ソフトバンクのCMは、シリーズものが展開されていることが特徴です。ドラえもんなど他作品とのコラボも注目され、新作には誰が出演するのかが話題になりやすくなっています。ソフトバンクCMへの出演歴がある女優を、ランキング形式でまとめました。
ソフトバンクCMの特徴
ソフトバンクのCMには、どういった特徴があるのでしょうか?有名な『白戸家』についてや、CM全般の傾向について解説していきます。
知名度が高い「白戸家」
ソフトバンクのCMといえば、ユニークな顔ぶれでおなじみの『白戸家』シリーズを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
2007年、『ホワイトプラン』という料金プランが発表されたと同時に始まった白戸家シリーズには、女優の上戸彩が出演しています。一家の娘役としての登場で、母親役が樋口可南子、兄役がダンテ・カーヴァー、そして父役が白い犬という奇想天外なメンバーです。
旬なゲストを登場させたり、時事ネタを盛り込んだりするのも特徴で、白戸家は瞬く間にお茶の間へ浸透していきました。
シリーズもの・物語調がメイン
白戸家に代表されるように、ソフトバンクのCMはシリーズものであったり、物語調でどんどん話が展開していくものであったりします。
2019年には新シリーズとして『ギガ国物語』が放送され、岡田准一や土屋太鳳らが出演したことも相まって話題となりました。
白戸家シリーズとは打って変わって、どこか荒涼感のある世界観が記憶に残りやすいCMです。
2019年は音楽を主役に添えた
2019年の春には、それまで物語性のあるシリーズもので認知されてきたCMに、『音楽』という新たな軸を加えました。
『音楽とスマホで、僕たちはもっと自由になれる。』というメッセージと共に、いきものがかりの書き下ろし楽曲が展開されたのです。
それまでは視覚へと訴えかけてきたソフトバンクのCMが、聴覚へもメッセージを響かせてきたことは斬新な手法でした。
ソフトバンクCMに出ている女優ランキングの算出方法
ソフトバンクCMに出ている女優ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
ソフトバンクCMに出ている女優ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年2月・5月に行われた調査をもとに作成しています。
ソフトバンクのCMに出演している女優ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 橋本環奈 | 40.9 | 2022年5月 |
2位 | 広瀬すず | 39.7 | 2022年5月 |
3位 | 多部未華子 | 37.1 | 2022年2月 |
4位 | 本田翼 | 35.8 | 2022年5月 |
5位 | 上戸彩 | 34.8 | 2022年5月 |
5位 | 渡辺直美 | 34.8 | 2022年5月 |
7位 | 小池栄子 | 34.0 | 2022年5月 |
8位 | 今田美桜 | 33.1 | 2022年5月 |
ソフトバンクのCMに出演している女優ランキングには、ドラマ・映画で現在活躍している人気女優が多くランクインしています。どういったCMに出ていたか、見ていきましょう。
1997年生まれ、近年注目されている人気若手女優です。2015年ごろからドラマ・映画へ出演し始め、2022年には第45回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞しています。
近年の出演作は、映画『ヲタクに恋は難しい(2020年)』や『東京リベンジャーズ(2021年)』などがあります。ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~(2022年)』では連続ドラマで初主演を務めています。
ソフトバンクのCM『CYBER SUNDAY』へも出演しており、俳優の志尊淳と共に軽快なリズムに乗せて歌を披露しました。
1980年生まれ、グラビアアイドルとして活躍後、持ち前の演技力を生かして女優業にも精を出しています。
一方で、レギュラー番組も多く抱えており、『クレイジージャーニー』『カンブリア宮殿』『あなたが主役 50ボイス』など、バラエティからドキュメンタリーまで幅広くこなすタレントです。
ソフトバンクのCM『勝手にHERO’S』にも登場しており、松本人志や寺田心らと共に学割のCM『親孝行編』で寺田心の母親役を演じました。
1987年生まれ、吉本興業所属のタレントです。お笑い芸人としての活躍はもちろん、女優業や書籍、海外での活動とマルチな才能を見せています。
海外での人気も高く、ニューヨーク・タイムズやワシントンポストに登場したほか、タイム誌の『ネット上で最も影響力のある25人』にも選ばれているほどです。
ソフトバンクのCMに出演した際は、ボビー・オロゴンや朝丘雪路、あき竹城らと共に白戸家の偽物『偽戸家』の一員を演じました。
1985年生まれ、多くのドラマ・映画へ出演している人気女優です。
主な出演作にはNHK大河ドラマ『義経(2005年)』やドラマ『半沢直樹(2013年)』、映画『テルマエ・ロマエ』シリーズや『あずみ』シリーズなどがあります。
ソフトバンクのCMには、白戸家シリーズの娘役として登場しています。共演の樋口可南子、ダンテ・カーヴァーらと共に、コミカルな家族の様子を演じて人気を博しました。
特に白戸家シリーズのCMは作品数も多く、ソフトバンクの顔といっても過言ではないでしょう。
1992年生まれ、モデルや女優として活動しつつ、バラエティ番組にも出演しているマルチなタレントです。
映画『鋼の錬金術師』シリーズや『劇場版 ラジエーションハウス(2022年)』、ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~(2020年)』『嘘から始まる恋(2021年)』といった作品へ出演しています。
ソフトバンクが親会社のブランド『LINEMO(ラインモ)』のCMに出演しており、イメージキャラクターとしてダンスをしたり、全力で走る姿を披露したりとユニークな内容です。
1989年生まれ、数々の賞を受賞している女優です。これまでにエランドール賞新人賞やブルーリボン新人賞、日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞などを獲得しています。
近年の出演作は映画『アイネクライネナハトムジーク(2019年)』『空に住む(2020年)』『流浪の月(2022年)』などです。
2016年にはソフトバンクのCMに登場し、恋人と別れた女性を演じました。「音楽の趣味だって変えるんだ」というセリフと共に、3500万曲が90日間聞き放題となるサービスを伝えています。
1998年生まれ、さまざまなドラマ・映画に引っ張りだこの人気若手女優です。2022年には、第45回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞しています。
『三井不動産』『リクナビ』『資生堂』など大手企業のCMにも多く出演しており、知名度も好感度も高いタレントです。
ソフトバンクのCMへも出ていて、お父さん役の犬と一緒にタイムマシンに乗るドラミ役を演じました。ドラえもんとのコラボCMということと、ドラミを演じるという予想外のキャスティングが話題を呼んだCMです。
1999年生まれ、ドラマ・映画はもちろん、バラエティ番組や企業のCMにも数多く出演している人気タレントです。
主な出演作には、映画『キングダム』シリーズや『かぐや様は告らせたい』シリーズ、『今日から俺は!!劇場版(2020年)』『弱虫ペダル(2020年)』などがあります。
ソフトバンクのCMに出た際は、『お父さんの隠し子では?』という謎めいた設定で登場し、松坂慶子と共演しました。
メインから脇役まで女優の名演技を確認!
ソフトバンクのCMは物語調のものが多く、シリーズ化される傾向が強いため、続編や新作が気になる人も多くいます。
そのため注目度も高く、ソフトバンクのCMへ出演する女優は、その期待に応えられるタレントであることが求められるでしょう。
確かな演技力でCM内のキャラクターを演じる女優たちの活躍から、今後も目が離せません。