ジブリ作品の魅力を再確認
ジブリ作品がこれほどまでに広く愛されるのは、一体どういった理由からなのでしょうか?まずは、ジブリ作品の主な魅力からチェックしていきましょう。
個性豊かな登場人物
アニメ映画というと、子ども向けの勧善懲悪といったイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、ジブリ映画はその範疇に収まりません。その大きな理由として挙げられるのが、個性豊かな登場人物の存在です。
ジブリ映画に登場する人物たちは、善人・悪人で割り切れない複雑さを秘めています。その奥行きのリアリティこそ、ジブリ映画が一般的なアニメ映画と一線を画す大きな理由となっているのです。
生き生きとした登場人物に感情移入しながら、独自の世界観に没頭できるのがジブリ映画といえます。
世界観を映し出す映像と音楽
ジブリ映画の大きな魅力の一つに、作品ごとに徹底して作り込まれた世界観があります。
作品の世界観を反映した景色や建造物、キャラクターの造形を、同じく世界観を踏まえた音楽が引き立てるジブリ作品は、国境を越えて多くの人の心をつかんで離しません。
映画を観てから何年たったとしても、ふと物語を思い出すたびに、映画を彩った細やかな映像や音楽が一緒に思い起こされるのがジブリ映画なのです。
観る人を選ばない深いテーマ
ジブリ作品は、『環境破壊』『自然との共存』『人間の本質』など、その一つ一つに深いテーマが隠されているとされています。
強いメッセージ性を持つジブリ作品ですが、一方で決して押し付けがましくはありません。物語を楽しむ中で自然と伝わるメッセージはいずれも普遍的なもので、だからこそ観る人を選ばず、世界中の人の心を打つのです。
一つの作品を観るたびに新しい価値観に触れ、心が豊かになっていくのがジブリ作品の魅力といえます。
ジブリ作品に出演した芸能人ランキングの算出方法
ジブリ作品に出演した芸能人の人気ランキングは、株式会社アーキテクトによって行われた調査をもとに作成しています。以下、ランキングの詳しい算出方法を解説します。
当社独自の集計方式で算出
ジブリ作品に出演した芸能人の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが定期的に実施している業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとに算出したパワースコアから構成しています。
パワースコアとは、調査結果に対し、各タレントの認知度(顔や名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせて求めた値です。
今回のランキングは、2023年2〜5月度に行われた調査をもとに作成しています。
ジブリ作品に出演した芸能人ランキング【男性】
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査期間 |
1位 | 大泉洋 | 36.2 | 2023年5月 |
2位 | 神木隆之介 | 34.4 | 2023年5月 |
3位 | 菅田将暉 | 31.8 | 2023年5月 |
4位 | 木村拓哉 | 30.3 | 2023年5月 |
5位 | 所ジョージ | 29.3 | 2023年2月 |
6位 | 岡田准一 | 29.2 | 2023年5月 |
ジブリ作品に出演した芸能人ランキング【男性】は、ドラマやバラエティで活躍する人気芸能人が名を連ねる結果となりました。以下、それぞれの経歴や主な出演作品を紹介します。
1980年11月18日生まれのB型、大阪府出身の俳優・アイドルです。ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ『V6(※2021年11月1日解散)』の一員として1995年にCDデビューすると、人気の高まりとともに俳優業やバラエティへと活躍の場を広げました。
主な出演作品には、ドラマ『木更津キャッツアイ(2002年)』『タイガー&ドラゴン(2005年)』やNHK大河ドラマ『どうする家康(2023年)』、映画『永遠の0(2013年)』などがあります。
ジブリ作品では、『ゲド戦記(2006年)』にて主人公の王子・アレン役を、また『コクリコ坂から(2011年)』では準主人公の高校生・風間俊役を演じました。
1977年にシングル『ギャンブル狂騒曲/組曲 冬の情景』でデビューした、タレント・シンガーソングライターです。デビュー後、巧みな話術が注目され、タレントとして知名度を高めました。
ユーモラスで飄々とした人柄がお茶の間でも人気を博し、数々のバラエティ番組で活躍しています。テレビ番組で司会を担当することが多く、『世界まる見え!テレビ特捜部』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』などの長寿番組の顔を担っています。
ジブリ映画では、『崖の上のポニョ(2008年)』で、ポニョの父・フジモト役を演じました。
1972年11月13日生まれのO型、東京都出身の俳優・アイドルです。ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ『SMAP(※2016年12月31日解散)』のメンバーとして1991年にCDデビューすると、たちまち多くのファンを獲得し、誰もが知る国民的アイドルとなりました。
俳優としても活躍し、出演したドラマの多くが社会現象となっています。主な出演作品には、ドラマ『あすなろ白書(1993年)』『ロングバケーション(1996年)』、映画『マスカレード・ホテル(2019年)』などがあります。
ジブリ映画では、『ハウルの動く城(2004年)』で魔法使い・ハウル役を演じました。
1993年2月21日生まれのA型、大阪府出身の俳優・アーティストです。仮面ライダーWでデビュー後、数々の作品で存在感を魅せ、その演技力の高さからカメレオン俳優と呼ばれています。
俳優だけでなくアーティストとしても活躍し、2019年には第61回日本レコード大賞「特別賞」を受賞、同年にNHK紅白歌合戦の出場も果たすなど、アーティストとしても評価をされています。
ジブリ作品では、作品の内容やキャスト、スタッフの情報なども明かさず、一切のプロモーションを行わないまま劇場公開を迎えた映画『君たちはどう生きるか』で、ポスタービジュアルにもなっている青サギ・サギ男役を演じました。
