうという難しい役どころを見事に演じきり、演技派女優としての存在感を示しています。このドラマでは、橋田賞新人賞を受賞しました。

以降は、『探偵学園Q』(2007年)や『信長のシェフ』(2013年)でヒロインを演じるなどの活躍を見せています。映画では、2009年公開の『誰も守ってくれない』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

2位:吉田羊

2月3日生まれ、福岡県出身です。舞台女優として女優業をスタートし、小劇場を主戦場に10年活動しました。

2007年に放送されたドラマ『愛の迷宮』に出演後、2014年に放送された木村拓哉主演のドラマ『HERO』の第2期で女性検事役を演じ、注目を集めることになります。

その後は、『コウノドリ』(2015年・2017年)やNHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)などに出演し、WOWOWドラマ『コールドケース~真実の扉~』(2016年)ではドラマ初主演を務めています。

漫画原作の『恋する母たち』(2020年)では、メインキャストである3人の母のうちの1人、林優子役を演じました。

映画では、『魔女の宅急便』『脳内ポイズンベリー』『記憶にございません!』などに出演しています。

1位:木村佳乃

1976年4月10日生まれ、東京都出身です。モデルとして活動した後、ドラマ『元気をあげる 救命救急医物語』(1996年)の主役を演じ、女優としてデビューしました。

その後は、『パーフェクトラブ!』(1999年)や『名前をなくした女神』(2011年)などに出演しています。2016年に放送された『僕のヤバイ妻』では、伊藤英明演じる夫を翻弄する妻役を演じ、その冷静沈着かつ大胆な役柄が話題をさらいました。

映画では、1997年公開の『失楽園』で日本アカデミー賞新人俳優賞を、2005年公開の『蝉しぐれ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなどの活躍を見せています。

50代以上の脇役女優ランキング

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 石田ゆり子 35.4 2021年8月度
2位 薬師丸ひろ子 26.5 2021年8月度
3位 木村多江 25.0 2021年5月度
4位 戸田恵子 24.2 2021年5月度
5位 和久井映見 21.0 2021年8月度
6位 羽田美智子 19.9 2021年8月度
7位 高畑淳子 18.9 2021年8月度
8位 余貴美子 18.2 2021年5月度
9位 坂井真紀 18.0 2021年8月度
9位 濱田マリ 18.0 2021年5月度
11位 渡辺えり 15.5 2021年8月度
12位 原田美枝子 12.7 2021年5月度

50代以上の名脇役女優たちは、その円熟した演技で作品に深みや厚みを与えています。ここでは、50代以上の脇役女優たちをランキング形式で紹介します。

12位:原田美枝子

1958年12月26日生まれ、東京都出身です。15歳のとき、映画『恋は緑の風の中』(1974年)のヒロインでデビューを飾り、以降は数多くの映画に出演しています。

『大地の子守唄』(1976年)では、キネマ旬報主演女優賞やブルーリボン賞新人賞などの賞に輝き、『愛を乞うひと』(1998年)では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得しました。

ドラマでは、1981年から放送開始された人気シリーズ『北の国から』に出演し、主人公の純と蛍が通う小学校の先生・木谷凉子役として登場します。

このほか、『眠れる森 A Sleeping Forest』(1998年)『北条時宗』(2001年)『新参者』(2010年)などにも出演しています。

11位:渡辺えり

1955年1月5日生まれ、山形県出身です。自ら旗揚げした劇団の公演を中心に、女優として活動しています。

ドラマや映画でも活躍しており、『100の資格を持つ女~ふたりのバツイチ殺人捜査~』シリーズ(2008~2017年)では、資格で得た知識を生かして事件を解決する主人公を演じています。

2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』では、ムードメーカーの海女・今野弥生として登場しました。

映画『Shall We ダンス?』(1996年)では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得しています。そのほか、『完全ある飼育』(1999年)や『スウィングガールズ』(2004年)などの映画に出演しています。

9位:濱田マリ

1968年12月27日生まれ、兵庫県出身です。1992年にバンド『モダンチョキチョキズ』でメジャーデビューし、バンド活動休止後に女優として活動を開始します。その特徴的な声から、女優だけでなくナレーターとしても活躍しています。

ドラマでは、『恋のバカンス』(1997年)や『アンフェア』(2006年)などに出演しました。

2011年放送のNHK連続テレビ小説『カーネーション』では、ヒロイン・糸子の近所に住む女性を演じ、その鬼気迫る演技で視聴者に強い印象を残した実力派です。

映画では、『嫌われ松子の一生』(2006年)『アンフェア the movie』(2007年)『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)などに出演しています。

9位:坂井真紀

1970年5月17日生まれ、東京都出身です。モデルとして芸能生活をスタートし、ドラマ『90日間トテナム・パブ』(1992年)の主演で女優デビューしました。

その後は、『長男の嫁』(1994)『ウェルかめ』(2009年)『はじめまして、愛しています。』(2016年)などの作品に次々出演しています。

2021年の連続テレビ小説『おかえりモネ』では、主人公百音の幼なじみ及川亮の母・及川美波を演じています。

映画では、初出演作『ユーリ』(1996年)で主演を務め、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008年)では、日本映画批評家大賞助演女優賞と高崎映画祭特別賞を受賞しました。

8位:余貴美子

1956年5月12日生まれ、神奈川県出身です。劇団員として女優のキャリアをスタートし、本格的な映画デビューを遂げたのは、1988年公開の『噛む女』でのことです。

映画業界での活躍が顕著で、『おくりびと』(2008年)『ディア・ドクター』(2009年)『あなたへ』(2012年)では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を、『武士の献立』(2013年)では、日本アカデミー賞優秀助演女優を獲得しています。

