旬の女優インタビュー
倉島颯良(後篇)
アースミュージックアンドエコロジーや東進ハイスクール「英語4技能講座」のCMでも聡明な存在感を見せていた倉島颯良。インタビューの質問に対して彼女は、まっすぐに、ていねいに話してくれた。優等生の役から活発な役まで、幅広い役が似合う、10代の女優シーンにおいては貴重な逸材だと言える。それだけでなく、彼女のお話には表現力の豊かさを感じる。そういう部分も、彼女に次世代女優として注目したいと思う要素の1つだ。
その聡明さは、彼女が好きだという読書をはじめ、いろんなものを見て感じたことを通じて、育まれてきたものなのだろう。
PART1 自分について/読書について
本についての連載を始めさせていただいてから、読む冊数がとてつもなく増えました
――さて、後編では、素顔の倉島さんがどんな女の子なのかを中心にお話を聞きたいと思います。
「新しくクラスメートになった人とは、ちょっと人見知りをして、仲がよくなるとよくしゃべりますが、心を開くまでは時間がかかるかな、と自分では思っています。逆に、まったく知らない、お店のレジの店員さんとかには、どんどん話しかけたりします」
――面識がない人だと話せるんですね。
「道ですれ違った人とも、話したりできます(笑)」
――今、自由な時間があるときは何をしていますか?
「本についての連載を『CONTINUE』という雑誌で始めさせていただいたので、本屋、そして図書館へよく行きます。本は前から読むのが好きでしたが、連載が始まったので、自分の引き出しを増やしたいなと思って、読む冊数がとてつもなく増えました。長い物語だと忘れてしまうので、読んでいて感じたことがあったら、そのときに感想をメモしておくようになりました。それを後から見直すと、もう一度、その作品を楽しむことができます」
――どんなタイプの小説が好きですか?
「ストーリーが入り組んだ、個性的な物語が好きです。星新一さんの作品や江戸川乱歩さんの『人間椅子』のように、最後にどんでん返しがある話も好きです」
――自分で物語を作ったりは、しないんですか?
「考えたことはあるのですが、起承転結の展開を考えるのは難しくて、まだそこまでのスキルが自分にはないので、今は読む専門で行こうと思っています(笑)」
PART2 素顔の倉島颯良についてもっと知るために、いろんな質問をしてみた。
YouTubeでキジが鳴く声を聞いています
Q 自分の性格をパンにたとえると?
「塩パンです。色が白いねと言われたり、涼しい感じがするねと言われるので。あと、友達に、仲良くなるとけっこう塩対応だねと言われるので(笑)」
Q 道を歩いていて、看板のない謎のお店がありました。何のお店だと思いますか?
「宝石を売っているお店です。裏道にある隠れ家みたいなお店は、きれいな宝石やイヤリングを売っているイメージがあります」
Q 倉島さんが生まれ育った茨城県のおすすめスポット・名物を教えてください。
「自然が多くて、空気がおいしいので、東京からちょっと離れたどこかに行きたいと思った方は、ぜひ茨城に来てほしいなと思います。偕楽園がおすすめです」
Q 好きな音は?
「鳥のキジが鳴く声。茨城県には、キジがよく鳴いているので、小さい頃から耳になじんでいたのですが、東京にはあまりいないので、キジの鳴き声が恋しくなると、YouTubeで探して聞いています(笑)」
Q 庭で野菜を育てるなら、何がいいですか?
「にんじん。別ににんじんが好きなわけではないですけど、ぱっと思い浮かびました(笑)おばあちゃんがガーデニングが好きで、小さい頃に手伝っていました。カラフルな庭にしたいので、オレンジのにんじんがいいんじゃないかなって」
Q 今、架空の列車がホームに到着しました。行き先はどこだと想像しますか?
「いつか映画の舞台あいさつに出たいという1つの夢があるので、舞台あいさつのステージ行き(笑)。でも、それはあくまでも途中の駅で、終点ではないです。各駅停車の列車です。急行だと、乗り過ごしてしまいそうなので(笑)」
倉島颯良さん直筆サイン色紙を抽選で1名様にプレゼント
キャンペーン期間中、タレントパワーランキングTwitter公式アカウント「@tpr_architect」をフォローし、対象のツイートに指定のハッシュタグを付けてリツイートして頂いた中から、抽選で直筆サイン色紙を1名様にプレゼント! ご応募お待ちしております!
倉島颯良(くらしま・さら)
誕生日 2002年2月24日
出身地 茨城県
所属事務所 アミューズ
公式サイト http://artist.amuse.co.jp/artist/kurashima_sara/