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【会員限定】M1層・F1層で「ビジュアルが良い」イメージが強い20代女優TOP10比較

それぞれのタレントが世間ではどのようなイメージを持たれているかを調査しているのが、タレントパワーランキングが実施している「イメージワード調査」です。この調査の結果は、年代や性別によって、大きく異なる場合があります。

今回は、各タレントの最新調査結果で「ビジュアルが良い」の回答率が高かった20代女優のランキングをM1層(20~34歳男性)とF1層(20~34歳女性)の回答で比較します。M1層・F1層はマーケティングにおける年齢区分で、テレビの視聴率調査や広告戦略などに使われています。ともに新商品や新しい技術に対する関心が高いとされている世代で、そのため、企業や広告関係者はこの年代の嗜好や消費行動に注目しています。

  • M1層・F1層で「ビジュアルが良い」イメージが強い20代女優ランキングの算出方法
  • M1層で高いスコアを示す星乃夢奈・黒島結菜・三吉彩花
  • M1層での1位は元乃木坂46メンバー
  • F1層では織田梨沙・佐々木舞香・齊藤なぎさも上位にランクイン
  • F1層での1位は朝ドラで活躍した28歳女優

M1層・F1層で「ビジュアルが良い」イメージが強い20代女優ランキングの算出方法

アーキテクトが実施しているタレントパワーランキングのイメージワード調査は、そのタレントの名前も顔を知っていると答えた回答者に用意したワードの中から3つ選んでもらっています。ここでは調査対象として登録されている20~29歳女優の中でM1層(20~34歳男性)とF1層(20~34歳女性)の回答において「ビジュアルが良い」を選んだ人の割合が高かった順に、それぞれランキング化しました。タレントの年齢、所属グループなどは2025年11月1日時点です。

なお、俳優の活動よりもバラエティや歌の活動が中心となっている人は除きました。ここでは2021~2025年(今後放送・公開予定の作品を含む)における連ドラマのレギュラー出演と映画出演を合わせて3作品以上のタレントを対象としています。

M1層で高いスコアを示す星乃夢奈・黒島結菜・三吉彩花

9位

久間田琳加

9位は2名の女優が同率で並んでいます。2001年2月23日生まれ、東京都出身。2012年に「ニコラモデルオーディション」でグランプリを受賞。2020年、『マリーミー!』(ABC・テレ朝系)で地上波連ドラ初主演を果たしました。

2025年6月に公開された原菜乃華主演映画『見える子ちゃん』で主人公の親友役を演じたほか、7月期ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』(TBS系)に出演。特殊捜査課の元メンバーで、退職して犯罪シンジケートの一員に加わった泉ルカを演じました。

9位

三吉彩花

1996年6月18日生まれ、埼玉県出身。2010年から2012年まで期間限定ユニット「さくら学院」のメンバーとして活動。2010年には「ミスセブンティーン」に選ばれて、モデルとして活躍。女優としては2013年公開の『旅立ちの島唄〜十五の春〜』で映画初主演。

2024年にはドラマ『地球の歩き方』(テレビ大阪・BSテレ東系)で釜山国際映画祭ライジングスター賞を受賞しました。2025年8月にリリースされたPaul Kimの日本デビューシングル「君に会い (Me After You)」のカバーとミュージックビデオにも出演しました。F1層では22位で、「ビジュアルが良い」(48.9%)に加えて「クールな%」(46.7)、「セクシーな%」(43.5)も高くなっています。

7位

今田美桜

7位にはNHK朝ドラでも活躍した2人の人気女優が並んでいます。1997年3月5日生まれ、福岡県出身。地元・福岡での活躍を経て、2022年に『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(日テレ系)で連ドラ初主演。

2025年前期NHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロイン・のぶ役を演じました。9月には『東京2025世界陸上』でTBS系中継のアンバサダーをつとめて話題を集めました。

7位

浜辺美波

2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年に「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞して芸能界入りしました。2016年には『咲-Saki-』(MBS・TBS系)で連ドラ初主演。2023年に放送された神木隆之介主演のNHK連続テレビ小説『らんまん』でヒロインを演じました。

2025年10月期は三谷幸喜が脚本を手がけているドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジ系)に神社の巫女役で出演しています。

6位

玉城ティナ

1997年10月8日生まれ、沖縄県出身。「ミスiD2013」グランプリを受賞し、2018年には『わたしに××しなさい!』(MBS)で連ドラ初主演(小関裕太とW主演)。

ミステリアスな役柄が似合う、モデル性が高いビジュアルと演技力で支持を集めています。2025年5月に公開された映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』では、ヴェネツィアで仮面職人として働いているマリア役を演じて、存在感を見せました。6月から楽天カードの新CM「とある女性のカード術」篇に出演しています。

