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紅白歌合戦の歴代司会者は?司会者の役割と人気ランキングをチェック

NHK紅白歌合戦における司会者の役割

NHK紅白歌合戦の司会者について、その重要度は知りつつも、具体的な役割は分からないという人も多いのではないでしょうか?

まずは、NHK紅白歌合戦における司会者の役割について整理していきましょう。

番組の進行を管理する

NHK紅白歌合戦で司会者が担う役割として、多くを占めるのが番組の進行管理です。番組の放送時間に合わせ、出演者やエピソードの紹介、曲の案内を行います。

現在、NHK紅白歌合戦の司会者は、紅組・白組を分けることなく同じ『司会』として進行管理をしつつ、両組を等しく応援する役割を担っています。しかし、かつての紅白では、紅組・白組に担当の司会を1人ずつと、総合司会が置かれていました。

現在の形になったのは第72回(2021年)と、ごく最近のことです。

各司会者の個性も重要

視聴者の年齢層が幅広く、放送時間も長いNHK紅白歌合戦では、司会者の個性も重要です。

特定の世代にのみ知名度が高い人を選んだ場合、それ以外の世代の支持を得られません。とはいえ、どんなに幅広い層での知名度があったとしても、トークスキルや判断能力に欠ける場合、生放送かつNHK紅白歌合戦という大舞台の司会を担うには力不足です。

近年の傾向として、NHK紅白歌合戦の司会は有名芸能人、とりわけNHK連続テレビ小説やNHK大河ドラマなどで中心的な役割を担い、話題を集めた人物が多く選ばれています。知名度や好感度という点で、ぴったりの人選といえるでしょう。

ラジオや副音声での司会者も

あまり知られていませんが、NHK紅白歌合戦はもともと正月のラジオ番組として始まった歴史を持ちます。

当時のNHK紅白歌合戦も、現在と同じく紅組・白組で分かれていましたが、出演者などは事前に発表されない『Xアワー』として放送されていました。現在も、テレビ放送と平行してラジオでの放送が行われています。

また、テレビ放送の裏側では、本放送で伝えきれない現場の情報を届ける副音声(紅白ウラトークチャンネル)での実況トークが放送されているのも特徴です。

ラジオ放送・副音声それぞれに司会者が放送を担い、NHK紅白歌合戦の楽しみ方の選択肢を広げています。

【男女別】歴代紅白司会者の人気ランキング算出方法

【男女別】歴代紅白司会者の人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が独自に実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに構成しています。以下、ランキングの詳しい調査方法について紹介します。

当社独自の集計方式で算出

【男女別】歴代紅白司会者の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』から算出したパワースコアをもとに構成しています。

パワースコアとは、調査結果に対してタレントの認知度(顔や名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせて求めた値です。

今回のランキングは、2013年までの歴代司会者について、2023年11月度に行われた調査をもとに男女別で作成しています。

歴代紅白司会者の人気ランキング【男性】

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 大泉洋 44.0 2023年11月
2位 内村光良 37.2 2023年11月
3位 二宮和也
(嵐)
35.4 2023年11月
4位 有吉弘行 34.8 2023年11月
5位 相葉雅紀
(嵐)
33.2 2023年11月
6位 櫻井翔
(嵐)
32.8 2023年11月

歴代紅白司会者の人気ランキング【男性】は、誰もが知る人気タレントが並ぶ結果となりました。以下、それぞれの主な経歴や出演作などを見ていきましょう。

6位:櫻井翔(嵐)

1982年1月25日生まれのA型、東京都出身の歌手・俳優・タレントです。国民的人気アイドルグループ『嵐』のメンバーとして知られています。

1999年に『A・RA・SHI』でCDデビューして以降、俳優やバラエティ・ニュース番組のキャスターを務めるなど、マルチな才能を発揮する人物です。

主な出演作には、映画『ラプラスの魔女(2018年)』、テレビドラマ『大病院占拠(2023年)』などがあります。

NHK紅白歌合戦では、第61回(2010年)~第65回(2014年)の5年にわたり嵐としてグループで司会を、第69回(2018年)・第70回(2019年)には個人で司会を務めました。

また、第73回(2022年)では特別枠のスペシャルナビゲーターとして、司会とともに番組の進行を務めたことがあります。

5位:相葉雅紀(嵐)

