仮面ライダーとはどんな番組?
仮面ライダーの出演俳優についてチェックするにあたり、まず知っておきたいのが『そもそも仮面ライダーとはどのような番組なのか』です。以下、仮面ライダーの基本知識を確認していきましょう。
仮面ライダーのおさらい
仮面ライダーは、1971年4月3日に初回放送された特撮番組です。
初代『仮面ライダー』から最新作『仮面ライダーギーツ』(2023年5月時点)に至るまで、テレビシリーズだけで実に30作品を超えています。
昭和・平成・令和と時代が流れても、出演する俳優の魅力とともに多くの視聴者に愛され、変わることなく歴史を紡ぎ続けている人気番組です。
子ども向けだけではない物語
仮面ライダーの魅力を語る上で欠かせないのが、子ども向けにとどまらないストーリーの深さや、キャラクターの多様性です。
『仮面ライダーシリーズ』として一括りにされがちですが、1作1作をひも解いていくと、その中身は大きく異なります。
コメディー色が強かったり、一貫してシリアスだったりと、「これも同じ仮面ライダーなのだろうか」と感じるケースは珍しくありません。
子どもが無邪気に楽しめるストーリー・キャラクターがある一方で、大人が深く考えさせられるような展開も訪れるなど、さまざまな年代が楽しめる要素を兼ね備えているのが仮面ライダーなのです。
新人俳優の登竜門とも
仮面ライダー出身の俳優には、現在の芸能界になくてはならない存在にまで成長している人が少なくありません。
誰もが知る有名俳優となってから、仮面ライダー出身だったことが取り上げられ、改めて注目されるケースも多々存在します。
このパターンは主役ライダーを務めた俳優だけにとどまらず、脇を固める俳優やヒロインを含む女優も同様です。
こうした流れから、現在では『仮面ライダーは新人俳優の登竜門』ともいわれるようになりました。
仮面ライダー出演俳優の人気ランキング算出方法
仮面ライダー出演俳優の人気ランキングは、『株式会社アーキテクト』が実施しているタレントパワーランキングの最新調査結果をもとに抽出しました。ランキングの調査方法について紹介します。
当社独自の集計方式で算出
仮面ライダー出演俳優の人気ランキングは、株式会社アーキテクトが実施する業界最大規模のタレント調査『タレントパワーランキング』をもとに、パワースコアを算出したデータから、ランキングが作成されています。
パワースコアとは、調査結果をもとに、タレントの認知度(顔と名前を知っている)と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい)を掛け合わせた値です。
今回のランキングは、2022年11月〜2023年2月度に行われた調査をもとに作成しています。
仮面ライダー出演俳優の人気ランキング
順位 | タレント名 | パワースコア | 調査時期 |
1位 | 佐藤健 | 33.3 | 2023年2月 |
2位 | 菅田将暉 | 29.2 | 2023年2月 |
3位 | 吉沢亮 | 28.6 | 2023年2月 |
4位 | 及川光博 | 28.3 | 2022年11月 |
5位 | 鈴木福 | 27.1 | 2022年11月 |
5位 | 西島秀俊 | 27.1 | 2023年2月 |
7位 | 陣内孝則 | 26.9 | 2022年11月 |
8位 | 中村倫也 | 25.1 | 2023年2月 |
仮面ライダー出演俳優の人気ランキングは、幅広い年代かつ個性が光る俳優が並ぶ結果となりました。以下、それぞれの俳優の主な経歴・出演作品を紹介します。
1986年12月24日生まれ、東京都出身の俳優です。スカウトをきっかけに芸能界入りし、2005年の映画『七人の弔』で俳優デビューしました。
以降多くの作品に出演していますが、演じるキャラクターの幅が広いのが特徴で、『カメレオン俳優』として広く評価されています。
主な出演作品には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。(2018年)』やドラマ『美食探偵 明智五郎(2020年)』、映画『屍人荘の殺人(2019年)』などがあります。
仮面ライダー作品では、『仮面ライダーBLACK SUN(2022年)』で仮面ライダーSHADOWMOON役を演じました。
1958年8月12日生まれ、福岡県出身の俳優・シンガーソングライターです。1980年にバンド『ザ・ロッカーズ』でデビューし、1982年に映画『爆裂都市BURST CITY』で俳優としても活動を始めました。
以降、コミカルな役からシリアスな役まで自在にこなす演技力が評価され、多くの作品で魅力を放っています。
主な出演作品には、映画『超高速!参勤交代(2014年)』や、NHK大河ドラマ『麒麟がくる(2020年)』などが挙げられます。