5位

山﨑翠佳

2000年4月30日生まれ、兵庫県出身。2020年に女優デビュー。2024年に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』に伊藤沙莉が演じたヒロインのクラスメイト・佐野光子役で出演して、華麗なビジュアルが注目を集めました。

2024年9月から俳優・岡田准一が設立した芸能プロダクション「AISTON」に所属している新鋭女優です。10月には初主演映画『カフネ』が公開されました。F1層ではトップ100圏外で、こちらでは「個性的な」「落ち着いた」が高くなっています。

4位

黒島結菜

1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。2012年にデビューし、2013年から女優として本格的に活動。2016年に『時をかける少女』(日テレ系)で連ドラ初主演。2022年にはNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを演じました。

2025年10月期は沢口靖子主演の月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジ系)に出演中。連ドラ出演は約3年ぶりとなります。11月14日公開の舘ひろし主演映画『港のひかり』(監督・藤井道人)にも出演。M1層とF1層では対象的な調査結果を示している女優です。F1層ではトップ100圏外で、「演技力がある」「落ち着いた」が「ビジュアルが良い」を大きく上回っています。

2位

青島心

2位には2名が並んでいます。1999年5月19日生まれ、静岡県出身。2015年に「ピチレモン専属モデルオーディション」でグランプリに輝き、モデルとして活動開始。2022年には『仮面ライダーギーツ』(テレ朝系)でライダーたちによる生き残りゲームのナビゲーター役・ツムリを演じて、透明感があるビジュアルに注目が集まりました。

2025年10月期は夏帆・竹内涼真がW主演しているドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)の劇中ドラマ『フォーエバーラブは東京で』で橘優輝とともに主演しています。F1層では20位で、「ビジュアルが良い」(50%)よりも「センスが良い」(60%)のスコアが高くなっています。

2位

ゆな

星乃夢奈

2004年11月7日生まれ、北海道出身。2017年にYouTube公式チャンネルを開設。ユーチューバー、雑誌『Popteen』専属モデルを経て、女優として活躍。2022年には『仮面ライダーギーツ』(テレ朝系)でヒロイン鞍馬祢音 / 仮面ライダーナーゴを演じました。

2025年7月期にA.B.C-Zの戸塚祥太と紺野彩夏のW主演によるドラマイズム『極道上司に愛されたら』(MBS・TBS系)に出演したのに続いて、10月期は与田祐希主演のドラマ特区『死ぬまでバズってろ!!』(MBSほか)に出演しています。M1層では「ビジュアルが良い」が最も高くなっていますが、F1層では94位で「かわいい」「健康的な」のスコアが高く、男女でのイメージの違いが見られます。

M1層での1位は元乃木坂46メンバー

1位

与田祐希

2000年5月5日生まれ、福岡県出身。2016年、乃木坂46に3期生として加入。2022年放送の『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』(テレ東系)で連ドラ初主演。2025年2月に乃木坂46を卒業しました。

2025年10月期は、M1層・2位の星乃夢奈も出演しているドラマ『死ぬまでバズってろ!!』で主演しています。F1層では26位。坂道シリーズ出身者ということもあり、男性の注目度が高くなっています(認知度と関心の高さを示す誘引率はF1層=60.6%に対して、M1層=82.7%)。

F1層では織田梨沙・佐々木舞香・齊藤なぎさも上位にランクイン

9位

久間田琳加

9位には2名が並んでいます。1人目は、M1層でも同じく9位の久間田琳加です。2025年7月にオンエアがスタートした旅行サービスプロバイダー「Trip.com」のCMにメイン出演しています。雑誌『non-no』専属モデルとしても活躍中で、女性支持が高くなっています。

9位

玉城ティナ

M1層では6位の玉城ティナがF1層では9位にランクイン。2025年9月に配信が開始された『今際の国のアリス』シーズン3(Netflix)に、今シーズンから登場した、ブルーの髪の毛が印象的な大学生・レイ役で出演。

8位

浜辺美波

M1層では7位の浜辺美波が、F1層では8位で1つ順位が高くなっています。2026年1月にスタート予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では豊臣秀吉の正妻・寧々を演じます。2月には目黒蓮とW主演する映画『ほどなく、お別れです』が公開される予定です。M1層・F1層の両方で「ビジュアルが良い」は最も割合が高いワードで、ともに50%を超えています。

7位

中田青渚

2000年1月6日生まれ、兵庫県出身。2016年放送の『ラーメン大好き小泉さん2016新春SP』(フジ系)でドラマ初出演。2022年には『善人長屋』(NHK BS)で連ドラ初主演。2023年放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』に浜辺美波が演じたヒロインの友人になる大学教授夫人役で出演しました。