1982年12月24日生まれのAB型、千葉県出身の歌手・俳優・タレントで、アイドルグループ『嵐』のメンバーとして活躍する人物です。

1999年に『A・RA・SHI』でCDデビューすると、たちまち人気を集め、グループ活動のほか、個人としても俳優やバラエティ番組などへ活躍の場を広げています。

主な出演作には、映画『“それ”がいる森(2022年)』、テレビドラマ『今日からヒットマン(2023年)』などがあります。

NHK紅白歌合戦では、第61回(2010年)~第65回(2014年)の5年にわたり嵐としてグループで司会を、第67回(2016年)には個人で司会を務めました。

4位:有吉弘行

1974年5月31日生まれのA型、広島県出身のお笑いタレントです。

1996年、日本テレビのバラエティ番組『進め!電波少年』で、お笑いコンビ『猿岩石』として挑戦したヒッチハイク企画でブレイクしました。

以降、不遇な時期を経て再ブレイクすると、押しも押されもせぬ人気タレントとして、その地位を確固たるものとしています。

2021年には、番組での共演歴があるフリーアナウンサーの夏目三久との結婚が話題となりました。

NHK紅白歌合戦では、第74回(2023年)にて司会を務めています。

3位:二宮和也(嵐)

1983年6月17日生まれのA型、東京都出身の歌手・俳優・タレントで、人気アイドルグループ『嵐』のメンバーです。

演技力の高さに定評があり、多くの主演作を含む、テレビドラマ・映画・舞台などの作品に参加しています。

主な出演作には、テレビドラマ『ブラックペアン(2018年)』『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~(2023年)』、映画『ラーゲリより愛を込めて(2022年)』『アナログ(2023年)』などがあります。

NHK紅白歌合戦では、第61回(2010年)~第65回(2014年)の5年にわたり嵐としてグループで司会を、第68回(2017年)には個人で司会を務めました。

2位:内村光良(ウッチャンナンチャン)

1964年7月22日生まれのAB型、熊本県出身のお笑いタレント・俳優・映画監督です。

横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)の同期生として出会った南原清隆と、お笑いコンビ『ウッチャンナンチャン』を結成してデビューすると、お笑いブームを生み出して一躍時代の寵児(ちょうじ)となりました。

数多くのレギュラーを抱えて活躍する傍ら、1992年には映画『七人のおたく』で初主演を果たしています。

NHK紅白歌合戦では、テレビでの豊富な司会経験を生かし、第68回(2017年)から第71回(2020年)まで4年連続で総合司会を務めるという快挙を成し遂げました。

1位:大泉洋

1973年4月3日生まれのB型、北海道出身の俳優・タレントで、演劇ユニット『TEAM NACS』のメンバーとしても知られる人物です。

大学在学中に芸能活動を始めると、地元北海道のバラエティ番組『水曜どうでしょう』でブレイクし、その名を全国区にしました。

バラエティに加え、俳優としての活動も目覚ましく、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人(2022年)』や映画『月の満ち欠け(2022年)』など、多くの出演作があります。

NHK紅白歌合戦では、第71回(2020年)・第72回(2021年)・第73回(2022年)の3年連続で司会を務めました。

歴代紅白司会者の人気ランキング【女性】

順位 タレント名 パワースコア 調査時期
1位 綾瀬はるか 43.5 2023年11月
2位 広瀬すず 40.1 2023年11月
3位 橋本環奈 39.6 2023年11月
4位 有村架純 36.9 2023年11月
5位 川口春奈 35.1 2023年11月
6位 浜辺美波 34.7 2023年11月

歴代紅白司会者の人気ランキング【女性】は、NHK連続テレビ小説やNHK大河ドラマでの演技が話題になった人物が、多く見られる結果となりました。以下、それぞれの経歴や出演作を紹介します。

6位:浜辺美波

2000年8月29日生まれのB型、石川県出身の女優です。

2011年、『第7回東宝シンデレラオーディション』でニュージェネレーション賞を受賞したのをきっかけに、芸能界入りしました。

2017年の主演映画『君の膵臓をたべたい』では、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の賞を受賞しています。

