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「タレントパワーランキング」2023年8月度調査(第3四半期)の総合トップ10を発表!

「タレントパワーランキング」総合TOP10!!
【2023年8月度 / パワースコア / 1~10位】

最新のタレントパワーランキング総合TOP10は上のようになりました。

詳細は下の通りです。

ランキングの詳細

順位 前回順位 タレント名 パワースコア
1位 1位 大谷翔平 45.7
2位 2位 綾瀬はるか 42.8
3位 3位 サンドウィッチマン 41.8
4位 12位 阿部寛 38.2
5位 5位 伊達みきお(サンドウィッチマン) 37.9
6位 13位 大泉洋 37.2
6位 6位 マツコ・デラックス 37.2
8位 4位 新垣結衣 36.5
9位 24位 バナナマン 35.5
10位 21位 松本人志(ダウンタウン) 35.0

タレントパワーランキング総合トップ10の調査方法

タレントパワーランキング総合トップ10は、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』のデータからランキングが作成されています。

パワースコアとは、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)の調査結果から算出した値です。今回のランキングは、2023年8月度に行われた調査をもとに作成しています。

大谷翔平が前回に続き1位

総合1位に輝いたのはロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。6月・7月に2か月連続でMLBのプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選ばれるなど好調が続き、前回調査(5月度)に続く連続の1位です。9月4日、フリー打撃中に右脇腹を痛め、シーズン終盤の25試合を欠場。9月19日に右肘の手術を行い、成功しました。

2位も前回と同じく、綾瀬はるか。アクションシーンが注目を集めた主演映画『リボルバー・リリー』が8月11日に公開されました。2024年1月2日にスペシャルドラマ『義母と娘のブルースFINAL』(TBS系)が放送されることも発表されました。

3位のサンドウィッチマンも、前回と同じです。新しいレギュラー番組のスタートなどの大きな変化はありませんでしたが、安定した人気を得ています。8月21日放送の『10万円でできるかな』(テレ朝系)では、同月いっぱいでグループを卒業した北山宏光を含めたKis-My-Ft2のメンバーたちと最後の9人旅をして話題になりました。個人では伊達みきおが5位(前回と同じ)、富澤たけしが14位(前回10位)にランクインしています。

『VIVANT』出演の阿部寛がベスト5入り

ミステリアスな仕掛けがネット上でも大きな注目を集め、最終回の平均世帯視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録したドラマ『VIVANT』(TBS系)に警視庁公安部外事課の捜査官役で出演した阿部寛が前回12位から4位に大きく順位を上げしました。このドラマで主演した堺雅人も69位から40位に上昇しています。

6位は前回13位の大泉洋。山田洋次監督の映画『こんにちは、母さん』の9月公開に関連してテレビ出演の機会が増え、持ち味であるユニークな発言が注目を集めました。マツコ・デラックスも同ポイントで6位。2015年から放送されてきた冠番組の1つ『マツコ会議』(日テレ系)が9月末で終了ました。

前回4位だった新垣結衣は、7月期の連ドラ出演や出演映画公開がなかったこともあって、8位にランクダウン。11月公開の稲垣吾郎主演映画『正欲』に出演しています。

バナナマンが前回24位から大きく上昇して9位にランクインしました。個人でも日村勇紀が51位から26位、設楽統が67位から35位にともにランクアップしています。冠番組『バナナマンのせっかくグルメ』(TBS系)の視聴率が好調で、『VIVANT』で話題を集めた富栄ドラムがゲスト出演した9月17日放送分は、TBS系のバラエティ番組(ビデオリサーチ調べ週間視聴率「その他娯楽番組」)の中で平均個人視聴率1位となる6.2%をマークしました(世帯視聴率は9.4%。TBS系バラエティでこの週の世帯視聴率トップは『プレバト!』)。

ダウンタウンの松本人志が前回21位から10位に上昇。誕生日前夜の9月7日には『ダウンタウンDX』(読売・日テレ系)が「松本人志 祝還暦SP」として放送されました。相方の浜田雅功も30位から28位に順位を上げています。

そのほか、スタジオジブリ最新映画『君たちはどう生きるか』(7月14日公開)に主題歌『地球儀』を書き下ろした米津玄師が前回30位から11位に上昇。また、自身初の音楽冠特番のMCを務めた『有吉ミュージックフェス』(テレ東系)が7月6日に放送された有吉弘行が55位から21位に大きく順位を上げました。

若手女優では、9月末まで放送されたNHK朝ドラ『らんまん』でヒロインを演じた浜辺美波が40位から29位に上昇を見せています。

中川大輔・新しい学校のリーダーズ・遠藤さくら・やす子が急上昇

若手男優で急上昇を見せたのは、中川大輔です。7月期のドラマ『この素晴らしき世界』(フジ系)で若村麻由美が演じた主人公の一人息子を演じて注目を集め、男優・男性タレント部門上昇率1位でした。10月18日スタートのドラマ『コタツがない家』(日テレ系)にも出演します。上昇率2位はドラマ『ばらかもん』(フジ系)に出演した綱啓永、3位は『真夏のシンデレラ』(フジ系)に出演した萩原利久でした。

女優・女性タレント部門の上昇率1位は、7月期ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日テレ系)で主演した松岡茉優。秋は10月19日放送開始予定の菅野美穂主演ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレ朝系)に出演します。

2位は、auのCMに起用されて知名度がアップして前回も上昇率2位にランクインしていた、あの。8月からブックオフのイメージキャラクターに起用されました。12月には1stアルバム『猫猫吐吐』をリリースします。3位は7月期ドラマ『CODE-願いの代償-』(読売・日テレ系)に出演した堀田真由。10月クールの『たとえあなたを忘れても』で連ドラに初主演します。

歌手・ミュージシャン部門の上昇率1位は、女性4人組ダンスボーカルユニット、新しい学校のリーダーズ。2020年に発表した楽曲『オトナブルー』のダンスがTikTokで人気を集め、9月からサントリー「クラフトボス ソイラテ」のCMにも出演しています。2位は、乃木坂46の遠藤さくら。最近は女優としての活躍も目立っており、連続テレビ小説『らんまん』で浜辺美波の娘役を演じました。FODで配信された主演ドラマ『トラックガール』が10月11日からフジテレビ地上波でも放送されます。

お笑いタレント部門で上昇率1位だっったのは、元自衛官のピン芸人、やす子。テレビ出演が増えて注目度が高まり、全タレントの中で上昇率1位の伸びを見せました。

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文/高倉文紀

評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などのメディアで女優・女性アイドル・男性俳優の取材や分析を展開。
https://note.com/tokyodiorama

 

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