ドラマでは、『愛していると言ってくれ』(1995年)や『龍馬伝』(2010年)などに出演しました。『家政夫のミタゾノ』シリーズでは、家政婦たちをまとめる家政婦紹介所の所長を演じています。

7位:高畑淳子

1954年10月11日生まれ、香川県出身です。1976年に、劇団青年座に入団し、女優としての活動を始めています。

2003年に放送されたドラマ『白い巨塔』(唐沢寿明主演)では、視聴者を釘付けにする強烈な演技が話題となりました。

このほか、『14才の母~愛するために 生まれてきた~』(2006年)『Mother』(2010)『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(2014年)など、数々の話題作に出演しています。

映画では、『釣りバカ日誌9』(1997年)『釣りバカ日誌20 ファイナル』(2009年)『ALWAYS 三丁目の夕日’64』(2012年)などに出演しました。

6位:羽田美智子

1968年9月24日生まれ、茨城県出身です。1988年に女優としてデビューした後、『小市民ケーン』(1999年)や『女王の教室』(2005年)など、数多くのドラマに出演してキャリアを重ねました。

2017年に放送されたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』では、ヒロインの幼なじみの母親役を演じ、流ちょうな茨城弁が話題をさらったことでも有名です。

このほかにも、『特捜9』(2018〜2020年)や『おかしな刑事』(2003年〜)などのシリーズ作品でも活躍しています。

映画では、『人でなしの恋』(1995年)や『ジェネラル・ルージュの凱旋』(2009年)などの話題作に出演し、その人気の高さがうかがえるでしょう。

5位:和久井映見

1970年12月8日生まれ、神奈川県出身です。1988年放送のドラマ『花のあすか組』で女優デビューを果たし、1994年放送のドラマ『夏子の酒』では初の主役を演じています。

その後も、『世界で一番熱い夏』(2001年)『First Love』(2002年)『ひよっこ』(2017年)など、多くのドラマに出演しました。2021年の大河ドラマ『青天を衝け』には、吉沢亮演じる渋沢栄一の母・ゑい(えい)役で登場しています。

映画では、『就職戦線異状なし』(1991年)と『息子』(1991年)で、日本アカデミー賞新人賞と最優秀助演女優賞を、1993年公開の『虹の橋』で最優秀主演女優賞を獲得しています。

4位:戸田恵子

1957年9月12日生まれ、愛知県出身です。小学5年生のときから在籍していたNHK名古屋放送児童劇団での活動を経て、1969~1972年に放送されていた『中学生群像』で女優デビューを果たします。

1998年放送のドラマ『ショムニ』では、そのコミカルな演技で作品を盛り上げました。『遺留捜査』シリーズでは、上川隆也演じる主人公・糸村の上司を演じています。

映画では、1997年に公開された『ラヂオの時間』で、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。それ以降、『THE 有頂天ホテル』(2006年)や『ステキな金縛り』(2011年)など、三谷幸喜監督作品に多数出演しています。

声優としても活躍が目覚ましく、『きかんしゃトーマス』のトーマスや『それいけ!アンパンマン』のアンパンマンなど、長く愛されるキャラクターの声を演じています。

3位:木村多江

1971年3月16日生まれ、東京都出身です。昭和音楽芸術学院ミュージカル科を卒業し、舞台女優としてキャリアをスタートさせました。

ドラマ『リング 最終章』(1999年)で脚光を浴び、その後も『大奥』(2003年)や『功名が辻』(2006年)などの話題作に多数出演しています。

『あなたの番です』(2019年)では、交換殺人ゲームに参加する住民会会長の主婦・榎本早苗役で登場しました。

映画では、初主演作となった『ぐるりのこと。』(2008年)で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞やブルーリボン賞主演女優賞などの賞を獲得しています。

また、『ゼロの焦点』(2009年)では、日本アカデミー賞優秀助演女優賞も受賞しています。

2位:薬師丸ひろ子

1964年6月9日生まれ、東京都出身です。デビュー作は、13歳のときにヒロイン役で出演した映画『野生の証明』(1978年)です。その後、1984年に公開された『Wの悲劇』では、日本アカデミー賞主演女優賞を獲得しています。

このほか、『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(2003年)や『ALWAYS三丁目の夕日』(2005年)などの映画に出演しています。

ドラマでは、『木更津キャッツアイ』(2002年)や『1リットルの涙』(2005年)などに出演しました。

2020年に放送された、NHK連続テレビ小説『エール』では、主人公の妻の母親役を演じ、劇中で歌唱を披露しています。空襲で焼き払われた豊橋を前に歌われた賛美歌は、多くの視聴者の心を浄化しました。

1位:石田ゆり子

1969年10月3日生まれ、東京都出身です。1988年にドラマ『海の群星』で女優デビューした後は、『101回目のプロポーズ』(1991年)『不機嫌な果実』(1997年)『Dr.コトー診療所』(2003年)など、多数のドラマに参加しています。

近年では、2016年放送の『逃げるは恥だが役に立つ』で、新垣結衣演じる主人公・森山みくりの伯母・土屋百合を演じ、ドラマのエンディングで披露される恋ダンスと共に話題となりました。

映画では、デビュー年の1988年に『悲しい色やねん』に初出演し、その後2005年公開の『北の零年』では、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しています。

演技力抜群!脇役女優の活躍に期待

名脇役女優と称される女優たちは、その高い演技力と抜群の存在感により、日本のエンターテイメント界に欠かせない存在となっています。

彼女たちは、これからも数々の話題作に出演してその実力を発揮し、視聴者を楽しませてくれるでしょう。

これからドラマや映画を見るときは、主役の演技だけでなく、脇を固める彼女たちの活躍にも注目してみてはいかがでしょうか?