芸能プロダクション『アミューズ』には、モデルやミュージシャンのほか、個性派女優も多く在籍しています。近年では、ドラマや映画でどのような女優が活躍しているのでしょうか?アミューズ所属の人気女優をランキング形式で見ていきましょう。
芸能プロダクションのアミューズとは?
アミューズとは、どのような実績があるプロダクションなのでしょうか?また、所属している女優の特徴も解説していきます。
創業43年の実績がある
アミューズは、1978年に設立された歴史ある芸能プロダクションです。東京にオフィスを構えていますが、本社は山梨県にあります。
東証一部上場の大手プロダクションで、マネジメントだけでなく、番組・映画製作も行っている会社です。
俳優や女優はもちろん、ミュージシャンやモデル、子役タレントまで幅広い人材を抱えています。例えば、福山雅治・サザンオールスターズといった大物芸能人も、アミューズ所属です。
個性が光る主演女優を輩出
アミューズの女優といえば、吉高由里子・仲里依紗らに代表されるように、個性的な役者がそろっていることでも知られています。
事務所としての育成方針も関係していると思われますが、もちろん女優自身の資質もあるでしょう。
吉高由里子・・仲里依紗の後の世代といえば、三吉彩花・松井愛莉らが該当し、さらにその後の世代になると清原果耶が挙がってきます。
アミューズの人気女優ランキングの算出方法
アミューズの人気女優のランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
アミューズの人気女優ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出、こちらのデータからランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2020年~2022年に行われた調査をもとに作成しています。
アミューズ所属の人気女優ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 吉高由里子 | 37.3 | 2022年2月 |
2位 | 深津 絵里 | 29.9 | 2020年5月 |
3位 | 仲里依紗 | 29.7 | 2022年2月 |
4位 | 清原果耶 | 24.9 | 2022年2月 |
5位 | ホラン千秋 | 24.2 | 2021年11月 |
6位 | 板谷由夏 | 14.9 | 2021年11月 |
7位 | 堀田 真由 | 14.0 | 2022年2月 |
アミューズ所属の人気女優ランキングには、ドラマや映画に引っ張りだこの女優から、今後が期待される女優まで幅広くランクインしています。個別に詳しく見ていきましょう。
1998年生まれで、『アミューズオーディションフェス2014』でWOWOW ドラマ賞を受賞し、芸能界に入りました。
2017年にはNHK連続テレビ小説『わろてんか』に出演し、注目を集めました。
その後、ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(2019年)』や、映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年)』などの話題作に多数出演し、映画『プリズン13(2019年)』、ドラマ『サロガシー(2021年)』では主演を務めています。
1975年生まれで、1999年に映画『avec mon mari』への出演で女優としてデビューしました。このとき、第21回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を獲得しています。
さらに、『運命じゃない人(2005年)』で第60回毎日映画コンクール女優助演賞、『サッド ヴァケイション(2007年)』では第22回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞するなど、立派な経歴を持つ女優です。
ほかにも、報道番組『NEWS ZERO』でキャスターを務めたり、自身のファッションブランド『SINME』のディレクターを務めたりと、マルチな活躍を見せる人物でもあります。
1988年生まれ、アイルランド人と日本人のハーフで、5歳の頃からモデル活動をしていました。女優としては、ドラマ『メイちゃんの執事』や映画『黒執事』に出演した経験があります。
新聞で連載を持っていたり、情報番組『Nスタ』でキャスターを務めていたりと、聡明さを生かした活動も精力的に行っているタレントです。
また、クラシエの『肌美精』や、GSKの『シュミテクト』といった企業広告にも多く登場しており、好感度の高さがうかがえます。
2002年生まれで、『アミューズオーディションフェス2014』にてグランプリを受賞したことにより、芸能界での活動を始めました。
NHK連続テレビ小説『あさが来た(2015年)』に出演して女優デビューすると、多くのドラマや映画へ登場するようになります。
主な出演作は、ドラマ『透明なゆりかご(2018年)』や映画『デイアンドナイト(2019年)』『花束みたいな恋をした(2021年)』などです。
2021年には、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のヒロインにも選ばれています。
1989年生まれで、ファッション誌でモデルも務めている女優です。アニメ『時をかける少女(2006年)』で、ヒロイン役の声を務めて話題となりました。
ドラマ『ハチワンダイバー』や『あなたのことはそれほど(2017年)』、『ホリデイラブ(2018年)』などの話題作に多数出演している人気女優です。
また、自身のYouTubeチャンネルを持っており、妹との温泉入浴シーンを公開するなど、出演作品以外でも話題を集めている芸能人です。
1973年生まれで、13歳で芸能界入りし1988年に映画『1999年の夏休み』で女優デビューを果たしました。
その後、1989年に映画『満月のくちづけ』でローマ国際ファンタスティック映画祭最優秀主演女優賞、1996年に映画『(ハル)』で第18回ヨコハマ映画祭主演女優賞など、様々な賞を獲得しました。
2022年には、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のヒロインも務めました。
1988年生まれで、スカウトをきっかけに芸能界に入りました。映画『紀子の食卓(2006年)』で女優デビューを果たすと、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を獲得します。
さらに、映画『蛇にピアス(2008年)』では主演を務め、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞、第51回ブルーリボン賞新人賞を受賞し、一躍人気女優となりました。
その後も、NHK連続テレビ小説『花子とアン』、ドラマ『東京タラレバ娘(2017年)』といった人気作で主演し、幅広い層から支持されています。
人気女優をチェックしてエンタメを楽しもう
アミューズの女優は個性的なタレントが多く、独特の雰囲気をまとっていることが、その人気にもつながっています。
日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの有名な賞を受賞している女優が多数おり、雰囲気だけでなく実力も折り紙付きです。
また、ランキングを見るとベテランから若手まで層が厚いことも分かります。今後、新たに出てくるアミューズの女優にも注目していきましょう。