1993年5月19日生まれ、埼玉県出身です。子役としてキャリアをスタートさせると、安定した演技力が評価され、多くの作品でメインキャストを担う人気俳優となりました。
受賞歴も多く、映画『妖怪大戦争(2005年)』では第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を、ドラマ『刑事ゆがみ(2017年)』で第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞助演男優賞を受賞しています。
ジブリ映画では、『千と千尋の神隠し』で坊役を、『ハウルの動く城(2004年)』でマルクル役を、また『借りぐらしのアリエッティ(2010年)』では翔役を演じました。
1973年4月3日生まれのB型、北海道出身の俳優・タレントです。演劇ユニット『TEAM NACS』のメンバーとして地元北海道で名を馳せると、バラエティ番組『水曜どうでしょう』で全国的な知名度を高めました。
バラエティだけでなく俳優としても活躍し、多くの人気作に参加しています。主な出演作品は、ドラマ『救命病棟24時(2005年)』やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』、映画『探偵はBARにいる』シリーズなどです。
ジブリ映画では、『猫の恩返し(2002年)』での国語の教師役をはじめ、多数の作品に出演しています。
ジブリ作品に出演した芸能人ランキング【女性】
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査期間 |
1位 | 長澤まさみ | 38.0 | 2023年5月 |
2位 | 有村架純 | 35.2 | 2023年5月 |
3位 | 天海祐希 | 33.1 | 2023年5月 |
4位 | 松嶋菜々子 | 30.3 | 2023年5月 |
5位 | 滝沢カレン | 29.4 | 2023年5月 |
6位 | あいみょん | 29.2 | 2023年5月 |
ジブリ作品に出演した芸能人ランキング【女性】も、男性のランキングと同様に、今をときめく人気芸能人が名を連ねる結果となりました。それぞれの経歴や出演作をチェックしていきましょう。
1995年生まれ、兵庫県出身のシンガーソングライターです。
2015年にタワーレコード限定シングル『貴方解剖純愛歌~死ね~』でインディーズデビューし、センセーショナルな世界観がSNSを中心に話題を集め、オリコンインディーズチャートTOP10入りを果たしました。
2019年に『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の主題歌を担当し、以降もドラマ『私の家政夫ナギサさん』や『コントが始まる』、NHK連続テレビ小説『らんまん』など、数々の作品で主題歌を担当しています。
ジブリ作品では、最新作『君たちはどう生きるか』で、主人公が異世界で出会う少女・ヒミ役を演じています。
1992年5月13日生まれのAB型、東京都出身のモデル・タレントです。
雑誌『Seventeen』(集英社)の『ミスセブンティーン2008』でグランプリに輝き、同誌の専属モデルとして活動をスタートしました。
2015年にバラエティ番組『踊る!さんま御殿』に出演した際、日本生まれ日本育ちでありながら、独特な日本語を話す個性的なキャラクターがネット上で話題となり、一躍人気タレントとなりました。
ジブリ映画では、話題の最新作『君たちはどう生きるか』で白く可愛いキャラクター・ワラワラ役を演じています。
1973年10月13日生まれのA型、神奈川県出身の女優です。モデルとして活躍後、女優へ転身しました。
美貌と安定した演技力で人気を博し、出演作品は軒並みヒットを飛ばしています。2001年には、俳優・反町隆史と結婚して話題になりました。
主な出演作品には、ドラマ『GTO(1998年)』『やまとなでしこ(2000年)』『家政婦のミタ(2011年)』や、映画『リング』シリーズなどがあります。
ジブリ映画では『思い出のマーニー(2014年)』にて、主人公である杏奈の養母・頼子役を演じました。
1967年8月8日生まれ、東京都出身の女優です。1987年に第73期生として宝塚歌劇団へ入団すると、25歳にして月組トップスターに就任しました。
1995年の退団を機に女優活動を本格的にスタートさせ、以降多くの作品で存在感を放っています。
主な出演作品には、ドラマ『女王の教室(2005年)』や『BOSS』シリーズ、映画『最高の人生の見つけ方(2019年)』『老後の資金がありません!(2021年)』などがあります。
ジブリ映画では『崖の上のポニョ』で、主人公であるポニョの母親・グランマンマーレ役を演じました。
1993年2月13日生まれのB型、兵庫県出身の女優です。2010年にドラマ『ハガネの女』でデビュー後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん(2013年)』で人気を集めました。
主な出演作品には、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞を受賞した『映画 ビリギャル(2015年)』や、NHK大河ドラマ『どうする家康(2023年)』などがあります。
ジブリ作品では、『思い出のマーニー(2014年)』でヒロインの1人・マーニー役を演じました。
1987年6月3日生まれのA型、静岡県出身の女優です。2000年に第5回東宝シンデレラオーディションでグランプリを獲得すると、初主演を飾った映画『ロボコン(2003年)』で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その演技力を広く知らしめました。
主な出演作品には、ドラマ『ラスト・フレンズ(2008年)』『コンフィデンスマンJP(2018年)』や、映画『世界の中心で、愛をさけぶ(2004年)』『キングダム』シリーズなどがあります。
ジブリ作品では、『コクリコ坂から(2011年)』で主人公・松崎海役を演じました。
ジブリ作品で声の演技にも注目を
独自の世界観で幅広いファンを持つジブリ作品の魅力は、キャラクターに命を吹き込む声優の存在感と切っても切れない関係にあるといえます。声優の演技に注目することで、お気に入りの作品をより深く理解できるかもしれません。
好きなキャラクターを演じる芸能人の出演作をチェックするなど、新しい作品の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。