旬の女優インタビュー
宮野陽名(後篇)
公開中の映画『犬鳴村』で謎の少女・籠井摩耶を演じて注目を集めている宮野陽名は、現在16歳。2014年に雑誌『キラピチ』の専属モデルオーディションでグランプリに輝いて、芸能界入り。2017年にはヤマザキビスケット「ノアール」のCMに出演して話題を集め、大ヒット映画のスピンオフドラマとしてオンエアされた『帝一の國~学生街の喫茶店~』(フジ系)、古田新太主演の連ドラ『俺のスカート、どこ行った?』(日テレ系)、日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた映画『新聞記者』にも出演した。インタビュー後篇では、彼女の素顔に迫る。
PART1 自分について
学校の友達には「お母さんみたい」と言われます
──このお仕事に関心を持つようになったきっかけは、何だったのですか?
鹿児島にいた頃に、姉が地元でモデルのレッスンを受けていたことがあって、それをお母さんと見学して、ウォーキングする姿を見て、普段の姉とは全然違っていて、「かっこいいな」と思って。それからモデルのお仕事に興味を持つようになりました。事務所に入ったばかりのころはモデルになりたいと思っていましたが、事務所の先輩の撮影現場を見学させていただいているうちに、自分も演技がやりたいなって。
──以前、雑誌インタビューで、「素朴な女の子の役は得意だと思います」と言っていましたよね。
はい、覚えています。鹿児島県出身なので、地方で育った女の子を自然に演じられるかなと。まだそういうタイプの役を演じたことがないので、やってみたいです。江戸時代とか、昭和とか、昔の時代のお話も、演じてみたいです。
──普段はどういう女の子なのですか?
学校の友達には、「お母さんみたい」と言われて、冗談で「ママ」と呼ばれるようになりました。いろんな人の話を聞くのが好きなので、そういうところから呼ばれるようになったのかもしれません。
──お家では何をして過ごしていますか?
姉と料理を作ったりしてます。先日は、れんこんのはさみ揚げや豆腐ハンバーグを作りました。本当は、私は家族とトランプがしたいんですけど、姉は面倒くさがって、なかなかしてくれない(笑)。
──これからの目標は?
女優としては、映像の作品のお仕事をもっとたくさんしたい。いろんな役を演じたいです。モデルとしては、ランウェイを歩くのも好きなので、もっといろんな洋服を着て、自分が好きなものをみつけていきたいです。
PART2 宮野陽名さんについてさらに深く知るために、いろんな質問をしました
タイムカプセルに『Seventeen』を入れたいです
Q 自分の性格を楽器にたとえると?
トロンボーン。昔、自分がやっていたというのもありますが、スライドが長くて、背が高い私と似てるので。
Q 言葉をしゃべる犬がいたら、何を聞いてみたいですか?
実家でクッキーという名前の犬を飼っているので、私のことをどう思っているのか、聞いてみたいです。クッキーには、割となめられてます(笑)。
Q お部屋では、BGMにどんな音楽を流すことが多いですか?
最近は尾崎豊さんの曲をよく聞いてます。小学生のときに『15の夜』を聞いて衝撃を受けたことを思い出して、最近また聞くようになって。
Q タイムカプセルに自分に関する物を入れて埋めるとしたら?
自分が載っている『Seventeen』を入れます。
Q ここに見慣れないドアがあるとしたら、どこにつながっていると思いますか?
地元の鹿児島。
Q その鹿児島を東京の友達に案内するしたら、どこに行きますか?
桜島に行くフェリーは、絶対に乗ってほしい。その船内のうどんがおいしくて、私も小さい頃によく食べてました。
Q 春を色であらわすと?
薄いピンク。桜の花のイメージが強いので、そう思いました。
宮野陽名(みやの・ひな)
誕生日 2003年8月29日
出身地 鹿児島県
所属事務所 トップコート
公式サイト https://www.topcoat.co.jp/artist/miyano-hina/
公式ブログ https://ameblo.jp/miyano-hina/