タレントパワーランキングの最新調査結果から、北海道出身の芸能人の男女各トップ5を紹介します。明治時代に屯田兵と呼ばれる人たちが全国各地から北海道に入植して開拓を担った歴史があることから、北海道で生まれた人は新しいジャンルに進出するフロンティア精神が旺盛だと言われ、これまでに多くのミュージシャンや俳優を輩出してきました。現在活躍している北海道出身の人気者にはどのような人がいるのでしょうか?
- 北海道出身の芸能人ランキングの算出方法
- タカアンドトシがともにランクイン
- 男性1位は『水曜どうでしょう』で人気を集めた個性派俳優
- 乃木坂46メンバーがトップ5入り
- 女性1位は時代を超えてヒットを生み出す人気シンガーソングライター
北海道出身の芸能人ランキングの算出方法
株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとにパワースコアを算出。すべてのジャンルのタレントを対象とした総合ランキングから、パワースコアが高かった北海道出身のタレントを男女別にランキング化しました。
ここでは公式プロフィールで発表している出身地に基づいており、出生地(生まれた場所)と出身地が一致しないケースがあります。なお、グループやコンビ(そのメンバーは対象)、および出身地を公表していないタレントは除外しています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。今回のランキングは、2025年8月度・11月度に行われた調査をもとに作成しています。所属グループなどは2026年2月20日時点です。
タカアンドトシがともにランクイン
男性
5位
小日向文世
1954年1月23日生まれ。1977年から1996年までオンシアター自由劇団の劇団員として活躍後、1990年代後半から三谷幸喜作品の常連俳優となり、ドラマ『古畑任三郎』、映画『みんなのいえ』などに出演しました。2001年放送の木村拓哉主演ドラマ『HERO』(フジ系)で注目を集め、多くのドラマや映画で活躍しています。2014年から 北海道の銘菓「わかさいも」の地域限定CMに出演。
2025年10月期ドラマ『緊急取調室FIFTH SEASON』(テレ朝系)にレギュラー出演したほか、9月29日にスタートした後期NHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインの父親役を演じて注目を集め、スコアが上昇しました。2026年1月1日から配信された木村拓哉主演『教場 Reunion』(Netflix)に出演。
4位
タカアンドトシ
トシ
1976年7月17日生まれ。高校卒業後に札幌吉本1期生として地元で活動を始め、 1994年にタカと「タカアンドトシ」を結成。2002年に 東京進出。2005年に『爆笑オンエアバトル』(NHK)でグランドチャンピオンとなって注目を集め、2010年に 初のゴールデンプライム帯冠番組『もしものシミュレーションバラエティ お試しかっ!』(テレ朝系)のMCを2人で担当。
現在はコンビで『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレ朝系)、『今夜はナゾトレ』(フジ系)などに出演中。2026年1月1日午前1時59分からMCをつとめる毎年恒例の『日本で一番早いお笑いバトル!フットンダ王決定戦2026』(中京テレビ・日テレ系)が放送されました。
3位
タカアンドトシ
タカ
1976年4月3日生まれ。タカアンドトシのプロフィールについてはトシの項目を参照。
タカアンドトシとしてサッポロ「クラシック」、東洋水産「マルちゃんやきそば弁当」など、北海道ローカルのテレビCMにも多数出演しています。
2位
安住紳一郎
1973年8月3日生まれ。1997年にアナウンサーとしてTBSに入社。『ぴったんこカン★カン』などの番組の司会で活躍して、人気アナウンサーに。2021年から『THE TIME』の総合司会を担当しています。
2025年12月30日に放送された『第67回 輝く!日本レコード大賞』の司会を川口春奈とともにつとめました。日本レコード大賞の総合司会は14年連続で、 初司会となった2012年の第54回は新垣結衣と担当しました。
1位は『水曜どうでしょう』で人気を集めた個性派俳優
1位
大泉洋
1973年4月3日生まれ。同じ大学の演劇研究会のメンバーとともに1996年に演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。同年に放送開始された北海道のテレビ局の制作によるバラエティ『水曜どうでしょう』(HTB)が人気を集め、2004年に俳優として本格的に東京進出。 2006年に『おかしなふたり』(フジ系)でテレビドラマ初主演。
2025年10月期ドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレ朝系)で主演。12月24日に公開された福山雅治主演の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』にも出演しています。