仮面ライダー作品では、『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land(2013年)』で、主人公と敵対する仮面ライダーソーサラー役を演じました。
1971年3月29日生まれ、東京都出身の俳優です。
大学生時代から俳優活動を始め、1992年のドラマ『はぐれ刑事純情派5』で知名度を高めました。主役・脇役問わず独自の存在感で、現在に至るまで多数の作品に出演しています。
主な出演作品には、ドラマ『MOZU(2014年)』『きのう何食べた?(2019年)』などがあります。2021年の映画『ドライブ・マイ・カー』では、全米批評家協会賞にてアジア人初となる主演男優賞を受賞し話題となりました。
仮面ライダー作品では、『仮面ライダーBLACK SUN(2022年)』で、主人公・南光太郎(仮面ライダーBLACK SUN)役を演じました。
2004年6月17日生まれの俳優・タレントです。
子役として活動する中、2011年のドラマ『マルモのおきて』で芦田愛菜とともに大ブレイクしました。以降、成長につれ役柄の幅を広げながら、俳優としての安定した地位を築いています。
主な出演作品には、ドラマ『妖怪人間ベム(2011年)』や、映画『ゴールデンスランバー(2010年)』『少年と戦車(2022年)』などがあります。
仮面ライダー作品では、『仮面ライダーギーツ(2022年)』で仮面ライダージーン役を演じました。
1969年10月24日生まれ、東京都出身のアーティスト・俳優です。
1996年にシングル『モラリティー』でCDデビューすると、華やかな王子キャラで人気を集めました。1998年にはドラマ『WITH LOVE』で俳優デビューし、以降長期にわたってアーティスト活動・俳優活動を両立しています。
主な出演作品には、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん(2016年)』や『相棒』シリーズ、映画『引っ越し大名!(2019年)』などがあります。
仮面ライダー作品では、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015年)』で、幻のライダーといわれる仮面ライダー3号役を演じました。
1994年2月1日生まれ、東京都出身の俳優です。2009年、『アミューズ全国オーディション 2009 THE PUSH!マン~あなたの周りのイケてる子募集~』で審査員特別賞を受賞し、芸能界入りしました。
映画『リバーズ・エッジ(2018年)』『キングダム(2019年)』など、数々の作品へ出演する中で確かな実力が認められ、2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主人公・渋沢栄一役を演じています。
仮面ライダー作品では、『仮面ライダーフォーゼ(2011年)』で仮面ライダーメテオ役を演じました。
1993年2月21日生まれ、大阪府出身の俳優・歌手です。2008年、『第21回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にてファイナリストに選出されたのを機に芸能界入りし、俳優としての活動をスタートさせました。
高い演技力で多くの作品で強い印象を残し、日本アカデミー賞では『アルキメデスの大戦(2019年)』『糸(2020年)』『花束みたいな恋をした(2021年)』で、3年連続優秀主演男優賞受賞という快挙を成し遂げています。
仮面ライダー作品では、『仮面ライダーW(2009年)』で『2人で1人の仮面ライダー』として、桐山漣(漣のしんにょうは点が一つ)とともに仮面ライダーW役を演じました。
1989年3月21日生まれ、埼玉県出身の俳優です。
2006年にドラマ『プリンセス・プリンセスD』でデビューし、俳優としてのキャリアをスタートさせました。以降出演作ごとに知名度を高め、人気若手俳優として不動の地位を築いています。
主な出演作品には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。(2018年)』やドラマ『恋はつづくよどこまでも(2020年)』、映画『るろうに剣心』シリーズや映画『護られなかった者たちへ(2021年)』などがあります。
仮面ライダー作品では、『仮面ライダー電王(2007年)』で主人公・野上良太郎(仮面ライダー電王)役を演じました。
特撮でベテランから新人俳優までチェック!
仮面ライダーは若手俳優の登竜門であるとともに、ベテラン俳優の魅力を再発見できる作品でもあります。
出演している俳優をチェックすることで、思いがけずお気に入りの俳優が見つけられるかもしれません。
仮面ライダーを通じ、個性と魅力にあふれる俳優たちをチェックしてみてはいかがでしょうか。