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ビールのCMに出演した俳優の人気ランキング!ビールのCMの特徴も

ビールのCMにはどんな特徴がある?

ビールのCMには、規制・ルールが設けられています。その中で視聴者に魅力を伝えるため、各社ともさまざまな工夫を凝らしています。どういった方法で見る人へアピールしているのか、見ていきましょう。

日常の延長線上と非日常への憧れ

CMは特定の層だけが見るのではなく、非常に多くの人々が目にするコンテンツです。宣伝する側は自社の商品を買ってもらうため、商品にイメージを持たせて、特定の層に刺さりやすいCMを打ち出すケースがよく見られます。

例えばキリンビール『一番絞り』であれば、老若男女に親しまれているタレントや俳優・女優を起用することで親近感を持たせ、身近な存在というイメージを与えるといった具合です。

逆に豪華な芸能人を起用し、非日常の世界観でありながらも『日常のちょっとした贅沢』としてビールを味わうシーンを描いた、アサヒビール『アサヒ生ビール』も印象的でしょう。

実際、『2021年12月前期 銘柄別CM好感度トップ10』では、総合1位に輝いています。

参考:新垣結衣が「おつかれ生です。」アサヒ生ビールが首位に(2021年12月前期 銘柄別CM好感度トップ10) | CM INDEX WEB | CM総合研究所・東京企画

俳優自身がお酒好きなケースも

ビールのCMには当然、出演するタレントがビールを飲むシーンが入ってきます。視聴者により魅力を伝えるには、演者側が自然体でビールを美味しそうに飲んでいることが一番です。

そのため、ビールのCMに出演するタレントは元々お酒が好きで、プライベートでもよく飲んでいる人が起用されるケースが少なくありません。

2023年に『サントリー生ビール』のCMに出演した山崎賢人や、『アサヒ生ビール』のCMに出演した芳根京子などが、その分かりやすい例といえるでしょう。

お酒のCMには規制もある

アルコール類は飲み方を間違えれば病気のリスクを高め、また飲みすぎて他人に迷惑をかけてしまうこともあります。そのため、酒類業界の団体が作った『飲酒に関する連絡協議会』は、広告の自主基準を設けました。

ビールがのどを通るときのゴクゴク音を挿入したり、のど元をアップするような撮り方は原則NGとされています。これは、アルコール依存症の人に苦痛を与えないためという理由からです。

ほかにも『若いタレントを起用すると、未成年者が飲酒への関心を高めてしまう』といった理由から、25歳未満のタレントは広告モデルに起用できないという規制も設けられています。

参考:酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主規制|酒類の広告審査委員会

【ビールのCM】俳優人気ランキングの算出方法

タレントパワーランキング

【ビールのCM】俳優人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。

当社独自の集計方式で算出

【ビールのCM】俳優人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。

パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。

今回のランキングは、2023年2月に行われた調査をもとに作成しています。

【ビールのCM】俳優人気ランキング

【ビールのCM】俳優人気ランキングでは、スターと呼ばれているような存在から親近感のあるタレントまで、幅広くランクインしました。どのようなビールのCMに出ていたのか、見ていきましょう。

12位:小栗旬

1982年生まれ、1995年にNHK大河ドラマ『八代将軍 吉宗』にてドラマ初出演を果たしています。

映画『あずみ(2003年)』『ロボコン(2003年)』やドラマ『ごくせん(2002年)』などでキャリアを積み、ドラマ『花より男子(2005年)』で本格的にブレイクしました。

サントリー『ザ・プレミアム・モルツ』のCMに出演経験があり、『日常のちょっとした贅沢』というコンセプトで、キラキラと輝く景色とともにグラスにビールを注ぐ姿が高級感を漂わせていました。

10位:松本潤(嵐)

1983年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『嵐』のメンバーです。現在グループは活動休止中で、主にソロで俳優業をしています。

2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主役・徳川家康を演じる活躍を見せているほか、リクルート・JALといった大手企業のCMにも多く出演しました。

嵐としてキリンビールの発泡酒『淡麗グリーンラベル』のCMへ出演したことがあり、さらにソロでもキリンビール『一番搾り』のCMに登場しています。庭先で水をまきながら、ビールを口にする姿が爽やかでした。

10位:岡田准一

1980年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『V6』のメンバーでした。グループは現在解散し、俳優としてソロで活躍中です。

主な出演作品には、映画『永遠の0(2013年)』やドラマ『タイガー&ドラゴン(2005年)』、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛(2014年)』などが挙げられます。

ビールのCMには、過去にサッポロビールの新ジャンル『サッポロ 麦とホップ The gold』シリーズに出演し、浅野忠信と共演しました。

また2023年には、アサヒビール『アサヒスーパードライ』のCMにも登場しています。『まるでお店の一杯目!』をコンセプトに、ジョッキで味わっているかのような『生ジョッキ缶』を飲む様子が印象的なCMでした。

9位:菅田将暉

1993年生まれ、これまでにTAMA映画賞最優秀男優賞・国際ドラマフェスティバル:東京ドラマアウォード2021優秀賞などを受賞している俳優です。

歌手としても活躍しており、2023年4月にはアーティスト・奇妙礼太郎とコラボした楽曲『散る 散る 満ちる feat. 菅田将暉』が配信されています。

2019年に出演したアサヒビール『アサヒスーパードライ』のCMでは、俳優・中村倫也と共演して若手ビジネスマンの役を演じました。仕事を達成した後、美味しそうにビールを飲む姿は共感を呼びました。