田辺桃子が主演した2025年7月期ドラマ『海老だって鯛が釣りたい』(中京・日テレ系)では中川大輔が演じるアクアリウムショップ店長の妹を好演して注目を集めました。10月10日に公開された、松村北斗主演で新海誠監督のアニメ作品を実写映画化した『秒速5センチメートル』では主人公の同僚社員を演じています。M1層では44位で、F1層でのスコアの高さが目立っています。

6位

橋本環奈

1999年2月3日生まれ、福岡県出身。アイドルグループ「Rev. from DVL」のメンバーを経て、女優として活躍。2024年に放送されたNHK連続テレビ小説『おむすび』で主演しました。

2025年4月期ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレ朝系)で主演。9月には主演映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』が公開されました。M1層では16位で、F1層でのスコアが高くなっています。F1層では「かわいい」のスコアも58.3%と高くなっています。

5位

齊藤なぎさ

2003年7月6日生まれ、神奈川県出身。2017年、指原莉乃がプロデュースしたアイドルグループ「=LOVE」に加入。2022年にグループを卒業。2024年にはWEBドラマ&映画『【推しの子】』にルビー役で出演しました。

2025年7月期は櫻井翔が主演したドラマ『放送局占拠』(日テレ系)に出演。武装集団「妖」の座敷童 / 忽那翡翠を演じました。M1層ではトップ100圏外で、女性ファンが多い=LOVE LOVEの元メンバーという点も、F1層での「ビジュアルが良い」のスコアの高さにつながっているようです。

4位

中条あやみ

1997年2月4日生まれ、大阪府出身。「ミスセブンティーン2011」に選ばれ、2017年まで雑誌『Seventeen』モデルとして活躍していたため、この世代の女性の支持が高くなっています。2019年には『白衣の戦士!』(日テレ系)で連ドラ初主演。

2025年10月期ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』に竹内涼真が演じている主人公の勝男とマッチングアプリを通じて知り合って女友達になる柏倉椿役で出演中。10月17日に公開された映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』にも出演しています。M1層では19位で、F1層でのスコアが高くなっています。

2位

織田梨沙

2位は同率で2名。1995年11月12日生まれ、千葉県出身。2012年にモデルとしてデビュー。その後、女優としても活動するようになり、2017年公開の日本・オーストラリア合作映画『STAR SAND -星砂物語-』で初主演。2019年に公開された映画『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』に長澤まさみが演じる主人公・ダー子の新たな弟子となるモナコ役で登場して、個性的な存在感が脚光を浴びました。

2025年4月期の多部未華子主演ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)にシングルマザーの白山はるか役で4話からレギュラー出演しました。9月から長野トヨタ ユーグループのCMに出演しています。M1層ではトップ100圏外。M1層では「ビジュアルが良い」「セクシーな」がともに31.0%でトップのワードとなっているのに対して、F1層では「ビジュアルが良い」がM1層の約2倍の66.7%でほかのワードを圧倒的に引き離しています。

2位

=LOVE

佐々木舞香

2000年1月21日生まれ、愛知県出身。2017年、=LOVEに加入。2018年にドラマ『幸色のワンルーム』(ABC)で女優デビューしました。

2025年4月期ドラマ『キャスター』(TBS系)に報道番組の学生アルバイト役で出演して、道枝駿佑主演のサイドストーリー『恋するキャスター』(U-NEXT)でヒロインを演じました。10月8日に発売された=LOVEの19thシングル『ラブソングに襲われる』でセンターポジションをつとめています。M1層では24位で、F1層でのスコアの高さが目立っています。

1位は朝ドラで活躍した28歳女優

1位

今田美桜

F1層での1位は、M1層では7位の今田美桜です。2025年12月公開予定の福山雅治主演『映画ラストマン -FIRST LOVE-』で警視庁刑事部捜査支援分析センター・技術支援捜査官・吾妻ゆうき役を演じています。2023年に日曜劇場で放送されたドラマ版『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)からの続投です。2025年12月31日放送予定の『紅白歌合戦』(NHK)で司会をつとめることも発表されました。

F1層での回答では「ビジュアルが良い」が最もスコアが高いワードで、次いで「かわいい」が69.2%、「演技力がある」が35.8%となっています。20%以上のワードはこの3つだけで、ほかを大きく引き離しています。

文/高倉文紀

評論家。『日経エンタテインメント!』『日刊ゲンダイ』などで男女俳優・アイドルの取材や分析を展開するほか、テレビ番組や雑誌・Webニュースに分析コメントを提供。

https://note.com/tokyodiorama