以降も着々とキャリアを重ね、近年ではテレビドラマ『ドクターホワイト(2022年)』、映画『サイレントラブ(2024年)』などに出演しています。

2023年のNHK連続テレビ小説『らんまん』ではヒロインを務め、同年の第74回NHK紅白歌合戦にて司会に抜擢されました。

浜辺美波の2021年の目標は「等身大でいること」!旬の女優インタビュー 浜辺美波・後篇 12月18日に公開された映画『約束のネバーランド』で主演している浜辺美波。今年はドラマ『アリ...
5位:川口春奈

1995年2月10日生まれのB型、長崎県出身の女優・モデルです。

2009年に女優としての活動を始めると、2020年にNHK大河ドラマ『麒麟がくる』での演技が高く評価され、その名を広く知らしめました。

NHK紅白歌合戦では、第72回(2021年)にて司会を務めました。NHK連続テレビ小説では『ちむどんどん(2022年)』『舞いあがれ!(2022年)』の2作に連続で出演しています。

このほかの主な出演作には、映画『九月の恋と出会うまで(2019年)』、テレビドラマ『silent(2022年)』などがあります。

4位:有村架純

1993年2月13日生まれのB型、兵庫県出身の女優です。

2010年にドラマデビューした後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん(2013年)』で大ブレイクを果たしました。以降、多くの話題作に出演し、誰もが知る人気女優となっています。

主な出演作には、NHK連続テレビ小説『ひよっこ(2017年)』、NHK大河ドラマ『どうする家康(2023年)』、映画『花束みたいな恋をした(2021年)』などがあります。

NHK紅白歌合戦では、第67回(2016年)・第68回(2017年)の2年連続で司会を務めました。

3位:橋本環奈

1999年2月3日生まれ、福岡県出身の女優です。

アイドルグループのメンバーとして地元福岡で活動していた当時、撮影された写真がネット上で拡散され、全国的に知られるようになりました。

以降、女優としての活動を本格化させ、多くの話題作に参加しています。主な出演作には、テレビドラマ『王様に捧ぐ薬指(2023年)』、映画『禁じられた遊び(2023年)』や『キングダム』シリーズなどがあります。

NHK紅白歌合戦では、第73回(2022年)・第74回(2023年)の2年連続で司会を務めました。2024年のNHK連続テレビ小説『おむすび』の主演に決定しています。

2位:広瀬すず

1998年6月19日生まれのAB型、女優の広瀬アリスを姉に持つ、静岡県出身の女優・モデルです。

2012年に『ミスセブンティーン2012』でグランプリを獲得し、ファッション雑誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルとなりました。

翌2013年には女優デビューし、安定した演技力で主演から脇役までこなす実力派女優としての地位を築いています。

主な出演作には、テレビドラマ『夕暮れに、手をつなぐ(2023年)』、映画『水は海に向かって流れる(2023年)』などがあります。

NHK紅白歌合戦では、第69回(2018年)にて司会を、翌年には連続テレビ小説
『なつぞら』で主演を務めました。

1位:綾瀬はるか

1985年3月24日生まれのB型、広島県出身の女優です。

2000年に『第25回ホリプロタレントスカウトキャラバン』で審査員特別賞を受賞し、芸能界デビューしました。

演技力に定評があり、2004年に第42回ゴールデン・アロー賞新人賞を、2015年に公開された『海街diary』では第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した経歴を持ちます。

主な出演作には、テレビドラマ『義母と娘のブルース』シリーズ、映画『リボルバー・リリー(2023年)』などがあります。

NHK紅白歌合戦では、第64回(2013年)・第66回(2015年)・第70回(2019年)の3度にわたり司会を務めました。

紅白はミュージシャン以外に司会者も豪華!

NHK紅白歌合戦は、出演者のミュージシャンはさることながら、番組を進行する司会者も重要な役割を担っています。

年齢・性別を問わず高い知名度や好感度を持ち、かつ生放送の司会進行を行える臨機応変な対応力を持つ人物として、例年豪華芸能人が司会者に名を連ねています。

出演者の素晴らしいパフォーマンスだけでなく、司会者のトークや進行の仕方にも注目すると、NHK紅白歌合戦を見る楽しみがより大きなものになるかもしれません。

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