7位:松岡昌宏(TOKIO)

1977年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『TOKIO』のメンバーでした。以前はグループとして活動していましたが、現在はメンバーの脱退などもあり『株式会社TOKIO』として活動中です。

株式会社TOKIOの副社長兼広報としてグループ活動を継続する一方で、ソロでも俳優業をこなし、2023年にはドラマ『必殺仕事人』にも出演しました。

2022年にサッポロビール『サッポロ クラシック』のCMに出演し、生産者の思いを話す語り部として登場したり、夏の河原でバーベキューを楽しみながらビールを口にしたりする様子が描かれました。

7位:風間俊介

1983年生まれ、ジャニーズ事務所のタレントです。1997年からジャニーズJr.として活動を始めており、ドラマ『3年B組金八先生(1999年)』の第5シリーズに出演した際には、日刊スポーツ・ドラマグランプリ新人賞を獲得しています。

その後も演技力の高さを生かし、ドラマ『それでも、生きてゆく(2011年)』や『横山秀夫サスペンス ペルソナの微笑(2023年)』といった作品に出演してきました。

ビールCMへの出演は2017年、嵐の相葉雅紀とキリンビール『一番搾り』のCMで共演しています。こたつに入ってお花見をしながらビールを飲む姿は、ほんわかとした雰囲気で高評価でした。

6位:相葉雅紀(嵐)

1982年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『嵐』のメンバーです。現在グループは活動休止中で、ソロとしてバラエティ番組を中心に活躍しています。

『相葉マナブ』『嗚呼!!みんなの動物園』『VS魂 グラデーション』といった番組に出演し、老若男女を問わず人気です。

2014年に嵐のメンバー5人で、キリンビール『一番搾り』のCMに出演したほか、2017年にも『一番搾り』のCMに登場しました。同じくジャニーズ事務所のタレント・風間俊介と一緒に、お花見をしながらビールを楽しむ様子が放送されました。

5位:堂本剛(KinKi Kids)

1979年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルユニット『KinKi Kids』として活躍中です。

俳優としては、これまでに『金田一少年の事件簿』シリーズやドラマ『青の時代(1998年)』、『33分探偵』シリーズに出演してきました。

KinKi Kidsとして2人で、2012年にサッポロビールの新ジャンル『麦とホップ』のCMへ出演したほか、2022年にはキリンビール『一番搾り』のCMへも登場し、ドキュメンタリータッチの内容が話題となりました。

4位:櫻井翔(嵐)

1982年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『嵐』のメンバーとして活動していました。グループが活動休止中の現在は、ソロで司会業などを行っています。

2012年、キリンビールの発泡酒『淡麗グリーンラベル』のCMに出演した際は、嵐のメンバーと一緒に仲睦まじい様子で野球をしていました。

また、2019年のアサヒビールの新ジャンル『クリアアサヒ』のCMでは女優・高畑充希と共演し、美味しそうにビールを飲む姿を披露しました。

3位:阿部寛

1964年生まれ、モデルとして芸能活動をスタートし、映画『はいからさんが通る(1987年)』で俳優デビューを果たしています。

その後、『TRICK』シリーズや映画『テルマエ・ロマエ(2012年)』、ドラマ『下町ロケット(2016年)』などのヒット作で活躍を続けている俳優です。

2007年にサッポロビールの新ジャンル『ドラフトワン』のCMへ出演し、ドラフトワン公国という架空の国家を舞台に、王子役としてユニークな演技を見せました。

2位:二宮和也(嵐)

1983年生まれ、ジャニーズ事務所のアイドルグループ『嵐』のメンバーとして活動していました。現在グループは活動休止中で、ソロでは主に俳優として活躍しています。

2011年にキリンビールの発泡酒『淡麗グリーンラベル』のCMに嵐全員で出演したほか、2018年にはサッポロビールの新ジャンル『麦とホップ』のCMにも登場しました。

『麦とホップ』のCMでは女優・篠原涼子と共演し、2人でこたつに入っておでんを食べながら、ビールの注がれたグラスを掲げているシーンが印象的でした。

1位:大泉洋

1973年生まれ、演劇ユニット『TEAM NACS』のメンバーとして活動しています。ソロでは俳優に司会業、バラエティタレントとマルチな才能を発揮し活躍中です。

近年では映画『月の満ち欠け(2022年)』や、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』に出演していました。

ビールのCMには、2015年のキリンビールの発泡酒『淡麗グリーンラベル』や、2023年のサントリービール『ザ・プレミアム・モルツ』などに登場しました。

ビールと一緒にお気に入りの俳優もチェック

ビールのCMにはお酒好きな俳優が起用されやすく、いかに美味しさを伝えるかが重要です。

『ビールがのどを通る音を流してはいけない』といった規制もある中で、各社は工夫しつつ自社ビールのブランディングに精を出しています。

CMに出ているタレントが好きな俳優であれば、よりそのビールを飲みたくなってくることでしょう。

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