そのほか、北海道出身の男性タレントとしては、松岡昌宏、安田顕、平成ノブシコブシの吉村崇、生田斗真らがランクインしています。
乃木坂46メンバーがトップ5入り
女性
5位
乃木坂46
金川紗耶
5位には2名が並んでいます。2001年10月31日生まれ。2018年、坂道合同新規メンバーオーディションで選ばれ、乃木坂46に4期生として加入。2019年から北海道のFMラジオ局・AIR-G’ FMで『IMAREAL 乃木坂46 金川紗耶のイマレコ!』のパーソナリティをつとめています。
2025年5月にはエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズの公式戦で、北海道出身アイドルとして始球式に登場して「きつねダンス」も披露しました。
5位
久保田紗友
2000年1月18日生まれ。地元のミュージカルスクールに通い、2011年に新人発掘オーディション「アクトレース」に応募して、2018年まで「劇団ハーベスト」の1期生として 舞台で活躍しました。2019年には経済産業省「元気です北海道プロジェクト」のコンセプトムービーに出演。2021年に『ホリミヤ』(MBS・TBS系)で鈴鹿央士とW主演しました。
2025年度NHK大河ドラマ『べらぼう』で松の井花魁役 をリリカルに好演。6月~8月に放送されたドラマ『照子と瑠衣』(NHK)では風吹ジュンが演じた主人公のひとりの20代を演じました。
4位
三浦透子
1996年10月20日生まれ。子役時代にはサントリー「なっちゃん」のCMで活躍。2019年に公開された新海誠監督のアニメ映画『天気の子』主題歌のボーカルに抜擢。2021年公開の映画『ドライブ・マイ・カー』、2022年放送のドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(カンテレ・フジ系)などで存在感がある演技を見せました。
2025年10月~11月上演の舞台『チ。-地球の運動について-』に窪田正孝、森山未來らと出演しました。2026年1月3日に放送されたNHK 連続テレビ小説『あんぱん』スピンオフ特集オーディオドラマ『さいごのうた』に出演しました(主演は大森元貴)。ライブ活動も展開中です。
3位
丸山礼
1997年4月1日生まれ。ワタナベコメディスクールを首席で卒業後、2016年に ワタナベエンターテインメントに正式所属してピン芸人として活動。SNSで人気を集め、2023年にはNHK夜ドラ『ワタシってサバサバしてるから』で主演しました。2020年から北海道ローカルの情報番組『いっとこ! みんテレ』(UHB)にレギュラーゲストとして出演しています。
2026年1月3日放送のドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』(フジ系)に出演。春スタート予定の次期連続テレビ小説『風、薫る』に見上愛が演じる主人公のひとりの隣人役で出演します。
2位
藤本美貴
1985年2月26日生まれ。2002年にハロー!プロジェクトのソロ歌手としてCDデビューして、同年のNHK『紅白歌合戦』にも出場。2003年、モーニング娘。に加入(2007年脱退) 。現在は人気ママタレントとして、多くのバラエティに出演。出身地・滝川市のふるさと大使をつとめています。
2025年2月にはソロライブ『藤本美貴 40th BIRTHDAY LIVE~W成人式~』を開催しました。料理バラエティ『ミキティダイニング』(フジ系)で夫の庄司(品川庄司)とともにMCを担当。
女性1位は時代を超えてヒットを生み出す人気シンガーソングライター
1位
中島みゆき
1952年2月23日生まれ。 1975年に、ヤマハ音楽振興会主催の「ポピュラーソングコンテスト」で入賞して歌手デビュー。同年12月に発売された2ndシングル「時代」がヒット。1980年代には深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティとしても活躍。2000年には『プロジェクトX』(NHK)のテーマ曲「地上の星」が大ヒットしました。
2025年度の「北海道新聞文化賞」社会部門を受賞。11月に自身キャリア初となる配信シングル「一樹」をリリース。2026年1月2日から全国の映画館で『中島みゆき 劇場版 LIVE セレクション 2』として2022年~2024年に劇場公開されたライブ映画が一挙上映されています。
そのほか、北海道出身の女性タレントとしては、藤嶌果歩(日向坂46)、星乃夢奈がランクインしています。
文/高倉文紀
評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで俳優やアイドルの取材や分析を展開しているほか、テレビ番組や雑誌・ウェブニュースにコメントを提供。
https://note.com/tokyodiorama