ランキング

「タレントパワーランキング」2025年2月度調査(第1四半期)の総合トップ10を発表!

タレントパワーランキング総合トップ10の調査方法

タレントパワーランキング総合トップ10は、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』のデータからランキングが作成されています。

パワースコアとは、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)の調査結果から算出した値です。今回のランキングは、2025年2月度に行われた調査をもとにしました。

サンドウィッチマンが2年ぶりの1位返り咲き

総合1位は、お笑いコンビのサンドウィッチマンです。1位は2年ぶりとなります。レギュラー番組に加えて、2月1日放送の『ビッグオセロ』(フジ系)にかまいたちとリーダーとして出演、2月7日放送の『日本全国!愛すべき逆お国自慢GP』(フジ系)ではダイアンとMCを務め、特番でも活躍が目立っていました。個人としては伊達みきおが7位、富澤たけしが8位にランクインしています。

前回まで2023年5月以来7期連続1位だったMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、今季は2位でした。ポストシーズンに入ってから調査が実施されたため、シーズン中と比べるとやや話題が少ないことが1位維持とならなかった要因として考えられます。3月には日本開催となった対シカゴ・カブスのMLB開幕戦に出場して、大きな話題になりました。2025年のシーズンが始まって、次回の順位がどうなるか注目されます。

3位は前回と同じくマツコ・デラックス。明石家さんまとともにMCを務める冠番組『週刊さんまとマツコ』(TBS系)のゴールデン2時間スペシャルが1月23日に放送されました。

4位は同スコアで、主演俳優としておなじみの阿部寛と大泉洋のふたりがランクイン。前回10位から順位を上げた阿部寛は2月7日公開の映画『ショウタイムセブン』で主演して注目されました。4月13日にスタートするTBS系日曜劇場『キャスター』でも主演します。前回9位から上昇した大泉洋は1月公開の映画『室町無頼』で主演しました。

女性1位は大河ドラマの語りで活躍する綾瀬はるか

6位は綾瀬はるか。前回に続き、女性タレントでは1位です。1月にスタートしたNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で九郎助稲荷役として語りを担当するだけでなく、第1話の冒頭から出演もするという演出が大きな話題を集めました。

前回は綾瀬はるかと同スコアで5位(女性1位タイ)だった新垣結衣が9位にランクインしました。アサヒ「十六茶」の新CMが2月から放送されています。

10位は、前回8位の長澤まさみ。4月10日から東京・THEATER MILANO-Zaなどで上演される舞台『おどる夫婦』で森山未來とW主演。6月には主演映画『ドールハウス』が公開されます。

11位以下では、永野芽郁が前回37位から12位に上昇。大泉洋と共演する5月公開の映画『かくかくしかじか』のPRが本格化して注目を集め、女優部門上昇率1位でした。1月~3月に放送されたドラマ『御上先生』(TBS系)主演の松坂桃李は70位から52位に大きく順位を上げています。

男優上昇率1位はTravis Japanの人気メンバー

男優部門の上昇率1位は、Travis Japanの松田元太です。4月スタートのドラマ『人事の人見』(フジ系)で主演することが発表され、注目度が上昇しました。

若手女優では、ドラマ『御上先生』で東雲温役を好演して注目された上坂樹里がスコアを急上昇させて、10代で上昇率トップ、女優部門でも上昇率2位に入っています。

歌手・ミュージシャン部門の上昇率1位は7人組アイドルグループ、FRUITS ZIPPER。明治のバレンタインCMに起用されたほか、2月に放送された『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)などに出演して知名度が上昇。3月度の『オールナイトニッポン0』(ニッポン放送)パーソナリティも担当しました。

文/高倉文紀

評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などのメディアで俳優・アイドルなどの取材や分析を展開するほか、テレビ番組・雑誌・ネットニュースにコメントを提供。

◇noteクリエイターズページ
https://note.com/tokyodiorama

前ページに戻る
1 2