女性タレント

『かがみの孤城』フウカ役・横溝菜帆が配信ドラマ『キミの青春へ、恋へ、エール』でヒロイン役!

横溝菜帆(よこみぞ・なほ)

誕生日 2008年3月27日
出身地 神奈川県
身長 152cm
所属事務所 テアトルエンターテインメント
公式サイト https://theatre-ent.co.jp/yokomizo_naho/
公式インスタグラム https://www.instagram.com/y_naho_te/

横溝菜帆は、3歳の時に子役として活動開始。2012年放送のNHK大河ドラマ『平清盛』で成人後は成海璃子が演じた滋子(後白河院の后)の幼少期役、2014年公開の映画『魔女の宅急便』で小芝風花が演じた主人公キキの幼少期役などで活躍。

ドラマ・映画で綾瀬はるか・黒島結菜・土屋太鳳ら主演級女優の“幼少期”役を好演

2016年に放送された大河ファンタジー『精霊の守り人』(NHK)では主人公バルサの幼少期を演じた。バルサの少女時代はのちに朝ドラヒロインとなる清原果耶、大人に成長して以降は綾瀬はるかが演じた。同じく2016年に、ドラマ『時をかける少女』(日テレ系)で黒島結菜が演じた主人公・芳山未羽の幼少期を演じたほか、今年結婚した土屋太鳳と片寄涼太が兄妹役で共演した映画『兄に愛されすぎて困ってます』には土屋太鳳が演じた主人公・橘せとかの幼少期役で出演した。

ドラマ『義母と娘のブルース』で小学生時代のみゆき役

横溝菜帆が大きな注目を集めたのは、2018年放送のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)。上白石萌歌が演じた宮本みゆきの小学生時代役として第1話から第6話まで出演して、父親が再婚して義母となった宮本亜希子を演じた綾瀬はるかと共演。『精霊の守り人』で主役の幼少期と大人時代を演じてバトンタッチした横溝と綾瀬が、2年後にこのドラマでは義母と娘役で共演したことになる。

2019年には、戸田恵梨香がヒロインを演じたNHK連続テレビ小説『スカーレット』で、大島優子が演じたヒロインの幼なじみ・熊谷照子の幼少期を好演。映画『ブラック校則』にSexyZoneの佐藤勝利が演じた主人公の妹・小野田咲希役で出演した。

2020年は、ドラマ『美食探偵明智五郎』(日テレ系)第5話で北村有起哉が演じた上遠野警部の娘・小春役でゲスト出演。オンエア直前にはインスタグラムに、共演した中村倫也・小芝風花との仲が良さそうなスリーショットを投稿して話題となった。

3月放送の『君と世界が終わる日に』スペシャルドラマにも出演

2021年には、スペシャルドラマ『おもひでぽろぽろ』(NHK BS)で杉本みずき役(祖母役は松坂慶子、母役は杏)、竹内涼真・中条あやみらの出演による日本テレビ×Hulu共同制作ドラマ『君と世界が終わる日に』(日テレ系)で小学生・三原結月役を演じた。横溝が演じる三原結月は、2023年3月19日に放送予定の『君と世界が終わる日に』完全新作1時間スペシャルにも登場する。

2022年に放送された『家政夫のミタゾノ』(テレ朝系)では第7話に、教育評論家を父に持つ阿川桜役でゲスト出演。ジャニーズJr./IMPACTorsの基俊介、日向坂46の佐々木美玲らが出演した『ぴーすおぶけーき』(日テレ系)第3話にも、「虹見ヶ丘団地お悩み相談所」を訪れる中学生の相談者・三吉麗奈役でゲスト出演した。

最近はドラマ・映画以外のジャンルでの活躍も増えている。2022年5月1日にはAbemaレギュラー番組『7.2 新しい別の窓#50』に、新しい地図の3人(稲垣吾郎・香取慎吾・草彅剛)がかつて共演した子役出身の俳優と対談するという企画で、横溝は4歳のときに映画『桜、ふたたびの加奈子』で共演した稲垣吾郎と対談した。

また、主人公のドロシーを元・乃木坂46キャプテンの桜井玲香が演じた『DOROTHY(ドロシー)〜オズの魔法使い〜』にオズの精役で出演して、ミュージカル初チャレンジ。2022年8月に日本青年館ホールでの東京公演、9月に兵庫県立芸術文化センターで兵庫公演が上演されたほか、静岡・愛知・福岡・群馬などで全国公演が行われた。

期待の次世代女優に浮上

アニメーション映画『かがみの孤城』は、本屋大賞に輝いた辻村深月の同名小説が原作で、主人公の声優をオーディションで選ばれた當真あみが演じている。この映画では主人公が「かがみの中の世界」で出会うメインキャストの中学生たちの声優として、若手俳優の北村匠海・吉柳咲良・板垣李光人や実力派声優の高山みなみ・梶裕貴も出演した。横溝菜帆は、主人公と出会う中学生のひとりで、子どもの頃からピアノに生活のすべてを費やしてきた眼鏡女子・フウカの声優を務め、表現力が高く評価された。

配信中のショートドラマ『キミの青春へ、恋へ、エール』は、PopteenとUQモバイルのコラボ企画で、4人のPopteenモデルがヒロインを演じている各4話が配信され、ドラマ再生数と「いいね」数の合計が最も多かった出演者が続編ドラマのヒロインを演じる。横溝はヒロインのひとり、ナホ役で出演している。

横溝菜帆は、これまでは演技力の高さで子役として注目されてきたが、これからは次世代の若手女優として注目したい。抜群の透明感と爽やかさな雰囲気も魅力的で、幅広い分野で活躍を見せるに違いない。

文/高倉文紀

 

前ページに戻る
1 2